海side
事の発端は、私が日誌を書いていたときの事だった。
神官たちに我が儘を言っていると、光の玉が突然私の前に現れた。
その光は自分は女神と名乗った。普通なら驚いたり怪しんだりするが、私にはその女神を信用できた。
その女神が言うには自分達は神樹や天の神とは違う存在だと…………そして突然現れたのはこの世界で何かか起きていることを……それが何か分からないが……調べるために一人の勇者を送ると…………それが平行世界の私…………上里海だ。
まだこの時は…………大したことではないと思っていた…………
桔梗side
僕らは平穏を過ごしていた。ただただ平和な日常を…………数ヵ月前に起きた戦いの事なんて忘れて…………
だけど僕……いや友奈は何かしら違和感を覚えた。
本当にこの日常が正しいのか…………
過ごしていくうちに僕の中に覚えのない記憶が流れてきた
それは…………どこか見覚えのある少女…………
僕は彼女に対して何かしらの思いを抱いていた。
だけど記憶は途切れ途切れで彼女が誰なのか分からないでいた。
友奈もまた違和感を覚えていた。自分の家の隣は本当に空き家だったのか…………勇者部にもう一人かけがえのない友達がいたんじゃないか…………
何度考えても答えは…………………………出なかった
海side
彼と出会い、暫くは互いの事を話していた。本当に同じ人間なのか戸惑ったけど……私なりに兄がいたらこんな感じなのかと思った。
そんな中、彼は勇者部のみんなは元気か聞き…………私は名前をあげていきながら元気だと話した瞬間、彼は…………
「勇者部にはもう一人いたはず」
そう告げた。私や灯華さんは何の事か分からなかったが…………彼だけは世界の違いか何が起きているか直ぐに気づけていた
そしてたどり着いたのは、奉火の儀。それが関係しているのではないか分かった。ただみんなの記憶から彼女の名前が消えるのは分からなかった。だから勇者部の所へと向かおうとした
桔梗side
全てを思い出した僕は……ただ後悔していた。何があっても忘れないって決めていたのに…………
それは友奈もだ。友奈が思い出すと園子も異変に気がつき、風先輩、夏凜、樹にも知らせた。そしてそこに巫女の海とあの世界の海が現れ…………この異変を解決するために動き出した。
戦うことがなかったが、園子のはからいでみんなは勇者システムが組み込まれている端末を受けとり、捜索を始めた。そして分かったのは壁の外にいることだった。
僕らは海を交えて壁の外へ行き、美森を救い出した。
美森は自分は壁を破壊したことの責任を取ろうとしていたが、きっとみんなはそれを止めに来るはずだと思い、神樹に願った。みんなの記憶から自分がいなかったことにしてほしいと…………
美森を助けこれで終わりかと思っていたが…………これは始まりにすぎなかった
勇者の章は結構思い入れがあります