海side
これは友奈との結婚式が終わった頃の話…………
僕は若葉さんと鍛練をしていると……
「バトン?」
「あぁ、私が未来の勇者へと送った言葉……聞く限りでは結城も聞いてないみたいだな」
「確か……うん、聞いてないって……ただこっちに一時的に来るときに……誰かの言葉は聞いたとか」
ただ何を伝えようとしていたのか分からなかったみたいだ。
「そうか……」
「一体どんな言葉を送ったんですか?」
「もしも挫けそうなときに……少しでも勇気付けられる言葉だ」
気になるけど……これ以上は教えてくれそうにないな
「だが本当に平和だな」
空を見上げながら言う若葉さん。確かにあんな大きな戦いがあったからか、今は本当に平和だ
「友海や牡丹は元気だろうか?」
「多分元気ですよ」
「それに……あの男……」
「あの人……あの人がいる世界のみんなもきっと元気ですよ」
そう……またいつか会おうと約束した。きっともう戦うこともなく……平和に過ごしているはずだ
桔梗side
ここ数週間、色々と忙しかった。神樹が作った世界で別世界にみんなとそして女神の祝福を受けた勇者と共に戦ったり、その勇者の世界でも戦ったり…………本当に忙しかった
「と言うか天の神の仕業じゃないよな?」
都合よく使われている感じがするけど……気のせいだよな。
まぁいいか。ようやく調べ事のための本を見つけたのだから
「本当に歴史から…………」
自分の家系に関して調べたくなった。神樹が作った世界で知ったことが本当なのか…………
「ゆっくり調べるか」
そう呟きながら、部室のドアを開けると…………
「うどんウドンUDON饂飩♪うどんウドンUDON饂飩♪」
部室を間違えたか?確認するが勇者部で合ってる。
「うあ”あ”ぁぁ~~~」
演奏も終わったのか……
「うわー!かっこいい歌だね」
「うどんがしみるわ」
「私のロックはこんなものかぁぁーー!…ギターは友達。よしよし」
いや、ギターを壊さないのかよ……
「何やってるんだ……」
「ふふ、きょうくん、紹介しよう!ドラム!犬吠埼風ー!キーボード、犬吠埼樹!ベース、にぼっしー!琵琶、東郷美森ー!」
いや、美森だけ世界観違うし…………というか
「友奈は?」
「私、パフォーマー」
「そして、きょうくんはプロデューサー!」
知らないうちに巻き込まれたんだが…………
「テッペン取ってやんよーー!」
これ……つっこんだら負けなのか?
「桔梗くん、そう言えば大赦に行ってたんだよね?」
「あぁお役目じゃなく、ただの調べ事」
「良かったわ。何かあったかと」
「まぁあの二人の様子を見に行くついでにだけどな」
今は巫女の付き人をしている二人。あの二人も色々とあった。僕らが何とか罪にとらわれないようにしたけど、まさか上里の巫女の鶴の一声で……
「さぁて次!行くぞ!」
次ってどこに…………
訪れた場所は、カラオケ店だった。みんな楽しそうに歌うけど……これは?
「なんで急にカラオケなの」
「解散ライブなんよ…」
早くないか?
「「私たちは普通の女の子に…戻ります!」」
「普通の女の子に戻るんよ…」
「勇者部バンドの解散は音楽性の違いが生んだ悲劇ね」
「それなんよー!」
美森も園子がいるとノリノリだな……まぁようやく記憶を取り戻して、親友と会えたんだから…………
「そもそも始まってもいないから」
「解散も何もないでしょ。あ、そうだ。ここの請求書大赦に送ってやろうかしら」
「先輩、その時は言ってください。届けますから」
「あんたも変わりすぎじゃない?」
「色々と経験したからな」
遠い目をしながら言う僕。うん、本当に大変だった。別世界とは言え、未来の僕の娘がやって来て、色々と対応に困ったり、女神の勇者は友奈キラーだったり、本当に……色々とあったな
「桔梗……本当に大変だったのね」
「風先輩!その分!私と桔梗くんは二人の時間を大切にします!」
「はい、そこ、のろけない!」
「さぁ次の曲!行くよー」
園子も園子で色々と耐えてきたから、一気に解放してるんだな。付き合ってやるか
くめゆ編ですが、考えた結果、オリキャラ出します!
とりあえず本編一話分書ききらないと