海side
「若葉ちゃんの残した言葉ですか?」
「はい、聞いたんですけど、教えてくれなく……」
「仕方ないですよ。おいそれと教えることは出来ないので」
鍛練帰りに若葉さんたちの屋敷でお茶を飲みながら、若葉さんが残した言葉について聞いていた僕。そんなに重要な言葉なのかな?
「ですが以前やって来た彼の世界では若葉ちゃんの言葉を聞いた人がいるのかもしれませんね」
「あの人の世界か……あっちとこっちでは友奈が違う感じらしいからな」
「こちらではこの世界に来て、あちらでは本当に覚えてないらしいですね」
ひなたお姉ちゃんはお茶を一口飲みながらそう告げる。
「そう言えばこっちの天の神って、やっぱりあんな風なのかな?」
向こう側はなんと言うか自由だったからな。それに人と戦うことに関してはどうにかしたいと願ってたし……
「どうでしょう?世界はたくさんありますから……もしかすると本当に人間を憎んでいるかもしれませんね」
「そうなのか……な?」
「まぁそうそうお会いすると言うことはないでしょうね。あるとしても…………神が人の可能性に負けたと言うことですね」
人に負けるか……あり得るのか?そんなこと
桔梗side
今日は竹林でサバゲーをしていた。
「はぁ…はぁ…こちら勇者部。今、自分たちは戦場にいる」
何かノリが違うんだけど……と言うか樹を助けに行かないとな~
「樹!お姉ちゃんが助けるからね!」
さて、風先輩、友奈、夏凛が進んでいくし、美森はスナイパーとして待機してる
「友奈ちゃんを狙う者は、たとえ神でも消し去る」
スナイピングで敵を倒していく美森。夏凛もアサシンみたいなのりで行動してる分、このままいけるかな?
「得意な武器で戦うべきだったのよね…!くっ…これが大剣だったら」
いや、サバゲーでそれは…………
今のうちと言うことで、進んでいくみんなだけど、友奈が撃たれた瞬間、美森…………
「絶対に許さない…。天魔外道ども!てめぇらの血は何色だぁぁぁぁ!?」
もう何か一人だけノリが違うぞ……美森
「と言うか!桔梗は何してんのよ!」
「え?索敵ですけど?」
僕は木上に登って、敵の動きを見ていた。
サバゲーも終わり、風先輩がサバゲーのリーダーと話していると
「桔梗くん、結構凄いね」
「東郷もだけど、あんたもノリが違うわね」
「まぁあっちでやったからな」
美森と須美の二人の誕生日祝いでサバゲーをしたことがあったけど…………
「もっとすごい奴がいたけどな」
「そうなの?」
「木上をぴょんぴょん飛びながら、殲滅してくるわ。いつの間にか罠を設置してるわ…………」
「何者なのよ……そいつ」
「へぇ~会ってみたいな~」
まぁ会えるかどうかは本当に分からないけどな
また別の日、今日はみんなとキャンプに来ていた
先輩がテントを設置し終え、
「ふぅ。やっと出来た」
「苦労した分だけ愛着が湧きますね」
「えい」
園子はワンタッチテントで設置してるけど、風情も何もないな…………
「おやすみ」
「もう寝るの!?」
「テント使うの楽しみにしてたんよー」
一方、美森と友奈は焚き火を起こそうとしている
「なに?それ」
「ファイヤースターター。今日のために練習してきたの」
「着火!!」
「すごい!一発!かっこいい!」
「友奈ちゃん、吹いて!ゆっくりと。でも絶え間なく空気を送り込んで」
「ふぅーふぅー」
「小から大へ、ゆっくりと火を大きくするの」
「焦ってはダメ。ゆっくりと育てる…」
良いところで、園子がバーナーで付ける……本当に風情が…………
本当にゆゆゆは誰も傷つかない話で終わってほしい