転生とは言ったものの赤ん坊からスタートすることはなく、なぜか高校生からでした。
なんてことはないよ?すまん、言ってみたかっただけだ。
実際、本当にヒロアカの世界に転生されたのか不安っちゃ不安だった。
そりゃそうよ普通なんだもん、外に出なきゃ今まで住んでた世界と似てるからさ、TVでもついてりゃすぐわかるけどさ、どうもうち普通の家じゃないぽくてTV無くはないけど、点いてないのね。
何が普通じゃないって、いやこれも普通なのかもしれんけど、古いのよ。
あっボロいとかじゃないよ?
考え方?古風?というか道場があって、いつの時代?っていう明らかオールマイト寄りの画風だよね?って言う親父に、それに反するめっさ美人な母さん。
なに?俺属性盛りすぎじゃない?そんなの需要ないって。ウケる。草生えんけど。
んで3歳頃ようやっと外に出て、あっ、ヒロアカの世界なんだってわかったのよね。
遅い?いやちゃうねん。うち鎖国中?ってくらい外との交流なくてさ、まぁ普通に田舎ってのもあるけど、外れた場所にある家でさ。まぁそれでものびのびと愛情受けて育つのは、すごい心地よかったけどね。親父も寡黙ではあるけど、どこぞの筋肉矯正マシン付けるような、昭和の父的な何かではなかったし、母さんもこんな田舎で不満を持った様子もないしね。
話それたけど、外出先で本当にたまたま異形のヴィランがいてさ、親父にボコボコにされてた。
うん、強い。なんとなくそうじゃないかと思ってたけど、親父強い。
そもそも田舎だし?犯罪自体もそんなに起こるものでも無くて、そいつも逃亡中のヴィランだったみたいで、どうも親父が近くにいることから、要請があったぽい…あくまでぽいだ。
まぁ理由は護送の為に来た警察が、しきりにヘコヘコ頭下げてて熱持った目で見てたのよね。あぁもちろんそっちの意味じゃないよ?
離れてたからよく聞こえなかったけど、サインしてもらってた人もいたし。何もんだよ。
とにかくそんな訳で3歳までヒロアカの世界かはわからなかったけど、勿論やることはやってた。
せっかくHUNTER × HUNTERの念が使えるんだから、精孔を開く為にひたすら瞑想していた。才能があるのかないのか原作をそこまでしっかり覚えているわけではないから、分からないけど生後3ヶ月で精孔が開いたのがわかった。
水見式はさすがに出来ないから、開いた後も瞑想を続けた。というのも無理して個性との不具合があっても嫌だったからだ。
たしか5歳とかまでに発現するから、生後3ヶ月にそんな心配しなくていいんだろうけど、前例なさすぎだもんね。
んで纏をほんとにただひたすらやってた、確か点?とも言うんだっけ?とにかくオーラを意識した、勿論無意識でもできる様にと自然体の練習もした。
1歳半まではそれをひたすら続けていると、どうもオーラの総量が増えているような気がする。いや間違いなく増えていた。
そんな描写無かった気がするけど、これも俺が特殊なせいなのか?確かこういう転生テンプレって無理して、魔力やオーラを使い切って回復しての繰り返しで増えるんじゃないの?ゴンたちも確か錬を何時間と必死になってやってた気がするけども、まぁ多くて困ることはないだろうからいいけどさ。
1歳半からは一通りのことをやってみた、まず「絶」は纏、というより瞑想をやり続けた影響なのかすぐできた。ただそん時、丁度親父がいる時で絶をした瞬間、驚いた顔をしてこちらを見たもんだから、すぐにやめた。
めちゃくちゃ不思議そうな顔をしてたけど、ひとしきり身体を触るとジッと俺の方を見てニッと笑って頭をくしゃくしゃとした。
なんかすごい嬉しかった。
けどびっくりさせたみたいだから、親父の前ではやらないようにした。
次に「錬」は絶でびっくりさせたので、なるべく親父のいないところでと思って、母さんだけがいる時にやってみたら、これもやった瞬間親父が飛んできて俺のことを凝視して、キョロキョロと周りを見回した後、抱っこして抱きしめられた。
これも嬉しかった。
だけどこれじゃ出来ないなー…って思っていたら親父が
「お前には才能がある、やりたいことをやれ」
と真剣な顔で言うもんだから、それからは少し遠慮、というか抑えながらだが「纏」「絶」「錬」をローテーションでやった。
「発」に関しては個性との兼ね合いもあるし、基礎が大事なのは当たり前だし、親父の嬉しそうな顔が見たくて、個性が出るまではお預けだ。
まぁもう一つ理由があるんだけど、それは内緒だ。
続かなそー