捻デレの八幡神   作:エルにー

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捻デレの八幡神

700万年続く人類の歴史は今、幕を閉じようとしている。

 

 

 

その原因は核戦争でも 

 

 

小惑星の衝突でも

 

 

地球外生命体(Unknown)侵略(attack)でも

 

 

ない

 

 

人類は今、他ならむ人類の創造主「神」の意思によって

 

終末を迎えようとしているのだ。

 

 

 

 

 

 

神VS人類最終闘争(ラグナロク)第一回戦

 

北欧最強 雷神トールVS中華最強の英雄 呂布奉先

 

 

 

 

天喰(ぞらぐい)

 

奉先「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)

 

トール「おおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

両者の生涯最高の技がぶつかり合った。

 

 

ドオオオオオォォォォォォォンッ!!

 

 

 

 

結果、勝利したのは神側 トールだった。

 

ヘイムダル「(勝ったってのに気の毒な嫌い辛気臭いなぁ。と、そうだった()()()から伝言を預かっているんだった)トール様、ある方からもし勝ったら伝えるように言われていた伝言があります」

 

トール「……なんだ」

 

ヘイ「それはですね……」

 

ヘイムダルは伝言の内容をトールに伝えた。それを聞いたトールは一瞬目を見開き、辛気臭い顔から楽しみな顔になった。

 

ヒヒイイィィン!!

 

トールは鳴き声のする方を見ると奉先の馬、赤兎と奉先を慕う部下達がいた。

 

トール「ヘイムダル。あいつに伝えろ。この者たちもだ、と」

 

ヘイ「わかりました」

 

ヘイムダルの返事を聞いたトールは微笑を浮かべ、呂布軍の相手をした。

 

ドオオオォォォンッ!!

 

 

 

 

ブリュンヒルデ「魂の完全消滅(ニブルヘル)。『このあと』など……ありませんよ」

 

ゲル「そんな……!」

 

ヒルデ「()()()ならもしかしたら……」

 

ゲル「え?」

 

ヒルデ「いえ、なんでもありません」

 

 

 

 

とある観客席にて

 

?「あれ?「???」は?」

 

?「彼ならついさっきどこかに行ったわ。大方、()()をしに行ったのでしょう」

 

?「流石は彼よね〜。ま、「???」君だからね」

 

?「そうですね。お兄ちゃんなんですから」

 

?「捻デレな先輩のことですからね!」

 

?「お兄ちゃんがいたら「誰が捻デレだ。誰がそんな造語を作った」って腐った目をさらに腐らせそうですね」

 

?「捻デレって言葉を最初に言ったのって「雪乃」ちゃんだったよね?」

 

雪乃「えぇ、そうよ姉さん。最初にその捻デレに当てられた人でもあるわね」フフフ

 

?「むぅ〜!「ゆきのん」だけズルい!」

 

雪乃「あら、結果的には全員、多くの女神達も当てられたのよ?「結衣」さん」

 

?「「陽乃」さんも「いろは」さんもですよね〜。かく言う「小町」も当てられましたし」

 

陽乃「だよね〜〜」

 

いろは「否定できないのが悔しいです……」

 

雪乃「フフフ、彼は無意識で人を、特に女性をタラシこむのだから。ね?「八幡」君」

 

 

「八幡」が誰なのか。それは次の試合で明らかになる。

 

 

 

 

神VS人類最終闘争(ラグナロク)第二回戦

 

ギリシャ神話主神 ゼウスVS神が作りし最初の漢 アダム

 

 

ゼウス「シンドイから本当はこれはやりたくなかったんじゃが……致し方あるまい」ニヤ

 

「ぬんっ!!」

 

ゼウスはそう声をあげ、自身の肉体を押し潰し始めた。そして現れたのが禍々しい見た目をしたゼウスであった。

 

ゼウス最終形態 阿陀磨須(アダマス)

 

ロキ「あの最終形態のジジ様を見るのは数億年ぶりくらい見るよね〜。いや、確か千年くらい前にもやったことあったっけ?そうだった!そうだった!何故忘れたのか不思議だけど、あの新神とも戦ったんだった!あいつ強いよね〜たった500年でジジ様に勝ったんだからさ!」

 

黒鴉「そういえばそんなことあったな」

 

白鴉「俺もさっきまで忘れていた。何故だ?」

 

ロキ「大方、彼と一緒にいる彼女達の誰かだね〜」

 

 

離れた場所にて

 

?「あのジジイが本気になるほど強いのか」

 

その男はMAX Coffeeと書かれた缶を飲んで試合を見ていた。

 

 

 

少し飛んで

 

 

ガシッ

 

アダム「つかまえた」ニコッ

 

ゼウス「ッ!!」ゾッ

 

アダム「うらあああああああぁぁぁぁ!!」

 

ゼウス「このぉああああああぁぁぁぁ!!」

 

ドガガガガガガ ドガッ バキッ ドゴッ ガッ 

 

ガガガガガガガガガガガガガガガ

 

 

ゼウスとアダムの殴り合いの末

 

ストン

 

ゼウスが腰から崩れて落ちた。

 

 

結果として勝利したのはゼウスであった。

 

ゼウス「しかし、ワシは目のいいやつにとことん縁があるのう……」

 

ゼウスは自身を打ち負かしたある男を思い浮かべる。

 

ゼウス「……あぁ、これが我慢比べだったら……お前さんの……勝ちじゃ」

 

パキッ

 

アダムの体は徐々に砕け散り、力を貸した戦乙女(ワルキューレ)のレギンレイヴと共に消滅した。

 

 

二連敗。この絶望的状況に項垂れている人類は……皆無!!

父アダムは消滅()してなお、人類に大きな遺産を残した。人も神に抗いうる!!そのかつてない自信を……

 

 

 

しかし!!

 

?「いてっ」ストン

 

皆が聞き覚えのある……いや、絶対に忘れることのできない声のする方を見ると

 

アダム「イタタ……なんで俺はここに……俺は消滅した(死んだ)はず……」

 

イヴ「あ……ぁ……アダムぅぅ!」ダキッ ポロポロ

 

アダム「イ、イヴ?なんで泣いているの?また誰かに泣かされた?」

 

イヴ「違うよ!これは嬉し涙だよぉ……」

 

アダム「そうか……ほら、泣かないで」ナデナデ

 

イヴ「う、うぅ……アダムうぅー!!」うわあーーん

 

アダム「な、泣かないでよ」あたふた

 

「「オヤジ(パパ)!!」」ザバー

 

アダム「君たちも泣かないでよ」

 

「出来ねぇ!オヤジが……オヤジがこうして生きてんだからよぉ……!!」

 

何故か消滅した(死んだ)はずのアダムが生きていたのだ。

 

 

ゼウス「全く、彼奴め。まぁ、ワシとして楽しみが減らずにすんだんだがの」

 

 

ロキ「あっは〜やっぱり彼が生き返らせたよ」

 

 

生き返ったのはアダムだけではなかった。

 

 

?「痛い……」ストン

 

ゲル「レギンレイヴお姉さま!!」

 

レイヴ「ゲル……私は……」

 

ヒルデ「あの方に蘇らせてもらったのよ」

 

レイヴ「そうなのですか……あの方に……」

 

ゲル「あの、あの方って?」

 

ヒルデ「ゲルも知っている神よ。

 

?「よく懐いてくれてるからな」

 

3人は声のした方に向く。ゲルは声の主がわかってその人に飛びつく。

 

ゲル「八幡お兄様!!」

 

八幡「おいおい、危ねぇじゃねぇか」

 

声の主、八幡は苦笑いでゲルに言う。

 

ゲル「いいじゃないですか〜」

 

八幡「全く」

 

?「フフフ、あなたは相変わらずね、ゲル」

 

ゲル「え……グ、グリーズお姉さま!?」

 

ランドグリーズ「えぇ、戦乙女(ワルキューレ)が四女ランドグリーズよ」

 

ゲル「ど、どうして……」

 

グリーズ「あら、嬉しくないのかしら?」

 

ゲル「い、いえ!そんなことありません!ですが、グリーズお姉さまも魂の完全消滅(ニブルヘル)したはずじゃ……」

 

ヒルデ「それをなかったことに出来るのが八幡君。いえ、八幡(やはた)様よ」

 

ゲル「え……」

 

八幡は苦そうな表情で後頭部をかく。

 

ヒルデ「ゲルは知りませんでしたね。本人も言うつもりはなかったようですし」

 

八幡「言っても意味ねぇからな……」

 

ヒルデ「そうですか。ゲル、この方は八幡神。別名八幡大菩薩様です」

 

ゲル「えーー!!??」

 

ヒルデ「この方は例え魂の完全消滅(ニブルヘル)しようがそれを無かった事にできるのです」

 

ゲル「そんなこと出来るんですか!?」

 

八幡「まぁ、出来ないことはない」

 

ヒルデ「と言うわけ、ランドグリーズもレギンレイヴもこうして生きています」

 

ゲル「なら、大丈夫っすね!もしまたお姉さま達の誰かがそうなっても……」

 

ヒルデ「甘いわ、ゲル」

 

ゲル「え……」

 

ヒルデ「確かに八幡様のことなので例え魂の完全消滅(ニブルヘル)して戻れるでしょう。ですが、本来この戦いに八幡様は関与してはいけないのです。この戦いは神側の出場者と人類、そして私たちワルキューレの戦いです。ランドグリーズとレギンレイヴには悪いですが、お二人を生き返らせるのは反対です」

 

ゲル「ヒルデ姉様……」

 

ヒルデ「まぁ、八幡様に何を言っても無駄なので黙っていますがね。ゲル、例えあなたの番になっても八幡様がいるから大丈夫と思わないでください。もしそうなったらあなたの戦いなのだから」

 

ゲル「……はい」

 

ゲルはそう強く頷く。

 

ヒルデ「よろしい」

 

八幡「声をかけにきただけだから俺はもう戻るぞ」

 

ヒルデ「はい。ランドグリーズとレギンレイヴを生き返らせてくれてありがとうございます」ペコ

 

八幡「気にすんな。お前達は小町と仲がいいからな、お前達が死んだら小町が悲しむからやっただけだ」

 

ヒルデ「フフフ、そう捉えておきます」

 

ヒルデの返事を聞いて八幡は去って行った。

 

ゲル「出ましたね、八幡お兄様の捻デレ」

 

グリーズ「えぇ、あれでどれだけの女神をタラシこんだのやら……」ヤレヤレ

 

レイヴ「今更でしょう。彼を兄として慕っているものは我らワルキューレにも数人いますから」

 

ゲル「あ、あははは……」

 

 

 

八幡「戻ったぞー」

 

雪乃「あら、戻ってきたのでゾンビ神様。相変わらず目が腐ってますわね」

 

八幡「おいやめろ。目は確かに腐ってるが肉体は腐ってねぇぞ。てか、それ前にも使ったよな?もしかしてネタ切れか?」

 

雪乃「そんなことはないわ」メソラシ

 

八幡「やっぱネタ切れじゃねぇか」

 

陽乃「まぁまぁ、雪乃ちゃんが八幡君にそう言うのはいつものことじゃない」

 

結衣「そうだよ、ハッチー。ゆきのんはそのやり取りが大好きなんだよ?」

 

雪乃「ちょ、ちょっと結衣さん、な、何を言っているのかしら?私がそのやり取りが大好きですって?それじゃまるで私が彼を好きみたいじゃない。否定はしないけど……」

 

八幡「///」ポリポリ

 

いろは「雪乃さん、早口で言っても、小声で言っても先輩には聞こえていますからね?」

 

雪乃「あっ……」

 

小町「雪乃さん可愛いですね〜〜」ニヤニヤ

 

雪乃「うぅ……あ、あなた達も八幡君が大好きじゃない!」

 

結衣「ちょ、ゆきのん!?」

 

いろは「まずいです!雪乃さんが暴走しています!」

 

陽乃「緊急任務『雪乃ちゃんを止めろ』発令しちゃったよ!」

 

雪乃「失礼ね。結衣さんはよく『ハッチー……学校……保健室……えへへ」言っているし、姉さんはよく八幡君が寝ている隙に添い寝して起きる前に出ているし、いろはさんは八幡君が使ったスプーンを口に含んだ後に『間接キスしちゃいましたね♪せ〜んぱい❤️』と言ってるじゃない」

 

結衣「ストーップ!ゆきのん!それ以上はダメ!」

 

陽乃「そ、そうよ雪乃ちゃん!だめよ!」

 

いろは「ストップです雪乃さん。本当にお願いします」

 

小町「雪乃さん達面白いですね〜」

 

雪乃「小町さんに関しては朝、姉さんが出た後に八幡君の八幡君を……」

 

小町「ストップです!雪乃さん!小町も悪かったのでやめてください!」

 

雪乃「まぁ、私はどれもやったことあるのだけれどね」

 

「「「「やってるのかよ!!」」」」

 

八幡「………(言えない。出てきたものの他にも知ってるなんて言えない)」

 

雪乃「もういいわ。八幡君、散々待たせるあなたが悪いのよ?私たちをタラシこんでおいて多くの女神をタラシこんだあなたが悪いのよ。この神VS人類最終闘争(ラグナロク)が終わったら覚悟することね。逃がさないわよ?」ハイライトオフ

 

結衣「確かに、もう1000年以上も待ってるんだから」ハイライトオフ

 

陽乃「ウフフ、楽しみだね〜」ハイライトオフ

 

いろは「責任、しっかりとって貰いますからね?」ハイライトオフ

 

小町「お兄ちゃん。小町もだからね?」ハイライトオフ

 

八幡「嘘だろ……(小町、お前もかよ……神VS人類最終闘争(ラグナロク)が終わっても俺の八幡VS雪乃達最終闘争(ラグナロク)が始まっちゃう……)」

 

 

何故かここで戦いが始まろうとしていた。頑張れ、八幡。

 

 




思いついたので書いてみました。
アダム対ゼウスの戦いでイヴが少し可哀想だな……と思ったのでもし魂の完全消滅(ニブルヘル)しても復活させる()がいたら……
と思ったので。最初はオリキャラでもいいと思いましたけど、偶然Twi○erを見ていたら八幡宮の写真を見つけて、八幡→比企谷八幡に至ったので彼にしました。
八幡神って調べても特に能力がある感じじゃないですね。武神として祀られてたので武器は満遍なく使えそうですけど。
とりあえず、シヴァVS雷電為右衛門まで書きます。それ以降は戦いが終わってから書きます。
次回は八幡神誕生秘話や八幡の強さの秘密も書こうと思います。
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