捻デレの八幡神   作:エルにー

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捻デレの八幡神Part3

神VS人類最終闘争(ラグナロク) 第四回戦

 

人から神に堕ちた英雄 ヘラクレスVS史上最恐の殺人鬼 ジャック・ザ・リッパー

 

 

 

観客席ににて

 

結衣「今度はへラックか〜」

 

八幡「相変わらずお前は変な渾名をつけるよな」

 

結衣「変ってなんだし!」

 

雪乃「実際変よ」

 

結衣「ゆきのんも!?はるのんさん!」

 

陽乃「ん〜、これは私も庇えないかな〜」

 

結衣「うぅ……小町ちゃん!いろはちゃん!」

 

「「お兄ちゃん(先輩)と同じです」」

 

結衣「うわ〜ん!みんなが私をいじめるよー!ハッチー!」ギュッ

 

八幡「はいはい」ナデナデ

 

小町「あっ!ズルいですよ!結衣さん!」

 

いろは「そうですよ!」

 

結衣「小町ちゃん達が悪いんだもん!」ベー

 

雪乃「貴方達遊んでないで試合に集中しなさい」

 

「「「はーい」」」

 

陽乃「しかし、ヘラクレス君か〜ワルキューレ達と同じぐらい仲良いよね」

 

小町「確かにそうですね。しかもお兄ちゃん経由なんですよね。紹介された時、お兄ちゃんが偽物なんじゃないかと疑いましたよ」

 

八幡「ひでぇな」

 

いろは「そういえば、先輩ってどう言う経緯でヘラクレスさんと知り合ったんですか?」

 

雪乃「そういえば、教えてくれなかったわね。教えてくれるわよね?八幡君?」ハイライトオフ

 

八幡「ど、どうしたんだお前……」

 

雪乃「私たちに隠し事は許さないわよ?」ハイライトオフ

 

八幡「お、おう……」

 

陽乃「それで?どんな感じなの?」

 

八幡「それは……」

 

 

 

 

 

 

ヒルデ「そういえば、ヘラクレス様と八幡君の知り合った経緯って特殊なのよね」

 

ゲル「え?ヘラクレス兄様と八幡お兄様の?」

 

ヒルデ「えぇ、雪乃さん達は八幡君経由で知り合いましたが、八幡君は天界に来て300年ほど経った時に知り合いました。それも敵として」

 

ゲル「敵っすか!?」

 

ヒルデ「はい。と言ってもヘラクレス様の勘違いでしたがね」

 

ゲル「ヘラクレス兄様の勘違いっすか?」

 

ヒルデ「えぇ、その時にはもうそこそこの数の女神が彼に惚れていて、夫のいる女神も彼に惚れていました。1人ではなく何人も」

 

ゲル「流石天界一モテる神ですね」ニガワライ

 

ヒルデ「そんな夫側の神がヘラクレス様に相談しました。事実を捻じ曲げて。それも1人だけではないのです相談したのは」

 

ゲル「もしかして「妻を誑かす新神をどうしかして欲しい」とかですか?」

 

ヒルデ「正解よ。信じてしまったヘラクレス様は八幡君を訪れて説教しました。「夫のいる女神を誑かすとは何事だ」と。八幡君は否定していましたがヘラクレス様は聞く耳を持ちませんでした。そして遂に戦闘にまで発展しました」

 

ゲル「ヘラクレス兄様って意外に頑固なところありますからね」

 

ヒルデ「結果から言いますと八幡君が勝ちました。戦った後に八幡君が礼を言ったことで誤解が解けて2人は仲良くなりました」

 

ゲル「礼っすか?」

 

ヒルデ「その時の八幡君は伸び悩んでいて、ヘラクレス様との戦いでコツを掴んだからです」

 

ゲル「なるほど。そう言うことっすか。でも、ヘラクレス兄様と八幡お兄様の戦いはバレなかったんですか?」

 

ヒルデ「えぇ、不思議と誰も知りませんでした。小町さんも知らなかったので本当に誰も知らなかったんでしょう」

 

ゲル「小町ちゃんの能力ってズルいですよね」

 

ヒルデ「「記録の拒絶」同じことが起きるまで思い出せなくする。確かにそうですね。でも、八幡君と雪乃さん達は対象にできないのがデメリットですね」

 

ゲル「小町ちゃんがあの人たちに使うことなんてないと思いますけど」

 

ヒルデ「そうね。さて、試合に集中しましょう」

 

 

 

 

 

 

ドシュッ

 

 

ジャック「『Dear GOD』……この技の名です……貴方に捧げます」

 

ヘラクレス「全く、大した奴だ……どうだ。オレの心は変わって見えるか…?」

 

ジャック「いえ、私の……負けです…」

 

ヘラク「オレは……何も変わらん……忘れるな。オレは……いついかなる時も人類を……愛している」

 

ジャック「あぁ、神よ……なんと傲慢なおかただ……」

 

ボロッ

 

ヘラク「いい戦いだったよ……怒鳴ってしまって……悪かったな……ブリュンヒルデ……そして八幡……見ていたか……?あとは任せたぞ……まぁ……どうせお前がオレの意思を無視するだろうがな」フッ

 

 

 

 

八幡「当たりめぇだ、馬鹿野郎。お前の意思など関係ねぇ。俺のエゴでお前を生き返らせてやる」ツー

 

結衣「ハッチー……」

 

雪乃「ふふ、貴方らしいわね」

 

 

 

 

ヘラク「どちらにしろ……この愚かしくも愛しい人類を……救ってくれ」

 

パァン

 

ジャック「私の感情(いろ)は今……何色なのでしょうね……」

 

 

勝者人類代表 ジャック・ザ・リッパー

 

 

 

 

陽乃「彼が勝ってしまったね」

 

雪乃「姉さん、私たちは人類の生存を望む方よ。言葉に気をつけて」

 

陽乃「そうね……ごめんなさい。ヘラクレス君がニブルヘルしたのは残念だけど、これで2勝2敗。まだ残り五つ」

 

いろは「そう、事態がうまくいけばいいですけどね。釈迦さんは怪しいですからね」

 

小町「神VS人類最終闘争(ラグナロク)、天界を掻き回す歴史に残る大事件になりそうですね」

 

八幡「神VS人類最終闘争(ラグナロク)が開催された時点で大事件だ。少し出てくる」

 

雪乃「わかったわ。しかし……勝っても賞賛どころか罵倒とはね……」

 

陽乃「相手が悪かったとしか言えないね。でも、彼もヘラクレス君以外では本領を発揮できないのは確かね」

 

いろは「正義対悪。まさにそれを表した戦いでしたね。どちらも弱点は相手という、皮肉なものですね」

 

小町「この場面は、あの時のお兄ちゃんと同じですね……」

 

結衣「ゼウス様に勝った時だよね……ハッチーの性格上、嫌われやすいもんね。逆に惹かれやすい性質もあるけど」

 

雪乃「結衣さん、貴方……どうしたの?変なものでも食べてしまったの?」

 

小町「これは大変です!すぐに治療室に連れて行きましょう!」

 

結衣「ゆきのんも小町ちゃんも酷いよ!」

 

陽乃「結衣ちゃん熱はない?体の調子は?」

 

いろは「辛いなら無理しないでくださいよ?」

 

結衣「はるのんさんもいろはちゃんも酷いし!?ハッチー!」(´;Д;`)

 

陽乃「あらら、泣いちゃった。雪乃ちゃんが慰めなさいよ?雪乃ちゃんが発端なんだから」

 

雪乃「わかってるわ」

 

 

 

 

 

 

とある部屋で

 

 

 

八幡「戻ってこいヘラクレス。俺はお前、ヘラクレスの死を『拒絶』する」

 

パアァァ

 

八幡がそう言うと天井から光が現れ、光の粒が集まりヘラクレスを形作っていく。そして

 

八幡「起きろ、筋肉正義野郎」

 

ヘラク「……全く、お前は相変わらずだな」

 

神すら諦める強靭な心の持ち主、ヘラクレスが復活した。

 

八幡「話したいことはあるだろうけど、まずは」

 

ドゴッ

 

ヘラク「グッ……」

 

八幡「死んで俺たちを悲しませた分だ。ちゃんとあいつらにも会って罰を受けてこい。お前は愛されてんだから」

 

ヘラク「ハハハ……そうだな。しっかり罰は受けてくる。ありがとう、八幡」

 

八幡「感謝されたくてやったわけじゃねぇ。俺のエゴのためだ」

 

ヘラク「お前の捻デレは治ることはないだろうな。いや、それがお前の良いところでもあるか」

 

八幡「捻デレ言うな。全く。俺はもう行ってるぞ」

 

ヘラク「あぁ、改めてありがとう、八幡」

 

八幡「へいへい」

 

ガチャ ドン

 

ヘラク「愛されてるのはお前もだぞ、八幡。少し行き過ぎてる節があるがな」ニガワライ

 

「だが、お前もわかってるだろうけど、お前は1人ではないぞ。さて悲しませた分、罰を受けるとしようか」ニッ

 

 

 

 

 

廊下

 

 

スタ スタ

 

八幡「ん?」

 

ズリ……ポタポタ

 

八幡「お前はジャック・ザ・リッパーか」

 

ジャック「貴方は……目の腐った神……?」

 

八幡「やっぱりそこ見るのかよ……まぁいい。治療室まで支えてやる。ほら、行くぞ」

 

ジャック「thanks Sir」

 

八幡「いい。俺は人類滅亡の反対派だから」

 

ジャック「貴方は……不思議は感情(いろ)をしてますね」

 

八幡「色?あー、感情の色か。ま、俺は特殊だからな。大半には無関心だがな。とりあえず、よく頑張った。俺はお前を賞賛する。人の身で神を倒したからな」

 

ジャック「ふふふ、どうやら貴方は変わり者の神のようですね」

 

八幡「違ぇねぇ。神の大半は変わり者だ。こんな目の腐った奴に好意を持ってくれる奴とかな。ヘラクレスもだな」

 

ジャック「これをご存知ですか」

 

八幡「まぁ、友人と言えなくはないな」

 

ジャック「I see……」

 

八幡「勘違いするな。悲しくないと言えば嘘のなるが、あれはあいつの選んだ選択だ。悲しくはあるが否定はしねぇ」

 

ジャック「そうなのですか……」

 

八幡「大体あいつと初めて会った時は酷かったぞ?初対面のくせに……」

 

 

 

 

 

ゲル「あ、八幡お兄様とジャック・ザ・リッパー……なんか、あれを見ると彼を恨むのが馬鹿馬鹿しくなります」

 

ヒルデ「フフフ、それが彼ですから。いい意味でも悪い意味でもこちらの予想を裏切るのです」

 

ゲル「そうですね。さ!次の選手を迎えに行くんですよね?早く行きましょう!」

 

ヒルデ「えぇ、そうですね(ありがとうございます、八幡君)」

 

 

 

八幡「礼なんかいらねぇよ」ボソッ

 

ジャック「?どういたしました?」

 

八幡「いんや、なんでもねぇよ」

 

 

 

 

 

ヘラクレス

 

妻が八幡に惚れた男神達が事実を捻じ曲げて相談して八幡に説教するために会いに行った。

八幡は否定するがそれを頑なに信じず、節操なし(濡れ衣)から怠惰な性格の説教に移った。イラつき始めた八幡と口喧嘩に発展し、やがて戦闘になった。

当時伸び悩んでいた八幡はボコボコにされるが、体を動かすコツを掴んで一気に逆転した。ヘラクレスをのして説得してやっと信じてくれた。

男神達に騙されたことに気づいたヘラクレスは血が出るほどに地面に頭をぶつけて謝った。八幡も誤解させる自分が悪いから気にするなと言っても頑なに頭を上げないから、八幡がキレて頭に蹴りを入れて罰は与えたからもう気にするなと言ってやっと立ち上がった。

それ以降時々会って話をしている。一回八幡に連れられて一週間学校に通っていた。

因みに、2人の戦いがバレなかった理由は男神達がバレない結界を張ったからだった。




という事で第四回戦の部分でした。ジャック・ザ・リッパーの口調難しいですね。
一応次回で今書ける分は終わりです。第六回戦が終わって第七回戦が始まったら第六回戦の分を書きます。
ジャック・ザ・リッパーはいろはと仲良くできそうですね。いろはの能力は『減色』なので。色という部分で。
少し訂正でアフロディテの強さがわかりませんが、彼女が強かった場合、無意識にポセイドンの逆鱗に触れて不意を突かれて殺されたことにします。
ヘラクレスが学校に通うって面白そうですねww気分が乗ったら番外編みたいな小話を書くと思います。
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