恋鐘 クラス:忍
元はエトリア以東の生まれだが、諸事情によりアーモロードの氏族の家で庇護を受けていた。
ガサツな言葉遣いから誤解されがちだが親方に可愛がられて育ったので文武共に実はそれなりに仕込まれている。
小さい頃から親方の愛猫(オオヤマネコ)とじゃれて居たので素の身体能力も侮れない。
親方は現在のネイピア商会本店の仕入運輸に関わっており、マギニアに乗り込む事を決めた店主が自身の留守中の
商会の運営を手助けしてほしいと相談を持ちかけたところ、親方側は条件としてかねてより外界、
特に未踏の世界樹の迷宮に興味を持っていた恋鐘にマギニア乗船の伝手をすることを条件に快諾した。
親方から見聞を広げてこいと口ずっぱく言われているので、何とかいち早く探査に出られる方法を探していた所、丁度ギルドでカナン達と出会いそのまま同行する。
クレフ クラス:パラディン
エトリアの世界樹の迷宮を踏破した最有力ギルド、その二軍に属していた。
彼がマギニアに乗り込んだ理由は二つある。
迷宮の踏破から数年、所属しているギルドから探索への喜びが薄れ惰性が漂い始めていることに不満を感じた事と
自身がもっと躍できる機会を欲した事である。
実力は一軍所属だったパラディンに劣りそのことがコンプレックスになっている。
普段快活に振舞うが根っ子がネガティブで自分の現状に不満が絶えない性格なので、兎に角前に進む事と役割をこなす事にこだわる。
リサ クラス:占星術師
マギニアに乗り込んだ占星術師の共同体ギルドに所属していた学生。
いち早い島への上陸を要望した占星術師ギルドに対して、探索司令部が優秀な占星術師を協力者として派遣を要請。
彼女も志願者の一人だったが年若さ故に選抜からあぶれていた所を術者を勧誘していたアルヴァにスカウトされる。
学院では上位10位に入る秀才で、その努力は何時か世界中の星空を見上げる夢のために積み上げられたもの。
しかし、唐突にマギニアへ同行する学院の研究チームとともに成績優秀者として乗船する権利を得たことでその夢が叶う。
彼女はレムリアに向かう長い航路の中、星を望む夜は欠かさず甲板で星態観測を続け各国の空の星座達と向き合い続けた。
現在で叶った夢に代わる、新たな発見と出会いと学びを求めて本格的に樹海へ繰り出す事決意している。
アルヴァ クラス:インペリアル
タルシスの世界樹の迷宮を踏破したギルドに同行した帝国騎士。
巨神の騒動後も暫く冒険に参加し、関係部族の完全な講話とともに帝国=タルシス諸部族共同体が成立するとギルドを離脱して帝国騎士としての責務に戻った。
軍内では迷宮内での対魔物戦闘や閉所戦闘のノウハウを買われ、ゲリラ戦ドクトリンの編纂を任されていた。
それから三年後、帝国=タルシス諸部族共同体からの技術・人材協力の一環としてマギニアに派遣された使節団の名目上の護衛として乗船。
同じく辺境伯や部族長の推薦で乗船していたかつてのギルドメンバーとともに再び樹海の探索へ繰り出す。
しかし、彼女を推薦した皇帝と共謀した辺境伯になにやらお節介な企みがあるようだ。
カナン クラス:ナイトシーカー
タルシスの世界樹の迷宮を踏破したギルドの最古参メンバーの一人。
少年期は生活の足しを得るため酒場の冒険者たちから酒の肴聞かせられた技術真似て魔物を狩り素材をはぎ取り
収入を得る生活の中少しずつ技術を磨いていった。
巨神の騒動後もタルシスに居つき細々とした依頼をこなしつつ過ごしていた所に辺境伯よりレムリア探索への参加を打診されたことを切っ掛けにマギニアに乗船した。
本船に同乗する事を希望した嘗てのギルドメンバーは前もって知らされており密かに再開を楽しみにしていた。