GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! FINAL   作:混沌の魔法使い

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その4

リポート7 初めの一歩 その4

 

~小鳩視点~

 

六女の雰囲気はあんまり最近良くないと私は感じていた。そう言っておきながらも私もその要因の1つであるので偉そうな事は言えないけど……。

 

「火野さんはどう思ってます?」

 

「まぁ正直に言えば私は情報操作かなって思ってる。天城は?」

 

「ええ、私も同意見ですわね。そもそも余りに横島GSとは程遠い話が多すぎます」

 

「だよなあ……あの人悪意とか程遠いって言うか善意の塊みたいな所あるし」

 

使い魔学科の皆がうんうんと頷いてくれた。使い魔学科の皆は横島さんの事をとても良く知っている。だからこそ、霊能科や、霊具科で最近噂になっている事に反発している。

 

「と言うかさあ~横島がさ~悪い事してるとか~想像できないんだよねぇ~」

 

【へけ~】

 

机の上に突っ伏して眠そうな視線を向けてくる近衛さんとその使い魔のなんか良く判らないのがのほほーんっとした声を上げる。

 

「怖くないとかさあ~暴れてるとかさあ~ありえないっしょ~?」

 

「まぁそうですわね。そもそも強力な使い魔で美神お姉様達を脅迫しているとか信用できませんし」

 

「いやああの子達強いけどさ、大人しいしね」

 

余りにも横島さんへの悪評が多すぎる、では何故そんなことになっているのかが私には理解出来ない。

 

【簡単なこっちゃ、小鳩。面白くないんや】

 

「面白くない?どういうこと?福ちゃん」

 

突然口を開いた福ちゃんにどういうことなのかと説明を求める。すると日野さんや天城さんが口を開いた。

 

「簡単に言いますと、横島の家は霊能関係ではありません。突発的な霊能覚醒者は疎まれる傾向にあります」

 

「それに加えて、六道家が抱え込んでるし、もう名前だけの衰退した名家には疎ましくて疎ましくてしょうがないのよ」

 

「いやあ~耳が痛いなあ~」

 

「あんたの所はまだ全然名家でしょうが、近衛」

 

「にっししっ、私が跡継ぎだからもう殆ど終わりだよ~。大体さあ、名家とかそういうのってつまんないんよ~名前で仕事をするわけじゃないんだからさぁ~」

 

やる気のない言動だけど、近衛さんはちゃんと状況を見ているのか名前で仕事をするんじゃないと笑った。

 

「どうすれば良いと思います?」

 

「ん、んー正直私達に出来る事ってあんまりないと思いますよ?使い魔学科ですし」

 

「まぁ爪弾き者と言えば私達も良い勝負ですしね」

 

GSなのに倒すべき妖怪や悪魔と共にいる妖使いの私達の評判はあんまり高くないけど、それにしたってあんまりだと思う。

 

「あ。あれ?よ、横島さんだ!」

 

「え、嘘ッ!?」

 

「わぁ本当だ……んん?待って、待ってなんか凄い事になってる」

 

凄い事?どうなっているのかと私も窓の外を見て、思わず自分の物とは思えない低い声が出てしまった。

 

鬼の少女に、ゴスロリドレスの少女が2人、それに楽しそうに跳ねている女の子が1人……。

 

「ちょいちょい、ダークネス小鳩になってるわよ」

 

「小鳩横島大好きだからねえ~」

 

「きゅうーん……」

 

「にゃ、にゃーッ!!」

 

皆がひそひそ言ってるけどそれ所ではない、なんでなんで横島さんの周りにはあんなに女の子が多いのだろうか……私は全然会えないし……。

 

(凄く不公平だ)

 

想っているのに会えない、それなのに他の人は毎日あえる。これはあんまりにも不公平だと思う……。

 

「んん?待ってあれ幽霊のおキヌさんじゃない?」

 

「いや、あれ生きてるよ」

 

「生き返った?え?そんなこと……いやいや、なんか使い魔が凄い事になってるう!?」

 

使い魔?と言われて窓の外を見て私は思わずうわあっと呆れ半分、そして凄いという気持ち半分でつい最近勉強で習ったことを思わず呟いていた。

 

「百鬼夜行だ」

 

凄く沢山の使い魔の首にリードを繋いでいる横島さんを見て、私にはその光景が百鬼夜行に見えてしまい、使い魔学科の皆もうんうんと頷いているのだった……。

 

 

 

~おキヌちゃん視点~

 

私の編入試験に合わせて横島さんも臨海学校のスタッフとしての話を聞く為に一緒に来てくれたんですけど……横島さんはいきなり予想の斜め上の行動に出ていた。

 

「はいはい、動かない動かない」

 

「ふかあ~」

 

「うーん、首にはリードを巻けないな。よし、尻尾にしよう」

 

アリスちゃんと魔界から出てきた魔界の獣の1匹、1匹にリードをつけていた。

 

「ジーク、そっちは出来……「ぐぶっ……ぼ、僕には無理だって……言ったじゃないですか」ジークーーーーッ!?」

 

「ココッ!!ココォッ!!(頭突き)」

 

「モノ!モノモ!(噛み付き)」

 

「ピー(火の粉)」

 

「あーッ!!!」

 

ジークさんがボロボロにされてる。と言うか攻撃力が段違いにやばいような……。

 

「消火。消火してやれ」

 

「やぁん?(水鉄砲)」

 

茨木ちゃんが抱きかかえているピンク色の生物が水を吐き出し、火達磨のジークさんはずぶぬれで六女の庭に横たわる事になった。

 

「なんでジークをそんなに攻撃するんだ?」

 

「ぷぎー」

 

「ふかー」

 

うりぼーちゃん達を筆頭に不満を爆発させているけど、本当になんでなんでしょうね?

 

「ジークは龍殺しや魔獣殺しの逸話があるので、相性が根本的に悪いんですよ」

 

「……それを知って何で僕を連れてきたんですか?大姉上」

 

「泣き言を言ってる場合ではないでしょう?横島の護衛ならマスコットに好かれるくらい頑張りなさい」

 

ブリュンヒルデさんの言葉に好かれる前に殺されてしまいますと啜り泣いているジークさんに美神さんも蛍ちゃんも視線も向けてない。

 

「大丈夫か?」

 

「ガブガブ」

 

「ゲシゲシ」

 

「……横島さん、噛まれてる上に踏まれているんで少し離れてくれますか?」

 

「え?あ!?こら、駄目だろッ!?なんでジークを苛めるんだ」

 

横島さんは心配していましたけど、その間も攻撃を受けてジークさんがガチ泣きを初め、横島さんはリードを握りジークさんの方に近づかないように引っ張り始めた。

 

「ジークってあれで上級神魔でしたよね?」

 

「シッ!言っちゃ駄目よ。あんなに小さくても上級神魔相当とか絶対に言ったら駄目よ」

 

ジークさんよりも強い子犬サイズのマスコット軍団……確かにあんまり大声で言って良い感じではないかな?と思う。

 

「とりあえず冥華さんの所に行きましょう、おキヌさんと舞ちゃんの編入の書類も提出しないといけないですし」

 

琉璃さんに言われて私達は六道女学院の中に足を踏み入れたのですが、どうも雰囲気がおかしい……あちこちから敵意みたいのを感じる。

 

「……すごい居心地が悪い」

 

【確かに、敵意を感じるな】

 

「……威圧しておくか?」

 

「いや、良いよ。多分女学院に男がいるのが問題だと思うからさ」

 

横島さんはそう笑っているけど、これは絶対におかしい。

 

(美神さん、これ……)

 

(調査も兼ねてるの、余りに六女、ううん、六女以外の霊能学校もおかしくてね。横島君には言ってないから普通にしてて頂戴)

 

美神さんに頷きはしたものの、余りにアウェイな雰囲気になんでこんな事にと思いながら私達は学園長室に向かって歩き出すのだった。

 

 

 

~冥子視点~

 

お母様は勿論私も最近六女の雰囲気がおかしいのは感じてたわ~でも何も判らなかった。調べてもおかしい所なんてなくて、噂に振り回されているのか、それとも家に何か命じられているのかと勘繰ることになってしまう、でも今はそれをしている場合じゃなくて~でもどうすれば良いのか判らなくてずっと苦しい思いをしていた。

 

「冥子ちゃん、こんにちわー」

 

「こんにちわー」

 

【こんにちわ】

 

「……んん?あいつ吾の時代にもいなかったか?」

 

にぱっと笑って手を上げてくる横島君達を見て~私は安堵の溜め息を吐いた。

 

「横島君も元気そうねえ~」

 

「俺はいつも元気ですよ、冥子ちゃんは……ちょっと疲れてます?」

 

「ん~ちょっとだけ疲れてるかなあ~」

 

普段通りにしていたけど一目で疲れているか?と聞かれて正直ビクっとした。まさか初見で見抜かれるとは思わなくて、本当にビックリした。

 

「あんまり無理はしないほうがいいですよ?」

 

「そうね~体には気をつけるわ~」

 

正直に言えば疲れよりも精神的な疲労の方があるけど~それを見抜かれてしまうのはちょっと驚いたわ~。

 

「編入試験って難しいの? 冥子ちゃん」

 

「ん~普通の学科のテストと霊能や悪霊とかの理解を確かめる感じかなあ~それよりも~ちょっと見ない間にまた使い魔が増えたのね~」

 

「ちょっと魔界にいる間に懐いちゃって、でも俺の家じゃ面倒を見れないんで、名前とかは付けてないんですよ」

 

名前をつけなければ使い魔とは認められないけど~この子達は完全に使い魔になるつもりね~やる気とかがひしひしと伝わってくるわね~。

 

「貴方はだ~れ~?」

 

「吾か?吾は茨木童子だ」

 

「茨木ちゃんね~よろしくう~」

 

鬼の女の子まで横島君の家にいるのね~でもまぁ悪い子みたいじゃなさそうだし~多分大丈夫よねえ~。

 

「わふわふ!」

 

「むふう~♪」

 

【わあい、可愛いです】

 

ショウトラちゃん達も懐いているのが良く判るし、本当に横島君が悪い人間だとか、ガープとうらで手を組んでいるとか~、強力な使い魔や英霊で令子ちゃん達を脅しているとか~根も葉もない噂にも程がある。

 

(でも~どこから~)

 

これだけの噂が六女の中に広がると言う事は誰か噂を流している相手がいると思うんだけど~手掛かり1つ無いのは本当に謎だ。マルタさんやキアラさんにマー君も頑張っているのに、尻尾を掴む所か影すら見つからないって言うのは本当に理解出来ないことだ。

 

「今度また一緒に散歩しようか」

 

「そうねえ~今回の事が終わったらまたお散歩しましょうねえ~」

 

これだけ動物や子供に好かれる横島君が悪人とか絶対無いわよね~お母様と令子ちゃん達が話をしている間に横島君とのんびり世間話をする。

 

「クッキー食べる~」

 

「あ。良いの?貰うね」

 

「クッキー食べるー♪」

 

「菓子か!吾にもくれ!」

 

【クッキー食べます】

 

「……私も貰うかな」

 

皆が食べると言うのでちょっと待っててね~と声を掛けて、理事長室の隣の部屋からクッキーの箱を取りに向かう。

 

「貴方だれ~?」

 

見た事のない清掃服と嫌な感じがする男を見て、私は早歩きでクッキーをとりにいき、この事をお母様に伝える事にするのだった……霊感が囁く感じがあり、今六女の雰囲気がおかしいのは何かあの男が関係しているように私には思え、ずっと見つける事が出来なかった手掛かりを手にしたように思えた。

 

(やっぱり私も早く何とかしたいわ~)

 

根も葉もない横島君の悪口を聞くのは辛いし、それに知りもしないのに令子ちゃん達にも妙な、もっと言えば下賎な噂が付き纏うようになって来たのも誰か黒幕がいるように思えてならなかった。

 

(誰に喧嘩を売ったのか思い知らせてあげるわ~)

 

にこにこと笑う仮面の下で冥子の怒りの炎が燃える。六道家の人間は穏やかでのんびりと気質であることが有名だが何か切っ掛けを得ればその気質は大きく変わる。冥華と言う六道家最高傑作を母に持つ冥子の覚醒は大きく遅れていたが、友を、そしてまだ気付いてはいないが愛する者の為に長い雌伏の時を経てその才能が開花しようとしているのだった……。

 

 

 

~琉璃視点~

 

編入試験は確かに行なわれるが、正直な所を言えばそれは建前に近かったと冥華さんは隠す事無く告げた。

 

「大分調べてはいるんだけど~全然判らないのよ~霊力関係じゃないのかしらぁ?」

 

六女に入ってからずっと嫌な視線は感じていたけど、霊力やそういう流れはあんまり感じる事はなかった。冥華さんがお手上げだと言うのも判る。普通は霊力などが関係して攻撃的になっていると思うのが普通だが、それすらも感じられないと言うのは正直異常だ。

 

「結構不味い感じになってますね」

 

「正直ね~このままだと教師陣の話も聞かなくなりそうなのよね~」

 

余りにも悪い噂が広がりすぎ、その噂を訂正しようとする教師陣に反抗している生徒も多いと聞けば冥華さんが困ったと言うのも良く判る。

 

「えっとこんな状況で編入試験をやって大丈夫なんですか?」

 

「わ、私もそう思うんですけど……」

 

舞ちゃんとおキヌさんが心配そうに言う。その気持ちは判るけど、逆に言うと今やる必要があると言っても良いかもしれない。

 

「編入試験って言う名目じゃないと私達が六女に大手を振って入れないって言うのもあるのよね」

 

卒業生であってもそこまで堂々と入れるものじゃないし、冥華さんが講師として呼ぶにも限度がある。

 

「今の悪い雰囲気が広がってくれば私達が来ても何も変わらないから、まだその噂を信じてない生徒がいるうちに何が原因なのかを突き止めたい、もっと言えばそれを止めさせたいのよ」

 

何らかの霊的攻撃である可能性は極めて高い、今は生徒達だけだがその内教師にも広がってくるかもしれないし、何よりも教師の中にも影響を受けていてそれを隠している者がいるかもしれない。

 

「万全な準備をしておキヌちゃんと舞ちゃんには編入試験に挑んで貰うわ、下手をすると意図的に合格出来ないような編入試験を仕掛けてくる可能性もあるし、なによりも何かが起きる可能性は凄く高い筈だけど……正直こういう機会じゃないと六女の運営体制にてこ入れ出来ないのよ」

 

正直な所六女がこんな事になっているなんて思っても見なかった。隕石落しや、大地震事件で不安になってると思っていたんだけど、事はもっと大きな問題になっていたのだ。

 

「編入試験はどんな感じになるんですか?」

 

「一般的な~霊能の知識の試験と除霊実習の2つね~2人ならまず合格は間違いないと思うけど~」

 

「逆を言うと無理な編入で六道が発言力を強めようとしていると思われかねないって言うのが問題ですね?」

 

口ごもった冥華さんの言葉に繋げる様に美神さんが口を開き、冥華さんに尋ねる。

 

「そうなのよ~京都五家の本家筋は問題ないんだけど~分家がねえ~陰陽寮がつぶれちゃったし」

 

潰れたというか躑躅院がGS協会の傘下に入る事を選択し、人員の再編成を行なっている。これで京都の名家だからという理由で陰陽寮に就職出来た名前だけでGSとしての能力の無いボンボンは就職先を失ったが、今回の件はそれが関係している可能性も高い。

 

「だけど~そういう関係者は家の取引先とかにはいれてないし~」

 

「どこから入ってきているのかと、どうやって細工をしているかですね」

 

「確かに問題はそこですね、正直どうやっているのかも皆目見当が付きませんし……」

 

六道も馬鹿ではない、京都の連中を入れているとは思えないし……かといって京都の連中が一般人を洗脳しているとも思えないし……本当に噂だけでここまで六女がおかしくなる……いや、それは本当にありえないと思うんだけど……。

 

「ねぇ皆~さっきね~見た事のない清掃員がいたの~」

 

行き詰まり掛けた時に冥子さんが私達にそう声を掛けてきた。

 

「見た事の無い清掃員?そんなの普通にいるんじゃないの?」

 

「ううん~1回面通しした人じゃないと六女には入れないのよ~だからおかしいなって~それじゃあ私は~横島君とお茶してるね~」

 

言うだけ言って冥子さんは横島君の所に行ってしまい、ちびっ子達と横島君と一緒にクッキーと紅茶を飲みながらティータイムを過ごしているけど、これは有力な手掛かりになってるかもしれない。

 

「誰かが手引きしている可能性が出て来たわね、冥子はあんなんだけど記憶力は悪くないし」

 

「でもそれだと六女の教員の中にスパイがいることになりません?」

 

「証拠が出にくい短時間の暗示って可能性もあるわよ。後は……」

 

「その家だけに伝わってる固有の霊能や、それを独自に改造している可能性もあるわね~」

 

固有の霊能かぁ……ああいうのは資料がないから見つけにくいのよね。もしくはそれにまで手を加えているとなると通常の警戒網じゃ発見するのは難しいし……。

 

「ちょっと本腰を入れて捜査する方が良いわね。冥華おば様、良いですか?」

 

「ええ~それでお願いするわ~正直家の警備員達じゃ見つけられなかったし~正直今までのやり方じゃ駄目になってるのかもしれないしねえ~」

 

人間同士で足の引っ張り合いをしているとは思いたくはないけど……どこかの分家筋をガープ達が焚きつけている可能性もある。横島君に悪意が向けられるのも避けたいし……六女は出来れば最後の砦にしておきたいという気持ちもある。だからここで獅子中の虫をあぶり出し、安全な拠点を少しでも多く確保しておきたい。

 

「正直~私の都合で悪いけど~協力よろしくね~」

 

冥華さんはそうは言うけど、冥華さんが陥落してしまうと私達の陣営はほぼ総崩れと言っても良い。冥華さんには東京の霊能関係者のトップ、そして六女の理事長でいて貰わなければ困るのだ。

 

「それじゃあ蛍ちゃんはおキヌちゃんと舞ちゃんの編入試験のサポートをよろしく」

 

「判りました。美神さんと琉璃さんも気をつけて」

 

蛍ちゃんに見送られ私と美神さんは揃って理事長室を後にする。どんよりと重い空気はやはり気のせいではなく、何らかの霊的攻撃や呪なのかもしれない。

 

「編入試験まで2時間、その間に何か仕掛けをされて無いか探すわよ」

 

「判ってます。急ぎましょう、出来れば西条さんが来る前に何か手掛かりを掴みたいですね」

 

編入試験はオカルトGメン、GS協会の人間も関わってくるので開始時間が決まってる。オカルトGメンからは西条さんが来てくれる手筈になっているが、忙しい仕事の合間に来てくれるので出来るだけ早く手掛かりを見つけたい。

 

「そうね、とりあえず冥子が見たって言う清掃員と、掃除をされた場所を調べてみましょうか」

 

「了解です」

 

私は美神さんの指示に頷き、六女の校舎内をゆっくりと歩き出すのだった……。

 

 

 

リポート7 初めの一歩 その5へ続く

 

 




人間同士の足の引っ張り合いイベントを入れてみました、今回の件はガープはノータッチなのでガチで足の引っ張り合いですね。
次回はシリアスメインで進めて行こうと思いますので、次回の更新もどうかよろしくお願いします。
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