GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!! FINAL   作:混沌の魔法使い

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その6

リポート7 初めの一歩 その6

 

~おキヌ視点~

 

私が六女に入る為の編入試験――私の記憶では筆記試験だけだった気がするけど、それは最早些細な問題だ。

 

「♪~♪」

 

飛びかかってくる小さな悪霊を見て手にしていた笛を唇に当てて、軽く霊力を通し一節だけ曲を演奏する。

 

【……ああああ……】

 

【……】

 

苦しみに満ちた声から安堵した声と安らかな表情を浮かべて成仏していく悪霊に一瞬だけ視線を向けて、地面を蹴って後ろに飛ぶ。

 

「……悪霊じゃないみたいですね」

 

【……シケンシケン】

 

「はい、判ってますよ。大丈夫です」

 

私の前にいるのは式神ケント紙ではない、もっと高級な紙で作られた式神だ。マルタさんがちらりと私に視線を向けてくるけど、私は大丈夫だと笑った。

 

(こんな所で躓いてられない)

 

確かに目の前の式神はかなり強いだろう。だけど神魔と比べればそれは弱いと言わざるを得ない、横島さんの隣を歩いて行こうとしているのに、こんな相手に躓いていては私の願いは叶わない。

 

(敵が多すぎますね)

 

式神の伸縮自在の手を避け、サイキックソーサーのような攻撃力はないが笛を口に当てたままでも展開できる霊力の壁で霊波弾と、悪霊の突撃を防ぐ。今の状況は私も判っている、既に私の記憶なんて何の意味もなくて、この世界の歴史も情勢も大きく変わっている。

 

(だから私は横島さんの助けになりたい)

 

守られるのではない、助けれるようになりたいのだ。横島さんには味方も多いけど、それと同じ位敵も多い。権力や自分達の立場を脅かされる事を恐れる者……正直に言えばアスモデウスやガープがあれだけ動いているのに人間同士で足の引っ張り合いをするなんて正気じゃない。だけどこれがある意味人間と言える原因なのかもしれないと私は頭のどこかで考えながら旋律を奏で続ける。

 

(私は知ってるし、見てきた。だから、だからこそ……私は許さない)

 

蛍ちゃんは知らない記憶と事実。横島さんと美神さんが結婚したばかりに2人の暗殺計画や、横島さんを文珠の製造装置にしようとした組織などもあった。それらの計画は全部失敗したし、もっと言えば未来の小竜姫様が現在の小竜姫様に干渉したり、メドーサさんが動いたりしてその組織は表に出ることも無く消滅していると思う。

 

「♪~♪~♪~」

 

【し、しけ……シケン】

 

だけどどうしてそれに安心出来ると言うのか?もうこれだけ私の知る世界と今の世界は違う。確かに前の世界で危険だった者は全部消えているかもしれない、あるいは投獄されているかもしれない。だけどそれに安心出来る要素なんてどこにも無いのだ、それ以上に危険で、それ以上に悪意のある者が今もどこかで牙を研いでいるかもしれない。

 

「だから私はこんな所で止まりませんし、止まれません。こんな悪意に私は負けない」

 

「……たまげたわねえ……おっとりした顔して、そこまでやる?」

 

「やります。私には何をしても成し遂げたい、ううん。やり遂げなくてはならない事があるんです」

 

式神のコントロールを奪いその肩に座る。それはその式神が既にもう本来の術者の手から離れたという証……そして私が編入試験の壁を全て乗り越えた証拠でもある。

 

「氷室おキヌ! 編入試験合格ッ!!!」

 

「ありがとうございます」

 

誰にも文句をつけさせない完璧な条件での編入試験の突破。それが私が美神さんに要求された事、1回も被弾せず、そして混ざってくるであろう教師の式神のコントロールを奪ってみせる。ここまでやれば誰も文句は言えないだろうと思いながら、隣のコートで試験に参加している舞ちゃんに視線を向ける。

 

「……頑張れ」

 

舞ちゃんだって六女の生徒に負けているわけが無い。私は届かないと判っていても頑張れと応援の言葉を口にするのだった……。

 

 

 

 

~舞視点~

 

ナナシもユミルもいなければ、私にはお姉ちゃんのような霊刀を使うような技術も無い。それでもだ、それでも私に出来るはいくらでもある。1つに秀でた物を持たないのならば10の引き出しを持って、相手を凌駕すればいい。才能が、そして誰が見ても強力な霊能を持っていたとしてもそれは1。1流に届かない二流だったとしても1流にその牙を届かせる術はいくらでもある。

 

【ウボアア!?】

 

【ぎゃああッ!?】

 

「4、6……よし」

 

除霊した数はこれで下級霊が4体、試験の規格に合わない悪霊が6体で合わせて10体――まずまずの数を倒せたと思っているけど、まだ試験終了の合図は入らない。

 

(まぁそうだよね)

 

冥華さんとお姉ちゃんは一部のGS、そして霊能関係者にとっては目の上のたんこぶ。私をそう簡単に合格させてくれるわけが無いと言うのは判っていた。

 

【……】

 

【……シャア】

 

(とはいえ、ここまでする?)

 

動物型と武人型の式神まで出てきた時は流石に思わず心の中でそう呟いた。蘆屋を名乗る怪人がいなければナナシかユミルも協力してくれたと思うけど……今の六女の事を思うと、私の力だけで合格する必要がある。

 

「ふうう……」

 

両手に霊力を込めながら深く深く息を吐いて、意識を集中させる。私が秀でている物は神楽舞だが、神楽舞は神の怒りを静める物で攻撃に使えるものではないし、使える物でもない。

 

(出来る事はなんでもやる、使える物は何でも使う)

 

ナナシが言っていた。足りないのならば足りるようになるまで何でも使えば良いし、なんでも利用すれば良いのだ。正直に言えば私は霊力の扱いも決して秀でてる訳ではないし、ある程度の霊能力は使えたとしても専門家には遠く及ばない、運動神経なんて限りなく0に近いくらいだ。

 

(でもそんなのは私が1番知ってる)

 

才能が無いのも、秀でた物が無いのも全部私自身が知ってる。嘆きもしたし、悲しみもした。だけど、それはもうずっと前に通り過ぎた。今は自分に出来る事でお姉ちゃんの助けになれるように頑張るだけだ。

 

「ふっ!!」

 

【!?】

 

人型の式神の心臓部に左掌底を当てる。コンクリートを殴ったような痛みが伝わってくるが、歯を噛み締めて右拳を前に踏み込みながら突き出す。

 

「シッ!!」

 

強烈な炸裂音と共に式神が弾き飛ばされる。しかし気を緩めている余裕は無く、太腿のホルスターから霊札を取り出し顔の前で印を結ぶ。

 

【ぐるるるっッ!!】

 

霊力の壁に遮られてもなお爪と牙を振るう式神の姿を見て、私は内心あきれていた。確かにこの式神は強いと思う、紙も上質だし、触媒もかなり上物だ。だけど……余りにも操っている者の程度が低すぎる……それに外法が使われてる。この式神には動物の魂が封じられているのを感じ取り、私はとても悲しい気持ちになった。

 

「ごめんね」

 

私にはおキヌさんのように力尽くで相手のコントロールを奪うなんて事は出来ないし、区分こそ妖使いだけど操っている訳じゃなくてナナシ達が個人的に協力してくれてるだけだし、そもそも横島君みたいにあんな名前も付けないで、普通に飼いならしてるほうがよっぽど異常だ。あくまで私は普通の霊能者であり、特に特出した物もないのであくまで基本に忠実に、そしてそれをどこまでも正しく遂行するだけ。

 

「おやすみ、もう良いんだよ」

 

式神にそう声を掛け、封じられていた魂を解放をする。

 

「貴様何を私の「私の何だって?試験用の式神だから問題ないでしょう?」……うっ」

 

試験官がマルタさんに睨まれて黙り込み、マルタさんは私を見て満面の笑みを浮かべた。

 

「氷室舞!編入試験合格ッ!」

 

合格宣言を聞いて私は小さくガッツポーズを取るのだった……。

 

 

~美神視点~

 

「そう言えば今頃試験中ね、おキヌちゃんは大丈夫だと思うけど舞ちゃんって正直どうなの?」

 

六女の霊力溜りなどを調べながら琉璃にそう問いかける。琉璃の妹だけあって霊力は多いけど神楽の使い手って事と、ナナシとユミルって言う規格外の妖精を連れてるって事しか私は知らない。

 

「そうですね。自分は凡人、才能が無いって思い込んでる逸脱者ですかね」

 

「……どういうこと?」

 

「まぁ私とか美神さんとか蛍ちゃんとかと比べると確かに突出した物はないんですよ。神楽の才能は私なんかよりずっと優れてますけど」

 

それは知ってる神楽の舞手としては間違いなく日本一の才能であると、これは小竜姫様達も言っていたので間違いなく、もう少し昔なら神託の巫女としてかなりの地位にいただろうというのも聞いている。

 

「でも他のはやっぱり劣るんですよ。なら足りてる所から、組み合わせれば、って言う風に色々と手を伸ばして、霊札とか格闘術とかなんでも覚えてる感じですね。まぁ本人が運動神経が絶望的なんで護身くらいですけど、普通に舞ちゃんは強いですよ」

 

「格上には勝てないけど、自分と同等の相手には負けないって事ね」

 

格上を倒す切り札は無いが、自分と同等の相手には引き出しの数で勝利する。1つの手段で勝てないなら10個でも20個でも策を使う……。

 

「私に似てるわね」

 

「そうですね。霊具に特化してない美神さんって感じですかね」

 

私も特化している者がない部類のGSだ。どんな道具でも人並み以上に使える才能はあるが、正直言えば突出能力はないと言ってもいい。

巧さと立ち回りで実力で上回る相手に勝利してきたことを考えると舞ちゃんは確実に私と同じタイプだ。

 

「それじゃあ心配はないわね。出来るだけ付け入る隙は残したくないから」

 

「ええ。2人とも合格してくれると思いますよ。私達は私達のやる事に専念しましょう」

 

今の六女のままにしておけば必ず牙を剥く、そうなる前に私達は六女を正常に戻す必要がある。

 

「……やっぱり霊力溜まりがおかしいですね、細工されてる」

 

「……気付きにくい箇所ね。それと冥子が見た清掃員。やっぱり関係してるわね」

 

霊脈の中でも気付かれないにくい、あるいは元々霊力が澱んでいるから気付かれにくい場所……だけど。

 

「こんなに判りやすいことしてくるかしら?」

 

「そこですね」

 

霊力溜まりに仕掛けって言うのは余りにも一般的過ぎる。それに今は霊力こそ澱んでいるけどそれだけだ、特にこれと言った気配を感じるわけでもない。

 

「ここは中継地って所ですかね?」

 

「その線で考えると犯人は六女にはいないって事になりそうね」

 

霊脈に干渉するのは難しいけど、出来ない事はない……それに霊力が滞っている事と結界って事を組み合わせると精神操作くらいは可能だと思う。

 

「とにかく他の霊力溜まりを……美神さんこれはっ!?」

 

「嫌な予感がするわね、琉璃。行くわよ!」

 

六女の中庭に強烈な霊力の反応があった。確か冥子が横島君とお茶会をするって言っていたのも中庭だった筈……。

 

「私横島君が疫病神に憑かれてるって言われても信じますよ!」

 

「奇遇ね、私もよッ!」

 

横島君の周りには何かが起きる。今回は遠ざけていたのに、また横島君のそばで何かが起きているかもしれないと思うと、本当に疫病神に憑かれてると思うのは当然の事だ。ただ今は横島君は眼魂などを持っていない、それは戦う術が無いと言う事を意味しており、私と琉璃は中庭に向かって全力で走り出すのだった……。

 

 

 

 

 

~横島視点~

 

おキヌちゃんと舞ちゃんの編入試験の後に俺も臨海学校のスタッフの試験を受けると聞いていたので、それまで冥子ちゃんやアリスちゃん達と中庭でお茶会をしながらのんびりと過ごしていた。

 

「本当にこんな事をしてて良いのかなあ」

 

「良いのよ~それに今の六女で横島君がうろうろするのはあんまり良くないし~」

 

話によれば俺への悪意が強くなっていると聞いている。危ないし、偏見で謂れも無い罵声を浴びせられるかもしれないからと冥子ちゃんと一緒にいるけど、美神さんの手伝いをしなくて良いのかなあとか、編入試験の応援をしたかったと正直思っている。

 

「お前は本当に野性が無いな、本当に魔獣か?」

 

「やぁん?」

 

クッキーを食べてお腹を上にして寝転がっているピンク色の魔獣のお腹を撫でながら茨木ちゃんが声を掛ける。

 

「横島の使い魔と比べて弱そうだし」

 

「あら~そんなことないわよ~結構霊力を蓄えてるから~その気になれば強いとおもうわよ~」

 

冥子ちゃんがにこにこ笑いながら言うので、思わず茨木ちゃんと揃って視線を向ける。

 

「ぶみい、ぶみい……」

 

舌が口からはみ出て鼻提灯を出しながら眠り、足が微妙にピコピコ動いている。

 

「弱そう……」

 

「見た目は可愛いけどな」

 

のほほんとしていてなんか見ていて和むけど、強さは感じられない。

 

「……いや、実際かなり強いぞ。私と同じ水系統だから判る」

 

「うおっ!?シズク、急にどうしたんだ」

 

自分で調べる事があると言って別行動していたシズクが急に現れて思わずびっくりとして仰け反る。

 

「……霊脈の確認が終わったからな、ジークだけじゃ心配だからこっちに合流した訳だ」

 

さらっとジークをディスってやるのは止めてやって欲しいんだけどな、ジークってメンタル豆腐だから……。

 

「でも強いって嘘だろ?」

 

「……茨木、こいつは強いぞ。その気になるかは別だけどな」

 

「それってもしかして本気を出せば強いけど、本人にその気が無いって言うパターンか?」

 

「……まぁそうとも言う」

 

強い事は強いらしいが本人のその気が無いパターンらしい、今もゴロゴロ転がってるのを見て本気を見る時はあるのだろうかと思わず茨木ちゃんと沈黙する。

 

「でも強さなら茨木が十分に強いから別に問題ないのでは?」

 

「ちゃあ~」

 

「コン!」

 

黄色の電気鼠と青色の氷狐を肩の上に乗せて穏やかに笑う紫ちゃんは2匹の口元にクッキーを差し出す。もくもくと食べる2匹も本当に良く紫ちゃんに懐いていると思う。

 

「それよりも私はお兄さんに言いたいことがあります」

 

「うん?何?」

 

畏まって言いたい事があると言う紫ちゃんに何?と尋ねる。

 

「リリィがお兄さんと呼ぶので私と呼び方が被っています」

 

「うん、そうだね」

 

「だから呼び方を変えたいと思うのですが良いですか?」

 

「いや、別に好きにすれば良いと思うけど……」

 

別に呼び方に拘りはないし、好きに呼んでくれたら良いと思うというと紫ちゃんはぱあっと華の咲いたような顔で笑い、俺に相応しい呼び方を考えますと笑った。

 

「良く懐いてるわね~やっぱり横島君は優しいから子供に好かれるのよ~」

 

「そうですかね」

 

優しいからと面を向かって言われるとなんともむず痒いくて照れてしまう。

 

「みむう!」

 

「あーはいはい、ごめんな」

 

膝の上で構えと怒った様子で鳴くチビを手の上に乗せて、揉むように転がす。

 

「みむー♪」

 

「チビは本当にこれが好きだな」

 

俺としては潰さないかって言うのが心配なのだが、チビはこうやって包まれてるのがかなり好きなようだ。うりぼーも小さくなってもちゃもちゃされるのが好きみたいだし、安心感とかがあるのかなとのんびりと思う。

 

「ふかふかー!!」

 

「モノー」

 

【ノッブウッ!!!】

 

ボール遊びをして庭を駆け回っているチビノブ達も楽しそうだし、ただやっぱり人型のチビノブの方がかなり小回りが利いていて追いきれない感じだけど楽しそうにしている。

 

【よいしょっと、痒いところはないですか?】

 

「ヨギッ!」

 

「気持ち良いって」

 

【それなら頑張りますねー、あ、後私の使い魔になりませんか?】

 

「ヨギヨギ」

 

「ココ」

 

「それはイヤだって」

 

がぼーんっと言う擬音が聞こえてきそうなくらいにショックを受けているリリィちゃんを見て思わず笑いそうになったのだが、首筋にピリっとした電気が走るのを感じ、抱きかかえていたチビをブルーシートの上に乗せて立ち上がる。

 

「ジーク」

 

「はい、間違いないです。これは殺気です、集まって!何か出てきます!」

 

「全員集合ッ!」

 

好き勝手遊んでいたリリィちゃん達をブルーシートの近くに呼び寄せ、栄光の手を両手に作り出し周囲を警戒する。

 

「心眼、どこから来る?」

 

【近いぞ、お前達の前方3Mだ】

 

3Mと聞いてかなり近いと更に警戒態勢を強める俺の前に黒いコールタールのような、不気味な人型の異形が姿を見せた。

 

「な、なんだこいつ……」

 

醜悪という言葉が相応しい歪な人型がどんどん地面から生えるように姿を見せる。なんで六女みたいなGSの育成施設でこんな化け物が出てくるんだと思わず混乱してしまう。

 

「コンプレックスだわ~」

 

「コンプレックス?冥子ちゃん、それがこの妖怪の名前なのか!?」

 

コンプレックスなんて妖怪は俺の本には書いてなかったと思うけど、新しい妖怪の一種なのかと思いながらそう尋ねる。

 

「そうよ~嫉妬心とかを糧にして生まれる妖怪で~ここ近年目撃されるようになった妖怪なのよ~」

 

「……嫉妬、なるほど。そういうことか」

 

「どういう事なんだシズク!?」

 

自分だけ理解するのを止めてくれとシズクに説明を求める。

 

「……卒業してもGSになれなかった者、大成できなかった者、除霊で怪我をして命を落とした者。それらの無念や大成したGSへの嫉妬や妬み……それらがここには渦巻いている。このコンプレックスという妖怪が生育されるのはうってつけの場所という事だ」

 

「まじか……」

 

今もどんどん数を増やしているコンプレックス。もしも本当に嫉妬や妬みを糧にして生まれる妖怪だとしたら……倒しても倒しても切が無いということだ。六女の今までの歴史の中で大成しなかったGSや、卒業出来なかった学生はきっと数多く存在する……目の前を埋め尽くすほどに増えているコンプレックスを見て、俺の額から汗が滴り落ちるのだった……。

 

 

リポート7 初めの一歩 その7へ続く

 

 




と言う訳で六女に潜んでいる怪異はコンプレックスとしました、正し操られ、コントロールされている個体なので原作のような愉快な能力を持たないコンプレックスだと思ってください。次回は横島達とコンプレックスの戦いをメインに書いて行こうと思いますので、次回の更新もどうかよろしくお願いします。
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