艦娘と、深海棲艦と、護衛艦と   作:ソロモンのみなも

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第13話 電話

赤城「提督に何かの薬を飲まされて...」

ガチャリ

呉提督(電話)「...呉鎮守府の提督です」

赤城「!?」(どうしましょう...倒れてからの記憶がない...なんで呉に電話をしてるんでしょうか...)

呉提督(電話)「...?どうされました?」

赤城(...そうだ!提督のことを伝えないと!)

赤城「あ、あの(小声)」

 

 

呉提督「どうしたんです?」

呉提督(赤城の声かな?佐世保から来た子たちの話だと、確か薬を飲まされて提督の命令に忠実に従わされているんだったな。助けた艦娘を返すように言えと命令されたんだろうか、それとも...船か?)

赤城(電話)「た、助けていただけませんか(小声)」

呉提督「え」

赤城(電話)「新しく来た提督が艦娘達たちを物のように使って...その上私と加賀さんに何か薬を...(小声)」

呉提督「...!自分の意志で電話したのかい?」

赤城(電話)「えーと何と言いましょうか...薬を飲まされた後の記憶がなくて、気が付いたら受話器を握っていて...なぜそちらに電話しているのかが分からないんです...(小声)」

呉提督(薬の効果が切れたのか?それとも...何かの罠?)

呉提督「えーと、とりあえず分かった。そちらの事情はある程度把握しているよ。すぐにとはいかないけど、できるだけ早く対処するから、情報が必要になったら教えてくれないかい?」

赤城(電話)「!了解しました(小声)」

呉提督「なるべく早く助けるから、頑張ってくれ。」

赤城(電話)「わ、分かりました(小声)」

呉提督「よし、では一旦電話を切るね。何かあったらこの電話にかけるといい。」

赤城(電話)「ありがとうございます(小声)」

ガチャン

呉提督「...急展開だな」

呉提督(もし彼女が薬の効果が切れて理性が戻っているのなら、艦娘たちを助けて佐世保の提督を拘束するのにとても重要な存在になる)

呉提督(でももし佐世保の提督が仕掛けた罠だったとしたら...)

呉提督(...まあとりあえずは信じるしかない...でも一応警戒はしておこう)

 

 

ガチャン

赤城(状況が理解できないけれど...とりあえず助けを求めてよかった...のよね?)

赤城(...!そうだ、加賀さん!)

赤城(加賀さんも一緒に倒れたはずだけど...)

赤城(無事だといいのだけど、とにかく探さなきゃ)

闇加賀「赤城さん」

赤城「!か、加賀さ...」

佐世保提督「...」

赤城「!!」

佐世保提督「ずいぶんと楽しくおしゃべりしていたようだねぇ、呉の彼が気に入ったのかぁい?」

赤城「っ!加賀さん、早く逃げ...」

佐世保提督「捕らえろ」

闇加賀「はい」弓構え

赤城「なっ!?」

闇長門「...」ガシッ

赤城「しまっ!」

闇大和「...」バコッ!(腹パン)

赤城「あ"っ」ガク

佐世保提督「チッ、あのクソヤクザどもめ...薬の効果は永久的に続くんじゃなかったのかよ!でたらめなこと言いやがって、この期に及んでさらに情報漏らされちまったじゃねぇか」

闇長門「この者は」

佐世保提督「地下室に閉じ込めておけ、金がなくて薬が今すぐ買えんからな。」

闇大和「了解」

 

 

 

 

---呉の岸壁

妖精さんA「!」バチバチ(溶接)

妖精さんB「...」カンカン(ハンマー)

妖精さんC「!」ゴシゴシ(研磨)

 

乗員達「す、すげぇ!」

こんごう副長「へこみが!」

乗員A「傷が!」

乗員B「すごい勢いで!」

 

こんごう「ピカピカ」

あきづき「ピカピカ」

まや「ピカピカ」

しらたか「ピカピカ」

おおたか「ピカピカ」

SH-60K達「ピカピカ」

 

乗員達「おお~!」パチパチパチ

妖精さん達「ドヤァ」

 

---呉鎮守府工廠

呉明石「これをこうして」

佐世保明石「これはこうして」

妖精さん達「!」

呉夕張「最後にこうして」

佐世保夕張「ここのボタンをぽちっとな」

 

12.7mm弾「ゴロゴロ」

20mm弾「ゴロゴロ」

76mm弾「ドスンドスン」

127mm弾「ガランゴロン」

 

田崎「!?」

乗員達「すっげぇぇぇぇ!」パチパチ

田崎「見本があればいくらでもコピーできるとは...」

乗員A「すごいですね、"妖精さん"の技術力」

乗員B「弾薬系はこれで心配いらないですね」

呉明石「消耗品の兵器は基本何でも増やせますよ!また何か増やしてほしかったら、いつでもうちの提督に相談してくださいね!」

田崎「ありがとうございます」

 

 

乗員A「ミサイル系や魚雷は増やしてもらっておかなくていいんですか?」

田崎「この世界の軍事技術は第二次大戦ごろの状態で止まっている。この先何が起こるかわからない以上、安全に元の世界へ帰るためには味方であろうと手の内は明かし切らない方がいい、というのが艦長たちの考えだ。」

乗員B「なるほど...」

 

 

---呉の岸壁

こんごう副長「すべての補給、及び修復、整備が完了しました」

こんごう艦長「早いな...さすが異世界の妖精...といったところか?」

田崎「早いではありません、残弾を観察するだけで大量の複製してもらえました!」

こんごう艦長「本当か!?それはすごいな...」

こんごう副長「5隻の艦艇と"まや""あきづき"搭載のヘリ3機、すべて燃料も補給されています」

こんごう艦長「しっかりと個々の提督には礼をせねばならんな...」

スタスタ

夕立「補給終わったっぽい?」

こんごう艦長「はい、本当にありがとうございました」

時雨「提督も僕たちも艦娘を助けてくれたことを感謝しているから、お礼なんて必要ないよ」

夕立「それでね艦長さん」

こんごう艦長「は、はい」

夕立「もしご迷惑じゃなかったら、」

 

「私たちを艦長さんたちの船に乗せてほしいっぽい!」

 

---続く




読んでいただきありがとうございます!

今年4月に山口上空でF-2同士が接触したやつ、調査報告書が出ましたね!
F-2大好きなのでもっと大事にしてもらいたいです...
6月に陸自ヘリに向けレーザー照射したおっさんも逮捕され、
台湾では「塔江」が公開、北朝鮮は軍事パレード。
舞鶴からは「ふゆづき」が中東へ向け出港し、
納入前にやらかしたP-1は重大インシデントとして原因究明中。
どんどんいろんなことが起きてニュースから目が離せませんね。

もしよかったら次回も読んでいただけると幸いです!
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