127mm砲弾「シュルルルルル」
敵機「ドガ――ン」
敵機「ボカ――ン」
CIC戦闘員B「目標群ゴルフ...全機撃墜確認、CIWS射程圏内に入る前に墜としきりました」
CIC戦闘員A「目標...全機撃墜。探知圏内に危険と判断される対空&水上目標無し」
田崎「...ふぅ」
時雨「...凄いね、最後に遠くで爆発が見えた以外は、何も見えないまま戦闘が終わっちゃった」
夕立「...本当に信じられないっぽい」
田崎「艦長、目標全機撃墜しました」
艦長「...よし」
艦長("何とか墜としきれた"というべきか、"あっけなく全滅させた"というべきか...)
艦長(...戦闘能力がまた知られてしまったのは良くないな)
ビービービー!
田崎「!?」
CIC戦闘員A「!?超々低空飛行で小型目標が接近!数24、距離3000!」
CIC戦闘員B「あきづきも"波"としか探知できなかったようです!」
田崎(そんなの波を被ってろくに飛べない高度だぞ!)
田崎「っ、そんなことはどうでもいい、主砲・CIWS攻撃始め!」
主砲5門「ダーンダーンダ―ン」
ファランクス6基「ブォ――ン」
謎の深海艦載機「どぉぉぉん」
CIC戦闘員A「目標8機撃墜!」
CIC戦闘員B「残り16機、距離1000!まっすぐ突っ込んでくる!」
田崎「...!墜としきれない!チャフ...は効かん...」
田崎「とにかくCIWSで叩き落し続けろ!」
CIC戦闘員A「了解!」
---数十メーター後方
時雨「あんな低くから編隊が!」
高雄「あの様子じゃ撃ち落としきれないのでは...!」
夕立「撃ち落とすっぽい!」
神通「全艦、対空戦闘よーーい!」
敵機「ブゥゥゥゥゥン」
由良「よく狙って...てーぇ」
艦娘達「ドォォンドォォン」
敵爆撃機「ブゥ~ン」
ファランクス20mm弾「シュゥゥゥゥン」
敵爆撃機「ドッガァァァァン」
呉大和「私の出番はないですかね...」
敵爆撃機残骸「ヒュゥゥゥゥゥ」
夕立「!?大和さん上!」
呉大和「え?」
ガシャン!
呉大和「きゃっ」小破
46㎝砲ガチッ
呉大和「しまっ!!」
ダァ――――――ン
夕立「!?暴発して...そっちは!」
46cm砲弾「シュルルルルル」
田崎「よし!そのまま墜としきれ!」
CIC戦闘員B「前部CIWS全弾撃ち尽くしました!後部CIWS残り約300発!」
CIC戦闘員A「艦娘が8機撃墜!こちらも7機撃墜、残り1機!」
田崎(これで何とか...!)
ガシャ――ン(砲弾がCICまで貫通)
田崎&乗員達「なっ!?」
ドッガァァァァン
...いちょう!ほうらいちょう!
田崎「...」
航海長「砲雷長!」
田崎「はっ!」よだれ拭き
航海長「交代の時間だぞ」
田崎「?...?...」
航海長「何不思議そうな顔してるんだ」
田崎「あ、ああ...す、すまない」
航海長「ここ数日コーヒーでしのいでただろ、無理すんな」
田崎「...ああ、すまん」
田崎(??)
---艦橋
乗員「あと約1時間で佐世保に到着します」
艦長「はい、了解」
田崎「????」
艦長「どうした?」
田崎「い、いえ!何でもありません」
艦長「?...そうか」
田崎「はい、CICへ移動します!」
艦長「はい」
スタスタ
田崎「どうなってるんだ?」
田崎(なぜ俺は休憩していたんだ?戦って...敵機を撃墜して...そしたらいきなりCICに爆弾か砲弾か何かが貫通してきて...爆発した)
田崎(そのあとなぜ休憩室にいたかが分からない)
田崎(そもそも沖ではなく呉の鎮守府にいたはずでは...)
---CIC
田崎「!?」
田崎(穴が開いていない!?何故だ)
CIC戦闘員「砲雷長!」ビシッ
田崎「お、おう」
CIC戦闘員「?大丈夫ですか?顔色が良くないようですが...」
田崎「そ、そうか?」
CIC戦闘員「はい。無理なさらない方が...」
田崎「ああ...大丈夫だ」
---後部甲板(VLS横)
田崎「はぁ...」
田崎(あの後、CICに来た艦長が"お前大丈夫か!?"といったため、風に当たってくることになった)
田崎(よほど顔色が悪かったらしい。幸いもうすぐ佐世保につくため、休憩しても問題ないようだ。)
田崎「...」
田崎(...俺の今までの記憶は夢か?いや、さすがにそれはない)
田崎(異世界、海軍、艦娘、深海棲艦、呉、佐世保、横須賀の鎮守府...)
田崎(夢なんてもんじゃない。明らかに現実だったはずだ。)
田崎(...しかし、誰もそのことについて触れない)
田崎(休憩室にいた乗員に聞いてみると"ほ、砲雷長?失礼ですが体調が悪いのなら医務室で休まれた方がよいのでは?顔色がすごいことになっていますよ..."と言われた)
田崎(要は"何言ってんだ?"みたいな感じだった)
かもめ「バッサバッサ」
田崎「...」
田崎(理解が追い付かない...)
カランコロン
田崎「?」振り返り
黄緑色のバケツ「ゴロゴロ」
田崎「なんでこんなとこにバケツが...」
バケツ「修復」
田崎「!」
ゴロゴロ
田崎「あ!待って...」
ゴロゴロ...ジャポン
田崎「あ...」
田崎(結局あのバケツは海に落ちてしまい、どこかへ流れて行ってしまった)
田崎(こんごうとミサイル艇2隻が到着した佐世保は、少し前に訓練のため出港した、いつもの佐世保だった)
田崎(あの日、あの世界へ転移する前の状態に、何もかもが戻っていた)
田崎(今日は家へ帰れる日だったので、任務が終わるとそのまま帰宅した)
田崎(家へ帰ると、テレビを見ながら親父がソファーで寝ていた)
田崎父「おう、おかえり」
田崎「た、ただいま」
田崎母「おかえり、今日はカレーよ」
田崎「!」カレーの香り
田崎「ご馳走様でした」
田崎母「お粗末様でした」
ニュース「...の度重なる弾道ミサイル発射実験、それに対する日本の防衛体制はどのようなものなのでしょうか」
田崎父「お、お前が乗ってるやつじゃねぇか」
田崎「ほんとだ」
田崎父「もしあっちがミサイル撃ったら、この"えすえむすりー"ってやつをお前が撃つのか?」
田崎「そうだね。僕の指示で撃つ感じになると思う」
田崎父「へぇ~、まさか俺の息子が日本を守る切り札になるなんてなぁ」ハハハハ
田崎「はは...」
---近くの海岸
田崎「...」
夕日「...」
田崎(あれから数日)
田崎(いつもの生活)
田崎(平凡な日常)
田崎(本当に何もなかったかのように)
田崎(...)
田崎「夢...だったのかな...」
田崎(あんなにいろいろなことがあったのに、全部夢だとは今でも信じられない)
田崎「...分からないな」
バケツ「プカプカ」
田崎「!」
田崎「よっ...っと」
バケツ「○○工務店」
田崎「違う...そうだよな...」
トボトボ
---自宅
田崎「ただいま~」
田崎母「お帰りなさい、あんた高校のお友達からお手紙来てるわよ」
田崎「高校の?」ピラ
○○高校第○期生同窓会のお知らせ
田崎「同窓会か...」
-----加賀「とても見事な戦闘でした。」
田崎「...」
田崎(初恋の相手がが今どんな顔になってるのか、見てみたいな)
田崎「母さん、来月の第1日曜日、仕事の都合が合えば俺出かけるから」
終わり
このシリーズを最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
予定していた24話にするために今回はいつもより文字数が多めですが、もう1話プラスするには少し少ないので今回で終わらせました。
リアルが少し忙しくなってきたのもあり、これからはこのシリーズのようにほぼ毎日とはいきませんが、ゆるゆる投稿していくのでこれからもよろしくお願いします。
ほぼ毎日行き当たりばったりで書いていたので、そのうち時間があれば誤字脱字や矛盾してるポイントなどを修正し、1つにまとめたものをこの24話と入れ替えるかもしれません
最後にもう一度、24話も趣味で書いたぐちゃぐちゃな物語にお付き合いいただき、ありがとうございました!
もしよかったら次回作も読んでいただけると幸いです
それでは