艦娘と、深海棲艦と、護衛艦と   作:ソロモンのみなも

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第8話 決裂

 

---しらたか着岸

ドアガチャ

こんごう副長(えーと確か...)

こんごう副長(長門さんと同じ制服が陸奥さん)

こんごう副長(いかにも大和撫子って感じのが大和さん)

こんごう副長(艦娘はこの3人だけみたいだ。)

こんごう副長(それでこの男が...)

こんごう副長(佐世保鎮守府の提督...か)

 

佐世保提督「ようこそおいでなさいました。」

しらたか艇長「どうも。入港を許可してくださり誠にありがとうございます。」

佐世保提督「...」チラッ

自衛艦旗「ヒラヒラ」

佐世保提督「して、あなた方は何の部署に所属されているのでしょう?」

こんごう副長「我々は海上自衛隊の者です」

佐世保提督(やはりあの航空機を飛ばした奴らか)

佐世保提督「先ほど見たことのない航空機が近くまで来たのですが、あなた方の物ですか?」

こんごう副長「...そうです」

佐世保提督(やはり大本営のやつらが出した手先か?何にせよ俺のテリトリーで好き勝手するのは許さねえ)

佐世保提督「現在の情勢も踏まえ、無許可で鎮守府近くを航空機が飛ぶのは容認できません。」

こんごう副長「申し訳ありません、今後はこのようなことがないように致します。」

佐世保提督「それで海上自衛隊とは何を目的とする部署なのでしょう?」

こんごう副長「...上官より、任務とは無関係な会話は禁じられているため、お答えできません。」

 

佐世保提督(ほう、これは好都合だ)

佐世保提督(軍艦旗を掲げ軍港に入港してきたが、海軍とは違う制服を着用し、所属部隊に対する質問も拒否したことから、)

佐世保提督("海軍の名を勝手に使用して鎮守府に潜入し提督を襲撃しに来た"テロリスト"と判断し射殺した")

佐世保提督(ドジを踏んだな大本営。これだけ証拠になりえるものがあれば、反逆罪で軍法会議にかけられる心配もない。)

佐世保提督(こちらの秘密をつかまれ証拠として大本営に送られる前にこいつらはとっとと始末しよう)

佐世保提督(しかもこのおっさんたち、護衛の艦娘もつけずに単装砲1門のっけたしょぼい船で来やがった)

佐世保提督(この鎮守府も舐められたもんだなぁ?)

 

こんごう副長「我々はこの手紙を...」

佐世保提督「大和」

闇大和「はい」46cm砲ガチャ

こんごう副長「...どういうおつもりでしょうか?」

佐世保提督「大本営の犬どもにはここで死んでもらう」

こんごう副長「ちょ、ちょっと待ってください!」

佐世保提督「大和」

闇大和「はい」照準合わせ

こんごう副長「っ!」提督突き飛ばし

佐世保提督「がっ...!」大和にゴツーン

ドアバタン

こんごう副長「艇長!早く離脱を!」

しらたか艇長「!...了解、最大戦速!」

しらたか乗員「最大戦速!」

ウォータージェットドバー

 

佐世保提督「いってぇなぁ...ってもう発進したのか!?」

佐世保提督「何ぼさっとしてる!早く撃て!」

3人「了解」

ドカー―ンドカー―ン

 

---しらたか艇内

こんごう副長「っ!撃ってきた!」

しらたか艇長「回避運動をとりつつ"こんごう"達の場所へ全速で離脱!」

爆弾ドカー―ン

こんごう副長「あっっぶねぇ!!!」

艦載機たち「爆弾ポイッ」

しらたか艇長「航空機を墜とせ!」

しらたか乗員(CIC)「了解!対空戦闘近づく目標、主砲攻撃始め!」

しらたかCIC戦闘員「右対空戦闘近づく目標、撃ち―方始め―!」

しらたかCIC戦闘員「発砲!」カチッ

 

62口径76mm単装速射砲「ドーンドーンドーンドーン」

九七艦攻「!?」バコーン

九九艦爆「!?」ドカーン

 

---岸壁

佐世保提督「早く沈めろ!」

闇加賀「...提督」

佐世保提督「なんだ?」

闇赤城「敵主砲攻撃により艦載機たちがどんどん落とされていきます」

佐世保提督「は?」

闇加賀「...単装砲とは思えない連射速度と信じられないような命中精度よ」

闇赤城「九割以上命中しています。すでにこちらは大損害、追撃するだけの戦力がありません。それに40ノット以上で離脱していっています。駆逐艦や巡洋艦でも追いつけません」

佐世保提督「くっ!化け物めっ!」

佐世保提督「何をしてもかまわん!大本営に情報を持ち帰らせるな!」

5人「了解」

 

 

 

 

---しらたか艇内

こんごう副長「...もう追って来ていないようですね」

しらたか艇長「ですが主砲も弾がありません。流石にM2では簡単には落とせないでしょうし、このまま全速で"こんごう"達に合流しましょう」

こんごう副長「そうですね...」

こんごう副長(ま、そううまくはいかんよな...)

 

 

 

 

---こんごう艦橋

乗員「しらたかより入電!"対話を行おうとしたところ、佐世保提督が艦娘たちへ攻撃を命令したため全速で離脱、途中砲撃と航空機による攻撃を受けた。追撃はなし。特に損傷はないものの、主砲の弾薬がほとんど残っていない。このまま全速で"こんごう"へ合流する"とのことです!」

艦長「やはりだめだったか...」

艦長「田崎!」

田崎(CIC)「は!」

艦長「しらたかが攻撃を受け全速で佐世保を離脱し本艦へ合流しようとしている。追撃はしてきていないようだが、艦隊を編成してくる場合もある。しらたかは対空砲撃により弾薬がもうない。しらたかにも本艦にも近づかれないように対空、対潜警戒を厳となせ!」

田崎(CIC)「了解!」

田崎(対話は決裂してしまったのか...)

田崎(しらたか以外も主砲弾とCIWSの20mm弾を消費している...)

田崎(これ以上は補給なしでの戦闘は危険だ...)

艦長(艦橋)「どうしたもんかな...」

 

---続く




読んでいただきありがとうございます!
みんなどんどん弾が無くなっていきますね...
まだミサイルと魚雷は一発も撃っていませんが、そろそろ補給のほうへ話を進めないといざって時に愛しのファランクスたんを活躍させてあげられないですね。
もしよければ次回も読んでいただけると幸いです!
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