ありふれた異世界に終焉を   作:ギアゴットXⅢ

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運命を見通す悪魔

???SIDE

白一色の世界の真ん中にある玉座にいる半透明の存在が

??? 「む?1人だけ座標がずれてしまったか。ノイント、いるか?」

 

ノイント 「はい、ここに。どうされましたか?我が主。」

 

??? 「座標が外れて城の地下に転移した者がいる。その者を先に城に案内してもらえるか?」

 

ノイント 「はい、わかりました。」

そう言いノイントと呼ばれた女性はその空間から出て行った。

 

??? 「遊戯の為のコマが欠けるなどあってはならんからな。」

 

???SIDEEND

 

南雲SIDE

ハジメ 「ようやく視界が晴れましたが...、どこですか?ここは。」

と言い彼は周りを見渡した。

本棚などがある事から彼はここは資料などを保管する場所なのだろうと判断した。

 

ハジメ 「これは確か前に清水幸利から聞いた異世界転移と言うものでしょうか?それにしても埃っぽいですね。随分と長い間放置されているようですが。ん?」

彼は蜘蛛の巣を払いながら進んで行くと、台座の上に置かれた開かれた本が目に入った。

 

ハジメ 「これは...気になりますが文字が読めませんね。どうしたものか...う?!」

突然、頭痛が襲い彼は石畳の上にに膝をついてしまった。それと同時に彼の脳にとあるビジョンが映し出された。

その内容は自分が甲冑とマントを纏い、開いた本の形をした仮面を取り付けた異形に変身し、その彼の背後に五体の怪物がいると言うものだった。そしてビジョンは変わり、世界から色が失われていき、崩壊していくというビジョンに変わったところで頭痛がおさまった。

 

ハジメ 「ハァ、ハァ...今のは私か?...フ、フフフハッハッハ!!良い!実に良いではないですか!!ようやく、ようやく!私の夢が叶う!!世界を滅ぼしてみたいと言う夢が!!」

彼は歓喜の声をあげ、喜んでいた。それと同時に一冊の本が彼の前に生成された。

ハジメ 「これは一体...タイトルは『STORIOUS』ですか...。story(物語)とDeus(神)の造語ですか。(カツン...カツン...)?!誰か来ましたか、さてどう説明しましょうか。」

そう言いながら彼はその本を懐に隠した。と同時に扉が開き1人の女性が入ってきた。

 

ノイント 「ここにいましたか、探しましたよ。」

 

ハジメ 「そちらに問題があるように思えますが、まぁいいでしょう。」

 

ノイント 「確かにこちらのミスではあります。申し訳ありませんでした。私はノイントと申します。まだ他の皆様は到着してはいませんが先に王の元に案内させていただきます。ついてきて下さい。」

と言い

 

ハジメ (普通の人ではないようですが利用価値はありそうですね。なら...)

彼は左手に一冊の本を作り出した。その本には『Melusine』とタイトルがふられていた。そして彼はノイントの影の中にその本を落とした。本は彼女の影の中に沈み消えていった。

 

ノイント 「?」

 

ハジメ 「どうかしました?」

 

ノイント 「いえ、なんでもありません。ではついてきて下さい。」

 

ハジメSIDEEND

赤黒い空間

??? 「そうでした、この時が始まりでした。かなり前の事でしたので忘れていましたよ。」

黒いコートを着用し、髪を一房長く垂らしている男が自分の始まりについて話をしていた。

 

??? 「ーーーーーー」

 

??? 「引き返す事?出来ませんよ。私はもとより歪んでいましたので。」

彼は皮肉めいた口調で彼は???からの質問に答えた。

 

??? 「ですがこれはまだ始まりです。ここから先が本番ですよ。」

 





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