ISと神装機竜と運命の戦士達   作:XIYON

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ではどうぞ。


・決着が終わったあとの適正検査

 

ビューティメイダーを倒した日から1週間が経った。俺は今、IS適正を検査する会場へと来ていた。織斑一夏がISを起動してしまった為、全国でISの適正検査が実施されたのだ。

 

俺も例外ではない。そもそもISの世界に転生したからこれは有り得るだろうとは思っていた。

 

しかし適正検査をしに行ったら…

 

月夜「適正Sでした。」

 

ドーベルマン&二アール「(お茶を吹き飛ばす音)」

 

その言葉を聞いてドーベルマンと二アールが盛大に口から大量のお茶を吹き飛ばす。それを見たアーミヤはアタフタしながら布巾を取り出し、汚れてしまった机を吹いた。

 

ドクター「Sってのはかなり貴重ってことだよね…」

 

月夜「あぁ…どうやらあの女神さまはとんでもないプレゼントをくれたらしい。」

 

あとでヴィオネッチ……いや、母さんに事情を聞かないとダメだなこりゃ…

 

アーミヤ「そういえば、あの青木れいかさんにそっくりな女性が目を覚ましたと病院から連絡がありましたが…」

 

月夜「あぁ、これから向かう予定だよ。」

 

病院に搬送されて手術を受け、病室で寝込んでいた青木れいかのそっくりさん。名前は碧野氷花というらしく、どうやらとてつもないところのお偉いさんなんだとか…

 

配下の方は数週間前に行方不明届を出したらしいが、その真意はどうだろうか。

 

嫌な予感も感じながら、俺はアーミヤと一緒にその病院へ向かった。

 

ちなみにドクターは最近、この世界のゲームにハマりすぎたせいで寝不足になり、今回は休むためについてくるのを断念した。

 

あれ、ドクターってゲームしていいのか?まぁ、現実世界だとゲーマーだから別にいいか。

 

看護師「氷花さん。対面したいお方がいるみたいなので入りますよ?」

 

氷花「どうぞ。」

 

看護師が扉を開け、彼女の病室へ入った俺たち。そこに先ほどまでに読書を読んでいた麗華がいた。

 

氷花「初めまして、碧野氷花と申します。気軽にそのままでお呼びください。」

 

アーミヤ「いえ、そういうわけには…」

 

月夜「彼女を助けたんだ。遠慮なく気軽に話そう。」

 

アーミヤ「でも…私はやっぱり氷花さんって呼びます!」

 

月夜「(いや意地っ張りだな…)」

 

氷花「この度はワタクシを助けて頂き感謝しますわ。」

 

月夜「様態は?」

 

氷花「まだ痛むところはありますが、1週間もすれば治るとのことです。それよりも闇川さん。まさかIS学園に入学することになるとは…」

 

月夜「こんだけ目立つことをしたんだ。何かしらの縁があったってわけだ。」

 

氷花「ならばその縁、今度は私が繋げる番ですわね?」

 

アーミヤ「それよりも氷花さん。話したいことがあるって言ってましたわ。」

 

氷花「あぁそうでしたわね…」

 

本を閉じた氷花はその場で話を始めた。その内容は…

 

月夜「エンパイアオーダー?」

 

氷花「世界で暗躍する謎の組織です。プリキュアのメイダーたちに侵略の支援をしていた正体でもあります。」

 

アーミヤ「そうか…氷花さんはビューティメイダーと同化していたから、ヤツらの会話を若干と盗み聞きできた!」

 

氷花「えぇ…ヤツらはメイダーたちに何かしらの支援をしていたことが分かりました。そしてもう1つ、メイダーを作ったのも…」

 

月夜「エンパイアオーダーなのか?」

 

氷花「いえ…その組織ではありませんよ。ダークネスシンジケートというテロ組織はご存知でしょうか?」

 

月夜「確か…スフィア・リム各地で暗躍している?」

 

氷花「えぇ、その者たちはエンパイアオーダーを支援するためにメイダーを開発、あのゲネガーグをここに放ち、乱した元凶でもあります。」

 

月夜「となると、エンパイアオーダーとダークネスシンジケートは何かしらの取引をしたというわけか。」

 

氷花「確証はまだ持てませんがね。ですが、その可能性は十分あり得ると思います。目が覚めたあとに部下へ確認を取ったところ、メイダーの一部にダークネスシンジケートのマークがありました。」

 

月夜「なら、これからはもう少し慎重に動かないとな?」

 

アーミヤ「そうですね。」

 

氷花「それともう1つ。もしかしたらアナタたちに味方をしてくれる民間軍事会社……いや、会社にしてはもう既に程遠い組織ですね…」

 

月夜「なんだ?」

 

氷花「私にフルクラムという最近できた知り合いがいるんです。ある理由で普段は顔を隠しているんですが、その人が指揮している組織が存在しているんです。」

 

月夜「フルクラム…」

 

氷花「こんど機会があったら私から声をかけてみるので、一度は会ってみてはどうでしょうか?きっと、エンパイアオーダーに対抗する戦力になってくれるはずです。」

 

月夜「ありがとう。アーミヤ、スケジュールにそのことも書いておいてくれ。」

 

アーミヤ「分かりました。」

 

氷花「私も退院いたしましたら、すぐにアナタ方のところへ合流します。それまでは耐えてくださいね?」

 

月夜「もちろんだよ。」

 

色々な真実を聞いて頭が痛くなった俺は氷花に言われたことを整理する必要があると思い、病院をあとにしてロドス基地へと帰るのであった。

 




次回

・クローン連合軍
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