チェンがホシグマに学園の倉庫を守らせているということを聞いた俺たちは彼女のあとをついて行くことにした。そしてその場所には鬼の大柄な女性が守るために立っていた。
ホシグマ「皆さん!来ましたか!」
月夜「ホシグマ、久しぶりだな?」
ホシグマ「月夜もおかげさまで何よりだ。」
ホシグマは真面目な態度を崩さない龍門近衛局の大柄なエリート兵士で女性としては大柄な184cmという高身長。鬼族らしく好戦的で勇敢に戦う一方で冷静さも併せ持っている。
そのため俺やチェン、そして部下たちからの信頼がとても厚い。
礼節も弁えているのか、外部の者に対しても立場や外見で人を判断するようなことはしない。
見るからに子供なアーミヤに対しても初対面の時から敬語で丁寧に対応していたことがある。俺は普通に敬語じゃなくてもいいと話したこともあったな。
そんなホシグマが守っていた倉庫の中は何も無いただのもぬけの殻と化していた。
月夜「ホシグマ。」
ホシグマ「説明すれば長い。私が到着した頃にはもう全部が無くなっていた。」
冥「ねぇ月夜。ここって確かISの武器を保管するための倉庫よね?」
月夜「あぁ…弾丸も武器も全部がここに補充されている。恐らくは…」
ホシグマ「あぁ、貴様たちがマーノと戦ってる間に別の部隊が倉庫に侵入してありったけを盗んでいったんだろう。」
月夜「俺たちは囮にまんまと引っかかったってワケか。」
アーミヤ「でも、IS学園が保管している生徒用の武器を何のために?」
チェン「エンパイアオーダーの兵士を強化するのに使うためだろうな…」
月夜「それとも…別の何かを作り出すためか?」
レックス「……アソーカ、あれを見ろ?」
アソーカ「あれってシャトルよね?どうしてこんなところに?」
俺達はニュー級攻撃輸送シャトルがこちらに着陸してくるのを確認した後、後ろから少し下がっていった。
着陸したシャトルののっぺりとした船首の折り畳み式タラップを兼ねたハッチが前方に向かって開いた。
そこから出てきたのは白い普通のフェーズIIのクローン・トルーパーアーマーにオレンジのペイントが施されたクローンコマンダーだった。
月夜「コマンダーコーディ。」
コーディ「よう兄弟。」
レックス「コーディ!」
コーディ「久しぶりだなレックス。銀河帝国を打ち倒した以来だな?」
月夜「(銀河帝国を打ち倒した?)」
レックス「あぁ、あの人がいなかったら俺たちは今頃、皇帝の手先になってた。」
月夜「んっうん……コマンダーコーディがきたということは212を指揮する将軍が必要だな。」
レックス「あぁ…でもまずは…」
翌日…
千冬「変だな。」
真耶「はい。なぜ、月夜くんは制服を着ているのでしょうか…」
そしてアリーナでは……
セシリア「あら?来ましたの?」
ジードライバー!
月夜「終わらせないと俺も計画の一つをクリア出来ないからな。」
デモンズ!
レンゲル!
月夜「変身。」
フュージョンライズ!
仮面ライダージード!フロートデモンズ!
俺は仮面ライダーデモンズと仮面ライダーレンゲルの力を掛け合わせた形態。フロートデモンズへと変身。それを見たセシリアは驚いた顔で見つめるが…
セシリア「く……そんなものでワタクシのティアーズには勝てませんわ!」
セシリアは初っ端からティアーズを放ってきた。しかし俺はそれを氷で作ったシールドで次々と防いでいく。
セシリア「ちょこまかと!」
セシリアの射撃も入って、一見俺は不利に見えたアソーカ…
アソーカ「マズイ…あのままじゃやられるわ!」
クルルシファー「そうかしら多野さん。」
アソーカ「え?」
クルルシファー「あのシールドの使い方…ところどころティアーズの攻撃を跳ね返してるわ。」
アソーカ「本当だ…」
アソーカはこの学園では『多野明日奏』という名前で学園生活を送っている。
彼女が人間に化けているとは知らずにアソーカは皆の人気者になっていた。フェイスメイクでは流石に無理があったので、俺は1ヶ月人間に擬態できる薬を渡し、この生活に馴れさせた。
LADY CHARGE!
月夜「これで終わらせよう。」
デモンズブリザードストライク!
俺は手から糸をセシリアに向けて発射したあとに彼女を拘束して動けなくなったところを引き寄せて、氷の力が纏ったライダーキックを叩き込んで吹き飛ばした。
それを食らった彼女のシールドエネルギーは0になったのを確認した俺はホッとしたのだった。
月夜「ふぅ…」
セシリア「あ、アナタ…何者ですの?」
月夜「さぁね?俺はこの学園の数多ある生徒の1人だ。」
そう言った俺はアリーナから立ち去った。ある人物がじっーとながめているのを知らずに…
双真「あれが…アイツの仮面ライダーとしての力か。」
楓牙「お前、アイツに興味があるのか?」
双真「一応な。」
セシリアとの戦いを終えた俺は千冬さんと会った。そして早々にセシリアのブルーティアーズの不調を伝えることにした。
月夜「セシリアをお願いします。彼女のティアーズに不調が出てる。」
千冬「なぜ分かった?」
月夜「自分の勘です。」
千冬「なるほど……すまないが貴様のそのベルト(…」
恐らく千冬先生は俺のジードライバーを解析しようとしているのだろう。しかし…
月夜「お断りします。」
千冬「何故だ?」
月夜「軍事利用されるのが嫌だからですよ。それにこれは俺が独自に開発した物です。他人が触れる物じゃありませんよ。」
その場所から俺は去っていった。それを見た双真は…
双真「闇川月夜、益々と不思議な人物だな……ん?」
月夜が去るのを確認したあとに双真は何かが落ちているのを確認したあとにそれを拾う。
双真「これって…ウルトラマンジードのウルトラカプセル?」
何の力も入っていない2個のサンプルカプセルを拾った彼は何かに使えないかと考えながら、その場から立ち去っていった。
ちなみに、一夏はセシリアに負け、アソーカはセシリアと一夏に勝ち、最終的に俺とセシリアがクラス代表を辞退したので、一夏がクラス代表になった。
一方、基地にいたレックスとコーディは…
コーディ「レックス、ちょっと来てくれ。」
レックス「どうした?」
コーディ「ここからかなり離れた先に救難信号が出てる。」
するとそれを確認したフォードーが…
フォードー「何かあったのか?」
レックス「コーディが救難信号を発見したみたいだ。ここから遠い場所から発信されている。」
フォードー「月夜達を呼ぼう。」
コーディ「あぁ。」
次回
・新たな仲間と、新たな敵