ISと神装機竜と運命の戦士達   作:XIYON

20 / 84

ではどうぞ。


・怪しい不穏
・元悪人のバーゲンセール


アメリカ某所。とある作戦基地に一人の男が立っていた。

 

モフ・ギデオン。元帝国保安局員にして、銀河帝国において1つの星系ないし宙域全体を統治する権限を握る「モフ」(帝国軍における総督職の階級の1つ)の1人。

 

部下「ギデオン様、来客です。」

 

ギデオン「きたか。」

 

そんな彼がいる間にある人物が現れた。そう、狼亜だ。

 

狼亜「お前がモフ・ギデオンか?」

 

ギデオン「君は…エンパイアオーダーの人間か?」

 

狼亜「一応、そういうことになっている。」

 

ギデオン「ウィルティくんが貰いに来ると思っていたが、まさか別の人間に任せるとは…」

 

狼亜「彼女なら新しい作戦の指示で忙しい。その作戦にはお前が持っている銀の福音が必要だ。」

 

ギデオン「なるほど…どおりでいないわけか。」

 

狼亜「御託はいい。さっさとソイツをよこせ。」

 

ギデオン「まぁそう焦るな。渡す前に…君の力を試させてほしい。」

 

そう言ったギデオンはパージトルーパーを前に出す。

 

狼亜「どうやら、そう簡単に渡してはくれないようだ。」

 

ハンタードライバー!

 

ハンタードライバーを装着した狼亜は禍々しく書かれた狼の絵が特徴の黒いカプセルを取り出し、それをハンタードライバーに装填した。

 

ハンターウォルフ!

 

〜♪

 

狼亜「変身。」

 

Hunt Up!

 

Don't let your prey escape!

 

RIDER!HUNTER!

 

仮面ライダーハンターに変身した狼亜は赤いレーザーブレードを召喚。目の前にいるパージトルーパーにそれを差し向ける。

 

ギデオン「ほぉーう…」

 

狼亜「さぁ、狩りの時間だ。」

 

一方、4人もの転校生が現れて困惑してしまった俺はクローン連合軍の基地で頭を抱えていた。

 

月夜「どーしてアドミニストレータと終の女神シバがいるんだ?」

 

自分の自室にあるデスクで悩みを抱えながら、あの二人がなぜIS学園に転校してきた理由を探り続ける俺。

 

それを見ていたアソーカたちは勝手に雑談をし始める。

 

怒輝「あ、あど……アドがなんだ?」

 

双真「アドミニストレータだ。分からないのかその事も…」

 

アソーカ「あの2人からとてつもないフォース…いや、力を感じるわ。月夜の使っている魔力らしきものなのかしら?」

 

レックス「どのみち、調べる必要はありそうだな。」

 

楓牙「ま、別にどーだっていいけどな…俺からしたら普通の生徒にしか見えないぞ?」

 

双真「お前、それはヤツらが強いヤツというのを承知で言ってるのか?」

 

楓牙「別に良いじゃねーか?それに、俺のクラスにもセーラーギャラクシアの容姿をしている女が転校してきたしな?」

 

月夜「ブッーーーーー!?」

 

楓牙の爆弾発言に飲んでいた温かいお茶を目の前で吹き飛ばしてしまう俺。それを見た全員が驚いた顔でこちらを覗かせていた。

 

月夜「おい!それ本当なのか!」

 

嫌な予感がした俺は自室から出てアソーカたちのところへと向かった。

 

楓牙「あぁ、確か名前は銀強院閃子だったか?」

 

月夜「まるで元悪人のバーゲンセールだな…」

 

双真「だな…俺と月夜は心当たりが大ありなヤツらだな。」

 

怒輝「なんだよ。もったいぶらずにはなせよ?アイツらのこと。」

 

月夜「話すと長くなる。悪いヤツ3人も話すのに何時間もかかるから嫌だ。」

 

クィネラことアドミニストレータはSAOアリシゼーション編のラスボス。終の女神シバは旧PSO2のほぼラスボス。セーラーギャラクシアはセーラームーン セーラースターズ、及びセーラームーンコスモスのラスボスだ。

 

どいつもコイツも曲者揃いばかりだ。クローン連合軍のことも考えないといけないのに、どーしたらいいんだ。

 

月夜「とにかく、俺はまずシャルロットと接触する。」

 

そんなわけで俺はシャルロットがいる部屋へとやってきた。

 

月夜「悪いな?急にお邪魔しちゃって。」

 

シャル「うん。大丈夫だよ。ちょうど暇だったし…」

 

今、一夏は箒たちとISの自主練をしている。ラウラが何かしなきゃいいが、今のうちに彼女に聞き出すことにしよう。

 

月夜「シャル、話したい事がある。」

 

シャル「な、何かな?」

 

月夜「君はシャルル・デュノアではなく……シャルロット・デュノアじゃないのかな?」

 

シャル「ど、どうして君が僕の本名!?」

 

月夜「デュノア社には息子がいるって話は聞いてないからな…それに、君の動作にいくつか女性らしい印象があった。最初に会った時からバレバレだよ。」

 

シャル「ぜんぶお見通しだったんだね…」

 

月夜「もし良かったら話してくれないか?俺がお前の助けになってやる。」

 

シャル「分かった。」

 

どうやら彼女の義理の母親はエンパイアオーダーの配下にあった。デュノア社の権利を完全に乗っ取ったらしく、その手腕で完全に支配しているらしい。シャルロット曰く、父親はどうする事も出来ず言いなりになっているそうだ。

 

月夜「わかった。今からでもデュノア社の今を潰しに行く。」

 

シャル「無理だよ!会社のあちらこちらにはアイツらの警備がいるし!それに…」

 

月夜「安心しろ。俺の兵士も普通じゃないから。」

 

シャル「え?」

 

シャルとの話が終わった俺は基地に戻り、事の事情を話した。すると…

 

アソーカ「ビンゴね?丁度そのフランスの基地にリンファがいる。」

 

月夜「なら、作戦開始だ。」

 

レックス「月夜、俺とクルルシファーは準備が出来てる。」

 

月夜「あぁ、けど…まだ人はいる。」

 

クルルシファー&アソーカ&レックス「え?」

 

すると俺達の前に現れたのは…

 

セリス「ここでいいでしょうか?」

 

アソーカ「セリスティア・ラルグリス!?」

 

クルルシファー「なぜアナタがここに?」

 

月夜「シャルロットの件を話したら協力してくれたんだ。俺が色々と好物を渡したら乗ってくれてね。最初は手こずったけど。」

 

アソーカ「でも、そっちが3人なら私たちは2人よ?」

 

月夜「それなら問題ない。アイツらを招集している。」

 

アソーカ「アイツら?」

 

そこに現れたのは双真、怒輝、楓牙の3人だった。

 

レックス「今回の作戦はコイツらも?」

 

月夜「正確にはちょっと違うけどな?」

 

レックス「なるほどな…」

 

月夜「んじゃ、さっそく始めようか。まず、デュノア社に向かうメンバーは俺とアソーカ、レックスにファイヴスと一部501大隊のメンバーだ。」

 

怒輝「おいおい!俺たちも基地で待ってろってか?」

 

月夜「そんなことはない。双真、お前はクルルシファー、セリス、怒輝、楓牙と別の任務をお願いしたい。日本のある場所で変な信号をキャッチしたんだ。それを探ってほしい。」

 

双真「わかった。」

 

月夜「なるべくその信号を出したヤツらにバレないようにしてくれよ?」

 

怒輝「そんなことを俺たちに頼むなよ。俺らそう言われたらさらに派手な行動に出るぞ?」

 

楓牙「月夜、人の頼み方が間違ってるぜ?」

 

月夜「(だから派手な行動に出ようとするなって言ってんだよっ!?なにを馬鹿なことを言ってんだよ!)」

 

クルルファー「だ、大丈夫だよ月夜。私もセリスもいるんだし。」

 

セリス「そうですよ!それに今回はコマンダーコーディも一緒ですから!」

 

コーディ「俺を巻き込まないでくれよ。」

 

アソーカ「と、とにかく、その連中のデータを取れればいいんだから。てか、そこに行って戦闘にならないとは限らないわよ?」

 

月夜「ま、そうだな……んじゃ、各自準備をするように。シャルロットのために一肌脱ぐぞ。」

 

というわけで俺たちはフランスれ向かった。水中特化の貨物戦艦で向かっているので、敵にはそう簡単に見つからない。

 

今回はレックスのススメで、ファイヴスが付いてる。勿論この世界に来てから俺は彼をキャプテンに昇格させた。

 

ファイヴス「敵の基地を偵察してもらったところ、相手はかなりの数だとか。」

 

月夜「先に偵察隊がいたのか?」

 

ファイヴス「あぁ…そうなんですが…」

 

月夜「何か困った事でもあったのか?」

 

ファイヴス「そのぉ…非常に言いづらいんですが、偵察には不良分隊が…」

 

アソーカ「不良分隊?」

 

レックス「あぁ、アイツらか。」

 

不良分隊。正式名称:クローンフォース99。

 

クローントルーパーを製作しているカミーノアンが、遺伝元であるジャンゴ・フェットの遺伝子を意図的に突然変異させたことで誕生した奇形クローンで構成される特殊部隊。

 

突然変異によって他のクローンが持たない特殊技能を身につけているほか、本来ジャンゴ・フェットと瓜二つであるはずの身長や声帯も変化している。

 

更には突然変異の弊害か自我が強く、通常のクローンでは抑制された行動である独断行動や命令無視が目立つ部隊だ。

 

ファイヴス「この世界に漂流される時も通常のトルーパーをレックと呼んでいます。」

 

ジャンゴの鋭い感覚を強化されたクローンで、ドロイドが発する電磁フィールドを感知できる優れた感覚を備え、観察眼にも優れる「ハンター」

 

暗号解読能力や言語能力、軍事戦術などあらゆる知識を有するほか、即興性にも優れる「テク」

 

バトルドロイドを易々と引きちぎり、大岩やガンシップ、戦車を一人で動かすほどの怪力を有する上、巨大なドロイドに踏まれてもビクともしない恵体を持つ「レッカー」

 

非常に優れた視力を持ち、超遠距離からの狙撃は勿論、跳弾も得意とする「クロスヘア」

 

ファイヴス「そして最後はエコー…自分の親友です。彼は右腕のドロイドアームからコンピューターに直接侵入することが可能です。」

 

アソーカ「エコー…生きていたのね。」

 

月夜「んで?アイツらは今どこに?」

 

ファイヴス「そろそろ来ると思います。ほら、噂をすれば…」

 

するとゲートブリッジから一隻の船が到着した。その船から出てきたのは黒い配色のトルーパー達だった。辺りのレギュラークローンはザワつくが、俺は1度も警戒しなかった。

 

ハンター「ここがフランスのデュノア社に向かう船か?」

 

月夜「あぁ。アンタがリーダーのハンター?」

 

ハンター「あぁ、んでコイツがレッカー、テク、クロスヘアだ。そして…」

 

エコー「エコーです。ファイヴス。」

 

ファイヴス「あぁ、久しぶりだなエコー。」

 

月夜「君達が見たデュノア社の情報が聞きたい。」

 

ハンター「わかった。」

 

そして…

 

パージトルーパー1「こ、コイツは…」

 

パージトルーパー2「強すぎる…」

 

パージトルーパーたちを圧倒し、ボコボコに倒した仮面ライダーハンターの姿があった。

 

ギデオン「素晴らしい。これなら君に銀の福音を託せる。渡してさしあげろ。」

 

ギデオンにそう言われたストームトルーパーは変身を解除した狼亜に銀の福音を渡した。

 

狼亜「たしかに受け取った…ファズマ、帰るぞ。」

 

ファズマ「はっ!」

 

ギデオン「……最後に聞きたいことがある。」

 

狼亜「なんだ?」

 

ギデオン「君は復讐を望んでいると聞いたが、その復讐する相手は何者なんだ?」

 

狼亜「……俺がこの世界にやってきたとき、とても良くしてくれた村があってな…だが、その村はある日を栄えに焦土と化した。ストームトルーパーに似た黒い兵士に、黒い鋼の鎧を纏った戦士が1人、また1人と村人を殺していった。」

 

ギデオン「鋼の鎧を纏った……戦士。」

 

狼亜「アイツらは…俺の愛したヤツも優しくしてくれた人も、全員を無惨にもやった…なら、報復のために今度は俺がアイツに引導を渡してやる番だ。」

 

ギデオン「その日が、いつか来るといいな。」

 

狼亜「目を凝らして追いかけるさ…アイツを狩るのは俺だ。」

 

狼亜はそう言ったあと、キャプテン・ファズマと他のエンパイアオーダーの兵士と共にその場から立ち去っていった。

 

ギデオン「やはり、復讐は止められないな…そうだろう?ボ=カターン。」




次回

・突撃!デュノア社!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。