ISと神装機竜と運命の戦士達   作:XIYON

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ではどうぞ。


・再会する友

デーンデーンデーン!デデデーン!デデデーン!

 

一葉「もぐ( ˙༥˙ )もぐヾ(๑`Д´๑)ノ」

 

エーニャ「あ、あははは……か、一葉が珍しくイライラしてる…」

 

冷雨「お父さんが忙しくて自分だけスフィア天界の留守番を頼まれたからね…まぁ、私達も頼まれたけど。」

 

一葉「あっーもう!なんかこうパッとひと暴れしたい気分だわ!なんであのクソ親父は私を置いてきぼりにして1人で任務に行くのかな!帰ったらたっぷり仕返ししてやるんだから!」

 

季節の女神を操っていたロンヴォスを逮捕し、絶望の孤島に彼を収容した私達は、父さんの命令でスフィア天界で留守番をすることになった。

 

父がルシファーさん達と別の仕事に行くことになって私は苛立ちを感じたのか月夜の世界のドーナツ屋で30個ドーナツを買った。

 

そしてそれを全部私が食べている。太らないのかって?伊達に運動もしてるし、野菜もきっちり食べてるから安心よ。

 

エーニャ「とか言って絶対太っ……」

 

一葉「(・д・)チッ…」

 

エーニャ「ギャーーーーーーーーーー!?」

 

鉄パイプを取り出した私はそれでエーニャの頭を殴った。エーニャは意識はあるものの、そのまま気絶してしまった。

 

冷雨「鉄パイプはやり過ぎじゃないかしら…」

 

するとそこに見覚えのあるスフィアホールが現れた。そこから現れたのは大天神ロア様だった。

 

一葉「は!?ロア様!ってガバガバ!?んー!?んー!?」

 

私はいきなりの登場に驚いている為、近くにあった水を飲み干した。

 

一葉「はぁ……はぁ……死ぬところだった。」

 

ロア「お食事中すいませんね。」

 

一葉「今度は一声かけて言ってください……んで?どうしたんですか?」

 

ロア「はい。実は…カクカクシカジカ…」

 

この話を聞いた私はこの後、父が不在のなか、異世界の戦士達を呼び寄せる事になるとは思わなかった。

 

一方…

 

シャル「ねぇラウラ…」

 

ラウラ「知ってるぞシャル。宇宙人だろう?」

 

シャル「それはそうなんだけど!」

 

ラウラ「なんだ?宇宙人がいることが普通じゃないって思うのか?」

 

シャル「いや、それはそうだけど…」

 

アソーカ「バリスはどうしてここの世界に?」

 

バリス「死んだあとに目を覚ましたらここにいたの。そうね…ちょうど5歳の時だったかしら…」

 

月夜「でもどうやってここまで生き延びたんだ?その容姿じゃ、普通の人からすれば迫害されるのも時間の問題だったんじゃ?」

 

バリス「私を助けてくれた人間の恩人がいるのよ。」

 

そう言った彼女が立ち止まった場所は大きなシャッター式の自動扉があるところだった。バリスはその扉を開けるための指紋認証の装置に手を触れて扉を開ける。

 

中は巨大なエレベーターになっており、俺たちはその中へと入っていった。

 

ラウラ「驚いた…中華街の中にこのような物があるとは…」

 

バリス「元々は色々な物を保管する倉庫だったんだけど、使う人がいないから恩人がリノベーションしたの。私たちのようなアナタたちの言う宇宙人を守るためのシェルターにね…」

 

シャル「ラウラ、やっぱりさっきの言葉、かなり傷ついてるよ?」

 

ラウラ「( ・̆⤙・̆ )」

 

バリス「気にしないでちょうだい。それに私たちのことを知っているのは恩人さんだけじゃないの。」

 

月夜「一部の中華街の住民もお前たちの存在を知っているってことなのか?」

 

アソーカ「でも、どうして?」

 

バリス「話すと長くなるのよ…この横浜が恐ろしいほど腐敗した場所だってことをね?」

 

倉庫へと辿り着いたあとに扉が開いたあとにエレベーターを出た俺たち。そしてその場所には…

 

シャル「な、何これ?」

 

ラウラ「ウソだろ…」

 

アソーカ「この人たちって…」

 

俺たちの目に映ったのは様々な人種が地下で暮らしていた光景だった。

 

しかもミリアランやトワイレックだけかと思いきや、スターウォーズとは何の関係もない女性のエルフや青肌の悪魔などが住み慣れていた。

 

アソーカ「バリス…これってまさか。」

 

バリス「えぇ、これが横浜の現状よ。様々な人種がここで過ごしているの。」

 

するとそこに私服を着たクローン・トルーパーらしき男が現れる。

 

???「バリス、戻ってきたか…どうやらお客さんを連れているみたいだが…」

 

レックス「カット!?」

 

カット「レックス?久しぶりだな?」

 

アソーカ「レックス、知り合い?」

 

レックス「あぁ、紹介しよう。彼はカット・ロクウェイン。元クローン・トルーパーだ。」

 

アソーカ「元クローン・トルーパーってことは…脱走兵ってこと?」

 

カット「あぁ、だがまさかレックスたちもこの世界にいるとはな…銃を持っているってことは新しい戦いが始まってるのか?」

 

レックス「そう思ってくれていい…俺たちも本当は戦いなんてしたくなかったが……あぁ、紹介しよう。彼はアソーカ・タノ。俺の知り合いのジェダイだ。」

 

アソーカ「よろしく。」

 

レックス「そしてその隣にいるのは闇川月夜。俺たちの友人であり、今のクローン兵士の全体を指揮している。」

 

バリス「ジェダイではない彼が?」

 

アソーカ「えぇそうよ?ちょっと以外かしら?」

 

バリス「まぁ、そうね…」

 

月夜「よろしく。」

 

カット「カットだ。よろしく頼むよ?」

 

レックス「んで、そこの灰色の髪の少女はラウラ・ボーデヴィッヒ。金髪の子はシャルロット・デュノア。んでそのピンク髪の子は夢野冥だ。」

 

ラウラ「よろしく頼む。」

 

シャル「よろしくね?」

 

冥「よろしく。」

 

バリス「テーブルに案内するわ。ついてきて。」

 

バリスにそう言われた俺たちは会議室並の広さがある場所へと辿り着いた。

 

カット「俺の妻のスーだ。」

 

スー「皆さんよろしく。」

 

バリス「それで…アソーカたちはどうして横浜に?」

 

月夜「お前の件…ってのがメインだったんだが、実は神奈川県知事からある依頼を受けて…」

 

カット「依頼?」

 

月夜「横浜市長が変な連中と怪しい取引をしているところを職員が発見したらしいんだが、口封じのためか殺されたらしい。」

 

スー「その証拠は一体どこで?」

 

アソーカ「彼のポケットに写真があったの。彼らにバレないように速攻、閉まったのでしょうね…」

 

スー「カット、やっぱり横浜は…」

 

カット「あぁ、腐敗し切ってるな。」

 

レックス「腐敗してる?どういうことだ?」

 

バリス「話せば長くなるわ。」

 

月夜「長くなる?」

 

それは横浜全体…それどころか神奈川に関わる問題だった。横浜では極秘裏に異邦人、つまり宇宙人やエルフ、悪魔などを弊害して捕まえて檻に入れる行為をしていたのだ。

 

その行動を問題視したカットは元ジェダイのバリスの力も借りつつ、このシェルターを完成させたらしい。

 

月夜「俺たちの知らないところでそんなことが…」

 

スー「もう10年も続いているわ。なんの理由でこうなったのか分からないけど…」

 

カット「それどころか、捕まった異邦人たちは要塞に囚われているんだ。」

 

月夜「要塞?」

 

カット「そのことに関してはまたあとで言うさ。ところで、お前たちはどうしてクローン・トルーパーを率いてる?」

 

月夜「こっちも話せば長くなる。」

 

俺はエンパイアオーダー、そして未だに謎の組織グレフトクについての話をバリスとロクウェイン夫妻に伝えた。

 

スー「エンパイアオーダー…」

 

カット「なるほど…そんなことが…」

 

レックス「俺たちも戦いたいわけじゃない。せめて、平和に生きていたかった。」

 

バリス「……」

 

アソーカ「バリス…」

 

バリス「ごめん…今は1人にさせて。」

 

バリスはそう言ったあとに会議室を出ていった。

 

アソーカ「彼女、もしかしてまだ傷が残ってるの?」

 

カット「あぁ、戦争の原因が未だにジェダイだと信じて疑わない。」

 

月夜「確かにアソーカやレックスが聞く限りではそうだな…だけど、その裏で全てを操ってたのはジェダイじゃない。」

 

アソーカ「えぇそうね…皇帝パルパティーン。またの名を…ダース・シディアス。」

 

レックス「俺たちを苦しめたヤツらだ。未だに悔やんだって仕方ないさ。」

 

月夜「……」

 

俺は少しため息を吐いたあとに立ち上がった。それを見たアソーカは心配した顔で俺を見つめた。

 

アソーカ「どこに行くの?」

 

月夜「少しな…」

 

俺は会議室を去った後、シェルターから行ける眺めのいい屋上へと足を運んだ。そこには既にバリスが立っていた。

 

バリス「アナタだったのね?」

 

月夜「俺もちょっと外の空気をな。」

 

そう言った俺は彼女の隣に立った。

 

バリス「何かしら…アナタからは凄い力を感じる。まるで何光年の時を生きた神様みたいに…」

 

月夜「まぁ、そう言われてもおかしくないな…」

 

バリス「え?」

 

月夜「実は俺もアソーカやレックス、そして君と同じ転生者なんだ。別の次元からやってきたね…」

 

バリス「そうだったの?でも、初めて会ったときはそんなに…」

 

月夜「感じなかったんだろ?それもそうだ。普段は自分の力を隠してる。ライトセーバーを作ったのも、単なる護身用として持っているだけだ。」

 

バリス「なのに…どうしてクローンを率いてエンパイアオーダーに?」

 

月夜「誰かを守りたいからだな。」

 

バリス「守りたい?」

 

月夜「俺は転生を繰り返して様々な世界を渡り歩いたんだ。その世界それぞれには色々な人たちがいたよ。何のために戦うのか、何のために人を守るのかを…」

 

バリス「……」

 

ちなみに結婚もした。

 

月夜「お前にも守りたいものがあるんじゃないか?」

 

バリス「守りたいもの…」

 

一方、港で待機しているファイヴスたちは…

 

ファイヴス「暇だな…エコーがいたら少し楽だったんだけどな…」

 

ヘヴィー「アイツはいま不良分隊にいるんだろ?アイツなりに戦わせてやれや。」

 

ファイヴス「だな…ん?」

 

カタップ「どうした?何か見つけたか?」

 

何かに気づいたファイヴスは近くにあったエレクトロバイノキュラーを手に取り、遠くにある場所を見つめた。

 

ファイヴス「なんてこった。耳が人じゃないヤツらが奴隷として捕まってる。」

 

ジェシー「あれはエルフだな…闇川指揮官が管理している図書館の本で見たことがある。」

 

ハードケース「そういや、月夜さんたちからの報告でエルフやトワイレックとかがここに漂流してることが多いらしい。」

 

カタップ「それをエンパイアオーダーが拉致して彼らを奴隷として捕まえているとか…」

 

ファイヴス「コマンダーコーディに報告しよう。嫌な予感がする。」

 




次回

・真のジェダイとは…
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