ISと神装機竜と運命の戦士達   作:XIYON

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ではどうぞ。


・合宿と運命に聖剣を。
・ダークセーバーを本格的に使いたい。


 

横浜解放戦線が終わった俺は悩んでいた。それは銀の福音だ。どうやら俺たちの知らないところで謎の組織が銀の福音を盗んだとのことだ。

 

敵の正体は『黒い装甲服とヘルメットで全身を纏った兵士』とのことだ。黒いトルーパーとなると種類は色々ある。

 

デス・トルーパー、クローンXトルーパー、エリート・スクワッド・トルーパーなど様々だが、謎の連中が差し向けたのはなんだろうな?

 

ま、俺には関係ないが…

 

そんなことを考えつつも、IS学園内にあるフェンシングの練習場にやってきた俺はある問題に取り組むことにした。

 

それはダークセーバーだ。初めてアソーカと遭遇したときに軽く使ったが、あまりのパワーで上手く使いこなせなかった。

 

持つだけならライトセーバーと同じだが、このダークセーバーの決定的な違いはその特徴にある。ライトセーバーのようにただ剣を振るうだけでは使い物にならない。

 

ダークセーバーはパワーによって発揮する。心を開き、精神を統一してこのセーバーに逆らわず体の一部にするという方法で使いこなさなくてはならない。

 

そもそも、この黒色刃を持ちつつも白い光を放つクリスタルはどこで手に入れたんだ?ター・ヴィズラさんに会えたら聞きたいですね〜…

 

するとそこにアイラ姐さんがやってきた。

 

アイラ「随分と気合いが入っているわね?」

 

月夜「アイラ姐さん。生徒への授業は終わったのか?」

 

アイラ「一応ね…ここの生徒たちはなかなか面白い逸材が多くてね?興味が惹かれるわ。」

 

エンパイアオーダーから救ったアイラ姐さんの処遇をどうしようかとクローン連合軍とIS学園で協議した結果、彼女は学園の教師として過ごすこととなった。

 

ジェダイが学園の先生か…なかなか面白い構図じゃないか。

 

アイラ「それは……マンダロリアンの武器よね?どうしてアナタが?」

 

月夜「色々あってな…初めてエンパイアオーダーの連中が騒ぎを起こした事件を捜査することになったのをキッカケに見つけたんだ。アソーカとレックスに初めて会ったのもそこだ。」

 

アイラ「なるほどね…」

 

そう言った彼女は自身のライトセーバーを取り出して起動する。

 

アイラ「ダークセーバーの素質は聞いたことはあるわ。もしアナタが望むなら、ライトセーバーの型を教えることはできるわよ?」

 

月夜「なら、お願いしようかな…」

 

そう言った俺はアイラ姐さんからセーバーの型を教えてもらうことになった。

 

一方のアソーカとバリスはレックスとファイヴスを引き連れてレゾナンスへとやって来ていた。

 

ファイヴス「キャプテン…どうして我々が荷物持ちを?」

 

レックス「これがこの世界の女の買い物みたいだぞ?」

 

ファイヴス「そんなことあるんですか…(困惑)」

 

レックス「まぁいいだろ?俺たちの分の水着も用意してくれているんだから付き合ってやろうぜ?」

 

ファイヴス「ですね…」

 

アソーカ「2人とも!早くきてよ!次のお店に行くわよ〜!」

 

ファイヴス「はい!いま行きます!」

 

レックス「全く…人使いが荒いな?」

 

レゾナンスで4人が買い物をしている一方、俺はダークセーバーを上手く使うためにアイラ姐さんからセーバーの型を教わっていた。

 

月夜「はぁ…はぁ…ふっ!」

 

アイラ姐さん直々の教えでダークセーバーを使いこなす練習を続けていた。ただ単にライトセーバーを振るだけでは発揮できないこのダークセーバー。なかなか言うことを聞いてくれなかった。

 

アイラ「セーバーで戦うだけじゃダメよ!パワーで支配しないと!」

 

月夜「くっ!」

 

アイラ「アナタの考えと動きがエネルギーになるわ!そのエネルギーがクリスタルに流れ込んで刃の一部になるの!」

 

月夜「自分の考えと動きか…」

 

俺はフォースが使えない。だが、女神様からの加護でリリカルなのはなどの魔法がある世界で授かった魔力を使うことはできる。

 

なら…!

 

月夜「ふん!」

 

自分の思考と魔力を使いこなせば、ダークセーバーと協調性を持てるはずだ!

 

そう意気込んだ俺はアイラ姐さんとの訓練に励み続けた。ひっそり見学していたアソーカとバリスが来たことも知らずに…

 

アソーカ「随分とまた腕が上がったわね?マスターセキュラからの教えがあるからかしら?」

 

アイラ「一部はそうなのかもしれないわね…」

 

バリス「お二人さん。甘いものを買ってきました。よかったらどうぞ?」

 

月夜「ありがとう…」

 

休憩を開始した俺たちはひと時の至福を楽しんだ。そんななかで俺は横浜解放戦線においてストームトルーパーが狼亜に言い放った言葉をみんなに伝えた。

 

「「プロジェクトシルバー?」」

 

月夜「あぁ、それを聞いた狼亜も『ついにか。』と言って納得していたんだ。」

 

アイラ「千冬から銀の福音が盗まれたことは聞いたけど、それと関連しているんじゃないのかしら?」

 

???「一理はあるかもしれない。」

 

「「え?」」

 

俺たちの前にジェダイ・テンプルガードとクローン・トルーパーのアーマーを掛け合わせた装甲を纏い、素顔を仮面で隠した人物が現れた。

 

あのぉ、その仮面ってレヴァンのですよね?どうして白く塗っているんですか?

 

アイラ「ヴェレン、アナタ日本に戻ってきてたの?」

 

ヴェレン「アメリカでの情報収集が終わったんだ。ちょうどこれからお前に話そうと思ってな?」

 

アイラ「紹介するわ。彼はヴェレン、ジェダイ・テンプルガードでありながら最強のクローン大隊、ガーディアン476大隊を率いているジェダイ騎士よ?」

 

アソーカ「クローン・トルーパーの大隊のなかでトップスリーに入るぐらいの大隊よ?一番はアナキンの、2番目はリヒトの大隊なの。」

 

リヒトという人物は知らないが、アソーカがまた彼の名を口にしたということは相当な実力者なんだろうな…

 

となると、この人もなかなかの腕前をしているということか。

 

ヴェレン「そもそも君の持っているダークセーバーもエンパイアオーダーのものなのか、はたまたモフ・ギデオンがうっかりと落としてしまったとか…」

 

アソーカ「モフ・ギデオン?アイツはボ=カターンが倒したはずよ!」

 

ヴェレン「何年もの時を超えて蘇ったんだ。近々、君たちの前に立ち塞がる敵になるだろうな。」

 

そんなフラグになるような言葉を発しないでくださいマスター・ヴェレン。頭が痛くなりそうだ…ていうか、モフ・ギデオンってクローン戦争にいたっけか?

 

いないはずだよな…あの人、帝国の人のはずなのに…

 

ヴェレン「そういえば、お前たち1年はそろそろ夏の合宿じゃないのか?」

 

アソーカ「そうなの!海の近くなんですって!」

 

バリス「アソーカ、遊びに行くわけじゃないんだからね?」

 

アソーカ「分かってるってば…」

 

そんなアソーカのトークで和む中、俺は一人ダークセーバーを見つめたのだった。

 

次の日、合宿に来てみんなはワイワイと海とかを楽しんでいた。(何故かクローンたちもひと時の休暇を満喫していたのは別の話。)

 

俺はダークセーバーの扱いに専念したせいか、めちゃくちゃ疲れて寝てしまった。

 

月夜「あぁ……眠い…」

 

ダークセーバーの練習で疲れた俺を寝かす為に何故かクルルシファーとセリスがいるのはなぜだろうか…(困惑)

 

月夜「(なぜベストを尽くさなかった…ヤバイ。クルルシファーとセリスの胸が当たってるんですけど。てか2人とも寝てるよな?気にしてないで俺に抱き着いて寝てるよね?)」

 

アソーカ「┃ω・๑)ジィ~」

 

あ、アソーカさん?なんで見てるの?まさかメンヘラ?ヤンデレなの貴方?やめて、仕方ないじゃん。こうなってるんだし。レックス、隣にいるんだから止めてくれ……ってお前まで冷たい目で見るなよぉ!?

 

アソーカ「アイツ…リア充め…」

 

レックス「だな。」

 

ちなみにレックスは今回の合宿では警備として来ていた。合宿先には既にクローンの防衛チームが待機していた。

 

箒「むぅ……」

 

月夜「どうした箒?」

 

箒「あぁ、実は姉さんが来るんだ。姉さんはIS学園の支援者なんだ。」

 

月夜「篠ノ之束の事か。」

 

篠ノ之束、isの生みの親である人物で俺も一応の事を認識している。彼女は白騎士事件の首謀者だと警察は思われていたが、俺の活躍により警察の上層部がウソをばらまいた。

 

その後、上層部の解体により、古い警察は消滅。現在、俺は日本特殊警察としてクローン・ショックトルーパーを起用した。現在は旧警察の腐敗を見抜いた人物が指揮している。

 

箒「私のISを送ってくれると言ってたが、本当なのか…」

 

月夜「本当だぞ。あれ見てみろよ。」

 

頭上から人参みたいなロケットで降りてきた女が現れる。篠ノ之束だ。

 

束「ちーちゃーーーん!ってギャーーーーーーーーーー!?」

 

千冬「再会して早々抱き着くな。」

 

束「うぅ……酷いよちーちゃん。」

 

千冬「んで?箒のISを持ってきてくれたのか?」

 

束「うん!束さん特性の紅椿だよ!」

 

箒「これが私の…」

 

一夏「やったな箒!これで戦力は倍になる!」

 

月夜「だな。」

 

すると千冬先生がこんな事を言い出した。それは…

 

千冬「よし、篠ノ之を含む専用機持ち、そして月夜達は来てくれ。会議をしたい。」

 

そして千冬さんが会議をする内容。それは…

 

一夏「銀の福音が?!」

 

箒&セシリア&鈴音「盗まれた!?」

 

シャル「あぁ、いやまぁ…」

 

ラウラ「十中八九その話だと思いましたよ教官…」

 

千冬「デュノアとボーデヴィッヒはもう知っていたな…なら、話は早いか。」

 

一夏「ていうか、月夜はなんで教えてくれなかったんだよ?」

 

月夜「お前たちに教えればパニくるのは確実だろ?とくに怒輝とかは。」

 

楓牙「お前、言われてるぞ?」

 

怒輝「おい。そんな酷いこと言うなよ。」

 

双真「嫌な予感がするのは確実だ。」

 

束「今回の件、嫌な予感がするのは確かだけど、これを見てよ。」

 

束が見せたのはなんと海の上に展開しているエンパイアオーダーの戦艦だった。アイツらいつの間にか海に特化した戦艦なんて作ったんだ?

 

俺ちゃん頭が痛くなっちゃったよ。助けてマジで。

 

バリス「アイツら、海の戦艦なんか作っちゃって…第三次大戦でも起こす気なの?」

 

バリス、お前コマンドーの見すぎだ。どうやったらそんな発想になるんだよ…

 

アソーカ「でもアイツらの戦力は大幅に激減してる。」

 

月夜「あぁ、たしかに向こうは艦隊だけだ。だけど…」

 

実は以前の横浜での戦いでシャルとラウラのISが動かなくなった。彼女たちの容態も不安定で合宿には来ているのだが…

 

ここだけの話、エンパイアオーダーのパージ・トルーパーに苦戦を強いられてたらしい。

 

月夜「看病する生徒もいるから数が足りない。行けるとしても俺とアソーカとレックスたち、一夏、箒、セシリア、鈴音、クルルシファー、セリスだけだ。」

 

千冬「うむ…クローンを足しても、あれ程の戦力は…」

 

月夜「えぇ、クローン達も持ち堪えられるかどうか…ん?」

 

何かしらの魔力を感じた俺は空を見つめるが、若干と揺らいでるのを確認した。嫌な予感を感じた俺は警戒しながら空を見続ける。

 

するとファイヴスが…

 

ファイヴス「上空に強い磁場を確認!スフィアホールが開きます!」

 

月夜「なんだと!?」

 

こんな状況でスフィアホールですか!?え!?冗談じゃないよ!

 

どーしてタイミングが悪い時に開くのさ!

 

そんなスフィアホールから現れたのは正体不明の機械とウルトラマンゼットデルタライズクローに似た仮面ライダーだった。

 

更に後ろに続くように、6人の少女が現れる。

 

由香「あぁもうコイツ!いつまで逃げるつもりなのよ!」

 

衣舞紀「由香!気を逸らしちゃダメ!最終的には捕獲なんだから!」

 

咲姫「でもあれ捕獲できなさそう。」

 

絵空「そうよ!ラブリーパワーがなくなっちゃうわ!」

 

ダリア「ここが踏ん張り時よ!或兎に続くわよ!」

 

響子「或兎、大丈夫?」

 

或兎「あぁ、今の俺なら大丈夫さ!」

 

そのチェイスにピンチを感じた俺はダークセーバーを用意する。

 

月夜「アイツらを助けに行こう。レックス、フォードー、俺に着いてこい!」

 

レックス「あぁ、任せろ。」

 

フォードー「分かった!」

 

ファイヴス「自分もお供します。離れませんで!」

 

突如として現れた謎のISと団体様…どうやら一波乱ありそうな気がしてきた。

 




次回

・別のIS世界から来た戦士達
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