カルフォルニア州へと入った俺たちはそことネヴァダの境界線にある防衛ラインを突破するために戦いに望んでいた。
月夜「敵さんは随分と俺たちが好きみたいだ。」
アイラ「そうね?だけど、どうも嫌な予感がするわ。」
そう言った瞬間、ストームトルーパーたちの後ろに複数体の二足歩行ロボットが現れる。AT-ST、正式名称は『全地形対応偵察トランスポート』
二足歩行戦車で装甲を犠牲にする代わりに速度と高火力を持つ優れた兵器だ。
中隊の兵士を数分で全滅させたほどの火力を持つそうで、その兵器がこのアメリカで導入されているのが予想外だった。
月夜「AT-STだ!火力に注意しろ!」
そう俺がみんなに指示を出したが、ある人物だけ異様な行動を取り始めたのだ。
霧羽「アタシに任せといてやっ!」
一体全体どういう意味で持っていたのかは知らないが、懐からお酒を取り出たのだ。しかも10年物だ…
しかし、そんな悠長な話をしているなかである人物が霧羽のお酒を見つけた途端、あることを言い出す。
ウィニシア「あぁ!翔夜!アイツいいお酒もってるわよ!」
翔夜「あぁウィニシアよせ!」
煉「霧羽、気をつけろ!」
霧羽「えぇ?」
翔夜と煉さんの注告も虚しく、ウィニシアは霧羽の持っていた最高級のお酒を盗み、そのまま蓋を開けて丸呑みしだした。
アイラ「あの子なにしてるの!?」
ケノービ「なんかいやーな予感がする…」
すると…
ウィニシア「ヒックッ!おいおいてめぇら!今からアタシのショータイムだぁ!」
ウィニシアはクルルシファーやセリスと同じようなISを纏った後、自分より背丈が高いAT-STを次々と破壊していった。
霧羽「ね、ねぇ煉くん。アイツ私の大事に取っておいたお酒を飲んで何をしたんや?」
煉「霧羽…アイツは酔拳の使い手なんだよ…」
「「えぇ!?」」
一葉「す、酔拳って確か…」
冷雨「お酒を飲むと拳法が強くなる奴よね?」
エーニャ「翔夜さん…そんな危ない人を連れてきたの?」
翔夜「だからアイツを連れて行きたくなかったんだ…俺も色々と悩んでた1つでもある。」
霧羽「あらいいやないの?ならこれもあげちゃう!」
この話に乗ったのか、霧羽さんは白ワインをウィニシアさんに投げ渡した。それを見事にキャッチしたウィニシアさんはそれも丸呑みし、後から援軍できたデス・トルーパーさえも倒してしまった。
更にはパージトルーパーが持っていたエレクトロスタッフを盗み、初めてそれを使うとは思えないほどの実力を彼らに見せつけた。
ウィニシア「あぁ……もう動けなァい…(´ ¤ `)」
翔夜&煉「ほぉら言わんこっちゃない。」
一葉「あ、アハハハハ……!」
周辺の敵を片付けたあとに俺たちは一度、情報を整理した。
アナキン「敵にしては弱すぎます。本命があの基地にいるのかも。」
ケノービ「だな…」
月夜「俺とアナキンで行こう。みんなは周辺の警戒を頼む。」
嫌な予感を感じながらも俺とアナキンは基地の中へと入る。予めライトセーバーを起動していた俺たちはこの感覚に違和感を覚えていた。
月夜「静かだな…」
アナキン「あぁ、敵のストームトルーパーどころか、将校すらもいない。」
そしてその違和感は現実になった。
月夜「アナキン、上だ!」
アナキン「くっ!」
赤いダブル=ブレード・ライトセーバーを使って俺たちを襲撃してくる黒い服装をした人物…間違いない。尋問官だ。
刀身の回転機構を持つ特殊な回転式のそれを使用して俺たちを追い詰めていく謎の尋問官…しかし俺たちは自分たちの力でそれらをくぐり抜けてソイツを追い詰めた。
形勢が不利と見た尋問官らしきヤツはその場から立ち去るのであった。
アナキン「尋問官か…」
月夜「嫌な予感がしてきたな…」
尋問官と遭遇した俺たちは基地の中をあとにしてアソーカたちと合流するのであった。
次回
・2つの不穏な気配