・新たな転生者
世界には様々な事象が存在する。世界改変による混乱は勿論の事、宇宙全体を一変させてしまう出来事も多い。そしてスフィアアース全体を管理する場所にて、常磐一兎はあるものを解放しようとしていた。
一兎「たく……戦兎の野郎なんてもん送って来たんだ…」
ロイヤル「まぁ、例のロボット陛下が完全に倒されたらしいから。これも運のつきね。」
別の天界から届いたピンク色のクリスタル。それが解放される時がきた。
ロイヤル「いくわよ?」
一兎「あぁ…」
「私には大好きな人なんかいない」「そんなのまだ習っていない」
するとピンクの結晶体がものスゴい勢いで割れた後、嵐程ではないが、物凄い強風が発生する。
一兎「こ、これは!?」
「何故かしらね…大好き…だからかな」
謎の女の子のセリフが流れ、俺達は困惑状態に陥ってしまう。
「私、どうしたら笑う事ができるか分からなかったけど…」
一兎「畜生!母さん!これマズイんじゃないかな!」
ロイヤル「それぐらい分かってるわよ!アナタもちゃんとしなさい!」
一兎「はいはい!」
俺と母さんは全身全霊でピンク色のクリスタルから放たれるエネルギーを抑える。するとそこに……
一葉「父さん!おばあちゃん!まずいわ!」
一葉も駆けつけ、同じ力でピンク色のクリスタルのエネルギーを抑えた。だんだんと弱まっていった……
一葉「はぁ…はぁ…もう2人とも今度はどこの天界から貰ってきたの?」
一兎「えぇと戦兎のところから…」
一葉「この使えないクソ親父めぇ!」
一兎「いやぁぁぁあぁぁぁ!?」
如月戦兎から送られた事も知らない一葉はその場にいた俺にアイアンクローをして気絶させた。
一葉「てかこれ…もう散り散りになってるけど、ダークドリームのクリスタルだよね?どうして戦兎さんの世界に?」
ロイヤル「元々は別の人が戦兎くんの天界に送ったんだけど、戦兎くんじゃ解明が難しいから、私達に送って来たのよ。」
一葉「珍し、いつも知力で戦兎さんに負けてるのにね?お父さん。」
一兎「う、うるせぇ……!」
ロイヤル「しかしあれが割れたとなると、ダークドリームがどこかに飛ばされたとなるのかしら?彼女を放っ…」
一兎「いや……たぶん放っておけなくてもいいと思う。 」
「「え?」」
一兎「恐らく彼女は例の世界に転生したんだろう…」
ロイヤル「あぁ……最近、ゲネガーグが墜落したっていう…」
一兎「……」
一方、ある天界では…
女神様「さてと…次のお方は闇川月夜さん。様々な世界に行って交流した男性…なかなか面白い人のモニタリングをすることになるとはね…」
月夜「あのねヴィオネッチ様。俺のこと前々から知ってる癖にそんなことを言わないでくれよ。」
ヴィオネッチ「ただのイタズラよ♪気にしないでちょうだい♪」
月夜「それで?今度はどの世界に行けばいいんだ?」
ヴィオネッチ「アナタ、インフィニット・ストラトスは分かるかしら?」
月夜「あの女との付き合い方が分からない唐変木主人公の作品か?」
ヴィオネッチ「まぁ、強ち間違ってはないけどね…実はその地球にゲネガーグが墜落してきた…というより、その怪獣がわざと向かっていったのよ。」
月夜「穏やかではなさそうだな…」
ヴィオネッチ「そ、だから頼んでくれるかしら?そこでの調査とゲネガーグの目的をね?」
月夜「了解……それでさ?今回なんだけどこの世界に居続けてもいいか?」
ヴィオネッチ「あら、珍しいわね?色々な世界を旅してきたアナタが居続けるなんて…」
月夜「旅が飽きたんだ。どうせなら新しい刺激を求めるために居続けてもいいと思ってな?」
ヴィオネッチ「なるほどね…なら、今までの世界で手に入れた特典をぜんぶあげるわ。」
月夜「流石はヴィオネッチさん。太っ腹なのは相変らすだな?」
ヴィオネッチ「前回と同様、身体能力とかも底上げしておくから心配せずに行ってちょうだい。」
月夜「ありがとう。それじゃあ、行ってくるよ?」
ヴィオネッチ「行ってらっしゃい!」
そして月夜が転生する場所では…
???「う、うぅ…」
私はダークドリーム、シャドウにより鏡の国のクリスタルの力で作られた影のプリキュアの一人……けど、キュアドリームと対峙していくうちに友達や希望と言った言葉を習い、決着をつける事なく鏡の空間から共に脱出……
しかし、シャドウから拳が腹にめり込むほどの強烈なパンチを受け、更にはシャドウのパンチからキュアドリームを庇った際にパンチが胸のクリスタルに直撃し、砕けてしまったことが致命傷となってしまい、キュアドリームに笑顔を見せながらドリームの目の前で消滅した。けど……
???「クリスタルがない…」
そんなクリスタルが無くなっていたのだ。どうしてなのかは不明だが……
???「まさか人間になった?でも…」
胸の膨らみもあるし、人間に近い…それに力もない…
???「私、変な世界に飛ばされちゃったかぁ…」
しかしどうしよう……ダークドリームという名前にしても変な目で見られて虐められるし……
ロイヤル『あーあー、もしもし聞こえるかしら?』
???「え?」
私は変な声がしたので辺りを見渡す。すると……
ロイヤル『ここよ。ここ!電話ボックスの!』
私は恐る恐るその電話ボックスの受話器を取り、耳に付ける。
???「アナタは?」
ロイヤル『一応、導きの案内人。実は天界で仕事をしてるんだけど、アナタの入っていたクリスタルが以上なエネルギー放出をしてね。どうにか抑えたけど、無理だったのよ。』
???「それで?」
ロイヤル『何か助ける道具とかは渡せないけど、名前とかなら考えてあげられるのよ。』
???「ホントに!?」
ロイヤル『私達がミスをしてしまったお詫びよ。んでどうしようかしら……あぁ、夢乃冥なんてどうかしら?』
冥「夢乃冥……悪くないわ。」
ロイヤル『んじゃ悪いけど、身の安全を守れる武器とかは渡せないけどごめんね!んじゃまた!』
冥「そうだ……アナタの名前を聞いてなかった。」
ロイヤル『私は女神ロイヤル。詳しい話はまたあとで話すわね?』
冥「女神…ロイヤル…」
ロイヤル『ふふ、第二の人生を歩んでね。』
そう言って電話は切れた。そして冥との電話を終えた女神ロイヤルは…
ロイヤル「アナタのせいでこうなったんでしょ?はい!アイアンクローするから頭だして!」
一兎「ダメ!母さんの戦兎より痛いから!やめて!」
一葉「はいはい2人とも。じゃれ合うのはやめて、お茶にしましょう。冷雨がエーニャとお菓子を作り終えたはずだから……」
一兎&ロイヤル「やったー!」
一方、月夜と冥のいる地球では不穏な事が起きようとしていたのであった。
次回
・ゲネガーグの調査