ドゥーク「若きスカイウォーカー……今は神様となっておるか…」
アナキン「もうお前の文句は聞き飽きたぞドゥーク。」
月夜「スカイウォーカーさん…」
レックス「待て、あの戦いはスカイウォーカー将軍に任せよう。」
一葉「月夜。レックスの言う通りにしましょう。」
月夜「あ、あぁ…」
スカイウォーカーさんとドゥーク伯爵の戦いを見守りながらその場でいる俺達は心配していた。レックスもスカイウォーカーさんがドゥーク伯爵と戦う姿は初めてだそうだ。
ドゥーク「腕が更に上がったな!ドジェム=ゾではなく、更に重いシエンにしたとは…」
アナキン「アナタの型マカシも強くなっているじゃないですか!」
スカイウォーカーさんのシエンとドゥークのマカシがぶつかり合う。そしてついに!
アナキン「ふん!」
ドゥーク「な!?」
スカイウォーカーさんがドゥークのライトセーバーを振り落とし、フォースで吹き飛ばした…
ドゥーク「ふぅ…まさか切られるのではなく、吹っ飛ばされるとはね。」
アナキン「僕はもう昔みたいなことはしない。」
ドゥーク「君が闇を振り払っても、バリスやアイラ・セキュラのように暗黒面に落ちるジェダイはいるのかもしれないぞ?」
アナキン「それでも…僕はジェダイ・オーダーに反省を示さなきゃならない。あの日…全てのジェダイを殺してしまった懺悔を…」
ドゥーク「ふん……もうよい、捕まえるがよい。スカイウォーカー。モフ・ギデオンは強敵だ。フォースは使えないが、なぜかライトセーバーの型を習得している。気をつけろよ?」
アナキン「ご忠告どうも…」
一方…
クルルシファー「はぁーーー!!」
ダージと戦っていたケノービさん、クルルシファー、セリスは彼の装備している重火器等に苦戦を強いられていた。そして俺達が駆け付けるが…
戦兎「マズイわ!このままじゃ!」
レックス「早く助けないと!」
月夜「待てレックス。その必要はない。」
一葉「えぇ…戻ってきたわね。」
すると頭上から眩い閃光がダージに放たれる。ダージはその攻撃で木っ端微塵になってしまった。
ダージ『グオオオオオオオ!?』
ブチャーーー!?
クルルシファー&セリス「いやっ!?」
一葉「うぇ…汚ぇ…」
一兎「そんな言葉を吐いてるといつまでも女神にはなれないぞ一葉?」
すると上にいたのは一兎さんだった。
一葉「あ、あぁ…お父さん!!」
一兎さんが降りた後に、一葉は一兎にまるで甘えん坊の子供のように抱き着いた。
一葉「全く……心配かけたじゃない!」
一葉は一兎さんに思いっきりビンタをした。ビンタされた一兎は呆然していたのだ。
一兎「か、一葉…」
一葉「何回連絡かけたと思っているのよ!必死になって…私と、冷雨と…エーニャは探したのよ!」
一兎「あ……あぁ……ごめん……」
そう言った後に戦兎さんが一兎さんの近くにやってくる。
一兎「悪い戦兎。迷惑かけたな。」
戦兎「えぇ……まぁ、アイアンクローをしてる状況じゃないわね。」
一兎「だな。んで?状況は?」
アナキン「今この城をクリアしたところだ。これから退却する。」
一兎「早く退却してくれ。モフ・ギデオンの目的が分かったんだ。」
「「え!?」」
一兎「とにかく!ガンシップを用意した!急ぐぞ!」
俺達は一兎さんが用意したガンシップで第4関門を脱出した。
月夜「一兎さん。お久しぶりです。」
一兎「久しぶりだな月夜。にしても、お前の軍は凄いな…」
そしてガンシップが俺の専用のクルーザーに着陸。そのまま俺達は会議に向かった。
ケノービ「さてと、まずは挨拶からしなきゃな?」
一兎「はい。アナタ方の事は月夜や一葉から聞いてます。アナキン・スカイウォーカーこと、神ベイダー様。そしてオビワン・ケノービ。」
一葉「あ、一応年上か。」
一兎「一葉、彼等はフォースの第一人者だよ?礼儀正しくしなさい。ほら冷雨とエーニャも。」
冷雨&エーニャ「はーい!」
月夜「それで一兎さん。分かったことって?」
一兎「あぁ…話はマルドシーヴァの戦いが終わった後。俺とビナー、ルシファーで奴の戦利品を集めていた時の話なんだ。」
次回
・モフ・ギデオンの目的