ではどうぞ。
他のみんなが第3防衛ラインを突破するために動いているなか、俺とアナキンは偵察隊の報告にあった謎の施設へと向かっていた。
月夜「にしても、カルフォルニアが無人の場所になるなんて…」
アナキン「ああ…人の姿も無ければ、カルフォルニアの影も形もない。」
月夜「それに…さっきからお友達の姿が見え隠れしている。ストーム・トルーパーではなさそうだが。」
嫌な予感を感じながら俺たちは目標にあった施設へと辿り着いた。着いた場所には既にARFトルーパーが待機していた。
ARF…名称はアドバンスト・レコン・フォース。特殊訓練を積み、軽量化された装甲服を着用し、標準的なクローン・トルーパーと比べて高い知能を備え、優れたサバイバル技術の訓練を受けた彼らは隠密活動や素早い移動に向いた軽量型装甲服を身に着けて行動していた。
アナキン「大尉、バレなかったか?」
ツァヴォク「ご安心ください。自分たちは偵察のプロなので。」
そういったトルーパーは向こうにある謎の施設へ向かって指を指した。
ツァヴォク「あれが我々が報告した施設です。」
月夜「あれは…」
しかしそれは施設と言っていいほどの外観をしていなかった。寧ろ…
月夜「あれは施設というより、豪邸だな?」
アナキン「あぁ…」
ツァヴォク「我々も最初はそう思っていましたが、施設とも言うべきかもしれません。戦争が始まる前に住んでた近隣住民によれば、あそこの施設に何人かの親がいない子供が出入りしてたとか。」
月夜「キナ臭いな…穏やかじゃなさ過ぎる。」
アナキン「僕と月夜で行こう。君たちは合図が出るまでここで待機だ。」
ツァヴォク「イェッサー。」
ARFトルーパーたちにその場で待機させた俺とアナキンは謎の施設へと向かった。扉の前まで来るとアナキンは自分のフォースの力で何かを察する。
アナキン「まるで僕たちを歓迎しているみたいだ。それにこの感覚は…思い出したくはないけど、覚えがある。」
月夜「ジェダイの感…ってヤツか?」
アナキン「あぁそうだな…君も何かしら感じているんじゃないか?魔力とかで。」
月夜「ま、凡そはな。」
そんな嫌な予感はすぐに当たった。まるで俺たちが歓迎されているかの如く、その扉は開き出した。嫌な予感が的中した俺はダークセーバー、アナキンは自身のライトセーバーを起動して潜入した。
月夜「こんな危なっかしいところに子供が入るなんて…どう思う?」
アナキン「戦争で逃げ遅れた子供たちが唯一と逃げた場所の可能性もある…警戒しろよ?」
月夜「もちろんだ。」
周囲を警戒した俺たちは前進し続けると、ある大広間へとやってきた。それと同時にその場所の電気が点灯。俺たちを歓迎した人物が姿を現した。
ドゥークー「まさか臭いを嗅ぎつけてくるとはなスカイウォーカー。」
アナキン「ドゥークー。」
月夜「ダース・ティラナス…どうしてアンタがここに?」
ドゥークー伯爵、またの名をダース・ティラナス。惑星セレノーに住んでいた銀河系でも一二を争うほど裕福な貴族階級の出身だ。
元はヨーダに師事した元ジェダイで弟子にはあのケノービさんの師匠、クワイ=ガン・ジンだった。
古い掟に縛られたジェダイの考え方に疑問を抱いた彼はジ騎士団を脱退。
理想主義者であったソイツは銀河共和国に異を唱える政治活動を経てシディアスに接触。ダース・ティラナスとなった。
本家だと最終的にはアナキンに両腕を斬り落とされた末に止めをさされたが、前に聞いた話だと、ドゥークーは逮捕で終わったらしい。
アナキン「まさかこの世界で生き残ってたとはな?また僕に倒されたいか?」
ドゥークー「武器を下げたまえ。子供たちの前で恥を晒したいか?」
月夜「それはこちらのセリフだ。子供たちをこんなところに引き連れて何を企んでいる?」
ドゥークー「これ以上、争いを続けるのか…帝国主義勢力がここを狙う可能性があるというのに…」
アナキン「待て。今なんて言った?」
狼亜「帝国主義勢力だ。」
そう言って後ろから現れたのはなんと、俺が海に落とした狼亜だった。
あの戦いの影響でかなりボロボロになっているようだが…
月夜「狼亜…」
狼亜「なんだ?生きていたことを不思議に思ってるのか?」
月夜「海に落とされれば尚更だ。」
オルネ「彼は致命傷を免れたの。海で沈みそうなところをドライバーと一緒に私がね?」
月夜「彼女は?」
狼亜「オルネヴィスニィ・サーリャンデルフ=ローミィ、エンパイアオーダーの魔術担当だったヤツだ。」
アナキン「そんなヤツと君がどうしてドゥークーと?」
狼亜「俺たちがエンパイアオーダーを離反したからだ。」
月夜「なに?」
その言葉に俺たちは驚きを隠せなかった。この豪邸の主であるドゥークー。そして狼亜とオルネに事情があると見た俺とアナキンはライトセーバーを閉まった。
オルネ「元々、ドゥークーとはエンパイアオーダーに入る前からの友人なの。エンパイアオーダーを離反したら彼のところに向かう予定だったから、ボロボロになった彼もついでに連れてきたのよ。」
アナキン「ここは何の場所だ?」
ドゥークー「帝国の侵略のせいで逃げ遅れた子たちを匿う場所だ。まずは落ち着いて話そう。ここまできて疲れただろう。夕食にしよう。」
そう言われた俺とアナキンは彼らの誘いを受けて夕食に参加した。
アナキン「ギデオンの背後にスローン大提督が?」
ドゥークー「あぁ、だがそのスローンの背後にも、ある組織が関与しておってな…ワシが独自に調べた結果。サラマンダーマフィアという組織であったことがわかった。」
月夜「待った!サラマンダーマフィアだと!?」
狼亜「ビックリしただろう?あのサラマンダーマフィアだぞ?」
月夜「まさかこの世界で聞くことになるとは…」
オルネ「ねぇ、サラマンダーマフィアってなに?」
ドゥークー「ワシも名前だけしか聞いていない。其方らが関わっているのならば、是非とも詳しく聞きたいものだな?」
アナキン「月夜、僕にも教えてくれ。」
月夜「簡単なことだ。お前たちの世界でいう、ダースモールが率いた、「シャドウ・コレクティヴ」となんら変わらない。」
ダークネス・シンジゲートやヴァマクチニリと合わせて三大凶悪組織と呼ばれているサラマンダーマフィア。その正体は謎に包まれているが…
狼亜「アイツらは闇に堕ちた魔法少女2人で結成された組織だ。」
オルネ「魔法少女?」
月夜「随分と前の話になるんだがな…だが、あまりにも長い話だからここで話すのはあまり得策じゃない。」
狼亜「それに…」
俺と狼亜は周囲に誰かいることに気づいた。そしてそれが的中するかのように向こう側から複数の兵士たちが入ってきた。
クローンXトルーパー… 特殊な工作員としての訓練を積んだ銀河帝国のクローン・トルーパーだ。潜入プログラムを受けた彼らは特殊な調整に耐えられた精鋭によって構成されている。
アイデンティティを抹消されているのか、その存在自体が機密として扱われいるのか、秘密を守るため、CXトルーパーは1人ずつ起動され、敵に捕まるようなことがあれば自ら死を選ぶ選択をする。
狼亜「オルネ、子供たちを。」
オルネ「分かったわ!」
ジードライバー!
月夜「お前とまた共闘できて嬉しいよ。」
ハンタードライバー!
狼亜「はっ…同じことを思っていたさ。」
ゼッツ!ゼロワン!
ハンターウォルフ!
〜♪
月夜&狼亜「変身ッ!」
フュージョンライズ!
仮面ライダージード!
フィジカム ライジング!
Hunt Up!
Don't let your prey escape!
RIDER!HUNTER!
俺と狼亜、そしてアナキンの3人でクローンXトルーパーに挑むが、あまりの強さに大苦戦していた。
月夜「どうする?このまま撤退するか?」
狼亜「おい、狼狽えるのはやめろ。このままヤツらに負ければ子供たちが攫われるんだぞ!」
アナキン「揉めてないでコイツらの相手をしてくれ!僕一人でも精一杯だ!」
するとそこへ…
一兎「よく耐えたな?あとは任せろ。」
月夜「この声は…!」
そう言った瞬間、向こう側から緑色のアーマーを身に纏った複数のクローン部隊が現れた。彼らは一瞬でXトルーパーたちを包囲。スタンビームで気絶させたのだった。
そして彼らを指揮していたのは…
バリス「みんな大丈夫?」
月夜「バリス。どうしてここが?」
一兎「偶然、逃げるルートを通るときにここを見つけたんだ。しかも、戦っている音も聞こえたもんでね?」
月夜「とにかく、急いでここを脱出しよう。伯爵、荷物をターボタンクに。」
ドゥークー「あぁ、任せたまえ。」
バリス「(どうしてドゥークー伯爵がここに?)」
グリー「このクローンたちはどうしますか?」
月夜「とりあえず、拘置所へ入れろ。色々と尋問したい。」
グリー「イェッサー。」
次回
・怪物