ISと神装機竜と運命の戦士達   作:XIYON

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ではどうぞ。


・怪物

月夜とアナキンが謎の施設での調査を進めている中、私たちは第4防衛ラインを突破するために進軍していた。

 

オレゴンとアイダホの繋ぐこの防衛線はかなり強固だと聞いていたけど…

 

一葉「なーんか嫌な予感がするのよねぇ…」

 

冷雨「私も…」

 

エーニャ「身の危険を感じる。」

 

ケノービ「どうやら常磐姉妹の予想は当たりみたいだ。」

 

そう言って現れたのは、マグナガードのマントを被った顔が隠れた謎の存在が2名…そして、尋問官だった。真ん中にいたソイツはヘルメットを外し、私たちに姿を晒した。

 

冷雨「あれって…有馬かな?」

 

推しの子に有馬かなという女性がいた。B小町というアイドルグループに属していたらしいが…

 

かな「あら、その名前で呼んでくれる人がいるなんて嬉しいわね?でもね?悪くはないけど、私は新しい名前を授かったの。ツヴァイ・シスターという名前をね?」

 

エーニャ「ツヴァイ・シスター!?」

 

かな「そして私の後ろにいるコイツらはっ!」

 

そう言った彼女の合図で後ろにいた連中はマントを外してその姿を晒け出した。その正体は…

 

アイラ「おぉと…」

 

アソーカ「ウソォゴキブリィ…」

 

ケノービ「アソーカ、口には気をつけろ…だが、流石にゴキブリが2人…いや、2体もいてはな…」

 

そう、マントで覆っていた人物の正体はあのグリーヴァス将軍を模倣した戦闘ロボットだった。コストを抑えるためなのか、4つに分かれる腕は排除されていた。

 

一体でも大苦戦するグリーヴァス将軍が量産型になるなんで誰が考えるのよ?

 

あ、モフ・ギデオンならやりかねないか。そう言ってる暇もない私たちは量産型グリーヴァスに大苦戦していた。強すぎでしょこのカマキリ…

 

一方のケノービさんとアソーカは尋問官と化した有馬かなと戦っていた。

 

ケノービ「踏み込みが甘いな?ライトセーバーとフォースの使い手にしてはまだ未熟だ!」

 

かな「私を舐めないでもらいたいわ。こう見えて、あの方に教わったのよ!アナタたちジェダイやシスの暗黒卿であるシディアスでさえも危険視する方にね!」

 

アソーカ「(まさか、ナイトシスター?)」

 

新たな尋問官と量産型グリーヴァスに大苦戦するなか、まるで合流するかのように彼らが現れた。

 

月夜「随分と遅くなったな?」

 

狼亜「だな?」

 

そこに現れたのは月夜とアナキンだった。しかも色々な人たちを連れている様子だった。

 

月夜「光刃、アイツは?」

 

光刃「見て分かるだろ?尋問官だ。もっとも、アソーカやマスターケノービは疎か、かの帝国でさえ見たこともない尋問官だ。」

 

月夜「ほうほう、B小町のメンバーが帝国の尋問官になったと?」

 

光刃「それだけじゃないぞ?あの《まほあこ》の魔法少女も尋問官になってた。」

 

月夜「おっと、それは予想外だ。」

 

かな「へぇ…アナタが闇川月夜なのね?はっ、まさかエンパイアオーダーを抜けて彼の仲間になるなんてね?狼亜。」

 

狼亜「仲間か…確かに、その選択もあるかもな…だが、俺は俺で新たな組織を作る。勿論、コイツと敵対するために作るわけじゃない。」

 

月夜side

 

狼亜の言った言葉を聞いて不思議に思っていた俺だが、アイツがあの鎧の戦士に復讐するのだったら納得せざるを得ない。

 

だが…

 

月夜「狼亜、知り合いか?」

 

狼亜「あぁ、俺と同じ…復讐に囚われ、その身を帝国の残党に捧げたバカだ。」

 

かな「復讐するためなら闇に堕ちてもいいじゃない。あの紫色の光の刃を持った甲冑の《怪物》は私たちの村を焼き尽くして壊した…絶対に許さない…」

 

狼亜「復讐をするならそこまで堕ちなくてもいいだろう!他に方法があるはずだ!」

 

かな「うるさい!」

 

狼亜に説教されたことに苛立ちを感じたかなはフォースプッシュで狼亜を吹き飛ばした。それを見た俺はダークセーバーを取り出し、護衛をしていたグリーヴァスロボを破壊してかなに攻撃を仕掛けるが、避けられてしまった。

 

かな「また会いましょう?クローン連合軍の総指揮官さん。今度はアナタの実力も試させてちょうだいね?」

 

ソイツは赤い霧を噴出してそれに紛れて脱出。近くにいた敵のトルーパーたちと共に立ち去っていったのだった。

 

するとそこに…

 

一兎「間に合うと思っていたけど、もう既に事案は終わったみたいだな?」

 

常磐姉妹「お父さん!?」

 

一兎「悪いな?心配をかけてしまった。」

 

アナキン「その様子だと、バリスに助けられたみたいだな?」

 

一兎「あぁ、お陰様でな?」

 

月夜「ビナーさんとルシファーさんは?」

 

一兎「あの2人はスフィア天界に戻った。確認したいことがあるっていうから俺がここに残ってお前らの援護にきたわけだ。」

 

煉「確認したいことがあるってのは?」

 

一兎「その前にだ。」

 

「「ん?」」

 

一兎「少し報告があってな?実はモフ・ギデオンがマルドシーヴァに協力していたことが発覚したんだ。」

 

アナキン「だろうな…あれほどの事件を引き起こしたんだ。それだけの支援を出せるのはアイツしかいないだろうな?」

 

月夜「だが問題はモフ・ギデオンが何故そこまで支援に拘る?」

 

狼亜「どういうことだ?」

 

月夜「俺たちの1期を振り返ってみろよ?(小声) ここまで敵の作戦が用意周到に完成されていた。まぁ、結果的に俺たちが破壊したが…」

 

狼亜「銀の福音を簡単に手に入れる手腕やエンパイアオーダーを軽々と支援している件…どうやら、ギデオンは俺たちの想像を遥かに超える戦力を保有している可能性があるな…」

 

月夜「あぁ、ワシントンに着いたら慎重に戦おう。」

 




次回

・ギデオンの目的
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