ISと神装機竜と運命の戦士達   作:XIYON

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ではどうぞ…


・ギデオンの目的

冷雨「なに人様に迷惑かけてんだこのクソ親父ぃ!」

 

一兎「あああああああああああ!?」

 

ユーリ「逆効果だったな。」

 

クロス「えぇ、逆でしたね。」

 

デザスト「逆だな。」

 

俺たちが移動基地戻ると、なんと火星から基地へやっと合流したクロス達がいた。

 

え?移動基地なんていつ作ったんだって?そりゃ、スフィア天界とクローン連合軍の共同製作で作った特殊な基地だ。見た目はHAVw A6ジャガーノートの何ら変わりはないが、その中はヴェネター級スターデストロイヤーなみの広さが広がっている。

 

みんなはよくそんなのを作れたなと困惑していたらしいが…

 

光刃「全く…スフィア天界の奴らはこんな連中しかいないのか?」

 

一葉「元々頭脳は戦兎さんよりお父さんの方が上だからね…戦兎さんよりも先に予測しちゃったり、嫌な予感を感じるからプロレス技やられるんだから…」

 

ケノービ「それにしても、まさかドゥークーがいるとはな?」

 

アナキン「僕が会ったときには既に暗黒面の力を感じなくなりました。寧ろ、光と闇の両方を持っている気がします。」

 

ドゥークー「これからよろしく頼むぞマスターケノービ。」

 

ケノービ「腕は…鈍ってないんだな?」

 

ドゥークー「勿論だとも。」

 

月夜「ふぅ…(とりあえず、ドゥークー伯爵の豪邸の件と第4防衛ラインの制圧は終わった…あとはモフ・ギデオンがいるホワイトハウスへ向かうだけだな…)」

 

ケノービ「ところで一兎くん。ギデオンには目的があると聞いたが、その目的は何なのかな?」

 

実は基地へと戻る途中、一兎さんがギデオンにはある目的があるんじゃないかとこぼれ話をしていた。それを聞いたケノービさんがそんな彼に質問をしたのだ。

 

一兎「ギデオンは最強の戦士を作るために、何かを企んでいるみたいだ。」

 

アナキン「最強の戦士?」

 

月夜「モフ・ギデオンは正史では、ジェダイとクローントルーパー、バトルドロイドに帝国軍…さらにはマンダロリアン…それらをいいとこどりをしたような軍団を作ろうとしていた。お前たちの世界ではどうだったんだ?」

 

ケノービ「君のその言葉が正しい。だが、手法はちょっと違ったけどね?」

 

月夜「どういうことですか?」

 

アナキン「簡単に言うと、彼は部下にジェダイを攫ってその遺伝子を取り、さらにはカミーノアンの1人を味方につけて様々な実験も行おうとしていた。」

 

アソーカ「それに、早い段階でマンダロアを制圧したわ…おかげでどれだけ苦戦を強いられたか…」

 

月夜「随分と大変だったんだな…」

 

するとそこにレックスが急ぐように駆けつけてきた。

 

レックス「月夜、少しいいか?」

 

月夜「どうしたレックス?」

 

レックス「ベスカートルーパーの1人を回収したトルーパーが見せたいものがあると言ってな?凄く驚くことだぜ?俺とコーディも度肝ぬいたぜ…」

 

月夜「アナキン、アソーカ。」

 

アナキン「あぁ、向かおう。」

 

アソーカ「えぇ、行きましょう。」

 

ケノービ「なら、私と一兎くんは今後の方針について話そう。」

 

一兎「えぇ…一兎くん。会議室を借りるよ?」

 

月夜「はいどうぞ。」

 

今後の作戦の立案についてはケノービさんと一兎さんに任せるとして…俺はアナキンとアソーカと共に敵のトルーパーの正体を拝むことにした。どうやらレックスたちがソワソワしているらしいが…

 

アナキン「随分と手が震えているな?なにかあったのか?」

 

コーディ「それが…どうも信じられないようなことがありして…」

 

そう言って他のクローン兵士たちがストームトルーパーの遺体を持ってきた。正体を見せたくないのか、アーマーを纏った状態のままだった。

 

アナキン「どうやら、サプライズをするのが得意になったなレックス。アソーカに感化されたか?」

 

アソーカ「ちょっとやめてよアナキン。」

 

アナキン「冗談さ。」

 

月夜「とにかく、このストームトルーパーの顔を拝もう。」

 

俺はヘルメットに手を添えたあとにゆっくりと外す…そして素顔を晒したそのストームトルーパーの正体は衝撃的な人物だった。

 

アナキン「ウソだろ…」

 

アソーカ「これ…レックスたちと同じクローンよ!」

 

コーディ「それだけじゃない。」

 

レックス「あの遺体も頼む。」

 

ファイヴス「分かりました。お前たち!」

 

ファイヴスに指示をされたトルーパーが持ってきたもう一つの遺体…その顔を拝むために今度はアナキンがストームトルーパーのヘルメットを外した。

 

アソーカ「女?」

 

レックス「あぁ…確率的には低い方ではあったがな…」

 

コーディ「しかも別々だ…何人かの女性が沢山といた。俺たちのと同等の顔を持ってるヤツも含めてな?」

 

ファイヴス「そのなかには一般の兵士もいました。アイツらは一般人とクローンの混合によって造られた分隊の可能性ということが浮かんできました。」

 

アナキン「敵さんはどうやら僕たちが予想だにしないやり方で対抗しているかもな…」

 

しかし…一般人とクローンの混合か…だけど、一般人の兵士にしては射撃が正確だった…

 

まさか…

 

月夜「ファーストオーダー方式の兵士育成か。」

 

アソーカ「ふぁ、ファーストオーダー?」

 

月夜「あぁ…これはまた正史…オリジナルの話になるんだけど…」

 

アナキンやアソーカたち別世界線(リヒトの名前が度々と出てくるからリヒトの世界と名付ける)とは別にオリジナル世界で起きたシークエルの物語を簡潔に話した。

 

帝国軍のストームトルーパーはクローン戦争後は志願兵や徴集兵の人間で構成されており、コスト削減と数で圧倒する目的で運用されている。

 

だが、ファースト・オーダーのストームトルーパーは幼い頃に拉致された子供を専用の訓練施設で育成しながら洗脳された兵士だ。

 

月夜「訓練期間が短いことや、命中率が低いのは帝国軍のストームトルーパーの特徴だ。だが、ファーストオーダーで鍛え上げられたストームトルーパーは、より洗練された装甲服、暴動鎮圧用の特殊部隊に炎を操るフレイムトルーパー…アイツらは用途に応じて専門的な装備や訓練が充実していたんだ。」

 

アナキン「そんな世界のヤツらのストームトルーパーを一体誰が?」

 

月夜「考えられる可能性はオリジナル世界で戦死したファーストオーダーの将校がこの世界を自分のものにするためにファーストオーダーを再結成したか…そしてもう一つ…」

 

アソーカ「まだ可能性があるの?」

 

月夜「尋問官だよ。あの有馬かなや水神小夜が、熱狂的なお前たちの世界のファンだと過程する。」

 

アナキン「なるほど…ファーストオーダーの知識があるなら、その知識をこの世界で奮うことが可能か。」

 

月夜「例え、幼い子供じゃなくても、高校生や大学生ぐらいの歳のヤツらを攫って洗脳し、訓練させれば兵士にさせることなど容易いのかもしれないな…」

 

アナキン「そういや…僕たちの世界にも女性クローンはいたな?」

 

アソーカ「あ、そうそう!あの小隊のおかげでレックスたちがジェダイを殺さずに済んだのよね?」

 

月夜「女性クローンで構成されたクローンコマンドーの小隊がいるのか?」

 

レックス「あぁ、アイツらは俺たちの恩人でもあるからな。」

 

ファイヴス「ですが…ちょっと癖がある人たちばかりで…」

 

コーディ「声も別人と言っていいほど違うし、特徴的なヤツらも多い…」

 

レックス「アイツら、この世界にいるんだろうか?」

 

コーディ「さぁな…出会えたら最悪の再会じゃなきゃいいけど。」

 

月夜「女性クローン兵士によって結成された小隊か。会ってみたいな…」

 

しかしこの話が最高のカタチとして実現することをこの時の俺は知らなかった。

 




次回

・クローンフォース777
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