・生徒会長現る。
月夜「Zzzzzz……」
セリス「月夜さん……やけに疲れてますけど……どうしたんですか?」
クルルシファー「レックス何か知ってる?」
レックス「聞かない方がいい……スフィア天界の小娘の無茶な依頼を受けたせいで疲れたんだ…」
シャリン「(*’~'*)ŧ‹”ŧ‹”」
月夜「いくら兵力を増やしたいって言っても……あんなに酷い依頼は初めてだよ…」
実はアメリカ解放戦が終わったあとに一葉からアークエンジェルとスターデストロイヤーを組み合わせた何ともチートで頭が痛くなる戦艦の設計を頼まれたのだ。
結局それを完成させたのはいいものの、その分の疲労はたまったもんじゃなかった。
一葉の野郎…次に会った時は覚えてろよ?
月夜「ちょっと学園の寮で休んでくる。501の皆に次の作戦について話すからいつでも会議の準備ができるように伝えてくれ。」
ちなみに、あのサティール・シャンにそっくりなデザイナーベビーの女の子は俺たちが引き取ることになった。
名前はシャリンと名付けることにした。そんな彼女はクローン連合軍の基地にあるお菓子やホットスナックを漁っては食べてトレーニングするという永久機関を繰り返している…
レックス「ゆっくり休めよ?」
そう言われた俺はその場から自分の寮部屋へと向かうのであった。それを確認したファイヴスとヘヴィー、アポーが心配そうな顔をして…
ヘヴィー「あれは重症だな…」
ファイヴス「あぁ、普通じゃないみたいだな。」
アポー「スゴい疲れていますね。」
レックス「あぁ…まるで行動抑制チップを外された後の俺たちだな…」
アナキン「一葉にあんなことをされたんだ。無理もないさ。」
アソーカ「戻ってきたのね?どこに行ってたの?」
アナキン「千冬と学園交流の話をしていたんだ。IS学園と昊陵学園の交流授業
の内容をな?」
レックス「昊陵学園というと、戦闘技術訓練校で有名ですね。あそこには女尊男卑に縛りはないようで…」
アソーカ「でも、そこに入学する生徒ってどんな人たちなの?」
アナキン「主にIS適正がない人が入学するみたいだが、噂によれば彼ら彼女らは精神力によって武器を作る能力を持つらしいんだ。」
アソーカ「まるでフォースみたいね…」
一方、戦艦の設計で疲労した俺はやっとの思いで寮部屋に入った。しかしそこへ…
楯無「わたしにします?わたしにします?それともわ・た・し?」
月夜「……」
こんな夜に素っ裸の上にエプロンを着て興奮しながら俺に変な質問をしてきた変な女が玄関で待っていた。
目のやり場にも困っていた俺は扉を閉めたあとに頭を抱えた、その場で何が起きたのかを考え始める。
なんで?何してるの?なに?〇リ〇ン〇ッチですか?
玄関で待っていた更識楯無。本名は更識刀奈でIS学園の生徒会長を務め、学園最強と謳われている。自由国籍権を持っており、現在の国籍はロシアになっているとのこと。
俺との関係はというと…まぁ、腐れ縁だ。
月夜「はぁ…もう素で無視しよう…」
俺はドアを開けて、またしつこく攻めてきた水色の髪の女性を無視してベッドに寝転んだ。
楯無「ちょっと?せっかく裸エプロンの女の子を置いてくなんて酷いわね?」
月夜「勝手に人の部屋に入る方が酷いでしょ。」
正論である。
月夜「あのな楯無。新しい戦艦を造ったばかりで俺は疲れてるんだよ。」
楯無「あらごめんなさい…」
月夜「分かったなら下着で誤魔化している裸エプロンモドキをやめてくれ…」
それを言われた楯無は忍者の如く、裸エプロンから制服へと早着替えした。そして彼女が話す話題はやはりアメリカ解放の件だった。
楯無「アメリカ奪還作戦の後は色々と忙しいわね?」
月夜「錚々たるメンバーが俺達を助けに来たからな。一葉達の助けがなきゃ俺達は負けてたよ。んで?何しに来たんだよ刀奈。」
楯無「実は一夏くんが私と簪ちゃんを仲直りしてくれたの。そしたら簪ちゃんが学園にいるあの白いアーマーを着てる人達が気になるって言ってたの。」
月夜「なるほどねぇ…」
楯無「政治家の間で話題になってるわよ?クローン連合軍の噂。」
月夜「ISでは倒せない人の兵士の相手を俺たちは相手をしているからな…それに、前回のアメリカでの戦いは色々と怪しい点が多かった。まず亡国企業がでしゃばってこなかったことだ。」
楯無「確かにそれは私も気になったわ。あぁそれと、メイリー大統領がアナタに感謝していたわ。もしこれから協力することがあるのならば、
月夜「それは助かるよ。あの2つの組織がエンパイアオーダーかグレフトクのどちらかにつけば手に負えないことが起きそうだからね?」
亡国企業は「IS」世界における「裏の世界」で暗躍する秘密結社…第二次世界大戦中に生まれ、50年以上前から活動しているらしい。
この組織は運営方針を決める幹部会と実働部隊の2つに分けられているものの、
こ目的や存在理由、そして規模などの詳細が一切不明だ。
ごく少数の事項しか判明していないのが現状なのが俺たちを悩ませるものだ。
そして名も無き兵たちは原作だと米軍特殊部隊だったが、この世界ではテロリストであることが判明した。
コイツらは国籍も民族も宗教も名前も無く、元米軍所属であるが記録上、書類上どこにも存在されないという謎に満ちた組織だ。
彼らは亡国企業とは協力関係にあるとのことだが、色々と頭を悩ませるな…
楯無「ねぇ、実は今度アナタにお願いしたいことがあるの。今度クローン連合軍の基地へきてもいい?」
月夜「構わないけど、何か依頼が?」
楯無「えぇ…ちょっと個人的な依頼がね…」
月夜「分かった。あとでクローン連合軍の基地の場所を教える。」
楯無「ありがとう。助かるわ。」
そして翌日。俺は新しくできたクローン・トルーパーの製造をしている海上施設へと向かった。え?カミーノみたいなクローン製造施設なんか簡単に出来たのかって?
これが出来たんですよ…恐ろしいですね世の中は…
そしてクローンの育成施設の入口で待っていたのは…
ティ「闇川総指揮官、お久しぶりです。」
月夜「お久しぶりですマスター・ティ。」
シャアク・ティ。アソーカと同じトグルータの種族でアメリカで他のトグルータ族と捕まっていたそうだ。しかも、アイラ姐さんと同じようにあの薬を飲まされたらしい。
月夜「どうですか?元の身体に戻れそうですか?」
ティ「ダメね…何日経ってもなかなか元の身体には戻れないわ。」
月夜「やっぱり人間の身体には慣れてないんですね…」
ティ「そうね…」
月夜「状況はどうですか?」
ティ「製造と育成は順調に進んでいるわ。けどあの時の戦いで回収した女性型クローンはまだ…」
月夜「そうですか…」
ティ「まだ心配しているの?」
月夜「えぇ、少しね…」
そして夜…
月夜「はぁ……疲れた……今日は寝よ…」
と睡眠に入ろとした途端だった。
レックス『月夜、応答しろ。』
月夜「はい…」
レックス『少しいいか?』
月夜「どうした?」
レックス『一葉たちがヴォルキリーである惑星へ向かった。座標は恐らくアウター・スフィア・リムだ。』
月夜「位置は?」
レックス『スフィア天界から10マイルだ。』
月夜「だいたい3時間か。ということは戦兎さんの世界か。」
レックス『どうする?』
月夜「一葉に連絡してくれ。着いてるか分からないが現象を知りたい。」
レックス『分かった。』
月夜「(戦兎さんの世界で何が起きてるんだ?)」
次回
・生徒会長からの依頼