ISと神装機竜と運命の戦士達   作:XIYON

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ではどうぞ。


・生徒会長からの依頼

簪「うわぁ〜♪」

 

楯無「簪ちゃん釘付けね…」

 

月夜「はぁ…まさか妹を連れてくるとはな?」

 

楯無の妹である簪のIS、打鉄弐式を倉持技研が開発を進めていたものの、白式の開発やデータ収集に利用するために打鉄を造っていたすべての技術者を取られてしまったせいで、製造が遅延。

 

それを放って置けなくなった俺が彼女のタッグパートナーとなって製造を勧めていたのだ。

 

倉持技研には俺からの命令で彼女に製造できなかった分の代金を支払わせたのと、今後同じようなことを起こすのならばこちらも考えがあると伝えた。

 

しかし…

 

楯無「実は彼女のIS、一昨日の模擬戦で故障しちゃってね?」

 

月夜「お気の毒に…」

 

楯無「月夜くん。何とかできる?」

 

月夜「何か余ってたパーツってあったか?」

 

レックス「うーん……そういえばちょうど動かないウォーカーがあったはずだ。そこから色々改造すればいけるんじゃないか?」

 

アナキン「ウォーカーの装備は意外と頑丈だからな…使えるんじゃないか?」

 

月夜「簪、弐式の骨組みは?」

 

簪「骨組みだけは残ってる。壊れたのは武装だけ。けど使えるか分からない。」

 

月夜「新品同様にしてやる。沢山武器を積んだ強いISを作るからな?」

 

簪「ホント?」

 

月夜「あぁ、セシリアのブルー・ティアーズや、鈴の甲龍よりも強い奴かも。」

 

簪「ありがとう…」

 

そして翌日…戦兎さんの双子の妹、真理さんから連絡が来た。ロイヤル様から戦兎さんの世界にSOSが出た話なんだが…

 

月夜「すいません真理さん。一葉がどうしても大隊が欲しいって言って言うことを聞かなかったんです。」

 

真理『大丈夫大丈夫♪一兎と同じようにアイアンクローしておいたから♪後で一兎にもしないと♪』

 

月夜「(相手にしたら怖いわ…)」

 

真理『そっちはどう?』

 

月夜「どうって……大忙しですよ。501はクローン大隊の中で1番人数が多いんですから大変ですよ。上手くクローン達を使ってくださいよ?あ、もしかしたらそのバーベルトって奴。今度は一葉の記憶から力を吸収してクローンを精製するんじゃないんですか?」

 

何故かここでフラグを立てる俺。すると……

 

真理『ま、まさかね〜?アハハハハハ…』

 

ブチッ!

 

月夜「切りやがった。はぁ、一葉が何かやらかしそうで心配だ…」

 

そして俺は簪の新しいIS造りに着手した。まずはウォーカーを分解し、ISに使えそうなものを次々と押収していった。

 

月夜「また徹夜漬けになりそうだな…」

 

そして次の日…

 

月夜「…zzZ」

 

レックス「おい月夜。起きろ。」

 

月夜「もうちょっと寝かせてぇ…」

 

レックス「簪が来たぞ?出来上がったの見せるんだろ?」

 

月夜「あ。」

 

そうだったな。と思い俺は急いで着替えた。簪は既にスタンバってたので俺は簪の前にISを置く。そして俺は手を使って簪の目を閉じて…

 

月夜「いいかい?」

 

簪「うん。」

 

月夜「ジャーン♪」

 

生まれ変わった打鉄弐式に驚愕する簪。

 

月夜「黒鉄弐式。打鉄に新しい武装を施した機体だよ。それといくつかのアップデートも施した。」

 

レックス「骨組みは変わらないが、新しい武器が満載だ。俺達が普段使っている武器が沢山組み込まれている。」

 

簪「ありがとうみんな。」

 

楯無「うーん♪これで私たちからの依頼も頼めるわね?」

 

簪「私たちじゃなくてお姉ちゃんからの依頼でしょ?」

 

楯無「あぁ…そうだった。」

 

アナキン「何か困ったことでもあったのか?」

 

楯無「千冬先生と私で内密にしている内容なの。このことを解決できるのはアナタたちしかいないと思ってね?」

 

月夜「会議室に行こう。」

 

楯無「昊陵学園との交流授業があるのは知っているわよね?」

 

月夜「あぁ聞いているよ。それが何かあったのか?」

 

簪「実はその昊陵学園に犯行予告が届いたらしいの。」

 

アソーカ&バリス「は、犯行予告!?」

 

月夜「送り主は?」

 

楯無「不明よ。敵の正体、目的、全てが謎に包まれているわ。」

 

楯無はそれを言ったあと、俺に犯行予告らしき手紙を渡した。そして書いていた内容は衝撃的なものだった。

 

《IS学園と昊陵学園の交流授業を停止しろ。さもなければ昊陵学園の生徒たちの命はないと思え。》

 

月夜「敵はどうやら昊陵学園に怨みがあるみたいだな?」

 

アナキン「千冬のヤツ、伝えてくれないだなんて水臭いじゃないか。」

 

アソーカ「それだけ頑丈に守られた任務なんでしょ?アナキンに伝えるまで敵に知られたくないから警戒してたんでしょ?」

 

アナキン「水臭いだなんて言ってられないな?」

 

月夜「アナキン、交流授業はいつだ?」

 

アナキン「来週の月曜日からだ。」

 

月夜「つまり1週間やるってことか…その間に敵の尻尾を捕まえれば、目的は達成だな…」

 

バリス「ねぇ月夜、何かを伺ってるの?」

 

月夜「あぁ、この手紙を書いた犯人の背後に黒幕がいる気がするんだ。」

 

アナキン「それはエンパイアオーダーか?それともグレフトク?」

 

アソーカ「帝国主義勢力の可能性もあるわね?」

 

バリス「亡国企業の可能性もあるわ。アイツらは『名も無き兵士たち』も仲間にしてるから。」

 

確かにエンパイアオーダーと帝国主義勢力、そしてグレフトクや亡国企業の可能性もある。だが、エンパイアオーダーと帝国は俺たちがあれほどいた戦力を崩した。

 

そしてグレフトクもこういうやり方を好まないし、そもそもアイツらは俺たちとは道が違うとはいえ、目的は悪意ある連中をターゲットにしている…学園を無闇に襲うことはないだろう。

 

亡国企業も同じだ。アメリカででしゃばらないのも確かだが…そう簡単にこの学園を潰すつもりはないだろう。潰すならもっとスマートにやる。

 

月夜「いや、どちらでもない。」

 

アナキン「あぁ、僕もそう思ったよ。」

 

月夜「これは新しい勢力が現れる予感だな…気をひきしめていこう。」

 

アナキン「あぁ…」

 

しかしその知らせはエンパイアオーダー、そしてグレフトクの双方にも伝わっていたことを俺たちは知らなかった。




次回

・昊陵学園とイレギュラーな存在
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