ISと神装機竜と運命の戦士達   作:XIYON

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ではどうぞ


・全てを裏で操っていたのは…

Kとの戦いが終わった俺たちはその後片付けをしていた。現場は俺が指揮をし、みんなで協力して掃除をこなした。

 

しかしまだ分からないことがある。なぜISの世界には存在しないガーディアンとバトル・ドロイドが混合されている部隊が現れたのか…

 

それにあのブリキ野郎どもを造った素材も気になる。あれはISで造られている鉄素材と同等のものだ。

 

ドミニオン…いったいどんな組織なんだ?そんなことを考えていると、ある人物から連絡がきた。レユニオンのタルラだ。

 

月夜「タルラ?」

 

タルラ『月夜、昊陵学園との交流授業中に事件が起きたみたいだな?』

 

月夜「まぁな…Kというヤツが復讐のためにここへ襲撃してきてな?」

 

タルラ『なるほどな…実はお前に連絡したのは例の研究所の件についてのことなんだ。』

 

月夜「帝国主義勢力の研究施設のことか?」

 

タルラ『あぁ…あそこを色々と調べてみたら、面白い事実が分かった…アメリカ侵略中、ギデオンはなぜかメイダーの実験を行っていたらしい。』

 

月夜「メイダーの実験を?」

 

おかしい。メイダーはヘルプテン事変とあの戦い以降、完全に破壊したと思っていた。まさかアイツはこっそりメイダーたちの遺伝子サンプルを手に入れたというのか?

 

これはあとでモフ・ギデオンを尋問するしかないな。

 

タルラ『そして…』

 

月夜「まだ何か情報があるのか?」

 

タルラ『その研究所に保管されていたメイダーだが、他の個体と違う性質を持つ。』

 

月夜「性質?」

 

タルラ『ギデオンのファイルによれば、ソイツはクローン、ジェダイ、マンダロリアンの良いとこ取りをしたような力を持っているらしい。』

 

月夜「それはもうアナキンたちの世界じゃ最強じゃないか…」

 

タルラ『気をつけろよ?今のこの世界は何かがおかしい。異変の中の異変が起き始めているからな?』

 

俺はタルラとの通話を終えたあとに空を見あげた。異変の中の異変か…この世界にとってはよくない兆しなのかもな…

 

そんなことを考えながら俺は後処理作業に戻るのであった。

 

一方…

 

アグライア「ドミニオン?」

 

永久「うん。昊陵学園とIS学園の交流授業中に襲ってきたらしいよ?主犯者はKという男らしいけど、どうもきな臭い…」

 

刹那「あぁ…情報によればKは1度、九重透流という男に敗れて死んだヤツだ。」

 

アグライア「(ソイツを誰かが蘇らせたということなのね…)アクア、ルヴィー、少し外出してきます。」

 

アクア「どこかに行くんだな?」

 

アグライア「えぇ…旧友と会うためにね?」

 

そして交流授業が終わった俺たちはバスに乗り込む前に透流たちと話した。

 

透流「もう行っちまうのか…寂しいな。」

 

ユリエ「これからはどうするおつもりですか?」

 

月夜「色々と情報収集しながらドミニオンの目的を探る。ヤツらがいったい何を企んでいるのかを確認しないと。」

 

巴「そうか。気をつけてな?」

 

みやび「敵に襲われないか心配だよ…」

 

月夜「はははは…滅多なことがない限りは大丈夫だよ…」

 

透流「伊万里も色々とありがとう。」

 

伊万里「うんうん。こっちも変な戦争に巻き込んじゃったのが悪く思っちゃった。」

 

月夜「伊万里のせいじゃないよ。でも、今回は狼亜もいたから何とかなったけど…」

 

実はあの戦いの時、狼亜は取り逃した敵の駆除をしてくれたのだ。もちろん、殺すことはしていないそうだ。

 

怒輝「アイツ、学園の生徒じゃねーくせによくもまぁ、俺たちの学園をフラフラしてられるよな?」

 

双真「何かしらの事情があるんだろう。俺たちには話せない事情がな?」

 

楓牙「だーな?」

 

怒輝「げ!?楓牙!」

 

楓牙「よっ!お待たせ!」

 

双真「どうだった?」

 

楓牙「逃げられちまったよ。どうやらドミニオンは俺たちの想像できない力を持っているのかもな?」

 

全員がドミニオンについての話を色々としているなかで俺たちは今後のことも考えながら昊陵学園を去るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K「はぁ……はぁ……闇川…月夜!九重透流ぅ!アイツらだけは…アイツらだけはァ!」

 

???「あらあら、随分とやられているわね?K。」

 

月夜たちにボロボロにされたKの前に現れたのは囚人服を思わせる銀色の簡素なボタン式シャツとズボン。その上に濃紺のガウンを羽織り、顔に丸型の黒いサングラスをかけたヴィヴニィだった。

 

手にはアンティーク調のモーゼルC96を持っており、彼女はその銃に弾丸を詰め込む。

 

K「ヴィ、ヴィヴニィ様ァ!?」

 

ヴィヴニィ「言ったでしょ?勝ったら報酬を倍に…負けたら、アナタは死を迎える。」

 

K「お、お待ちください!もう一度、もう一度、私にチャンスを!」

 

ヴィヴニィ「契約は契約よ?残念だけど、アナタはもう用済みなの。ごめんね?」

 

そう言ったヴィヴニィは銃をKに向けて引き金を取り、彼を見下すような目で見つめた。

 

ヴィヴニィ「さようなら。自分の兵を守ることもできない愚かな人間さん♪」

 

K「ひっ、ひぃ!?」

 

(銃声)

 

Kはヴィヴニィの銃で殺された。それを後ろで見ていたのはヌート・ガンレイだった。

 

ガンレイ「いやはや…まさかここまで悪とは思わなかったぞ。」

 

ヴィヴニィ「アナタも悪だったじゃない。お互いさまよ?」

 

ガンレイ「次の作戦はどうするのだ?我々をコケに使った帝国どもを滅ぼさねば…」

 

ヴィヴニィ「この世界を掌握するには別の世界の侵略も欠かせないわよ総督。」

 

ガンレイ「そうか…」

 

ヴィヴニィ「シエロ、紅神龍輝の世界へいつでも侵攻するための準備を進めるようフランベに伝えて。」

 

シエロ「分かりました。」

 

ヴィヴニィ「その隙に私はヤツらの動向を見る…」

 

ガンレイ「ヤツらとは?」

 

ヴィヴニィ「ふふふ…クローン連合軍とエンパイアオーダー、そしてグレフトクに決まってるでしょ?アイツらもそのうち思い知るわ。私たちドミニオンの恐ろしさがね?はっはははははは!」




次回

・浮遊都市ミストガンへ。
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