ISと神装機竜と運命の戦士達   作:XIYON

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旭日さんのシャルロットにクローン連合軍の基地を紹介する月夜くん。しかし彼はそんな彼女を巻き込んだ新たな戦いが始まることを知らないのでした…

では、どうぞ。


・グリフォテイの戦い
・改名と新たな戦い


ブリュッヒャーにクローン連合軍内の施設を案内している俺は次にIS学園の中を案内していた。

 

ブリュッヒャー「にしても貴様、まさかクローン連合軍で総指揮官をしながらIS学園の生徒をやってるのか?」

 

月夜「あぁ、だから授業の合間に資料整理をしていたり、事後処理をしたりとまぁ大変でさ…」

 

ブリュッヒャー「だろうな…」

 

するとそこへ…

 

怒輝「お、月夜じゃねーか?女を連れて何やってんだ?」

 

楓牙「新しい彼女か?」

 

月夜「ちげーよ。ただのお客さんだ。」

 

ブリュッヒャー「お客さんねぇ…」

 

月夜「そんな目で俺を見るな。」

 

俺と一夏、そして狼亜以外にも学園の男子生徒は他にいる。石動双真は仮面ライダーフォルテに変身する3人目の男性IS操縦者だ。俺から勝手にブランクカプセルを取り、それを使ってフォルテシステムを製作したそうだ。

 

どうやら彼は転生する時に貰った特典が小物アイテムだけだったらしい。

 

その隣にいるのは杭島怒輝。(ファイヤー キャンドルに似ているのは気にしない。) 非常に直情的かつ好戦的でありながらおツムは弱い。その反面、律儀で仲間思いな一面もあるが、上下関係そのものをあまり意識しない性質。なので千冬さんに対してもタメ口だ。

 

彼のスタイルなのか、仮面ライダーやISを使わずに生身で戦うことが多い。使うのは長い柄のランスだ。

 

そしてもう一人は天導楓牙。6人目のIS適正者でボクっ娘で巨乳の美少女が好みのタイプらしい。最近、仮面ライダーに変身したそうだが…

 

そしてここにはいないが、もう一人男性操縦者がいる。レフィス・ホーン・ドレイズだ。学園のランチタイムに豪勢な物をメイドたちに運ばせたり、女子ウケが凄かったりと派手な行動が目立つが、その一方でライダーとしての実力もある。

 

そして彼は仮面ライダーエクストラの変身者でもある。様々な特別な力があるらしいが、それは未だに未知数だ。

 

双真たちと少し話したあとに俺たちはある場所へ向かった。

 

ブリュッヒャー「ここはどこだ?よく見ると、ARC170に似た戦闘機が沢山とあるが…」

 

そういえば、コイツはジェダイ・ナイトだったよな?なら、まだ実戦されていないXウィングとかを知らないのか…

 

月夜「ここはレジスタンスの専用基地だ。」

 

ブリュッヒャー「レジスタンス?」

 

月夜「元々はグレフトクという組織だったんだが、俺たちの仲間となったあとレジスタンスに改名したんだ。」

 

スフィア・リム外縁部の惑星ゴルドネス内で起きた戦争で平和派に属していたアグライアがここ(地球)に来たときに様々な人達を集めて結成した。最初は互いに隔たりはあったものの、色々とあって俺たちの仲間となった。

 

その後、同盟を組んだ後にレジスタンスへと改名した。

 

ブリュッヒャー「だがこうして見ると、お前の組織はとても強いんだな?その帝国主義勢力とやらにお前たちは余裕てま勝てるんじゃないのか?」

 

月夜「まぁ、そう言ってもね…そう上手くいかないんだよ。」

 

ブリュッヒャー「どういうことだ?」

 

月夜「帝国主義勢力の背後にはサラマンダーマフィアというヤツがいてな?だけど、その詳細はまだ分からない。」

 

ブリュッヒャー「正体不明の敵か。」

 

月夜「凡その分かる敵組織もいる。ドミニオンというバトル・ドロイドを率いた軍がいてな?その背後に亡国企業が加担していたことが分かったんだよ。」

 

ブリュッヒャー「?」

 

亡国企業、世界制服を含む目的が存在理由、組織の規模などの詳細が一切不明な連中だ。

 

ドミニオンと契約したことによってさらに行動が怪しくなり始めたが、ごく少数の事項しか判明していないのが現状で一部のIS界隈ではISメーカーの一つであるのではとウワサされている。

 

アグライア「おや?お客様ですか?」

 

月夜「アグライア、状況は?」

 

アグライア「順調ですよ?何人かの兵士がレジスタンスに加入したいと言ってましてね…」

 

月夜「クローン・トルーパーじゃないヤツらがか?」

 

アグライア「えぇ…ウワサによれば自衛隊からも何人か派遣したいとか…」

 

自衛隊レベルになると話が変わってくる…この状況は政治レベルにまで発展しそうだ…

 

ブリュッヒャー「コイツがレジスタンスの?」

 

月夜「あぁ、アグライアだ。レジスタンスのリーダーは裏の顔で普段は本職で服飾デザイナーをやっているんだ。一度は膨大な財ごと失った家を復興して、店を運営するぐらいの手腕を持っているんだ。」

 

ブリュッヒャー「表向きは服屋…裏の顔は部隊のリーダーか。」

 

月夜「まぁそうだな…」

 

アグライア「ところで、ドミニオンの同行は?」

 

月夜「未だに掴めていない。幹部であるアイツらは元々はメイダーと呼ばれる存在だったからな…」

 

ブリュッヒャー「メイダー?」

 

月夜「そうだな…簡単に言えば人工魔法少女ってところだ。」

 

ブリュッヒャー「は?」

 

ブリュッヒャーがこうなるのも無理ない。なぜならヤツらはプリキュアの皮を被った強化人間だ。ヴィヴニィというアンラブリーの容姿をした存在が帝国の研究施設を脱出。

 

そのまま通商連合の代表であり総督でもあるヌート・ガンレイを連れ去り、ISの技術などを用いてバトル・ドロイドを製造…ドミニオンという組織となった。

 

そしてその幹部を新たに現れたのも含めたメイダーが担っている。確認しただけでも5人…まだ増える可能性もあるな…

 

ブリュッヒャー「……」

 

月夜「あっ、悪い。そろそろ基地に戻ろうか?」

 

レジスタンスの基地をあとにした俺たちはクローン連合軍の基地へと戻った。するとブリュッヒャーがいきなり話を持ちかけてきた。

 

ブリュッヒャー「なぁ月夜。」

 

月夜「なんだ?」

 

ブリュッヒャー「お前、このままクローン連合軍と名乗るつもりか?」

 

月夜「どういうことだ?」

 

ブリュッヒャー「そのままの通りだ。今のクローン連合軍は様々な組織で構成されているだろう?そして兵士のほとんども優秀なクローン・トルーパーだけではなく、レジスタンスのように一般の兵士までもが入隊している。このままクローンという言葉で片付けるのは無理があるんじゃないのか?」

 

月夜「……」

 

ブリュッヒャーの言う通りだ。今までの戦いも俺の世界だったりスフィア・リム内であったりしていた。色々な世界で戦っていたけど、やはりクローン連合軍という名前だけでは纏められない。

 

それにクローンたち以外の一般の軍人も参入してきているし、プロミネンスオーダーやレジスタンスには一般兵もいる。さて…どーしたものか…

 

月夜「あ…」

 

ブリュッヒャー「どうした?」

 

月夜「思いついたぞ…」

 

俺は全員を連合軍の基地にあるハンガーへと集合させた。

 

月夜「みな、集まって貰ってすまない。今回はある理由で来てもらった。」

 

クローン・トルーパー「何が始まるんだ?」

 

一般兵士「さぁ…月夜指揮官からの理由だからかなり重要な話なんだろう。」

 

ザワザワ…

 

月夜「実は色々なヤツらが集まったから、この軍の名前を改名しようと思ってな?」

 

「「!?」」

 

みんな表情が凄いな…ちなみに俺の集会は楽にするようにしている。椅子に座ってゆったりと聞いているヤツもいれば、寝ているヤツもいるし、フライドポテトを立ち食いしているヤツもいる。

 

月夜「当初、俺はこの軍をクローン連合軍として名乗っていた。まぁ、元々はアソーカとレックスが率いていたんだけど…(小声)」

 

ウィルティ「そうなのか?」

 

アソーカ「えぇ、私たちが最初に彼らを見つけたの。」

 

月夜「だが、プロミネンスオーダーとレジスタンスと同盟を結んだあとは新しい兵士にクローンたち以外にも元軍人の人たちが仲間に加わったりした。 」

 

レックス「確かに俺たちも頑張っているが、現状を考えればな…」

 

月夜「だから俺たちの新たな1歩として、新たな名前を決めることにする。ちなみに命名は既に決まっている。」

 

ザワザワ…

 

全員がザワつき始めた。それは脇で見ていたブリュッヒャーやクルルシファーたちも緊張していた。

 

月夜「今日からこの軍をルナナハト連合軍とする。」

 

セリス「ルナナハト?」

 

リコ「ふっ…アイツらしいな?」

 

クルルシファー「え?どういうこと?」

 

リコ「そのままの通りだ。」

 

月夜「これから皆と共に歩いていこう。全ては俺たちの地球とスフィア・リム、そして外縁部の人達の為に!」

 

「「オォーーーーーーーーー!!」」

 

するとそこへ…

 

???「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

ブリュッヒャー「おいトルーパー、焦っているがどうした?何かあったのか?」

 

???「は、はい…月夜総指揮官に急ぎの連絡をしたく…」

 

月夜「ブリュッヒャー、どうした?」

 

ブリュッヒャー「このトルーパーが凄く焦っていてな?」

 

月夜「お前は確か、多元観測班の…」

 

レサーチ「レサーチといいます。実は私たちはずっと別次元…所謂スフィア・リム外縁部の観測をやっていたのですが…」

 

ブリュッヒャー「何かあったのか?」

 

レサーチ「実は…外縁部のある惑星で救難信号を見つけまして…」

 

月夜「観測室に案内しろ。」

 

俺はレサーチの案内で観測室へと向かった。そしていざ入ると、その救難信号らしきものが赤く点滅していた。

 

レサーチ「状況は?」

 

一般トルーパー「未だに点滅させています。」

 

月夜「これはいつからだ?」

 

レサーチ「集会が始まる10分前です。呼ばれて行けなかったのはこれが行く直前に発信されたので…」

 

月夜「……」

 

ブリュッヒャー「月夜?」

 

クルルシファー「どうしたの?色々と顔が悪いけど…」

 

月夜「レサーチ、あの惑星の名前は出せるか?」

 

レサーチ「拡大すれば出るかと…ルーキー、拡大してくれ。」

 

一般トルーパー「イェッサー。」

 

一般トルーパーが点滅している惑星を拡大。それと同時にその星の名前も判明した。

 

セリス「グリフォテイ…?」

 

クルルシファー「なにこの惑星の名前…」

 

月夜「やっぱりか…」

 

「「え?」」

 

月夜「グリフォテイ…ここは俺が最初に転生した惑星だ。」




次回

・突然のSOS
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