ストームソルジャーレイダーが大量製造され、密輸で他の惑星にいる組織に配備されたことを恐れた俺たちはもう1人の婚約者であるソフィーこと、ソフィーヤ=オベルタスが公主をやっているポリーシャ公国へスピーダーを使って向かっていた。
エレン「まさか異世界にこんな乗り物があるとはな?」
月夜「速いだろ?全力を出せばもっと速くなるぜ?」
俺はエレンを後ろに乗せて走らせているが、そこにクルルシファーを後ろに乗せてスピーダーを走らせていた一葉が…
一葉「どぉしぃてアイツが月夜の後ろに乗ってるのよっ!」
クルルシファー「一葉、ステイ!ステイ!」
セリス「あれはもう止められませんわね…」
リコ「もう1人の婚約者と会ったらまた大変になりそうだぞあれ…」
すると…
一葉「月夜、戦争の音が聞こえる。」
リコ「音の中にビーム系統の銃声が聞こえる。」
月夜「アイツら、ソフィーの国に進軍したのか!……飛ばすぞ、エレン!」
エレン「あぁ!」
ポリーシャ公国へと急いで向かうと、そこには大量の白い兵士たちが国を包囲していた。しかもソイツらは…
月夜「ストームソルジャー!」
エレン「あれがそうなのか?見た目は鉄で造られた化け物なのだが…」
月夜「とにかく、アイツらを叩くぞ!」
俺たちはポリーシャ公国を襲おうとしているストームソルジャーを次々と撃墜。それに勘づいたポリーシャの兵士たちは助けが来たと見たのか、その場で床に座り込んだ。
月夜「レックス、一部の兵士が傷を負ってる。衛生兵を頼む。」
レックス『分かった!』
エレン「ポリーシャの兵士よ。ソフィーはどこに?」
ソフィー「城内にいます!中にはあの怪物も!」
月夜「急いで向かう!」
俺はスピーダーを飛ばしてポリーシャへ突っ込みガラスを割った。
ソフィー「!?」
エレン「倒れろ!この怪物!」
エレンが風の剣を使ってストームソルジャーたちを次々と撃墜。俺もライトセーバーでソフィーに襲いかかってきた彼らを切り裂いたのであった。
エレン「ソフィー、大丈夫か?」
ソフィー「ありがとうエレン。それに…」
月夜「……」
ソフィー「月夜…」
月夜「ただいま、ソフィー。」
俺が彼女にそう言った瞬間、目から涙を少し流したソフィー。そしてそのままの勢いでなんと俺に抱きついたのだ。
月夜「!?」
ソフィー「月夜!もう!ずっと待ってたんだから!」
月夜「むぅー!?むぅむぅ!?うっうーー!?!?」
一葉「( ㅎ.ㅎ)」
リコ「一葉、ステイステイ。」
リュドミラ「あら、月夜じゃない?元気にしてた?」
月夜「リュドミラ!それにサーシャまで!」
サーシャ「その顔を見るに、元気そうだな?」
月夜「あぁ、お陰様でな?……ところで、コイツらはいつから?」
ソフィー「1時間前よ?突然襲ってきたものだからみんなビックリしちゃったの。」
月夜「そうか……ブリュッヒャー。」
ブリュッヒャー『いま聞いた。それとここから周囲を見渡したが、どうやらこの戦いは想像以上になりそうだぞ?』
月夜「だな…支援物資をとりあえず送る。すぐに着くはずだ。」
一葉「戦いはまだ終わってないわ。とりあえず、ストームソルジャーを確認しましょう。」
月夜「あぁ…」
俺と一葉はここに配備されたストームソルジャーを確認する。
月夜「形状、武装、そして製造は前に戦ったものと変わらない。唯一違うのは…」
一葉「魔力で動いているってことね?」
月夜「あぁ、つまり黒幕はストームソルジャーを操れる強力なヤツらだ。一体何者なんだ?」
一方…
???「そうか…ポリーシャ公国が奪い返されたか。」
???「どうなさいますか?スローン様。」
スローン「放ったおけ。どのみち、我々のいる場所に来ることはないはずだ。」
???「はっ!」
スローン「……」
かな「随分と警戒しているのね?闇川月夜に。」
スローン「アイツは恐ろしい。我々帝国にとって邪魔な存在だ。私が求めているのは、皇帝を必要としない帝国の建国だ。お前たちの復讐など、私にとっては必要がないものでな?」
かな「なんとでも言うといいわ。どのみち、私たちはほとぼり冷めたらアナタたちのところを去るんだから。」
スローン「そう簡単に終わるものではないよこれは…」
かな「ふん…外を見てくるわ。」
そう言ったかなはその場から立ち去っていく。そして、スローンは近くにある檻を見つめた。
スローン「さて、いつまで耐えられるかな?アナタは…」
ヴィーナ「(月夜さん、私は…ヴィーナはいつでも待っております。早く助けに来てください…)」
次回
・ストームソルジャーの目的とルブーシュ公国の奪還