ISと神装機竜と運命の戦士達 (PROJECT RE TAKE第1弾) 作:XIYON
とある修練場…俺はマスターヨーダからライトセーバーとフォースの使い方を学んでいた。あれから5日は経ち、日を重ねることによって腕を上げていった。
ヨーダ「うむ。もうよいじゃろう。」
月夜「ライトセーバーはアナキンやアソーカから教わったけど、フォースにはまだ慣れてはいないです。これからどうしたら…」
ヨーダ「フォースはありとあらゆる物にある。あの銅像やそこにある花にもなだ。」
月夜「花にもですか。魔法とはまた違った物なんですね…」
ヨーダ「ロイヤルよ。そろそろ頃合いではないか?」
ロイヤル「そうですね…月夜くん。着いてきてくれる?」
月夜「あ、はい。」
そう言われてロイヤル様に連れて来られたのはとあるガレージだった。その中には椅子が1つあった。しかも手足を拘束する物が付いている。
ロイヤル「これからこの椅子に座って自身の悪と戦ってもらうわ。このガレージの中で発生する空間内でね?」
月夜「ガレージのなかで発生する空間?」
ロイヤル「この空間は人々の深層心理によって生成されるの。夢とはまた違ったやり口だけどね?」
月夜「深層心理か…」
そのやり方に納得し、俺はそのまま椅子へと座る。そんな覚悟を決めたような姿を見たロイヤル様は自動的に俺の手かけや足の椅子にある手錠で両手両足を拘束し、右手に持っている幻覚剤が入ってた注射針で俺の右手を刺した。
それを刺された俺はそのまま眠りに着くのであった。するとそこへ…
蒼河「ロイヤル殿、月夜は?」
ロイヤル「ご覧の通りよ。」
蒼河「注射針で何かを打ったのか?」
ロイヤル「幻覚剤よ?元々は犯罪組織が所有していた物を私たちが押収したんだけど、解毒剤を作るために彼へ打ったのよ。」
蒼河「解毒剤?」
ロイヤル「最近、月夜くんの世界にあるヨーロッパで不穏な空気が漂い始めているの。気になっていたから、調査員に調べて貰ったらある報告があったの。」
蒼河「ヨーロッパですか?これまた大変なことになりそうですね?」
ロイヤル「だけど、その報告を聞く限りじゃまだ時間に余裕があるからこの戦いが終わったら月夜くんや他のみんなにある列車に招待しようかなと考えているわ。」
蒼河「ある列車?」
ロイヤル「レヴィシクルエクスプレス。超巨大なスペースシップ型列車で最近までは運航を停止していたんだけど、復旧作業が進んで再開することになったのよ。」
蒼河「そうなんですね…」
ドン!ド!ダン!
蒼河「!」
ロイヤル「大丈夫よ。彼は今、自分の中にいる悪魔と戦ってるから。」
蒼河「……」
そして…
月夜「ここが俺の深層心理か。」
俺は自分の中にある深層心理へと入った。どうやらここに俺の中にいる影がいるらしい。ライトセーバーを取り出した俺は警戒しながら前へと進んでいく。
すると…
月夜「!?」
目の前に赤色のライトセーバーを持った黒色フードの人物が現れる。彼は姿を晒さずに俺へ襲いかかってきたのだ。
月夜「お前が影の俺か?」
俺にそう言われた彼はフードを外し、その姿を現す。髪は白くなり、目はシスの特徴でもある金色になっていた。
影の月夜「随分と察しがいいんだな?俺。」
月夜「前から何かがいるなとは思っていたが、お前みたいなヤツが俺の中にいるとはな?」
影の月夜「話は……それだけか!」
影の俺はマントを捨て、一気に俺へ襲いかかってきた。俺もライトセーバーで彼の攻撃を受けながら、戦っていく。
影の月夜「ライトセーバーだけを使う素人が、シスの俺に勝てるわけがない!」
月夜「シスの俺?どういうことだ!」
影の月夜「いずれ分かる!」
そう言った影の俺はなんともう1つのライトセーバーを取り出し、二刀流で俺を攻めてきた。
月夜「お前、二刀流なんてズルいぞ!」
影の月夜「これが俺だからなっ!」
二刀のライトセーバーで次々と襲いかかろうとする影の自分に嫌気が俺は彼を蹴りを入れて吹っ飛ばしたあとに上へと飛び上がる。すると周囲の場所が一気にエピソード1に出てきたナブーのシード宮殿のパワー発生施設へと移り変わる。
影の月夜「なぁ、スターウォーズの歴史は深いんだぜ?とくにシスのはなぁ!」
そう言った彼は二刀のライトセーバーを合体してデュアルブレードに変えた後にさらに襲いかかる。そして彼の能力で俺はなんと溶解孔に転落してしまう。そして場所はエピソード2でドゥークーとヨーダが戦った場所へと移り変わる。
それと同時に影の俺もカーブド=ヒルト・ライトセーバーへと変わり、さらに俺を追い詰めた。そして最後は…
月夜「こ、ここは…」
エピソード3、シスの復讐でアナキンとオビワンが戦ったムスタファーだった。そして影の自分のライトセーバーもダースベイダーのライトセーバーへと切り替えたのだ。
俺は懸命に彼へ攻撃を仕掛けるが、彼はシエンに特化した型で俺の攻撃を難なくも打ち消した。そしてそのまま俺を吹き飛ばし、最初に戦った場所へと移り変った。
俺は彼の圧倒的な力で地面に倒れてしまったのだった。
影の月夜「お前は俺に喰われるんだよ?闇の力を受け入れろ。光だけではグリフォテイは救えないぞ?」
月夜「誰が……お前なんかに喰われるものか…」
影の月夜「おいおい諦めの悪いことはよせよ。お前の今の実力じゃ、グリフォテイを支配しようとしているソリタスにも勝てないぞ?」
月夜「お前はそう思うかもしれないな……だが、俺には待ってるヤツらがいるんだ。このまま呑み込まれるわけにはいかないんだよ!」
そう言った俺はライトセーバーに思いっきりの魔力を注ぎ込んだ。それを見た影の自分は驚くような顔をしていた。
影の月夜「テメェ、自分も吹き飛ぶぞ!」
月夜「上等だ!お前ごとこのライトセーバーで消し飛ばしてやる!だがな、俺は生き残る!」
そう言った俺は彼へと急接近し、そのまま影の自分の片方のライトセーバーを吹き飛ばし、ただの影で造られた彼をそのまま消し去った。そして…
影の月夜『バカなヤツだ…どれだけ足掻けば気が済むんだ……まぁいい。俺を打ち負かしたんだ。ソリタスに負けるんじゃないぞ?』
そう言った影の自分の声が消えていったあとに俺はその場で倒れ込んだ。そしてそのまま現実へと戻るのであった。
月夜「……」
蒼河「月夜、大丈夫か?」
月夜「蒼河……俺は……」
俺の近くにはジードライバーに必要な拡張パーツと紫のカイバー・クリスタルがあった。それを見た俺は自分自身に打ち勝ったと一安心したのであった。
蒼河「おい。安心するのはまだ早いぞ?」
月夜「分かっている。だが、今は休みたい。」
蒼河「あぁ、ゆっくり休んでろ。」
次回
・ヴァレンティナを救え!最後の攻防戦!