ISと神装機竜と運命の戦士達 (PROJECT RE TAKE第1弾)   作:XIYON

95 / 96
・内浦在住のゲーマー篇/月夜 戦術アドバイザー篇
・内浦在住のチートゲーマー前編


 

グリフォテイの戦い…そして、レヴィシクル・エクスプレスとスフィアトーナメントでの件を終えた俺は今、レックスとファイヴス、そして不良分隊を連れてある未踏の地球へと来ていた。

 

遡ること数日前、観測班から未知の地球を発見したとの報告を受けた。どうやらこの地球は俺たちが初めてする地球らしい。しかもスフィア・リムの外…スフィア粒子がないアウター・スフィア・リムの領域だったのだ。

 

嫌な予感が俺たちはその地球へと向かい、今に至ったというわけだ。

 

到着後、不良分隊の皆は俺がオーダーメイドしたクローン・アーマーに興味津々だった。

 

クロスヘア「それは自分で作ったんですか?」

 

月夜「あぁ、ベスカーを使ってるから大抵のビーム攻撃は弾けられる。」

 

ハンター「月夜は尋常ではない程の開発好きだからな?けど、身体の具合は

大丈夫か?」

 

月夜「1日に1回チョコレートを食べないとダメになってきた…鉄分を摂るためにトマトジュースとかも飲んでるが…」

 

グリフォテイの戦いは想像以上に体力を消耗した…検査の結果、シャイニングダークネスは緊急時以外は使わないようにと注意を受けたのだ。

 

それもそうだ。あのシャイニングダークネスはグリフォテイに続いてレヴィシクル・エクスプレス…そしてスフィア・トーナメントでも使ってしまったからな…あんなに強い力を使えば身体も持たないはずだ…

 

大いなる力には大いなる責任が伴うというのはこういうことか。

 

ハンター「あまり無理はするなよ…」

 

月夜「ありがとう。よし…まずは偵察からだな。」

 

するとそこへレックスが現れる。深刻な表情をしていたから、かなり大変なことに直面したに違いない。

 

レックス「月夜、少しいいか?」

 

月夜「何かあったか?」

 

レックス「あぁ、向こうの山に軍事基地を見つけた。ここからだと遠くない。」

 

ハンター「変だな…あんなデカイ秘密基地なんていったい誰が作ったんだ?」

 

そんなことをしているとファイヴスが何かを装備していた。どうやら新しい武器のようだが…

 

レックス「おいファイヴス、それはなんだ?」

 

ファイヴス「エレクトロナックルです。レッカーのナックルを月夜将軍に作って貰って軽量化して、電撃を纏わせるようにさせました。」

 

レックス「凄いな…」

 

月夜「よし、みんな来てくれ。3手に別れてこの地球を調べよう。レッカーとクロスヘアは船を頼む。ハンターとテクはその山にある変なのを探ってくれ。俺とレックスとファイヴス、、そしてエコーはここを探索する。」

 

レックス「分かった。んじゃ始めようか。」

 

こうして俺達はこの地球を本格的に調査することになった。俺とレックスとファイヴスはまず周辺の町を散策するのであった。

 

ファイヴス「街が静か過ぎる…」

 

エコー「あぁ…俺達が変なコスプレ集団だと思って警戒してるのかもしれないな?」

 

レックス「だったらこんなに静かじゃない。」

 

月夜「もしもの話でここに帝国かドミニオンの魔の手が忍んでいたら…ん?」

 

すると俺は道路を走っていた謎の黒いトラックに目を付ける。見るからに「はい私、危ない物を密輸しています。」みたいな配色に俺は眉間にしわを寄せたあとに2人に聞いた。

 

月夜「どう思う?」

 

ファイヴス「自分は怪しいと思います。黒すぎるし、デカすぎる。」

 

エコー「あぁ、あんな目立った車は初めてだ。」

 

レックス「俺もファイヴスとエコーと同じ意見だ。あのトラックを奪還するか?」

 

月夜「だな。俺は運転席、お前達は後ろの荷台を頼む。」

 

レックス「分かった。」

 

まず俺とレックス、そしてファイヴスはバイクで走り、その黒いトラックに近づいた。少しずつ接近し、俺がまず運転席を奪還した。その後にレックスとファイヴスはトラックの上に乗って穴を開ける。

 

レックス「よし!いくぞ!」

 

2人がトラックに潜入して護衛兵と遭遇するが、その正体は恐ろしかった。

 

ファイヴス「あぁ……デカすぎる。」

 

そのボクサーのような兵士は2人に攻撃をしてきたが、レックスが大苦戦してしまう。そこにエレクトロナックルを起動したファイヴスがその兵士の大事なところを殴って感電死させた。

 

ファイヴス「後ろは制圧しました。」

 

月夜「妙だな…この兵士…人間っぽくない気がするんだが…」

 

レックス「そのセリフ。正しいみたいだぜ?」

 

そう言ったレックスがもう一体の兵士の服を脱がし、そのベールを露にさせた。その正体は重量型に造られた人型のロボットだった。

 

月夜「ロボット…いや、ドロイドが正解となるとこの世界にドミニオンが蔓延っているってことになるな?」

 

レックス「あぁ…だが、まずはヤツらの情報を手に入れよう。」

 

月夜「なら、最寄りのコンビニでも寄ろうか?」

 

俺は近くにあった某七のコンビニにトラックを駐車した。その後、エコーが荷台にあった金庫を開けるためにスコンプ・リンク(コンピューター・インターフェース・アーム)を使ってハッキングする。

 

エコー「ハッキングできました。開けますね?」

 

エコーがハッキングして開けた金庫の中身は想像を絶するものだった。

 

レックス「おい。これってベスカーだぞ!?どうしてこんなところにある!?」

 

月夜「どうしてドミニオンがベスカーを…いや、有り得なくはないか。」

 

ファイヴス「総指揮官、レックス、来てください。」

 

ファイヴスに呼ばれた俺たちはモニターがある場所へと向かった。どうやら重要なものを見つけたようだ。

 

ファイヴス「とても興味深いデータを見つけましたよ。」

 

月夜「これは?」

 

ファイヴス「この世界には小原兆一郎という人物がいるそうです。ソイツが何者かに協力金を援助しているらしいですよ…」

 

月夜「エコー、この世界のネットにアクセスして調べられるか?」

 

エコー「今やってます……おぉ、コイツは驚きました。」

 

レックス「なにか分かったのか?」

 

エコー「小原兆一郎はなかなか興味深い人物です。ここ数ヶ月程に渡ってこの内浦を支配して奴隷の街にしようとしました。この近くにある浦の星女学院という学校を廃校にしようとしたこともあるそうです。表の顔はこの世界では企業的に君臨する敏腕経営者ではありますが、裏は違法行為も厭わない腹黒い人物です。」

 

月夜「このままコイツを生かしてはおけないな…」

 

ファイヴス「ですが対抗している人物は2人います。伊口才という人物と黒澤天青の2名です。この2人は以前までは対立していましたが、現在は共同しています。」

 

レックス「その2人はどんな人物だ?」

 

ファイヴス「伊口才は医療界のトップかつ伊口ファウンデーション会長の祖父、伊口仙悟の孫です。んでこのファウンデーションは利益を追求する企業ではないですが、伊口仙悟自身が有名な多国籍企業の株を保有し、世界に名だたる企業の大株主となっているので財団は世界最大の法人となっています。伊口才はその跡取りだそうで…」

 

どうやら株主となっている企業は日用品からロケットまでありとあらゆる業種に及び、それら企業の連合体ともとれてその権威は絶大で、各国政府や大企業CEOもなかなかその意見には逆らえないらしい。

 

ファイヴス「一方の黒澤天青は2人の娘を持つ人物で黒澤家現当主。内浦の現体制及び秩序を保つことをしてるそうです。伊口才とは当初敵対関係だったとか…」

 

月夜「まずはその伊口・ファウンデーションに行こう。」

 

ファイヴス「あぁそれと…伊口才についてもう1つ面白い情報が…」

 

月夜「なんだ?早く言え?」

 

ファイヴス「祖父の計らいで先程の言った浦の星女学院のスクールアイドル?AqoursというグループのGM(ゼネラルマネージャーorグランドマスター)兼演出家兼守護者をしてるそうで?」

 

月夜「なら、まずは明日の朝にその浦の星女学院へ行ってみよう。」

 

一方のハンター達は…

 

ハンター「ますますでかくなってきてる…規模はどれぐらいだ?」

 

テク「ざっと計算すれば何メーターにも及ぶでしょう。しかし問題はこれが使い捨てだということです。」

 

ハンター「使い捨て?」

 

テク「はい…恐らくは何かを作り上げるために必要な物かと…」

 

ハンター「おい。あれを見ろ。」

 

ハンターが指を指した方角には大量のバトル・ドロイドがこの施設を守るためにハイビスカスされていた。どうやらここの黒幕は帝国ではないことが確定したのだ。

 

ハンター「ドミニオン…」

 

テク「侵攻しますか?」

 

ハンター「いや、俺たちだけでは無理がある。一度、船に戻ってクロスヘアたちと合流し、そのあとに総指揮官へ報告しよう。これは総力戦になりそうだぞ?」

 

次の日、俺達はレックス達を連れて浦の星女学院に来ていた。すると…

 

月夜「隠れろ!」

 

俺は何かに気づいて木の後ろに隠れた…

 

レックス「どうした?」

 

月夜「見ろ。囲まれてる。」

 

そこにいたのはバトル・ドロイドに囲まれた人達がいた。見た感じこの学校の生徒らしいが…

 

千歌「才くん!コイツらどうにかして!」

 

才「分かったけど!無理に動かすことは!」

 

バトル・ドロイド「動クナ!」

 

ルビィ「ピギィ!?」

 

梨子「!?」

 

曜「ひいいい…」

 

どうやらこの地球を制圧していたのはドミニオンだったらしい。嫌なことをしてくれたなヴィヴニィ…まさかこのようなことをしているとは…しかし、アイツらの目的を探る前にまずは…

 

ファイヴス「囲まれているな?」

 

エコー「あぁ…しかも相手は抵抗ができない状態だ。」

 

月夜「見た感じ、女性が9人で男性が1人だな。」

 

レックス「もしかしてあれが噂のスクールアイドルとそのマネージャーか?」

 

月夜「まぁな…」

 

レックス「どうする?」

 

月夜「レックスとファイヴスとエコーは向こう側、俺は変身して正面突破する。」

 

レックス「わかった。」

 

月夜「それじゃあ早速…!」

 

俺はチューンナップ・パワードギアが装填されたジードライバーを腰に装着し、クウガとアギトのカプセルを強化させ、あの力を持った形態へと変身する。

 

クウガ!ライジング!

 

アギト!トリニティ!

 

月夜「変身。」

 

パワーアップ!フュージョンライズ!

 

仮面ライダージード!ライジングトリニティ!

 

ライジングトリニティへと変身した俺はライジングペガサスボウガンを召喚。ゴウラムの力を借りて高所からバトル・ドロイドたちを次々と撃破していった。

 

そしてレックスたちも周りにいるB1バトル・ドロイドやあとから応援に来たB2バトル・ドロイドを破壊していった。それを見た拘束された者たちは凄く怯えた者もいれば、警戒しているヤツらもいた。

 

ダイヤ「な!?なんですの!?」

 

果南「う、宇宙人!?」

 

才「みんな下がってろ!」

 

どうやら彼らは俺達を警戒している様子だ…それもそうだ。こんな変な軍隊がここになんか来たら誰でも怪しむに決まってるよな…

 

そう思った俺は変身を解除、そしてレックスたちはヘルメットを外した…

 

鞠莉「あれ?」

 

善子「人間……だ。」

 

花丸「人間ズラ。」

 

梨子「あ、アナタ達は?」

 

月夜「話は後だ。ここにいちゃマズイ。」

 

スフィアブックゲート!

 

そう言って俺は伊口・ファウンデーションの社長室を目的地に設定してここにいるみんなをその場所へと転移した…




次回

・内浦在住のチートゲーマー後編
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。