さて、プロローグから一日もたたずに二話目を投稿するペースですが、単純に私が学生で、こんな状況なものですから、暇なのですよ。
まあ、自分語りはこれぐらいにして、第一話をお楽しみください。
さて、少し昔話をしよう。
僕、不知火明人は6歳の頃に親の都合で家族でイギリスへと移住した。そこでは、日本とは全く違う生活を送り、とても充実していた。日本人学校に通っていたものの、やはり町へ繰り出すと英語が飛び交うため、必然的に英語を使うようになっていった。
そんなイギリス生活を送ること8年。2月のある日、父親から話があると居間に呼ばれた。
「どうだ、この国の生活は?だいぶ慣れてきたんじゃないか?」
「そりゃあ8年も住んでいたらだいぶ慣れるわな。英語もだいぶ使えるようになってきたし、そろそろ普通の公立学校に通えるぐらいになってるんじゃないかな」
少し驕っているかもしれないが、実際に、一般会話ぐらいなら普通にこなせるようになっていたので大丈夫だと思ったのだ。
「そうかそうか、でな、父さんたち次はドイツに異動になったから」
「……は?」
正直な感想だった。だって意味が分からなかったから。文脈どこに行ったんだよ。
てか、なんで「父さんたち」って言ったんだ?まるで俺は違うみたいな……
「なんで父さんたちって言ったんだって思ったか?」
「なんでわかんだよこの親父は」
「そりゃあお前の親だからなそのぐらいは分かる」
多分この人はこんな風に人の考えが読めるから出世したんだろうな、と思ったが、今はそんなことどうだっていい。
「実際思ったんだが、どういうことなんだ?」
「いやぁ、明人には日本に帰ってもらおうかなぁって思ってな」
「」
絶句だった。この親父が何を言っているのかマジで理解できなかった。普通に考えて一人息子を単身日本に帰らせるとか正気の沙汰じゃない。
「……ごめん、もう一度言ってくれる?」
「どうした、その年でもう耳が遠くなってしまったのか」
どうしよう、めちゃくちゃこいつを殴りたくなってきた。
「まあ、受け入れられない気持ちもわかる。ただイギリスになれてきたお前を次はドイツに連れて行くのは忍びないと思ってな」
「……」
少し拍子抜けした。この親父はちゃんと俺のことを考えてくれていたのだ。少しは見なおs
「というのは建前で、実際は久しぶりに母さんとラブラブ生活をドイツで満喫したいなと思ったんだが」
「俺の尊敬を返せやクソ親父」
前言撤回、この親父は少し、いや大分頭のネジが飛んで行ってると思う。
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「帰ってきてしまった……、日本に、ひとりで……」
そんな感じで俺は、親元を離れ単身帰国することになる。祖父母の家で居候することも検討したが、やはり俺たち家族のせいで迷惑をかけるわけにはいかないので俺は一人暮らしをすることとなった。
そんなこんなで始まってしまった僕の新生活。確か日本ではこの年に高校入学となるはずだ。まさに新たな門出となるのだが、
「……ここどこ?」
幸先が悪く道に迷ってしまった。私が一人暮らしをすることになるマンションは駅から数分と言われていたのだが、方角を間違ってしまったのか全然見つからない。
「まいったな、全然わからん」
仕方ない、道行く人に聞くしかないか。
「あの、すいません」
「……はい?」
僕が話しかけたのは、ちょうど僕の前を通ったある女性だった。とても大人びていて、なんだかミステリアスな印象を抱く、年は高校生ぐらいだろうか、片手には本を持ち、歩きながら読んでいた。危なくはないのだろうか。
「読書中にすいません、あの〇〇ってどっちの方向ですかね?」
「……あっち」
そうして彼女が指さした方向は今僕が来た方向だった。僕方向音痴過ぎない?
「ありがとうございます!」
僕がそういって頭を少し下げると彼女も同じように返し、そのまま去っていった。それにしても可愛かったな……。ってそんなこと言ってる場合じゃなかった。早く引っ越し先へ向かわなければ。
ということで(デジャブ)、第一話、いかがでしたでしょうか。
前書きでも書いたように自分は学生なのでかなり拙い文だと思います。実は結構即興でストーリーを作っているので、アドバイス、感想を送っていただけると幸いです。
ではでは、後書きもこの辺で。
では、皆さん、ごきげんよう。