マチカネフクキタル編は表編と裏編があります。表はいつも通りですが、裏はかなりヤンデレ味が強くグロ注意です。それでも良ければ閲覧してみてください。
トゥインクル・シリーズを勝ち抜いたフクキタルとそのトレーナー。
その後数々のレースを勝ち抜いていく二人だが、ある問題が発生していた。
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「...あのさ、ちょっと離れてくれない?割と、いやかなり暑苦しいんだけど」
「ダメです!トレーナーさんは私のラッキーアイテムなのですよ!ぜえーーーーったい放しませんから!!!」
「いやいくらなんでも2週間連続でラッキーアイテムが『身近でぶきっちょで気怠そうででも優しいトレーナーさん』はおかしいだろう....つか具体的すぎるだろ...」
「....そういうこともありますよ!!!ほら、はやく私の前に立ってください!!さあ!さあ!!!」
「ええっ...」
____
フクキタルトレーナー(以後フクキタルT)「....こういうことがあったんだけど、どう思う?」
オペラオートレーナー(以後オペラT)「あー...そりゃまずいかもねぇ...」
フクキタルT「だよなぁ...俺、仏像になっちまうかもなぁ...」
オペラT「うんうん.....うん?」
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オペラT「いやそうじゃないでしょ。それフクキタルちゃんに間違いなく好かれてるじゃない」
フクキタルT「ん?そりゃ好かれてはいるだろ。3年間一緒にやってきたんだしな」
オペラT「いやだから。トレーナーとウマ娘の枠組みを超えた情熱的な恋愛という意味で好かれてるっていってるのよ」
フクキタルT「....いやいや。いくらなんでもないだろそれは。あいつが好きなのはあくまで開運グッズであって、俺が好かれてるのはあくまで開運グッズに相当しているからだろ?」
オペラT「いくらなんでも鈍感すぎるわ。私はその一部始終しか聞いていないけど、すぐにわかったわよ。フクキタルちゃんが貴方のことを好いているって」
フクキタルT「にわかには信じられんのだが...」
オペラT「じゃあその抱き着きが始まった2週間前のことを教えなさいよ」
フクキタルT「あ、あぁ...」
____
「ふぁあ...アアッ!いや眠い。なんで朝から仕事しないといけないんだ?そもそも学生に合わせるのはおかしいだろう...ほんと夜行の学園にしてくれ...」
「トレーナーさん!!おはようございますっ!朝から精が出ますねトレーナーさん!今日の魚座の方は幸運あり!トレーナーさんも幸運な日に今日はなりますよ!よかったですね!!」
「...うるさいぞフクキタル...そんな朝っぱらから叫ばれたら幸運もクソもないわ...」
「そ、そんなぁ!占いを信じていませんね!!トレーナーさんはこれから物凄い幸運に合うこと間違いなしなんですよ!もっと自分の幸運に自信をもってくださいっ!!さあさあ笑って笑って!笑う門にはふっくきたる~♪」
「あーもう頬をひっぱるなわかったよ....笑う笑う...」
「そんな笑ってやるか、しょうがねえな、みたいな笑顔じゃだめですよ!ほら、私の顔を見てください!ほら!」(顔をトレーナーに近づける)
「....っ、ち、近いわ!おい離れろ!...ちょおい....あっ」
「いいえっ!もっと私を見てください!さあさあ!......あっ」
その時、トレーナーとフクキタルの唇が一瞬だけ触れてしまった。
「......(トレーナー唖然)」
「.........////(フクキタル赤面)」
「....ふ、フクキタル?」
「....これが...トレーナーさんの味ですか...なんとも...素敵な....」
「お、おい?大丈夫か?」
「はうっ!!??ああすいませんすいません離れますね!....あー...そ、そうだ!今日は移動教室なんでした!少し失礼します~~~!!!」///
「....なんだったんだあいつ...」
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(表)
一日後。
「とれーなーさあああん!!」ダキッ
「うおっ!フクキタル!?急にどうしt...ってお前何抱き着いてるんだお前!?」
「トレーナーさん!えっとですね...はい!トレーナーさんは今日のラッキーアイテム!そう!あなたはフクキタルのラッキーアイテムに選ばれましたのです!おめでとうございます!....///」
「はぁ?」
「今日のラッキーアイテムは、『身近なトレーナーさん』だったんです!だから今日は一日中ずっと抱き着かせてもらいますっ!異論は認めません!」
「ええっ...」
____
フクキタルT「ということがあってな。そんで日にちが経つにつれ、『ぶきっちょ』だとか、『気怠そう』とか、いろんなワードが追加されては抱き着かれる日々だ...いやほんと偶然ってのはすげーよな」
オペラT「いやもうそれアウトじゃない。完全に堕ちてるじゃないの。考えられる全てのピースが揃ったわよ今ので」
フクキタルT「嘘だろ?この少しの会話だけでお前は看破したのか!?すげーな...」
オペラT「いやむしろわからない方がおかしいでしょ!鈍感にもほどがあるわよ!...はぁ、どうしたものかしら。一応大人の対応としてはそういうのは断ってちゃんとした関係に戻るのは当たり前なんだけど...」
フクキタルT「...俺はどうすればいいんだ?」
オペラT「...そうだ。じゃあ貴方にこれを貸してあげる」つ(指輪)
フクキタルT「あん...?こりゃ指輪か?」
オペラT「そ。その指輪を付けて過ごしなさい。もしフクキタルちゃんがその指輪を見たとして...そのあとの彼女の行動で貴方自身でこの件をどう片づけるか考えなさい。これ以上は私はもう干渉しないわ。」
フクキタルT「....あぁ。わかった」
____
トレーナー室にて。
「とれーなーさあああああん!!今日のラッキーアイテムは『身近でぶきっちょで気怠そうで少しだけお鬚を生やしたかわいくてでも優しいトレーナーさん』でしたっ!!ということで今日も抱き着かせてください!!」ダキッ
「うおっ!....フクキタルか...」
「あれ?トレーナーさんは今日は振りほどかないのですか?」キョトン
「...なぁフクキタル、これを見てくれないか?」
「....これって...指輪...ですか?薬指に....」
「何が言いたいか、わかるか?」
「...........トレーナーさんご結婚されていたんですか...?」
「..............................」
「....で、で、で、ですよね....トレーナーさんですもん....こんな私に付き添ってくれる方ですもん...愛するお方ぐらいいますよね...」
「お、おめでとうございます!!フクキタル的にはそういうお祝い事はバッチコーイですよ!しかもあのトレーナーさんだなんて!いやぁーその幸運うらやましいですっ!」
「ほんとうに申し訳ありませんっ!トレーナーさんのお嫁様に申し訳ないことをしてしまいました!もうこの際フクキタルも契約を切った方がいいかもしれませんね!ははは...」
....こいつ。泣いてるわ。俺はまだ指輪を見せただけなのに。そして俺はそんなフクキタルを見ていると胸が苦しい__________
「なぁ、なんで泣いてるんだ?」
「えっ....ああいえいえ!泣いてませんよ!ああいえ!これはうれし泣きですね!いやぁ嬉しいです!トレーナーさんがご結婚されるのがうれしくてうれしくて!」
「嘘だな」
「えっ...」
「それ悲しくて泣いてるんだろ。俺が結婚していると思ったから」
「..............そうですよ...トレーナーさんが結婚なされるなんて信じたくないです...トレーナーさんだけがこんな不甲斐なくて、運だよりで、可愛くなくて、すぐ調子にのる私を担当してくれたんです...だから...私は、こんなこと思いたくないのに....トレーナーさんに結婚してほしくないって...本当にバカでずるいですよね...」
「....まだ俺は結婚してないぞ。これから結婚するんだ」
「...そうですか。お相手がどんな方かは知りませんが、トレーナーさんなら素晴らしいご家庭を築けると思います」
「相手は、『不甲斐なくて、運だよりで、可愛くて、すぐ調子にのる招き猫を背負った、笑顔がきれいなウマ娘』だ」
「えっ...」
「....朝の占いで見たんだよ。そういうやつは俺の知る限り一人しかいねえわ。ってことでフクキタル、結婚するか!」
「は、はいィ!?」
「ほら、笑えよフクキタル。笑う門には、なんだったっけ?」
「.....フクキタルですっ!!!!私も!!!トレーナーさんと一緒に過ごしたいですぅ!!!!」
フクキタルは、今までで一番の満面の笑みを見せてくれた....
____
オペラT「やっぱりね。二人ともお似合いですもの。いつまでも幸運なカップルでいてね♪」
オペラオー「トレーナー!この僕から目を離すなんて、一体どうしたんだい?もしかして、僕の後光が激しすぎて僕の姿が見えなかったのかな?」
オペラT「オペラオーの後光が激しいことは知っているけれど、今は違うわ。まぁ私の推しカップルが付き合い始めたもので、感激しているだけよ。さて、オペラオー?今日も観劇の練習するわよ!!」
オペラオー「いいだろう!僕の素晴らしい観劇を見たまえトレーナー!!!」
~~~~
※閲覧注意
(裏)
トレーナー室にて。
「とれーなーさあああああん!!今日のラッキーアイテムは『身近でぶきっちょで気怠そうで少しだけお鬚を生やしたかわいくてでも優しいトレーナーさん』でしたっ!!ということで今日も抱き着かせてください!!」ダキッ
「うおっ!....フクキタルか...」
「あれ?トレーナーさんは今日は振りほどかないのですか?」キョトン
「...なぁフクキタル、これを見てくれないか?」
「....これって...指輪...ですか?薬指に....なんで?なんでトレーナーさんが指輪をつけているんですか?」ハイライトオフ
「(ん?...なんだ...?フクキタルの雰囲気が変わった...?)」
「トレーナーさん....なんで指輪をつけているんですか?答えてください」ハイライトオフ
「.....け、結婚したからだ。少し前に会った幼馴染と会ってな、気が合ったから付き合ってたんだ」
「そうじゃないですよね?トレーナーさんは付き合ってないですよ。よくないですよ嘘は。幸運が逃げてしまいます」ハイライトオフ
「(な、なんで...なんでフクキタルは確信をもった表情で俺が嘘をついていると分かるんだ....?)」
「トレーナーさん、答えてくれませんか?なぜ嘘をついたんですか?」ハイライトオフ
「...フクキタル、俺は....嘘を、ついていないぞ....」
「........................................................................そうですか」ハイライトオフ
フクキタルはトレーナーを一度一瞥すると、扉に向かい、鍵をかけた。
「!?フクキタル!?何を、ぐむっ!!???」
フクキタルはトレーナーの口をふさぎ、ソファへ押し倒した。
「トレーナーさん。私、思ったんですよ。この世には不幸が多すぎるって。私のお姉ちゃんは、死んでいます。なんでですか?なぜしんだのでしょうか。おかしいとは思いませんか?私のお姉ちゃんは何も悪いことをしていないのに、死んだんです。なんでですか?答えてください、トレーナーさん」ハイライトオフ
「ぐむっ!むぐむぐっ!ぐむっ!!!」
トレーナーの口は塞がれていて、答えようにもこたえることはできない。
「どんなに神に祈っても、どれだけ幸運を集めようとしても、すぐに私の手から零れてしまう。だったら、手元にずっと置いておいた方が安全で安心で、幸運だと思いませんか?」ハイライトオフ
「ふくっ!!!ぐむむっ!!!」
「トレーナーさんも、いつか死んでしまうのでしょうか?だとすれば私はまた不幸ですね。
大切な人が逝ってしまう。おかしい。
おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい
だからトレーナーさんを救ってあげます。このおかしくて不幸な世界から。」
フクキタルは、トレーナーの腕を 折った。
「ぐっああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
「トレーナーさん、嘘をついた人がどうなるかわかりますか?罰を受けるんです。当たり前ですよね。嘘をつく人は不幸ですから。大丈夫ですよトレーナーさん。罰を受ければ、罪は許されますから」
「がっ.....フ、フクキタル....やめてくれ....なぁ....」
「....ああそうです。トレーナーさんはラッキーアイテムですから、後ろに背負って運んだ方が得があるかもしれませんね。招き猫の代わりに背負いましょうか。あぁ、でも困りました。トレーナーさんの足が邪魔ですね。招き猫はそこまで大きくありませんから。トレーナーさんを背負って運ぶとしたら、足は地面に当たってしまいます」
「....え?ま、まってフクキタがああっ!!!!ま、まて!!!!やめてくれ!!!!足が...アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!」
折った。
折った。
折った。
祈った。
祈った。
祈った。
祈った。
祈った。
祈った。
祈った。
折った。
祈った。
折った。
神は、応えなかった。
「トレーナーさん?腕と足がなくなっちゃったから、これでいつでも『身近』で過ごせますね。ああでも、『ぶきっちょ』ではなくなってしまったかもしれませんね。でも良いです。
これでいつでも『幸運』ですもんね
トレーナーさん
おわり