トゥインクル・シリーズを勝ち抜いたバクシンオーとそのトレーナー。
その後数々のレースを勝ち抜いていく二人だが、ある問題が発生していた。
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「トレーナーさん!!!!次の休日はどこでデートしましょうか!!!!遊園地?水族館?はたまた公園でしょうか!?はい!楽しみです!!!!」
「バカいうな。次の休日は家で一人でごろごろしてたいんだよ。一人で練習しとけ」
「い・や・で・すッ!!!!トレーナーさんは普段の生活の規律が悪いですね!!!私がトレーナーさんのおうちへ行って、お世話してあげますッ!!!ということで、家の住所を教えてくださいッ!!!!」
「ふざけんな。教えるわけねえだろうが。そもそもお前が来たら家が散らかりそうなんだが...」
「....そうですか。トレーナーさんは私のことが嫌いなんですか。そうですか」ショボン
「....ええっ...わ、わかったよ教えてやるから落ち込むなよ...」
「そうですかッ!!!やはりトレーナーさんはお優しいですねッ!!!早く教えてくださいッ!!!」ガバッ
「...!?お前俺を騙したなテメェ!?」
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バクシンオートレーナー(以後バクシンT)「はぁ...最近あいつの思考能力がえらい高くなっている気がしやがる...どういうことだ...」
ネイチャトレーナー(以後ネイチャT)「それは重度ですね...」
バクシンT「ええまぁ...って、何故ここにネイチャTがっ!!???」
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ネイチャT「そんなに驚かないでください。私は悪魔でもなんでもないのですから」
バクシンT「いや居酒屋で一人で飲もうとしていた矢先に隣に座って低い声で『それは重度ですね』とか言われたら驚きますよ...つか何してるんですか」
ネイチャT「まぁ箸休めのようなものです。最近私へウマ娘との付き合い方に関しての相談が増えておりまして。元からよく相談自体はされていたのですが、近ごろはウマ娘の皆さんからも相談が多く寄せられています。その対応に連日勤務していたので、疲れを取ろうと思いましてね」
バクシンT「は、はぁ...それはなんというか、お疲れ様です。ウマ娘の方からも相談されるとは、ネイチャTは慕われているのですね」
ネイチャT「いえ、そういうわけではないと思うのですが...まぁそのことは置いておきましょう。そんなことよりも、バクシンT?貴方が今つぶやいたことについて...詳しく教えてもらえますか?」
バクシンT「(まぁ、そうなるよな...トレーナーとウマ娘との過剰な接触は原則禁止だし...特にネイチャTは半ば結婚している状態とはいえ、この件に関してはかなり重く受け止めているらしいと聞く。...改めてヤバい人に聞かれちまったな...)」
バクシンT「いえいえ、そんな重要なことではありませんよ。ただまぁうちのバクシンオーが最近やけに賢くなっていることに驚いていただけです」
ネイチャT「重要なことではない、と貴方は言いますが。貴方の独り言から確か『デートに言った』という言葉を聞いた気がしましたが?」
バクシンT「なっ!?そこまでは言ってないはず....................ハッ!?」
ネイチャT「....成程。やはり重度でしたか」
バクシンT「(は、はめられた....嘘だろ?この俺が...ネイチャT....一体何者なんだこの人は。俺以上の機転の良さをもっていやがる...)」
バクシンT「....この場合、私はトレセン学園から解雇されますか。」
ネイチャT「ウマ娘との度を超えた関係を持つことは原則禁止です。当然バクシンTはトレセン学園から解雇という形になります.....が。私個人としてはバクシンTの素晴らしい指導能力を他方に移すのは学園の損害になると考えます。よってバクシンTには一つ、私から渡すものがあります」
バクシンT「(渡すもの...だと...?一体どんなものを渡されるんだ。まさか盗聴器を渡されて他のトレーナーの情報を奪ってこいだとか、トランシーバーやら渡されて八百長やらセクハラやら指示される...とかじゃねえよな?...)」
ネイチャT「これです」 つ(ニンニク)
バクシンT「......................................................え?」キョトン
ネイチャT「.....あっ間違えました。こっちです」 つ(十字架)
バクシンT「..............................................?」
ネイチャT「...あれ、また間違えました。すいませんこれです」つ(指輪)
バクシンT「.........................えっとぉ...指輪ですかね?」
ネイチャT「そうですそうです。指輪です。これをつけて生活していただければ、このことはトレセン学園側には言わないと約束しましょう」
バクシンT「....(まぁ理屈としては理解できるけど...なんというか拍子抜けだな...というか最近やけに賢くなってきたバクシンオーにこれが通用するのか...?)」
ネイチャT「では、私はこの辺りで。楽しい飲み会でした。では」
バクシンT「........なんだあの人」
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翌日、トレセン学園にて。
「はぁ...指輪つけたけど...初めて会ったばかりのバクシンオーならいざ知らず、最近のバクシンオーにこれが効くとは思えないんだよな...杞憂だといいんだが...嫌な予感が...」
「トレーナーさん!!!おはようございますッ!!!!!!!!」
「うおっ!?...声でけえわ本当。賢くなってもその大声は変わんねえんだなお前....」
「この声は私のいいところとしてよく褒められますから!!!!えっへん!!!!」
「あぁそう...まぁ確かにお前の声はよく響くよな」
「はいッ!ところでトレーナーさん!その指につけている指輪はなんですかッ!!!場合によってはトレーナーさんを監禁させていただきますが!!!」ハイライトオフ
「...え」
「はいッ!答えてくださいッ!」ハイライトオフ
「.....(目が死んでるのにすげえデカい声でしゃべっていやがる...!)」
ガシッ
「!?」
バクシンオーが俺の肩を掴んだ。
「....トレーナーさん。早く答えてくれませんか?委員長として、風紀を正すことは当然のことですから」ハイライトオフ
「...!?(なんだこのバクシンオーは...マジで賢さSSはあるんじゃねえのか...!?最近は勉強ばっかで二人きりで教えていたのが仇になったか...ッ)」
「.............正直に言えば、俺の先輩トレーナーから強制されてつけられた...これは俺の意思じゃない...っ」
俺は初めてバクシンオーに対して恐怖を抱いた。
「.....................ウソはついていないようですね」ハイライトオフ
バクシンオーはトレーナーを放した。
「いやぁ安心いたしましたッ!!!まぁ私はトレーナーさんがそんな風紀に反するような行動をとる方ではないとは思っていましたよ!!!ええ!!もちろん!!!」
「ハアッ...ハアッ...誤解が解けて、よかったよ....」
バクシンTの額には物凄い滝のような汗が流れていた。
「....(今のは本当にバクシンオーなのか...?)」
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バクシンT「......はぁ...マジで焦った...あんなバクシンオーを見ることになるとはな...」
バクシンT「もし返事の仕方を間違えていたら...なんて考えたくねえ...」
バクシンT「最近周りでこういう事態がよく増えているような気がしてならねえ...」
バクシンT「一体何が起こって...」
トントン
バクシンT「?誰だ…?」
バクシンTは扉を開けた。そこには、
ナイスネイチャ「...バクシンTさんですよね?少しだけ聞きたいことがあるんですケド、いいですか?」
次回「ナイスネイチャ真相探求編」