The great Great GREAT Doctor is Me !   作:東京<アズマ キョウ>

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◆副題:エッグマンランドは常に優秀な人材を募集しています

◆都市の上層部の人に愚痴の一つもない、というわけもなくという話です。
解説回というか、近況説明回が続くなぁ……。


EG-04.帝国の手足事情

上に立つ者は自由に振る舞う権利を持つが

自由に振る舞う代償も同時に得ている

上に立つのを辞めた後は、代償のみが残るのだ

 


 

1097年2月、夜。

 

◆【エッグマンマンション】執務室◆

 

「むむむ……」

「どうなさいましたの、博士?」

 

 外回りから戻ってきたナターリアがその成果について報告している最中、この都市の主であるDr.エッグマンが呻きだしたため一旦書類を置いてDr.エッグマンに尋ねた。

 

「ワシは【エッグマンランド】を建国し、その帝王になったな?」

「そうですね」

 

 ナターリアはとりあえず首肯し、Dr.エッグマンは続ける。

 

「ワシの偉大さや寛容さを知って、エッグマンランドには人が集まっておるよな?」

「この一月の間での移民増加数は目を見張るものがあります。ECRを増築してメディカルチェックを行う施策、その噂は予想以上の早さで各地に伝わりました。感染者含む移民達はそうした庇護を求めて益々エッグマンランドに集まっています。結果、進行程度の様々な【鉱石病】感染者の疾病データが日々蓄積していて、チェルノボーグ難民から徴集した研究者らによる【エッグマンランド研究センター】からは『目が回るようだ』と伺っています」

「うむ、我が無敵のロボット軍団やワシに従う労働者諸君のおかげで住まいの建設や農地造成、工業プラントの設立などが動き始めた。ほかの土地から回収してきた都市の基盤も修理とリフォームが始まって我が帝国の国土面積は倍増したな」

「はい。まだ暴動による戦災の傷は残っていますが、市民の笑顔が多く見られるようになりましたから博士の治世は順調だと思いますわ」

「その通り。だからこそ不満じゃ」

「不満、ですか」

 

 ナターリアがDr.エッグマン発言を繰り返すと、Dr.エッグマンは机を叩いて憤慨した。

 

「全く仕事が減らん!ワシは【エッグマンランド】の支配者じゃぞ!ならばワシの許にワシの仕事を担う文官だの将軍だのがもっと居てもおかしくないじゃろう!アイタタタ……

「(アンナさんの疑問と似たようなことが不満の方で再度聞くことになるとはね)」

 

 机を強く叩きすぎて少し痛がっているDr.エッグマン(だだをこねる大人)にナターリアは苦笑する他なかった。

 


 

 一見すると単に仕事に飽きただけように見える、いや割と素直に疲れているDr.エッグマンであるが、事実Dr.エッグマンの仕事量はかなりのものになっている。

というのも、エッグマンランドにはレユニオンや旧チェルノボーグと同じく、いやそれ以上に人的資源についての課題がある。

先の事変によって能力のある人材が大きく減衰しているのは他の二勢力と同様だが、彼らよりも『政治、商業面で実働できる人材』がより大きな懸念事項となっていた。

 

 例えば、レユニオン。

かの陣営は現在外部の国家とは交流をほぼ行っておらず、外交や政治面の人材は低い優先度になっている。

付け加えると元々が感染者同士の寄り合い所帯であり、今のレユニオンも周囲に点在していた感染者組織がチェルノボーグ都市基盤を頼って集っている。

その中で一番の軍事力がある【レユニオンムーブメント】を頂点とした小規模村落的政務活動、すなわち各団体がレユニオンをリーダーとして寄り合いを成している状態なので官僚組織の不在はそこまで致命的ではない。

 

 例えば、正統チェルノボーグもとい旧チェルノボーグ。

彼らはチェルノボーグにおいて最も甚大な打撃を受けた陣営の生き残りである。

全体の人的資本は最も少ないが実務経験のある上級警官や武闘派貴族が割合として多く属している。

また、生き残った人員が高い地位を有しているお陰で外部とのコネがある程度存在していた。

また実効支配面積の小ささや旧来の官僚組織の代わりに憲兵が軍政を敷いていることもあって、見た目以上に内政はどうにかできている。

 

 一方、エッグマンランド。

その成立過程上、旧支配層である貴族や上級市民がレユニオンに次いで少ない。

また少ない中での一部の貴族がDr.エッグマンの侵攻後に恭順を拒んだことで『国外追放』となっており、とかく政治手腕のある人材が不足していた。

更にレユニオンに押し出されて集まった難民同然の市民が数多く、周辺地域からの移民が急増も相まって処理すべき政務の量は二者とは比べ物にならなかった。

無論、Dr.エッグマンの支配を受け入れた貴族や上級市民がいないわけではない。

目の上のたんこぶだった格上の貴族が大きく減じたことで、成り上がる機会を得られたと見做して精力的に働く者もいるにはいるが、それでも支配面積に対する文官畑の人数比率は低いと言わざるを得なかった。

 

 チェルノボーグ騒乱による行政の停止は、本来であれば熟達した官僚達の激務を以て漸くマシになる程度でしかないほど同市にとって致命的であった。

ましてやチェルノボーグの政治資源はその多くがレユニオンによって抹殺されたり難を逃れて国外脱出したりと、分割された後の市内に残る量だけではとても運用できるものではない。

 

 普通の国家なら難民キャンプが乱立して衛生レベルの劣悪化や住民同士のトラブルで勢力の体すらままならなくなるものではあったろうが、それはDr.エッグマンのハチャメチャな技術力と荒唐無稽な資源が諸問題を解決していた。

 

 例えば『食』、エッグマンボーグ単体の面積では賄いきれないはずの食糧資源は【アーク】【エッグパイオニア】、エッグマンタウン及びエッグマン艦隊補給船の性能をフル稼働することで対処している。

外部都市からの購入も行っているため食料供給は迅速に安定化しつつある。

 

 例えば『衣』、【アーク】と【エッグキャリア】内の製造プラントを用いて衣料品や医薬品を提供しているため衛生面についても不安の種は消えつつある。

 

 例えば『住』、【アーク】やエッグマン艦隊にある住居用コンテナや輸送船を用いることで難民・移民達に居住環境を提供している。

回収した廃都市の農場化、工場化や住居化が進めばこの課題はより解消されていくだろう。

 

 なお、エッグマンボーグは旧来の官僚組織が著しく貧弱になったことで却ってDr.エッグマンが権力をふるいやすくなっていた。

また暴動と都市の分割という逼迫した状況でもあったが故に、チェルノボーグ住民の大半が自立的な思考に鈍化して政治的な主張をしなかったのと、そもそもウルサス帝国民の気質として強者を尊び従う所があったため、強烈な実力を示したDr.エッグマンの命令に彼らが従うのは自然な流れでもあった。

 

 こうして、Dr.エッグマンがすると決めたことはほぼそのまま実行された。

命令達成に必要な物量はロボットと資源でごり押し、また命令への反対者も住民整理の折にそのまま弾き出されたことでトップダウン式の政策がスムーズに実施できるようになっている。

 

 これらの要因から、知識階級や支配者層が極めて少ないエッグマンボーグでも他国に遜色ない形で市政が運用されているのであった。

尤も、現時点での成功とDr.エッグマンの望みは必ずしも一致するわけではない。

Dr.エッグマンは最も欲する存在は、実務担当の増加は勿論だが、より彼を支配者として敬うような人材だ。

しかし元チェルノボーグ市民には半ば

『Dr.エッグマンに従いさえすれば生活は最低限保障される』

といった風潮が漂っており、頭脳職に就くよりも単純労働で稼いで暮らすことを求める市民が多くなっている。

加えて抑圧的な支配層の激減も相まって、市民は現在の安寧を享受するほうが楽だという空気に流されているのが現状であった。

以上が、エッグマンボーグで公共職を務めようとする人材が集まらない理由だった。

 


 

「公務員も常に募集はかけているのですが、そうした技能を持ち合わせている者となるとちゃんとした教育を受けた者……ウルサスではほぼ上級市民か貴族層になります。しかしエッグマンボーグには貴族層が殆どおらず……」

「貴族か。ふん、あんな傲慢な連中が数多くいるとはこっちのほうが頭が痛くなるわい」

 

 貴族に引けを取らない傲慢者(Dr.エッグマン)がため息をついてCASEALにジュースを用意させる横で、同じく紅茶を要望したナターリアは同じ青い血であるはずの貴族達の有り様に頭痛がする思いだった。

というのも、Dr.エッグマンがレユニオンを撃退しチェルノボーグを掌握するまでの間に貴族がDr.エッグマンに高圧的な態度をとったことで、その大半がDr.エッグマンの勘気をかって追放されていたからだ。

 

― 私を助けたことを覚えておこう。では市長室に案内したまえ ―

― 貴様がもっと早くしておれば損もなかったろうが許してやる。財務長官の席を準備しろ ―

― 私はどこの馬の骨とも知らない者とは話すつもりはない。私の格に合わせた対応を命じる ―

 

 ナターリアがざっと思い出す中でも軽い表現の連中がこれだ。

もっと愚かしい者については思い出したくもないが、いずれも都市外に叩き出されているので今後会うことはないだろうことが気休めだった。

因みに、現在のエッグマンボーグに登用された貴族はおおよそウルサス学生自治団に属して命を救われた生徒の親か、親族や家族に【鉱石病】の感染者がいたことで貴族社会から爪弾きにされ、Dr.エッグマンのECR使用権に縋って臣従を志願した者達だ。

いずれもそこそこの技量はあれど市政を賄うには量や質が不足している。

 

「市内からの人材登用は頭打ちだと思います。後は本ご……ウルサス帝国から人材を引き抜く、とか」

 

「帝国とやらも論外じゃ。あやつらなぞやかましく言うだけで何もしとらんではないか」

 

 アンナが振り分けた資料に降伏勧告書が混ざっていたように、ウルサス帝国はチェルノボーグの『正統な支配者』としてDr.エッグマンに臣従を命令する使者を送りつけてきた。

尤も、使者の携える命令文書の内容は当然のこと、使者の態度もDr.エッグマンを完全に下に見るものであったためすぐさまエッグマンボーグから叩き出された。

Dr.エッグマンのぞんざいな振る舞いに使者は激怒して従えていた部下達と共にエッグマンボーグに討ち入ろうとしたが、入国管理施設にいた警備ロボットの反撃を受けた結果、使者は部下を置き去りにして旧チェルノボーグこと正統チェルノボーグへと逃げ出したまま戻らなかった。

 

 エッグマンボーグ設立時にDr.エッグマンの勢力圏に取り残され吸収された軍事警察官の伝手によると、その後の使者は表向きは引き続きエッグマンボーグにて交渉中となっているようだが、実際の所は正統チェルノボーグでも高慢な態度をとり、エッグマンボーグより遥かに困窮している旧チェルノボーグ側に対してかなりの歓待を要求したことで司令官の逆鱗に触れ、身包み剥がれさて荒野に放り出されたようだった。

 

 Dr.エッグマンは使者の末路について興味がないためわざわざ調べることはなかったが、貴族側の人間として情報を仕入れて詳細を知るナターリアはただただ幻滅する話だった。

 

「……仰る通りだと思います」

「ならば後は他国や移民から募る他あるまい」

「よろしいのですか?他国からではスパイを働く者がいる可能性がございますよ」

「それはエッグマンランドから見ての危惧か、それともウルサス貴族としての危惧か?」

 

 ナターリアはDr.エッグマンの発想に対して注意を促すが、Dr.エッグマンは黒眼鏡の奥にある瞳で彼女を睨むと指を突きつけて問いかけた。

 


 

 センセーショナルな登場を果たしたとはいえ新興国家でもあることに代わりはなく、信用面もまたエッグマンランドの障害になっている。 

 

 尤も、そんな境遇でもエッグマンランドが世界情勢から見離されないのは偏にDr.エッグマンの常識離れした技術力のお陰だった。 

 

― 国家としての信用が未知数、接触が明らかになればウルサスとの関係が悪化するかもしれない ―

 

 普通はそんな勢力に友好的に接する理由はまずない。

せいぜいウルサスへの牽制か自国の政治闘争のダシにするか、或いは掘り出し物の人材がいないか探す程度の価値しか与えられないだろう。

 

 それでも他の国々は水面下でのアプローチを開始した。

 

― 『少なくとも詐欺師ではない。あのロボットも飛行船も本物だ』と判るならば何の問題もない。

ましてや画期的を通り越して魔法のようなあの技術を見せ付けられたなら迷うことはない ―

 

 源石、【鉱石病】への抜本的対策の価値とはそれ程なのだ。

ウルサスが睨めば【鉱石病】が治るというのならいざ知らず、ただ鬱陶しい視線を送るだけならどこに気遣う必要があるだろうか。

 

 よって各国はペーパーカンパニーを通じてチェルノボーグもといエッグマンボーグに接触を図り始めた。

貿易会社、運送会社、食品会社、服飾店、古物商……上述以外の業種でも潜り込めそうな仕事であれば何でもだ。

 

 そしてここにチェルノボーグ時代の閉鎖的な市場が開放されたことによる売り場の席とりを狙って駆け込む商売人達を含めることで、エッグマンボーグは雰囲気の上では空前の好況を醸し出していた。

 なお、一見エッグマンボーグに新規参入した零細企業のように見えても、内実は

・役員の中に国営企業から下向した職員がいる

・オフィスの機器が特定の企業のブランドで統一されている

・初仕事の入札でとある企業の長期契約を獲得している

といった、都市政府や大企業の紐付きに他ならない存在が見え隠れしているのは言うまでもない。

今最も工作員とスパイが熱心に働く現場はエッグマンボーグであることは間違いないだろう。

 


 

「……内心はウルサス貴族として、なのは否定できません。しかし、今の私はあの日決めたようにエッグマンランドのために力を尽くすと誓った者。博士がそのようにするべきだと思うなら私は従うまでです」

 

 そう述べるナターリアの表情は暗い。

他国の間謀がどんどん生まれ故郷に入り込むような現状である、嬉しいはずがなかった。

だがチェルノボーグがこのような境遇に陥ったのはエッグマンランド以前からの歪みに付け込まれたからであり、自分達はその失態の代償を贖っているのだとナターリアは考えていた。

その失態の一責があるはずの貴族(同胞)は、その一部が未だに過去の(喪った)権益を振るって我を通そうとするさまにはため息しか出なかった。

 

「(失政の報いを貴族が受けきれないどころか平民に累が及び、果ては博士が賄った上で猶、あんな振る舞いを恥ずかしげもなく晒すのを見るのは言葉にならないわ……でも、もしかして私も同じように動いていたのかしら?)」

 

 ナターリアは自問自答するが、答えを返す者はいない。

 

「まぁ、スパイか、ふむ……。ネズミ共にワシの技術の偉大さを読み解ける程の知恵者がいるとは思えんがな。むしろ話の判るスパイがいるならワシの手下にしたいものだ」

 

 Dr.エッグマンはナターリアの憂鬱を気にする様子もなく、チェアの肘掛けに腕をついてぼやいた。

 

「まあよい。この惑星(ここ)は一度【鉱石病】に罹れば政治家だろうと軍人だろうと都市外追放される者が多いからの。ならばワシが拾ってやる分には何の問題もあるまい」

「……宜しいのですか?」

 

 ナターリアは聞き返す。

エッグマンランドは無差別、無節操なほどに感染者に無頓着であることはナターリアは十分に理解している。

それはDr.エッグマンが世界で随一或いは唯一の【鉱石病】対策技術を有しているからというのは疑いようがない。

現に市民や移民達の細かいいざこざは起きているものの市内の感染者自体は大人しく生活しており、またDr.エッグマンが感染者含む市民に定めている『クリーンルーム』の利用もスパ設備や医療施設の併設によって高い訪問率を保っている。

世界的に見て高度な【鉱石病】対策事業を、現時点ではエッグマンボーグ居住者は無償で受けられることから市民、特に感染者からの支持率は高くなっているものの、はっきりと感染者を前提にした人材雇用というのは世界の常識とウルサス帝国のこれまでの施策からナターリアには拭えぬ抵抗感が存在していた。

 

 しかしエッグマンは全く気にする様子もなく答えた。

 

「ワシを誰だと思っておる。ワシは世界屈指世紀の天才科学者Dr.エッグマン様じゃ。罹れば即死するでもない病なんぞ恐るるに足らず、ワシの技術あれば悪化なんぞさせぬわ。今は安定した源石成分の不活性化はできておるが無害化にはまだ及んでおらんがの……(やはりこの惑星の空気が原因か……【アーク】での経過観察が必要じゃな……)」

「博士?」

「気にするな」

 

 何か呟いたらしいDr.エッグマンにナターリアは尋ねるが、Dr.エッグマンは手を振って打ち消した。

 

「『要らぬ』と言われた者を拾うか否かを決めるのはワシのみじゃ。特に今なら他の連中が有能な人材を投げ捨ててる可能性が高い。囲うなら今の内じゃろう。『返せ』と言われる前にたっぷり恩に着せてワシに忠誠を誓わせてやるわい。グッフッフッフ!」

「ではそのように募集をかけます。地位役職のほどは?」

「うむ、他所で行政を担っていた者なら好待遇で迎えよ。今日の報告と今後の方針についてはこれでしまいじゃ。次のロドスとやらの面談に備えるとしよう」

「わかりました。今日はお疲れさまでした」

 

 ナターリアはDr.エッグマンに深く礼をする。

それを見届けた Dr.エッグマンは立ち上がり、部屋の壁に付けられたこれ見よがしなボタンを押すと、ワープ装置が作動してナターリアの眼前から消え失せた。

エッグマンタウンではなく『本拠地』に帰っていると以前聞いたことがあるが、どこにそれがあるのかを彼女は知らない。

 

 今の主がいなくなった執務室で、かつての主の娘は一つため息を吐く。

名の変わった生まれ故郷の夜はかつてのように静かで、窓から見えるDr.エッグマンデザインや国旗がなければ今も昔も変わらない光景だったろう。

生き残ってはいる。

家名は残っているし、屋敷や土地も大半はまだ都市にある。

ただ、それら全てを自ら擲って新たな主に捧げた。

この都市の行く先を決める権利を棄てたことに、彼女はどうしようもない感情を棄てられないでいた。

 

「……せめて、博士の向かう先が故郷とロストフの望む先とつながっているといいのだけれど」

 

 ナターリアはそう呟いて、自分のものでない執務室の明かりを消した。




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◆次回は面談回の予定です……描写に挫折しなければ!
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