The great Great GREAT Doctor is Me !   作:東京<アズマ キョウ>

56 / 86
◆Dr.エッグマンとの面談における最大の功労者は、チェルノボーグ暴動のあった1096年12月末から1097年2月までの間に内政+不届者の無礼面談で多忙なエッグマンボーグ側を説得し、他の面談希望上流階級者達よりも先に面談をもぎ取ったツギノキさんであることをここに記します。
タイムスケジュールがタイト過ぎる……でも原作だと暴動後すぐに龍門のウェイ長官と面談を取り付けたので、きっと同じことができるはず


RI-08-2/2.ドクターとドクター/Dicider. and Dominator.

たとえ理不尽な荒波があろうと

それに挑む者が舵を手放さない限り

舟の行く先を選べるのだ

 


 

 ドクターが促し、アーミヤは持ち込んだ鞄から資料の束を取り出してDr.エッグマン、ナターリア、CASEALにそれぞれ配る。

 

「これは……【鉱石病】罹患者カルテと治療法に関する資料か」

「ああ、その通りだ」

 

 解説用にある程度纏められているとはいえ、専門用語やロドス式フォーマットが使われている冊子の資料を一目見ただけで内容を把握したDr.エッグマン。

ドクターはその頭脳に内心舌を巻きながら口を開く。

 

「患者名等は伏せているが、【鉱石病】の初期症例から中期、後期、末期までの感染者データを整理したものだ。そのデータは情報開示に同意した者だけに限定したものだが、博士にとっては有用なものだと確信している」

 

 ドクターの言葉を聞きながら、Dr.エッグマンは資料を手に取りパラパラと捲って目を通す。

彼の隣でナターリアが同じく資料を読んでいるが、その読破スピードには雲泥の差があった。

資料を捲る途中で、Dr.エッグマンの指が止まる。

 

「ほう、抑【鉱石病】化作用の見込みあり薬草とやらのデータもあるのか。民間レベルの薬草についてはワシも少しは調べてはいるが、こういった品種はワシが調査できておらん代物じゃな」

「それは何よりだ。ロドスにはそうした薬草学についてのノウハウがある。新たな薬効ある品種を発見、解明できれば博士の研究にも協力できるはずだ」

「フム……確かに。ワシとて忙しい身、フィールドワークは研究の基本じゃが何でもかんでも出来るわけではないしの。既に先行している連中がいるなら、そやつらに任せて報告させるほうが手っ取り早いな」

 

  Dr.エッグマンから感心の声が漏れたことに、ドクターとアーミヤは少なくない手応えを感じる。

 

『対【鉱石病】に有効な薬草』という貴重な情報を交渉の場で切ることは、エッグマンボーグに発つ前にロドスで話し合って決めたことだった。

 

◆◆◆

 

◆ロドスアイランド・療養庭園内・資料保管室◆

 

『Dr.エッグマンのこれまでの事業はいずれも極めて高い科学技術によるものばかりだ。あの【エッグ=リムーバー】も原理こそ不明だが、アレもかの御仁の科学技術の結晶だろう。ならば先方と肩を並べるには彼の特に秀でている科学分野ではなく、我々の秀でている化学や薬学で話をするべきだ』

『だからといって、薬草に関するデータを提携後の情報提供に用いずに交渉段階で切り出すには大きなリスクがある。有力者というものは、貴重な物を我が物とすることに躊躇いがない存在だ。ある【移動都市】の領袖が、我が身を脅かす【鉱石病】克服のために薬草の近くの村を滅ぼし、その群生地を独占したケースは数多くある。また有力者でなくとも人々は己の利益のために己のものではない物の略取を試みる。シエスタの黒曜石のように、その効能が不確かなものであっても【鉱石病】に効く〝かもしれない〟だけで該当資源の盗掘が絶えないのがいい例だ。彼らはツルハシやハンマーだけでシエスタの火山に登るのだ。Dr.エッグマンのような、有力者であり、ツルハシ以上の道具を持つ人物に薬草の存在を教えるのは極めて危険と言わざるを得ない。有用な情報を基に資源を独占しようとする輩はどこにでもいる。特に財や寿命に関わるものであれば、尚更独占から得られる利益は計り知れない。そして相手はロドスを上回る技術を持つ相手であり、仮に彼が独占に動けば我々の打てる手は厳しい』

『その通りだが、ケルシー。だからこそ〝あえて〟こちらから情報提供する手があると思う』

『理由や根拠は?』

『エッグマンランドがロドスを上回る技術を持つことを前提にして、考えられるのは二つ。彼が独自の薬草情報を知っているかどうかだ』

『どう違う?』

『知っているケース。そしてロドスが製薬企業であるにも関わらず、そのことを交渉の場に出さない場合。彼はそれを出し惜しみか無知か、或いは当然の情報秘匿と捉えるか。情報を小出しにしてあまり手の内を明かさない、知らないふりをする事は交渉では常套手段だろうが、彼は我々の手の内を透かして見ている可能性がある。そうなると、相手は〝ロドスが己を安く買い叩こうとしている〟或いは〝ロドスはその程度の情報も有さない〟と考えるかもしれない。情報秘匿に対して何の隔意も感じないタイプならそれでいい。ただ、そうでないなら彼の心象にマイナスを与えるだろう』

『知らないケースは?』

『彼が後に情報を得た際、それがロドスの既に持っている情報だった場合。状況によっては、これから協力していこうと持ち掛けてきた相手が情報を秘匿していたということになり〝ロドスは己を出し抜いた〟と彼の逆恨みを買う可能性がある』

『随分と遜るな。ロドスは彼の臣下ではないのだぞ』

『それは承知している。だが彼の機嫌一つで交渉が打ち切られることだけは避けたいし、それに全ての情報を開陳する訳じゃない。効能が不確かな薬草、そしてサンプルが希少な種については情報提供せず、また主に栽培の工業化が見込める品種の情報を提供する。彼程の人物なら、わざわざ群生地などを抑えるよりも大量生産で確保するほうが簡単なはずだ。またこちらとしても情報を出すことで彼の興味の方向性をある程度調整できるかもしれない』

『いずれも希望的観測だ、ドクター。都合のいい展開で推論を重ねているようにしか見えない。力ある者は己をルールとして他者を従わせる。弱者の道理へ理解を示すことを前提に置くべきでない』

『それはそうなんだが、開示に踏み切る理由はあともう一つある』

『なんだ?』

『遅かれ早かれ、Dr.エッグマンはそういう薬草を自力で見つけかねない。彼には裂溝も樹林帯も河川も関係なく移動できる船を大量に有しており、またロボットを使えば捜索に割ける人員数も桁外れだ。こちらが先に薬草について触れておかなければ、彼がフリーハンド状態でプラントハントを始めてしまえばロドスはなす術がない。いっそ薬草については、主導権を握るために積極的に情報を出すべきだと私は思う』

 

◆◆◆

 

「薬草学についてもそうだが、我々ロドスは【鉱石病】の研究と治療が第一だ。まだ予防と延命療法しか手の届いていない組織だが、【鉱石病】についての知見は決して他所に劣るものではない。この都市は今世界中から感染者が希望を求めて集まろうとしている。そんな彼らの治療に、ロドスの力が一助になるはずだ。博士の源石除去技術とロドスのデータがあれば、感染者の治療はますます進み、博士の都市の声望もより上がることだろう」

「ほーう……ナターリア、オヌシはどう思う?」

「今後の博士の展望を踏まえると、新しく医療専門チームのパトロンになるのは選択肢に入ると思います。他国においても貴族は責務として展望性のある事業に出資する、主導するのが定石です。この資料の概略を読む限り、内容に信憑性や実用性がありますし、事前に博士が調べた向こうの実績と活動規模をみるにロドスは有名無実というわけでもなさそうです。後は活動に必要な予算や条件次第かと」

 

 ナターリアの助言を聞き、Dr.エッグマンは顎に手を当てて黙考しだした。

黒ガラスの奥では、己の損得や浴びる声望の大きさを計る野心家の眼がしきりに動いている。

 

「(悪くありませんね。感情の波が比較的好意的になっています)」

 

 Dr.エッグマンの反応にアーミヤは期待を抱く。

彼女の心に相変わらずDr.エッグマンの尊大さがバシバシと伝わってくるが、その中に敵意や害意、悪意等は一切感じられなかった。

自身の考えを整理するかのように、Dr.エッグマンの口が開く。

 

「確かに、我が【エッグ=リムーバー】は【鉱石病】の源石腫を取り除き、血中源石濃度を下げるのは訳もない。だからといって病気に罹ったら都度除去というのは効率が悪い。予防や投薬治療で改善するならそのほうが手間がない……」

「(血中源石濃度を下げる……やはり、あのホテルでの検査結果は除染装置の効果だったんですね。投薬や施術すら抜きで体内環境に作用するなんて、この人の技術は一体どうなっているんでしょうか……?)」

 

 さらりと明かされた【エッグ=リムーバー】の性能にアーミヤが動揺を抑える中、Dr.エッグマンの呟きは続く。

 

「糖尿病や尿路結石、金属中毒のように薬物による体外排出が出来れば【エッグ=リムーバー】と合わせて対【鉱石病】についてより盤石となるだろう。さすれば、我がエッグマンランド、そしてワシの名望は鰻登り間違いなし。碌に治療手段の研究が進んでいないこの惑星なら、そのアドバンテージは他国に対し揺るぎ無いものになるじゃろう……」

 

 換気の駆動音とCASEALの速記音が部屋の中に漂う中、Dr.エッグマンの言葉を、ここにいる全員が黙って聞いている。

名声の皮算用の時間が、ロドスの二人にはいやに長く感じられた。

 

「ふむ、ワシがオヌシらの調査や研究にひと噛みせよと言うならば、この薬草学以外でも対価を出してもらおうか」

「……お伺いしても?」

 

 何かしら腹に落としたであろうDr.エッグマンの追加要求に、ドクターが聞き返す。

 

「簡単な話じゃ。求めるのはオヌシらの所に居る【鉱石病】罹患者の身柄、もとい身体データよ」

 

 Dr.エッグマンは、配られた資料の中にある【鉱石病】患者リストを開いてテーブルに置く。

そのページは、面談時の公開を許可した者の中でも最も源石融合度が高い患者のものだった。

 

「ここエッグマンボーグでは【鉱石病】罹患者のデータは日々集まっているが、いずれも一般的な病状のものが多い。重篤罹患者のデータがあまりないのだ。そういう連中はまだこの都市に来ていないのか、この都市に来るほどの体力がないのかは判らんがな。いや、居住者の中にいるサルカズという人種は比較的進行の進んだ者は多いようだが、それでも中度といったところじゃな」

 

 Dr.エッグマンがテーブルを指で叩く。

青ガラスが一度瞬いたかと思えば、アーミヤとドクターの許に【エッグマンランド研究センター】の集めたデータがテーブルに置かれたロドスの資料をすり抜けて空中に表示された。

 

「こ、これは……」

 

 アーミヤは言葉を失いながらも資料に目を通す。

ホログラムをスライドさせながら確認するに、Dr.エッグマンの発言通りなら確かに現時点で収集できているデータは重篤患者の母数が少ないように思われた。

 

「オヌシらロドスとやらでは重度の【鉱石病】患者も在籍しているそうではないか。そ奴らの分も入れて生態データを提供し、更にアーツの戦闘術に長けた者と共に我がエッグマンボーグに研究協力者として滞在させよ。そやつらに掛かる滞在費や治療費などの経費は此方で出してやろう」

「感染者のデータと感染者本人達に加えて、アーツ術者もですか?」

「隣に強力なアーツ技術を持つ連中がいるからな、手の内の研究をしておきたい。あの暴動の時も猛威を振るっておったしな」

 

 アーミヤの問いを返すように、Dr.エッグマンがガラスをタップする。

今度はテーブル上にチェルノボーグの全容が立体的に表示され、幾つかのブロック上に『強力なアーツ術者』の顔写真が現れた。

Dr.エッグマンの調査では、どうやらレユニオン側に複数、旧チェルノボーグ側に四人程確認されているようだ。

 

「ここに表示されている人達はそんなにも強いのか」

「まぁな。レユニオンの首魁、特にそやつが高威力のアーツを惜しげもなく連発してきてな、あの源石クラスターも相まってロボットの被害が一番大きかったのだ。対抗するならワシの艦隊でローラー制圧してしまうのが手っ取り早くはあるが、そうすると都市の方にダメージが入るから保留じゃ。それにあの時、レユニオンの首魁以外で我がロボット軍団の攻勢を凌いだ者はいずれも強力なアーツ技術を有しておった。忌々しい源石の壁の向こうにはそういう奴らがゴロゴロいるとなれば、ワシとて何か対策を講じなければならん」

 

 ドクターの確認にDr.エッグマンは面倒くさそうに返す。

ガラスに浮かぶ光の地図に対し、アーミヤはレユニオン、ナターリアは旧チェルノボーグにそれぞれ視線を寄せる。

 

「あの日にロドスと交戦した感染者も居ますね(やはり……レユニオン、感染者のほうには多くのアーツ術者がいるみたいです)」

「(アーノルド軍事警察大佐に、あのガングート三姉妹……あっちには大佐と彼女達が居るのね。悪い人じゃないから喜ばしいけれど、厄介という点では困りものね)」

「待ってくれ。ロドスの患者を転院させるにせよ、オペレーターを出向させるにせよ、博士と他勢力との戦いに協力させることは決して出来ない。ロドスの目的は治療であって戦争ではないし、殺し合いに勝つことでもない」

 

 ドクターは制止の構えを取ってDr.エッグマンに反対、Dr.エッグマンが腕を組んで反論する。

 

「戦力は我が無敵のロボット軍団に各地から集めている傭兵共がいる。現時点ではまだ攻勢をかける予定はないし、職業軍人ならともかく、ただの病院患者やスタッフを前線に出すほどワシは弱くはない」

「オペレーターの戦闘データを侵略行為の為に使われるわけにはいかない」

「データをどう活かすかはワシの勝手じゃ、オヌシがいちいち気にする事でない。データはデータであり、使い方は使い方よ。睡眠導入剤を薬で使うか毒で使うか、それはあくまで導入剤を持つ者の責任であって取説やメーカーの責任ではない」

「ロドスのオペレーターを敢えて源石壁(国境)付近に配置して、他勢力との衝突時に主力の補助戦力として巻き込まれてはたまったものじゃない」

「腕が立つとはいえ本職が研究者の連中や要観察対象を前線に置き我が軍団の戦力に加えても、連携や命令系統の点で非効率じゃ。むしろオヌシらがレユニオンやチェルノボーグ共を刺激してワシの軍団を巻き込むような事をするでないぞ。故にオヌシらが源石壁の向こうに行こうが調べようがワシはどうもせん。勝手にしろ」

 

 Dr.エッグマンとの言葉の応酬を経て、ドクターは一時黙り込む。

 

「(ドクター)」

 

 アーミヤの呼びかけにドクターは顔を寄せ、アーミヤはドクターに耳打ちする。

 

「様子を観るに、Dr.エッグマンは確かにロドスを積極的に巻き込もうとは思っていなさそうです。ロドスへ一方的な負担の押し付けを狙うような、悪意(あれ)のトゲトゲしさが感じられません。条件次第ではロドスに持ち帰って検討するべきかと思います」

「……いや、持ち帰っての検討ではなくここで決定する必要がある」

「どうしてですか?」

 

 アーミヤの疑問に対してドクターは、ナターリアと旧チェルノボーグに居る要注意アーツ術者について会話するDr.エッグマンを横目で見ながら回答した。

 

「【移動都市】の支配者としてはよくあるのかもしれないが、彼のような自信家は自分の判断が最善だと思っているだろう。特にチェルノボーグ奪取を果たすほどにアグレッシブな博士なら、彼の判断に二の足を踏むような姿勢を慎重ではなく尻込みと見做すかもしれない。そうなると、彼の性格上ここまでの交渉を全て打ち切って白紙にすらしかねない。だから決めるなら『検討してから決定する』のではなく『決定してから詳細を検討する』方がいい」

「ドクター、それでは万が一向こうが過剰な要求をしてきたら……」

「その辺りは詳細を詰める段階で調整するしかないな。そこで両者の意見が噛み合わなければ交渉はそこで打ち切りになるだろうが、今保留にすればここで打ち切りだ。つまり『今』打ち切られるか『後で』打ち切られるかの違いでしかないのなら、ここで決断せずに先送りにしたせいで窓口が閉まることだけは避けたい」

 

 ドクターの懸念について、アーミヤも顎に手を当てて黙考したのち、彼女は小さく頷いた。

 

「……判りました、ドクター。後でケルシー先生と一杯相談しましょう」

「その際は同席してくれないか?」

「仕方ないですね……」

 

 アーミヤの同意を得たドクターはDr.エッグマンに向き直って答えた。

 

「博士の要請を承諾する。オペレーターの出向先や人員、施設に関する詳細は改めて打ち合わせるとして、ロドスはDr.エッグマンの許に協力要員を派遣する」

「フッフッフ、聞き分けのよい所は認めてやろう」

 

 Dr.エッグマンが機嫌良く髭をなぞる。

それを見たドクターは、Dr.エッグマンに対しある一つの提案を仕掛けてみた。

 

「先に一つ決めておきたい。派遣する人員について、できればそちらでも働けるようにしてほしい。感染者の中には元々働いていたが発症によって失業した者が多い。彼らの就業支援の一環として就職の斡旋をお願いしたい」

「働き口の紹介か、まぁその程度の事なら構わん。ワシの為に働く者はいつでも歓迎だからの」

 

 ドクターの出してきた要望に対し、Dr.エッグマンは気にすることなく頷く。

その感触の良さと、ロドス出発前の『考察』を踏まえてドクターは次の言葉を口にした。

 

「因みに現時点でロドスで治療を受けている感染者の前歴は多岐に渡る。農民、職人、()()()()()()()()()()の経験者もいるため、彼らに合わせた職の紹介が必要になる」

「待て、今『公務員』と言ったか?」

「(……よし。)ああ。【鉱石病】は決して人を選ばず、あらゆる立場、人種の感染者がいる。だからそういう来歴の感染者も少なからず居る。かつては市政で腕を(ふる)っていたが、発病によって職を追われた者や近縁者が感染者となり連座で閑職に回されたという者……そういった人達は新しい環境で再度自身の力を活かしたいと考えている。私は彼らの助けにもなりたい」

「ちょっとその辺りを詳しく話すんじゃ。今そっちにはそういう輩が入院しておるのか?」

「エッグマン博士、エッグマン博士。少し落ち着いてください」

 

 Dr.エッグマンがドクターの言葉に食いついて前のめりになり、ナターリアがそれを窘める。

先程までの上位者としての尊大さから一転して、興味を持ったものの話を聞きたいと逸る子供のようにコミカルな様子を見せるDr.エッグマンの姿に、アーミヤが思わず面食らう隣で、ドクターは対エッグマンランド方針を決めたあの日のことを思い出していた。




◆感想や改善点などございましたら是非コメントお願いします。
次回はRI-04.の時間に戻ります。

◆レユニオン側のアーツ術者については、幹部以外の恐らくモブ術者でも並のアーツ術者と比較しても鍛えられた人達が多いように思います。
それこそゲーム内で不用意にオペレーターを配置したら遠距離からアーツでハチの巣にしてくる凶悪な術師隊長とかブロック役を大太刀で切り伏せるヴェンデッタとか。
旧チェルノボーグ側にいるという三人のアーツ術者については当然ながらオリジナルです。
原作にも軍事警察側に優れたアーツ術者はいたとは思いますが、多分逃げたり貴族の護衛に付いて脱出したりクラウンスレイ(暗殺)されたり優先的に狙われたりフロストノヴァやパトリオットやタルラとぶち当たって負けたりしてるんじゃないかなと思います。
拙作においてはフロストノヴァやパトリオットの攻撃が途中でロボット軍団に向いたのと、とタルラがロボット軍団で足止めを喰らって彼らと相対しなかったため生き残ったという設定です。
【使うかどうか不明なのでここで簡易設定公開。こういう『ぼくのかんがえた~』を作るのが楽しい】
・アーノルド大佐:肉体強化アーツの使い手で、行使中は矢玉を通さない硬さと大型重機のようなパワーを以て設置型兵器を携行武器の様に軽々と使いこなす。大の大人を片足掴んで持ち上げる程の筋骨隆々、源石手榴弾とアーミーナイフを持って構える姿が似合うウルサス人男性で見た目は羆版ゴプニク(※ズボンは穿いている)。
・ガングート三姉妹:それぞれ物質生成、念動力、爆破のアーツの使い手で三姉妹が揃うとシナジーで攻撃砦が完成するほどに強力なアーツ術者(なお暴動当時は貴族の護衛や避難民誘導、前線出動で分散していたため活かせなかった)。全員が長髪白銀のウルサス人美女だが物質生成(長女)は極度の暑がりでかなりの薄着スト(うすぎスト)念動力(次女)はヘビースモーカー、爆破(三女)はアル中と全員難あり。そうなった理由はそれぞれ「熱源物質が体内で生成されているのでいつも暑い」「念動力の訓練には不定形の煙が効果的」「爆破の威力を上げるには可燃物を体に馴染ませることが大事」とのことだが、いずれも好み・癖の問題だろうとはアーノルド大佐の評価。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。