一回こう言うのやってみたかったんですうう!!
2章 予告
嘗ての首都を凍えて狂うと揶揄するように。
都会にゃ都会の風が吹く。
アットホームな田舎から上京したヘロヘロに待ち受けるものは、正に都会の洗礼だった。
詐欺師が!!
「そうか、悪かったな。ブラザー」
衛兵が!!
「クソがっ!下水で汚水の処理でもしてろよ」
奴隷商が!!
「喋るスライムたぁ。見世物には丁度いいじゃねーか」
時に詐欺師に騙され、時に衛兵に迫害され、時に奴隷商に捕えられ、まるで泥水を啜るが如く都市にしがみつく粘体が辿り着いた先は、光ある所に影があるように繁栄の影で虐げられる者達の社会であった。
没落貴族
「ようこそ、改革の影に沈んだ社会の底辺。肥溜めの世界へ」
誇り高き娼婦
「私達は身体も売るし、盗みもするし、騙しもする。でもここのルールは絶対よ。殺しはしない。金目の物は奪わない。そして仲間を見捨てない」
奴隷のエルフ
「あたしはここでしか生きられないから。…故郷にも戻れないし」
この世界の負け組達の世界。スラム街を拠点にアインズ・ウール・ゴウンの情報を集めるヘロヘロであったが、そんな彼のお約束の『やらかし』によって、事態は惨劇に向けて加速する。
それは、魔導王陛下に献上する予定であった献上品を傷物にすると言う、本来あってはならない大事件。
関係者は血なまこになって犯人を探し始める。
追う人間。
追われる粘体。
両者の戦いはスラム街を巻き込み加速する。
「っっざけんなああ!!」
「あんたいったい何やらかしたのさ!?」
「いいか!絶対に見つけ出せ!アインズ・ウール・ゴウン魔導国に知られる前に!最悪帝国が滅ぶぞ」
「お前たちがスライムを匿っていると言う情報を聞いたが?」
「吊し上げておけ、スライムが釣れるやもしれん」
それは決して力では解決出来ない物語。
正義に正義。
偽善に偽善。
両者はきっと最善を求めて狂い合う。
追跡する帝国軍に。
匿い迷走する負け組達で演ずる逃走劇。
「貴方さえ来なければ…。こんな事にはならなかったのに」
「あの鮮血帝だけは、絶対にいつか殺してやる!」
ヘロヘロの死亡まで…………
………あと………。
【登場人物】
ツアー…とか言う謎の鎧。
「ああ、彼がプレイヤーである可能性は極めて高いね」
鮮血帝…とか言う謎の皇帝。
「そのスライムを殺せええ!!」
シャルティア…とか言う謎の吸血鬼。
「申し訳ありません!ヘロヘロ様!!」
バジウッド…とか言う謎の四騎士。
「あれはマジでヤバいです!彼女一人で帝国が滅びかねない程に!」
そして魔導王…とか言う謎の骨。
「デミウルゴス。どのような手段を取っても構わん。…ヘロヘロさんがこの帝国でどのような扱いを受けてきたのか。何としてでも調べ上げろ」
事態は最悪に向けて動き始める。
さぁ始めよう。
それは終焉を呼ぶアルマゲドン。
怨嗟が奏でる鎮魂歌。
至高の御方の死亡によって、怒り狂うナザリックの凶刃は容赦なく帝国へと向けられる。
「魔導国からの宣戦布告だとおお!!??」
「…滅びる。この帝国が滅んでしまう」
「どうするんだよ!バカ野郎おお!」
「無理だ!完全に包囲されてやがる!!」
濁流の如く進軍する魔導軍に為す術もない帝国の運命は…。
「モモンガさんを止めれば、この軍勢は止まりますか?」
「はい。アインズ様直々の御命令とあれば、直ちに進軍の足は止められるかと愚考します。…ただ一人を除いて」
「…ソリュシャンですね」
帝国。
社会の底辺に落とされた負け組達。
そしてナザリック。
様々な思惑。
様々な感情。
様々な事情を持って織り成す物語。
「帝国侵攻はアインズ様を始めとするこのナザリック地下大墳墓の総意でございます」
「だけど…許せ…ないのです。憎しみが抑えられない…のです。もしもそれがヘロヘロ様の本意と反すると仰るのであれば…どうか、私達に自害を御命じ下さい」
ヘロヘロが行く
第二章「都会でヘロヘロ」
……て言う、コメディ路線で行こうと思います| -∀-)チラ
こんな感じで如何だろうか?
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かまわん。続けたまえ
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原稿を破り捨ててゴミ箱ボッシュート!