Sword Art Masked Rider 作:通りすがりの幻想
GW、いかがお過ごしでしょうか。
俺は、GWに入った途端、自堕落で怠惰な生活を送っております()
???「アナタ…怠惰でs」
SAOアリブレで、無事に魔法少女キリトをお迎え出来ました。
…まあ、その為だけに、アリブレを再インストしましたけどねw
でも、俺のアリブレ、頻繁に落ちるんですよね…。つい最近スマホを替えたばかりなのに。
(リズベットside)
━翌朝。
なんだか良い匂いがして、あたしは目が覚めた。
リズベット「ふわぁぁぁ…」
「おはようさん。よく眠れたか?」
振り向くと、マグカップを持ったカイタがあたしに微笑んでいた。
カイタ「ほら。飲めよ。スッキリするぞ?」
雪の上に這い出たあたしに、カイタはマグカップを差し出した。
中には、ハーブティーの様な飲み物が入っていた。
リズベット「ふぅ…おいしい。」
カイタ「そうか。…まあ、こいつがコーヒー、それもブラックだったら尚よかったけどな。あいにく、
リズベット「贅沢は言うもんじゃないわよ…。」
カイタ「さいでっか。」
そして、二人でお茶を飲んだ。
カイタ「…ところで、面白いもんを見つけたんだ。」
しばらくして、カイタがニヤニヤしながら話を切り出した。
リズベット「面白いもの?」
カイタ「ふっふっふっ…じゃーん!これ、なーんだ!」
リズベット「…あっ!?そ、それって…!?」
そう言って彼がストレージから取りだしたのは、白銀に透き通る、長方形の物体だった。彼の両手から、わずかにはみ出すサイズの。
それは鍛冶屋のあたしにとっては、見慣れた代物である、
あたしは右手の指でインゴットをクリックして、ポップアップメニューを出した。そこには、
『クリスタライトインゴット』
と、書かれていた。
リズベット「まさか、これって…」
カイタ「大方、俺たちが探してたブツだろうな。…さらになんと…」
リズベット「ん?」
カイタ「インゴットのシャワーだ、それ~!!」
リズベット「う、うわあああぁぁぁぁ!?」
瞬きする間もなく、彼が次々とインゴットを実体化させた。
その数、ざっと20個ほど。
あっという間に、インゴットの小さな山が出来た。
リズベット「こんなにたくさん…!?ど、どうやって!?」
まさか、あたしが寝てる間に、あのドラゴンを討伐…
カイタ「そこらへん掘り返したら湯水のように出てきた。」
リズベット「………はい?」
聞き間違いだろうか。今彼は、「掘り返した」と言った。そんな犬の真似事で出てきたら苦労しないわよ…。
カイタ「…なんか失礼な事考えられた気がする。」
リズベット「え、えーっと…掘り返すって?」
カイタ「ん。」
彼が後ろを指さした。
そこはちょうど穴の底の中心付近で、確かにあちこちに掘り返したような形跡がある。
あたしは、その跡とインゴットの山を交互に見て、ため息交じりに呟いた。
リズベット「…こうしてみると、ドロップする、なんて思ってたのが馬鹿みたいに思えてくるわね…」
カイタ「同感だ。『灯台下暗し』たぁ、まさにこの事だ。」
リズベット「…でも、なんでここに?」
カイタ「…寝袋の中で、昨日の爺さんの話について考えてたんだ。ひょっとして、あの長ったらしい話のどこかに、しれっとインゴットの場所の話が混じってたんじゃないかって。」
リズベット「ふむふむ。」
カイタ「それで、爺さんが「ドラゴンは水晶をかじり、腹の中で精製する」って言ってたのを思い出したんだ。」
リズベット「…何が言いたいのよ。あたしにも分かるように簡潔に言いなさい!」
カイタ「はいはい…じゃあ、簡潔に言うと、おそらくこの縦穴はトラップじゃない。例のドラゴンの巣だ。」
リズベット「…えぇ!?」
カイタ「…ついでに、もひとつ。そのインゴットは、ドラゴンの排泄物、ウ〇コだと思われる。」
リズベット「えぇ…え?」
カイタ「………」
リズベット「…あんた、それ持ってんのy」
カイタ「よーし!!!目的のブツは回収したしー!!帰る方法を探そうー!!!なんか涙が出るけど気にしないぞー!!!」
…いろいろ言いたい事はあるが、とりあえず彼に向かって、心の中で合掌した。
…ん?
リズベット「…ねぇ、ここ、ドラゴンの巣だって言ってたわよね?」
カイタ「…ああ。ウ〇コがあるからにはそうだと…」
リズベット「それはいいから!…で、話を戻すけど、ドラゴンが夜行性で、朝になったって事は、巣に帰ってくるんじゃ…」
カイタ「…………………」
二人そろって上を見上げた瞬間…
(バサッ…バサッ…!)
カイタ「」
リズベット「」
『…ギャオオォォォォーッ!』
リズベット「…き…き…来たぁぁぁぁ!!!」
二人そろって後ずさるが逃げ場があるはずもなく、二人同時に武器を構えた。
いかがだったでしょうか。
…なんか、すげぇ中途半端になった気がしますが、お許しください。
こうでもしないと、キリのいいところで切った場合3000字ほどになってしまうので…
それでは、また。
(④へ続く)