Sword Art Masked Rider 作:通りすがりの幻想
皆さん、どーもです。
はい、コラボ回中編②です。
…今回は半分程バトルです。
描写がめっちゃ難しかった。
このコラボの執筆に専念したい時に、大学が課題をたんまり出しやがった。
おのれ大学ぅぅぅ!!!
(カイタside)
ルッコ「…ごめんなさい。カイタさん。」
カイタ「…なんだよ。藪から棒に。」
建物を出て、二人で少し散策していると、突如ルッコ君から謝られた。
ルッコ「……ほんとうは俺たちの世界で片付けるべき問題なのに、こちらの世界の人まで巻き込んで、余計な犠牲者を出してしまって…。」
カイタ「……大丈夫…とは言えねぇな…。正直、今でも怒りを抑えるのに必死だよ…。もちろん、ロザリアに向けての怒りだ。」
ルッコ「…そうですよね。」
俺は一つの決意を固める。
カイタ「…ルッコ君…頼みがあるんだ。俺と
ルッコ「えっ!?ど、どうしてですか…?あ、まさか俺、何か失礼を…!」
カイタ「い、いや違う!そういう事じゃなくて…単純に、俺の気持ちを確かめるためだ。」
ルッコ「…と、言いますと?」
カイタ「俺はどこかで、今回の事件を嘗めていたのかもしれない。…だが、戦って分かった。奴は、ロザリアはもう、単なる犯罪者じゃない。俺への復習に燃える狂人だ。…だったら、俺が止めて然るべきだ。…本来ならな。」
ルッコ「………」
カイタ「…でも、奴を倒すには、奴と同じくガイアメモリの力を使って戦う、ルッコ君たちの力が必要なんだ。だからこそ、俺は君と戦って、確認したいんだ…。俺があの日、力を手に入れた時に感じた、自分の覚悟を。でないと、俺は君の隣で戦う資格がない…。」
俺は真っすぐルッコ君を見た。
ルッコ「…分かりました。ただし、死んだら元も子もないので、半撃決着モードでいいなら。」
カイタ「…分かった。」
少し歩いて、人目が無い事を確認した後に、俺が彼に申請を送り、カウントダウンが始まった。
━━3
カイタ「………」
俺は片手剣を構え、
━━2
ルッコ「………」
ルッコ君は刀を構え、
━━1
「「………」」
━START!
「「はああぁぁぁぁっ!!!」」
お互いに駆け出した。
カイタ(…分かっちゃいたが、一筋縄ではいかねぇなっ…!)
しばらく剣を打ち合って分かったが、やはりルッコ君は、強い。
片手剣よりもリーチが少し短いはずの刀を使いこなし、一つ一つの動作に無駄がない。
そもそも彼が使う「刀」カテゴリーの武器自体、「曲刀」のスキル熟練度を上げないと使えない。言い換えれば、曲刀を使いこなせて、初めて刀を使いこなせるという事だ。
幸いなことに、こちらはクラインが刀使いであるため、彼から様々な情報は得ている。
それで対応するしかない。
ルッコ「…そこだっ!」
カイタ「おわっ!アブねっ!」
…と、俺が思案していると、ルッコ君が単発技の「絶空(ゼックウ)」を発動させた。
だが、避けるためにいきなり体をひねったので、体制を崩してしまった。
バランスを崩した俺を見て、ルッコ君がニヤリとした。
ルッコ「はあっ!」
カイタ「…ぐっ!」
即座にルッコ君が発動した「浮舟(ウキフネ)」によって俺は空中に打ち上げられた。
カイタ(やばい!あいつ、スキルコンボするつもりだ!)
ルッコ「たあっ!」
ルッコ君が、居合い技の「辻風(ツジカゼ)」を発動し、一気に空中の俺に接近して一閃。
さらに、
ルッコ「それっ!」
そこから空中に居る状態で、上下ランダムに発動するため軌道を読むのが難しい「幻月(ゲンゲツ)」を発動。
しかもこの技、技後硬直が短いため、
ルッコ「…これで、どうだっ!」
即座に3連撃技の「緋扇(ヒオウギ)」を発動してきた。
カイタ「ぐああっ!」
俺は空中に居て無防備な状態だったため、全ての攻撃を喰らってしまった。
ここまでのラッシュで、HPは約3割弱削られた。
カイタ「…ちいっ!」
カイタ(ともかく、隙を見つけないと…!またあのラッシュに持ち込まれたら、今度こそ目が無くなるっ…)
俺は一つの賭けに出ることにした。
(バッ!)
カイタ「…はあああ!」
一度大きく距離を取り、そこから猛スピードで接近する。
ルッコ「…うおおお!」
ルッコ君も迎撃しようと、走り出す。そして、再び「絶空(ゼックウ)」の構えを取った。
だが、それこそ俺が待っていたものだ。
カイタ(…かかった!)
ルッコ「…えっ!?」
ルッコ君が驚く。
無理もない。
俺が急ブレーキをかけて止まったからだ。
だが、ルッコ君はすでにモーションに入っている為、ソードスキルを止めることは出来ない。
ターゲットを逃したスキルは空振りに終わった。
俺が待っていたのは、その後の硬直時間。
カイタ「…悪いが、同じことさせてもらうぜ。」
ルッコ「しまっ…!」
俺は即座に「レイジスパイク」を発動、ルッコ君を打ち上げる。
後は先ほどのルッコ君と同じ様に、スキルコンボに持ち込むだけだ。
カイタ「…はあああぁぁぁ…!」
俺は、右手で持った片手剣を大きく引き、切っ先に左手を添える。
甲高いジェットエンジンの様な音が響き渡る。
カイタ「…そこだっ!」
狙いを定め、フルパワーの重単発技「ヴォーパル・ストライク」をルッコ君に向けて放ち、命中する。
カイタ「からの…これで、どうだっ!」
俺は空中で、片手直剣奥義技の10連撃技「ノヴァ・アンセンション」を放ち、地面に降り立った。
これで、ルッコ君のHPを2割削れた。
カイタ(…あれだけ喰らって2割か。コイツ、どんだけ固いんだ…?)
ルッコ「…いてて…はぁ、まさか奥義技を使ってくるとは。(´Д`)」
カイタ「そうでもしねえと、勝ち目無ぇからな。」
ルッコ「…そうですか…なら、こっちも本気で行かせてもらいます。」
カイタ「……はい?」
今、何て言った?
まるでさっきまでは本気じゃなかったという様な…
ルッコ「はあああっ!」
ルッコ君が再び俺に攻撃を仕掛けるが、難なく躱す。
…躱した、と思っていた。
(ザシュッ)
カイタ「……え?」
なぜか攻撃を喰らった。
カイタ「う、嘘だろ、どうやって…」
(すっ)
カイタ「なっ!?もう一本!?」
なんと、彼が刀をもう一本持っていたのだ。
カイタ「な、何だよ、それ…」
ルッコ「…俺の
カイタ「…そんなスキル、聞いた事ねぇぞ。…でも、武器が増えたところで…」
ルッコ「増えるのは武器だけじゃないですよ?」
カイタ「……え?」
つば競り合いの最中、彼がそう言った途端、背後からも気配を感じて、俺は横っ飛びに躱した。
カイタ「……な、なななな、なぁにぃ~!?」
…無理もない。あろうことか、ルッコ君
ルッコ「はあああっ!」
カイタ「…ぐうっ!」
これは分が悪い。
分身になっているという事は、単純に攻撃回数が増えるという事だ。
しかも、先ほどよりも攻撃の威力が重くなっている気がする。
ルッコ「…これで、決めさせてもらいます。」
「《鏡花水月 明鏡止水》」
ルッコ君が、おそらく上位スキルであろうソードスキルを放った。
(カン!カンカンカン!)
カイタ(っ!は、早いっ!)
その動きがあまりにも早いため、少しでも気を抜けば、攻撃を喰らってしまいそうだ。
カイタ(こうなったら…こっちもソードスキルで…!)
俺も負けじと「ノヴァ・アンセンション」を発動させ、相打ちに持っていこうとした。
ルッコ「はあああああ!」
カイタ「うおおおおお!」
(キィンッ!)
最後の一撃は、同時に喰らった。
先に敗北判定が上がったのは、
カイタ「……やられた。あんな分身相手に勝てる訳ねぇっての。」
━俺だった。
ルッコ「…いえ、カイタさんも、俺の分身に初見で対応できるなんて、さすがです。」
カイタ「そっか、ありがとな。…じゃあ、改めて、よろしく頼むよ!ルッコ君!」
ルッコ「はい!」
(ピコン)
ルッコ「…ツグからだ。…えっ!?」
カイタ「どうした?」
ルッコ「今、ツグとレンコさんたちが、ユートピアと対峙しているそうです!」
カイタ「なっ!?…しまった、ここからじゃ間に合わない!」
ルッコ「……カイタさん、俺を担いで走れますか?」
カイタ「…へっ?そりゃあ、行けるけど…」
ルッコ「じゃあ、お願いします。」
【JOKER!】
ルッコ「変身!」
理由を聞こうとしたが、ルッコ君はそれを待たずに、ダブルドライバーを装着し、ジョーカーメモリを装填。すると、ドライバーのジョーカーメモリが消え、急に倒れそうになったので、慌てて支える。
カイタ(ボディサイドのルッコ君がなんで………あ、まさか、あのフォームか?)
そんな事を考えながら、担いで戻ると、そこにはレンコとフィリップさんを守る様にして立つ、「仮面ライダーダブル ファングジョーカー」がいた。
カイタ「…ああ、やっぱそれだったか。」
ルッコ「お察しいただいて何よりです。」
カイタ「…で、肝心のユートピアは?」
レンコ「あいつなら、逃げていったよ。」
ツグ「というか、伝言に来たみたいです。」
カイタ「…伝言?奴が?」
ダブルの変身が解除され、意識が戻ったルッコ君を下ろしながら、同じく変身解除で生身に戻ったツグに聞き返す。
ツグ「…はい。「47層のあの道で待っている。」との事です。」
カイタ「47層…。」
すぐに思い立った。
そこは、俺がビーストテイマーの少女を助けるために訪れ、キリトと共に奴と戦った場所。
ルッコ「…カイタさん。」
カイタ「時は来た、って奴だな。」
レンコ「…行くの?」
カイタ「ああ。
レンコ「…分かった。じゃあ、準備できたら、行こう。」
カイタ(…待ってろ、ロザリア…!)
いかがだったでしょうか。
今回は、今回コラボするにあたってルコルン様が要望しておられた、「オリ主同士のデュエル」です!
……初めてライダーアイテムを使わない、SAOらしいバトル書いた。
書いてて思ったけど、ホントルッコ君のユニークスキル強いっすねぇ。
攻撃回数増えるだけでなく、諸々のバフも付くとは…今回バフの描写無いけどね。
ヤマモリバフデバフ(?)の詳細は、下に置いてあるルコルン様の小説の、16話のあとがきを読んでください。
…設定細かくて、実際に実装されててもいいクオリティのスキルです。
あと、分身と言えば…ディケイドのアタックライド「イリュージョン」を思い出した。
次回で(9割の確率で)コラボ回完結です。
↓ルコルンさんの「『黒の剣士』と『緑の戦士』と『幼馴染』の協奏曲」のページ
https://syosetu.org/novel/266424
それでは、また。
P.S:この話の投稿寸前に、第1話のUAが1000件を越えました!
(後編に続く)