Sword Art Masked Rider 作:通りすがりの幻想
通りすがりの幻想です。
今回少し多め(いつもの2倍程)です。
(キリトside)
キリト「カイタっ!」
PoHの攻撃がカイタに直撃し、爆発が起こる。
さすがに死ぬことは無いだろうが、あいつにとってはかなりの痛手になってしまう。
キリト(…カイタが戻るまで、俺が…!)
そう思い、PoHに向きなおった
次の瞬間、
(ビュン!ビュンビュン!)
PoH「おわっ!?」
キリト「…っ!?」
俺の真横をいくつかの光線が駆け抜け、PoHに直撃した。
さすがのPoHもいきなり攻撃が来るとは思わなかったのか、驚いて後ろに退がる。
後ろを見ると、無傷のカイタが立っていた。
そして、彼の周りに、水色の水晶体の様なものが8つ程浮いている。
PoH「ちぃっ…殺し損ねたか…なら!」
(ガチャン)
【チャージライズ!】
(ガチャン)
【フルチャージ!】
PoH「ブラッキー、まずはテメェからだっ!」
【スティング!カバンストライク!】
先ほどよりも、早く、強力なエネルギーの弓矢が4つ、俺に向かって放たれる。
キリト「…っ!」
何とか剣を構えて、攻撃を防ごうとするが、
(ガァンッ!ガァンッ!)
キリト「ぐあっ!」
2発目を受け止めたところで、あまりの衝撃に体勢が崩れてしまった。
キリト(まずいっ…!)
カイタ「させるかっ!」
そこにカイタが超高速で飛び込んでくる。
同時に、彼の周りに浮遊していた結晶体が一か所に集まって組み合わさり、一枚のシールドの様になった。
そのシールドを構えたカイタが、残り全ての攻撃を防いでくれた。
キリト「悪い、助かった!」
カイタ「キリト、一気に行くぞ!ついてきてくれ!」
そういったカイタから、結晶体が8つの内4つ、俺の周りを浮遊し始めた。
キリト(……これは!)
同時に、俺に何らかのバフがかかる。
キリト「よし…行くぞっ!」
(ダンッ!)
PoH「うおっ!?」
キリト「っ!?」
俺は再び剣を構え、PoHに向かって踏み出した。
…と、次の瞬間、俺はPoHの目の前にいた。
PoH「…チイッ!」
キリト「…ぜああっ!」
(ガアンッ!)
そのあまりの速さに驚きつつも、PoHと剣を打ち合う。
そこに、
カイタ「はああっ!」
カイタが、後ろ回しの跳び蹴りをPoHにお見舞いする。
PoH「ぐおっ!?」
防御出来なかったPoHは、そのまま後ろに吹っ飛ぶ。
キリト「カ、カイタ…これ、すごいスピードだな…お前、いつもこんな速度で動いてるのか…」
今まで経験したことのないスピードに驚き、バフの詳細を見た。
キリト「えっと…『仮面ライダーゼロワンがシャインシステムを起動及びシャインクリスタ譲渡時、シャインクリスタ1つにつきAGI+5%』か…シャインクリスタっていうのが、この水晶体か…今4つあるから…+20%か。そりゃあ早い訳だな…」
カイタ「そうなるな。…あ、あと、4つだけでも、さっき俺がやったみたいに、シールドを作ったりできるから。」
キリト「ああ、分かった。」
カイタ「さぁて、まだまだ、ここからだ…!遅れるなよ、キリト!」
キリト「ああ!」
PoH「ク、クソが…」
憎たらしそうに歯噛みするPoHを尻目に俺たちは攻撃を開始した。
カイタによるシャインクリスタのバフもあって、俺のスピードは飛躍的に向上している。
それこそ、仮面ライダーに変身しているカイタの動きに付いて行けるくらいには速くなっている。
一方でPoHは、先ほどまでの攻勢が嘘の様に、俺たちのスピードに翻弄されている。
予断を許さない状況ではあったが、よほどのことが無い限り、このまま押し切れる。
そう思った。
(カイタside)
キリトにシャインクリスタのバフを与えてから、俺たちの勢いは明らかに向上した。
ここまでろくに攻撃できなかったキリトが攻撃に加わったのだから、当然ではあるが。
PoH「…うおっ!」
カイタ(…今だ!)
【ゼロワンオーソライズ!】
カイタ「キリト!」
PoHが体勢を崩した隙を見のがさず、俺はオーソライズバスターにパワーをチャージし、キリトに声をかける。
キリト「…!…ああ!」
キリトも、俺が何をしようとしているのか、すぐに理解したのか、ソードスキル「バーチカル・アーク」の構えを取る。
キリト「…ぜあああっ!」
(ガアンッ!)
PoH「
キリトが、「バーチカル・アーク」の2撃目でアタッシュアローを弾き飛ばし、奴が空手になったところに、
【ゼロワンボンバー!】
カイタ「…でああありゃああ!!」
(ズガンッ!)
PoH「ぐおおおおおっ!?」
オーソライズバスターの一撃をもろに喰らわせる。
カイタ「…そろそろ、幕にしようぜ……!」
【アサルトチャージ!】
俺はオーソライズバスターをしまい、プログライズキーのアサルトチャージャーを押し、キーをドライバーに押し込んだ。
【シャイニングストーム!インパクト!】
PoH「クソが…
(ガチャン!ガチャン!)
【スティング!ディストピア!】
俺は上空に飛び上がって右足を突き出し、PoHはその場で左足を軸にして後ろ回し蹴りを放ち、
両者の蹴りがぶつかり合った。
カイタ「はあああああああっ!!!」
PoH「うらあああああぁぁっ!!!」
エネルギーが干渉しあって周囲に衝撃波が生まれ、キリトが吹き飛ばされないように体を低くしている。
俺と奴のパワーは拮抗していたが、俺はこんな奴に負けるつもりなど毛頭ない。
むしろ、ここで奴を止めなければ、またいつ、どこで奴が殺しをするか分からない。
これ以上犠牲を増やさないためにも、絶対に止める。
その一心で俺は、足を突き出し続けた。
PoH「…っ!?
カイタ(…奴を…ここで仕留める…!)
「これで…終わりだぁっ…!」
(ドガンッ!)
PoH「うおおおおおっ!?」
奇跡的に、奴のパワーを上回ったことで、俺のキックが奴に直撃する。
…だが、まだ変身解除には至っていない。
敵ながらしぶといと思う。
だが、とどめを与えようにも、こちらはここまでの疲労と、先ほどの必殺技による直後硬直で動けない。
…だからこそ、俺はキックの反動を使って後ろ宙返りをしながら、後ろにいる
━この世界のNo.1の実力者にして、俺の『相棒』に。
カイタ「……キリトォ!行けぇぇぇ!!!!」
俺の後ろでは、キリトが「ヴォーパル・ストライク」の構えを取って待機していた。
キリト「ああ!」
(キイイィィン……ギュンッ!)
キリト「…ぜえああああぁぁぁっ!!!」
甲高いジェット音が聞こえたのち、土煙を纏ってキリトが突進する。
(バキンッ!)
キリトのヴォーパル・ストライクがPoHに直撃した直後、破砕音が響く。
土煙が晴れ、俺が見たのは、PoHは装備していた「フォースライザー」に、キリトの剣が突き刺さっているところだった。
剣先は、プログライズキーの先端部にある出力端子「キーコネクタ」も貫通しているため、ドライバーとプログライズキーは、二度と使用は出来ないだろう。
(…バチッ!バチバチッ!)
PoHのスーツに電流が走り、スーツがポリゴン状に消滅した。
同時に、フォースライザーと、スティングスコーピオンプログライズキーも破砕音を立てて消滅した。
PoH「ぐうっ…!
猛攻の末、俺たちはついにPoHを追いつめた。
カイタ「…全く、手間かけさせやがって。」
キリト「…いい加減に観念しろ!PoH!」
PoH「あーあ…もう少しだったんだけどなぁ…」
PoHは心底がっかりしたようにつぶやく。
…が、次の瞬間
PoH「……なんてな。」
ニヤリとしたのだ。
キリト「…何?」
カイタ「…お前、この期に及んで何企んでんだ?」
俺とキリトは警戒を解かずに、武器をPoHに突きつける。
PoHは笑みを浮かべたまま、俺の方を見て言い放つ。
PoH「…お前は終わりだ。……カイタ。」
カイタ「…はぁ?」
PoHの言っていることが分からず、俺とキリトは顔を見合わせる。
いかがだったでしょうか。
シャインクリスタのバフは、完全オリジナル設定です。
……常々、シャインクリスタが、ガンダムのファンネルに見えて仕方ない。
前回言ってたSAOスロットは、来月打とうと思います。
軍資金が無いし。
それでは、また。