Sword Art Masked Rider   作:通りすがりの幻想

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皆さん、どーもです。

最近、「crossing field」の英語版がある事を知って、早速聞いた所、全く違和感なくて感動した、通りすがりの幻想です。

…えー、スマパチSAO打ちました。

スタバさんは見れなかったけど、74層のグリームアイズをボコしました。

…てか、演出の中で、「デプス・インパクト」と「クリムゾン・スプラッシュ」という、俺が知らない二刀流ソードスキルが少なくとも二つ出てきてびっくりしたw
(調べたところ、ゲームのホロウ・フラグメントで登場したソードスキルみたい)

それでは、どうぞ。


Ep.28 コレが棺桶の逆襲だ⑩

 

 

(数分前、レンコside)

 

カイタがキリトさんとPoHの相手を始めてから数分経った。

 

私は、風林火山の人たちや、月夜の黒猫団の人たちと一緒に、構成員の相手をしていた。

 

クライン「チキショウ…!今カイタとキリの字が幹部を相手にしている!絶対にこいつらを二人に近づけるな!ここが正念場だ…!」

 

レンコ「はい!」

 

サチ「うん…!」

 

幹部と戦っているカイタ達を案じながら、私たちは戦いつつ、相手の武器を破壊したりして、戦闘不能にした構成員の拘束を続けた。

 

 

 

そこからさらに数分…いや、10分ほどが経った。

私たちは、疲労を感じながらも、戦闘を続けていた。

 

クライン「あ、あらかた片付いたか…?」

 

サチ「……」

 

レンコ「サチ、どうしたの…?」

 

サチ「…なんか、数が増えてるような……」

 

レンコ「え?」

 

クライン「なんだと…?」

 

サチに言われてクラインさんと共にあたりを見渡す。

 

…戦闘が始まってから、そこそこの人数の武器を破壊したりして戦闘不能にはしたが、確かに、あまり人数が変わっていないように見える。

 

…いや、むしろ多くなっている気がする。

 

クライン「これは…どういうこった…?」

 

レンコ「分かりません…」

 

人数が増えた敵の思惑が分からず、私たちは困惑する。

 

 

「よそ見してる場合か?」

 

 

レンコ「っ!?」

 

その時、

 

レンコ「きゃっ…!?」

 

背後から急に殺気を感じ、私はその場から飛びのく。

 

しかし、体勢を立て直して、周りを見ると、私はすでに複数名の構成員に囲まれていた。

 

サチ「レンコさんっ…!」

 

クライン「クソッ…退けっ!」

 

二人が私を助けようとしているが、構成員に阻まれてこっちに来れないようだ。

 

レンコ(…この人数……勝てるのかな?…ううん、弱気になっちゃダメ!カイタやキリトさんが頑張ってるんだ!私だって…!)

 

私一人に対してあまりに構成員の数が多く、少し不安になるが、幹部を止めるために戦っている自分のパーティーメンバーの事を思い出し、気を引き締める。

 

 

…「気を引き締める」と言えば聞こえはいいが、今にして思えば、私は自分の実力を過信していたのだろう。

 

もしそれに気づいていれば、あんなことにはならなかったのかもしれないー。

 

 

レンコ「やっ…はあっ!」

 

周囲に群がる構成員たちを相手に、私は大立ち回りを繰り広げていた。

 

少し離れたところでは、風林火山の人たちや月夜の黒猫団の人たちも同じように、構成員を相手取っていた。

 

レンコ(…早くクラインさん達に合流しないと…!)

 

…しかし、その考えが、焦りとなって裏目に出てしまった。

 

「…調子乗るなよぉ、この(アマ)ァ!」

 

(ガキンッ!)

 

レンコ「あっ…!?」

 

相手していた一人の攻撃によって、私は武器を弾き飛ばされてしまった。

 

レンコ(急いで拾って、体勢を立て直さないと…!)

 

「させると思ってんのかぁ!?」

 

(ガスッ)

 

レンコ「かはっ…!」

 

だが、武器を拾おうと屈んだところに、お腹に一発蹴りを入れられて、私は体勢を崩されたままになってしまった。

 

「…今だお前ら、やっちまえ!」

 

「「「ヘイ…!」」」

 

(ザシュッ、ガスッ!)

 

その隙を見逃さず、敵が一斉に猛攻を仕掛けてくる。

 

レンコ「ぐっ…ううっ…!」

 

武器を拾う事も、回避する事もかなわず、私は一方的に攻撃される。

 

HPバーがどんどん減り、あっという間に半分を切って黄色になる。

 

…それでも、敵の攻撃は止まらない。

 

レンコ「いや…いや…!」

 

残り、4分の1。

 

…死ぬ。

 

…このままだと、死ぬ。

 

動悸が激しくなった気がした。

 

私は怖くなって、本能的にうずくまった。

 

…それでも、攻撃は続く。

 

レンコ「いや…やめて…やめてぇぇ!!!!」

 

……あまりの恐怖に耐え切れず叫んでも、向こうの攻撃は止まらなかった。

 

「ハハッ、いい悲鳴じゃねぇか!」「やっぱ女はこうじゃねぇとなぁ!」

 

…ついに、私のHPバーは、赤色になり、残り1cm程になった。

 

レンコ「ハアッ…ハアッ…」

 

余りに唐突な出来事に、私の呼吸が荒くなる。

 

「とどめだぁ!」「死ねぇ!」

 

私にとどめを刺そうと、敵が一斉に攻撃を仕掛けてきた。

 

 

レンコ(…私……ここで、死ぬの…?)

 

 

怖いのに、死にたくないのに。

 

身体から力が抜けて動かない。

 

 

周りから色が消え、音が消え、しまいには敵の動きもゆっくりになっていった。

 

 

レンコ(……ごめん…カイタ……)

 

私は、彼に謝りながら、来るべき痛みに備え、目を閉じた。

 

 

 

 

 

「レンコーッ!」

 

 

 

 

 

 

レンコ(…あれ。)

 

いつまで経っても、痛みも、衝撃も来ない。

 

…とうとう感覚も消えたのだろうか。

 

 

「…レンコッ!」「レンコ!」

 

 

ぼやけた声が聞こえた。次の瞬間、誰かに抱き起される。

 

レンコ「…ぇ…?」

 

少しずつ消えていた音が聞こえ始める。

 

ゆっくり目を開けると、そこには、私の顔を覗き込むカイタとアスナがいた。

 

レンコ「…カイ…タ…?」

 

カイタ「レンコ、大丈夫か…!?おい…!」

 

アスナ「レンコ、今回復するわ…!『ヒール』!」

 

アスナが取り出した回復結晶が砕けて、底をつきかけていた私のHPバーが全快する。

 

ゆっくり顔を動かすと、風林火山と月夜の黒猫団が、私を囲んでいたラフコフのメンバーと戦っていた。

 

レンコ「……私…助かった…の…?」

 

カイタ「…レンコ?おい、しっかり…」

 

安心した反動から、彼の声を聴きながら、私はゆっくりと意識を手放した。

 

 

(カイタside)

 

アスナ「…迂闊でした。まさか、ある程度の人数をこちらに残して足止めし、残りをこちらに回して猛攻を仕掛けていたなんて……でも、どうしてレンコだけを……?」

 

カイタ「…分かんねぇ…分かんねぇよ……」

 

なぜ彼女なのか。

 

どうして彼女だけなのか。

 

俺は、レンコを助けられたことに安堵しつつも、頭の中は困惑でいっぱいだった。

 

 

 

「おいおい、まさか間に合うなんて。…ヒーローは伊達じゃないってかぁ?」

 

 

 

その時、背後から憎たらしいほど聞き覚えのある声がして振りむく。

 

カイタ「なっ…!?」

 

PoH「よう。」

 

そこには、キリトが捕縛したはずのPoHが居た。

 

カイタ「PoH!?なんで…!キリトは…まさか…」

 

あいつがやられたという、この世の終わりの様な状況だけは到底考えたくもないが、今ここに奴がいることも事実で…

 

PoH「ああ、心配するな。ブラッキーなら麻痺毒喰らってお休みしてるだけだぜ。…さすがに不意打ちで殺すのは、俺の本意じゃねぇからな。」

 

…一見、律儀な人のセリフに聞こえるが、奴のこれは、完全に遊んでいる時のセリフだ。

 

PoH「それにしても、だ。」

 

そう言ってPoHは、ニヤリと笑う。

 

そして、気を失って横たわるレンコを見て、こう言った。

 

 

PoH「…その女はいい餌になってくれたよ。」

 

 

カイタ「……は?餌…?」

 

 

PoH「そうさ。俺とお前、タイマン張るために、お前ら二人を引き離したかったんだよ。

…その女がお前のパーティーメンバーだって事は前もって知ってたからな。そいつを攻撃すれば、絶対にお前はやってくる。」

 

 

なん、だと?

 

 

PoH「ブラッキーを麻痺させた後に、何人かにメッセージを送っといたんだよ。…で、結果、お前はノコノコやってきた。あの女の悲鳴が聞けたのも、いい余興だったしな。」

 

 

今、コイツは何て言った?

 

…理不尽にリンチされて、死にかけた彼女を、餌、と。

 

挙句の果てには、彼女が恐怖におびえる姿が、余興だったと。

 

アイツはそう言ったのか?

 

 

PoH「…という訳で、これで心置きなく、お前と殺りあえr」

 

 

カイタ「黙れ。」

 

 

PoH「…あ?」

 

 

今回の任務は、ラフィン・コフィンのメンバーを捕縛するという事だったが…

 

もう、

 

そんなのは、

 

クソ喰らえだ

 

 

アスナ「…カ、カイタさん…?」

 

俺は気を失っているレンコをアスナに預け、ゆっくり立ち上がる。

 

 

…許さない…

 

 

カイタ「………」

 

…俺を攻撃するのならまだいい。

 

俺をどうしようが、こいつらの勝手だ。

 

だが、俺を誘うために、わざとレンコを、それも集団リンチのように痛めつけて、死なせかけたこいつらは…

 

カイタ「…テメエら…」

 

…こいつらだけは…!

 

カイタ「…テメエらだけは……絶っっっ対に……!」

 

 

カイタ「叩 き 潰 す ッ……!」

 

 

次の瞬間、俺は怒りのままに、ラフコフの面子に襲い掛かった。

 

…同時に、胸の奥に何かが宿ったような、ドクンっと脈打つ感覚が走った…気がした。

 

 

 

 




いかがだったでしょうか。

さあ、「SAO」及び「仮面ライダーゼロワン」の共通点とも言える「アレ」の登場だ…


余談ですが、最近気分転換かつ多くの人に読んで欲しいと思って、大学のサークルに提出した作品を、こちらでも不定期で掲載する事にしました。

ジャンルは「艦隊これくしょん」です。

https://syosetu.org/?mode=ss_detail&nid=324589

こちらにリンクを貼っておきます。

よければこちらも見ていただけると、幸いです。

それでは、また。
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