木場が行方をくらましたとの情報を手に入れたキョウマは木場の捜索に向かう
その裏である堕天使が駒王町を襲撃しようとするのであった
駒王学園にて
午前の授業を受けたキョウマたちは学食に行くものもいれば弁当を食べる者とそれぞれの過ごし方をしていた
その中でもキョウマは黒歌と屋上で二人きりでお手製のお弁当を食べながらゆっくりしていた
「キョウマ、はい、あ~んにゃ~」
手作りの卵焼きを差し出す黒歌
「う、うめぇな、黒歌お手製なだけあってすごいうまいよ」
卵焼きを評価するキョウマ
「評価してくれるなんて嬉しいにゃ、もっと食うにゃ」
「おう、いただくぜ。」
キョウマは黒歌お手製のお弁当が入ったお重を二人で平らげた
「うぃ~食った食った」
「キョウマが気に入ってくれて嬉しいにゃ♪」
食事後に二人がイチャつこうとしていると部下である隆三が屋上に駆け込んできた
「ボス!大変です!」
「んあ゛―、俺と黒歌がイチャついてるときは入ってくるなって言ってるだろうが!」
邪魔されてキレるキョウマ
「ボス、それどころの騒ぎではありませんぜ、グレモリーのところの木場と俺たちのノエルが行方不明で、おまけに教会の連中や堕天使までがこちらを攻め込もうとしている始末です!」
「ノエルがだと…分かった、二手に別れて動くぞ、ノエル捜索と迎撃班に分かれろ」
「イエス、ボス!」
隆三はメンバー全員に緊急のメールを送りほかのメンバーも頃合を見て駒王を抜け出しノエル捜索と迎撃班に分かれて動き出した
ノエルサイド
白い法衣をまとった謎の人物に拉致されたノエルはとある教会の地下牢に監禁されていた
「う…うぅ…ここは…」
何者かに後頭部を殴られたせいか今でも意識が朦朧としているノエル
「ヒーっひっひ、ようやく目を覚ましたでござんすねぇ、蒼き聖女、ノエル=ヴァーミリオンちゃーん」
ノエルを拉致したフリードが地下牢に入り込んでくる
「フリード…とぼけたことを言ってないで早く私を解放してください!」
「解放はダメざんすよ~、もうノエルちゃんの蒼聖剣を解放する実験の道具で拘束しているざんすから」
フリードが指を鳴らすと実験装置が稼働しノエルに電流が走る
「きゃああああああ…キョウマく…ん…たす…け…て」
キョウマの助けを呼ぶノエル
ノエルが助けを呼んだ瞬間、牢の鉄の扉がへしゃげて一人の大男が入ってきた
「すんません、ノエル嬢、ボスはいま応戦中でして…このあっしが助けに来やした」
鉄の扉をへしゃげさせたのは隆三であった
「誰だァオメェは!?アッー!レイナーレ達を助け出したキョウマファミリーの幹部!?」
「ほぉ、そういうお前はあの時のガキか…レイナーレ、ミッテルト、カラワーナ!お前らはノエルを助け出して一度屋敷に戻れ、このガキは俺が相手をする」
「「「は、はい!」」」
堕天使3人娘はノエルを拘束していた実験装置を破壊してノエル共々一度屋敷に撤退する
「さて、貴様はどうしてくれようか!」
隆三はフリードを追い詰めていた
キョウマサイド
青田に救助を任せたキョウマはオーフィスたちと各地にいる教会連中と戦いを繰り広げていた
「バルパーの野郎…どんだけ手玉がいやがるんだ…殺しても殺してもキリがねえ」
「チルノ…我と力を合わせて…」
「おーがってんだー!」
「キョウマ…我、チルノと一気に一掃する」
「任せた!」
キョウマは今の場をオーフィスとチルノに任せる
「チルノ…行く」
「行くよーオーフィス」
「「氷竜嵐!!」」
オーフィスの無限魔力とチルノのダイアモンドブリザードが交わり大嵐が発生しバルパーの部下の信徒や神父を氷漬けにする
「おい、お前!」
氷漬けで動けない信徒の頭をわしづかみにするキョウマ
「ひ、ヒィィィィィ!な、なんですかぁぁぁ!」
「お前、金髪で剣を持ったクソガキを見なかったか!?」
「み、見ていない!見たとしても教えられるわけが…がうっ!」
「ほぉ、見たんだなぁ…命が惜しいなら速攻で居場所を吐け!」
「そ、そのガキならあっちの公園に行った…頼む!い、命だけは…」
場所を自白して命乞いをする信徒
「よし…お前だけは命を助けよう、その代わりとっとと去れ!」
「は、はいいいいい!」
信徒は氷から引き剥がされ急いで逃げていった
「(不穏な気配がする…公園はジャンヌがいるはずだ…あいつに任せるか)ジャンヌ!公園の方に木場がおるはずだ!そいつを発見次第援護にあたってくれ!」
「りょーかぁーい」
キョウマは携帯でジャンヌに指示を出す
「おい、曹操…いるんだろ!隠れてないでさっさと出てこい!」
曹操の気配を感知したキョウマは出て来いと叫ぶ
「バレてしまったか…やはりすごいねキョウマ君は」
「曹操…神父や信徒を差し向けたのはお前の差金か!?」
「違う、英雄派もいろいろあってね…今はカオス・フリゲートを脱退してねぇ…あの時、キョウマ君に言われてやっと気づいたよ…我々は魔王連中の手駒にされていたってことに…今は解散しているんだ…」
「で、お前の目的は何だ!?」
「正直、君たちの仲間になりたい…無理な頼みかもしれないがそこをなんとかできないかな?」
「いいぜ、いずれお前もヘッドハンディングする予定だったんだ。さて…早速だが敵軍の御大将がお出ましのようだ…軽くやるか」
「やっぱり大将はそうじゃないとな…久しぶりにあれを使うか!」
「キョウマ…我もいく」
「お前がいてくれると頼もしい…行くぞ!これでこの戦争を終わらせっぞ!」
3人で敵の大将である堕天使に突っ込んでいく
「曹操!さっさと串刺しにして酒飲むぞ!」
「おう!」
「えっ…ちょ…私の話を…ぐはぁ」
堕天使を串刺しにして早急に決着をつける
「あっ…名前聞いてなかった…まぁいっか…なんとかなるし…あっ生徒会とグレモリーの眷属だ…そ、総員撤退!」
キョウマ達は急いで屋敷に帰っていった
その頃公園では
「あーあ、早く片付いちゃった」
「そうだな…意外にもあっけなく終わってしまったな」
「それも、ジャンヌちゃんが暴れすぎだからだよ…」
「ごめんごめん…こうやって血祭りにあげたのって久しぶりすぎてさ…あっ…キョウマからメールだ、なになに?生徒会メンバーがこっちに向かってるから早く逃げて来い…あっ、ごめん、このあと用事あるから帰るねー、じゃあねーイリナ、ゼノヴィア」
「あ、あぁ…」
「はーい」
「あっ木場君…コイツもっと八つ裂きにしたかったらしちゃってもいいよ」
「あ、アハハ遠慮しとくよ…」
ジャンヌは急いで家に帰っていった
「授業を抜け出して大暴れしている生徒がいると聞いて来れば…逃げられてましたか…」
「そうね、ソーナ…でも、こいつらってこの街を消そうとしたのよ?」
「それを阻止したのはわかるが…授業を抜け出すなど…学校に戻ってきたらみっちりシゴキを入れないと…匙、あなたもです」
「そうね…今回はイッセーと佑斗もね」
「「あぁんまりだあぁぁぁぁ!!」」
「今回は言い逃れできないよね…」
グレモリー眷属とソーナ眷属が駆けつけた頃には時すでに遅し
とっくに騒動が片付いていた