そして、キョウマはまたしても東京に戻る時の新幹線で自分の許嫁であるノエルと出会うのであった
京都駅 新幹線ホームにて
この時間の新幹線で東京に凱旋するキョウマとオーフィスと黒歌は新幹線に乗る前に
幼馴染である九重に見送られようとしていた
「キョウマ達は…もう行ってしまうのか?」
少し寂しそうな表情で問いかける九重
「あぁ、もうアイツ等も俺のことを探すのを諦めたみたいだからな、今が東京に戻るチャンスなんだ」
事情を説明するキョウマ
「でも、私は寂しい…」
涙を流しそうになる九重
「な、泣かないで九重ちゃん…泣いたらこっちだて悲しくなるんだから」
泣きそうになる九重をなだめる黒歌
「バイバイ…九重」
別れを告げるオーフィス
「うん…」
この時の九重は少し寂しげな表情がなくなっていた
新幹線の発車時刻が近づいているのでキョウマたち3人は新幹線に乗り込むことにした
そして10分後、東京行きの新幹線は出発した
この時、見送っていた九重は寂しげな表情ではなく少し嬉しそうな表情をしていた
新幹線にて
京都から東京に向かう新幹線の内部でキョウマたち3人はくつろいでいた
その時、近くを通りかかった金髪ロングの外国人の女子がキョウマに話しかけてきた
「キョウマ君、久しぶりです」
金髪の女子はキョウマのことを知っているようだ
キョウマはその聞き覚えのある声ですぐに誰かを思い出しそうになる
「お、お前…」
「ノエル=ヴァーミリオンですよ、わ、忘れたのですか?」
自分がノエルということを伝える
「お、お前…本当にノエルなのか!?」
「はい!」
ノエルは返答するとキョウマに抱きつく
ノエルが黒歌とオーフィスの前でキョウマに抱きつくと二人は負けじとキョウマに抱きついた
「キョウマ~その女の子誰かな~」
「我、その女知らない」
キョウマに詰め寄るオーフィスと黒歌
この時、二人は黒い笑みを浮かべていた
そこで、キョウマはこの現状をなんとか回避するために意表を突いた策で正直に打ち明けることにした
「二人に黙ってて悪いと思っているがノエルはな外国の許嫁なんだ…」
ノエルが許嫁ということを暴露するキョウマ
この時、黒歌は理解したような表情だったがオーフィスは頭に?を浮かべているような表情だった
「我、イイナヅケ知らない」
「オーフィス~許嫁ってね、昔から決められているお嫁さんなんだよ~」
黒歌はオーフィスに許嫁のことを説明する
「わかった…」
黒歌の説明を聞いてなんとなく納得するオーフィス
「ノエルも駒王に入るのか?」
駒王に入るかを聞くキョウマ
「はい…キョウマ君と同じクラスで…」
同じクラスということも伝えるノエル
キョウマと同じクラスということにオーフィスと黒歌も反応した
「我も同じクラス…」
「黒歌も~」
オーフィスと黒歌も同じクラスということを言う
「そうですか…よ、よろしくお願いしますね!」
少しかしこまるノエル
「そんなに硬くならなくてもいいよ~ノエルちゃん」
「よろしく…」
ノエル、黒歌、オーフィスの3人は移動中の新幹線であるが親睦を深めていた
それから2時間後、東京行きの新幹線は到着し、キョウマ、オーフィス、黒歌、ノエルの4人は新幹線を降りて駅の出入り口で迎えの車を待っていた
「確かキョウマ君の実家って東京郊外の屋敷でしたよね?」
ノエルがキョウマの実家について聞いてくる
「そうだが…お前、俺の家来た事あるだろ、忘れたのか?」
「我、お前の家に行ってみたい」
オーフィスも興味を示す
「焦るなよオーフィス…直に来る」
キョウマたちは10分ばかり車を待機した
そして10分後、キョウマの部下らしき男が迎えに来た
「お迎えにあがりました。お仲間もご一緒のようで、さっこちらへ」
「ご苦労様、さっ乗るぞ」
黒歌たちはキョウマについていくように車に乗って実家に向かっていった
それから車で1時間揺られ郊外にある奴良邸に到着した
奴良邸ではキョウマの帰還を待っていた部下たちが出迎えの準備をしていた
そして、キョウマたちが門をくぐると部下たちが一斉に頭を下げた
「「お疲れ様です!!」」
部下たちは口を揃えてお疲れ様ですと声をかけそれぞれの持ち場へと戻った
「3代目、おかえりなせぇ」
キョウマたちが屋敷の中へ入ると身長が200cmくらいある大男がキョウマを出迎えた
「バーカ、3代目は会合の時だけにしろと何回言ったらわかるんだボケナス!」
3代目と呼ばれるのが少し気に食わないキョウマ
「スンマセン…それと、例の駒王の悪魔の一件、調べておきました、コレが例の資料です」
「黒歌、オーフィス、ノエル…紹介が遅れたな、こいつは俺の仲間の青田隆三だ、よろしくやってくれ」
青田の紹介をする
「青田です、よろしく」
青田は3人に挨拶をする
「よろしくお願いしますね」
「よろしく~」
「ヨロシク…」
青田の自己紹介に挨拶で返す3人
「さっ、部屋はこちらです」
青田はキョウマ達を部屋に案内した
その後、キョウマ達は部屋で休息を取るべく布団を敷いて眠った