そして、ある日、キョウマとリアスが用事をこなしている途中に
一人の男が来訪したことにより事態は大きく発展する
オカルト研究部部室にて
グレモリー眷属の王であるリアス・グレモリーとワールドクルセイダーズの王将である奴良キョウマは今後の合同活動日程について将棋をさしながら話し合っていた
「で、今後の歴史研究部とオカルト研究部の合同活動についてですが…あっ、その駒いただきです」
「やるわね…表向きの活動としてはこの街の都市伝説や歴史についての調査という名目で合同活動をしたいのだけどそれでいいかしら?」
活動内容の確認を取るリアス
「構いませんよ…こちらもその予定でした…あっ、王手です」
王手宣言をするキョウマ
「貴方、将棋強いのね…」
「そうでもないですよ。それよりリアスさん、顔が少しやつれているようですが何か悩み事でもあるんですか?」
リアスの様子からして悩みがあると察するキョウマ
その頃、ワールドクルセイダーズのメンバーとオカルト研究部のメンバーも食堂でお茶会を開いていた
「こ、このクッキー、レイナーレさまがお作りになったのですか?と、とても美味しいです」
アーシアはレイナーレが作る菓子の美味さに感動している
「えっ?アーシアちゃんってお菓子食べたことなかったんっすか?」
「そうらしいぞミッテルト、彼女は教会のパンとスープだけの質素な食事ばかり食べていたのだからな」
アーシアのことを調べていたカラワーナ
「カ、カラワーナさんのおっしゃるとおりです。私はパンとスープしか食べてないので…こんなに美味しいものは初めてで…な…なんででしょうね…悲しくなんかないのに涙が…」
なぜか涙を流すアーシア
「も、もう辛い思いをしなくていいのよアーシア…クッキーとかが食べたかったらいつでも私たちのマンションにきていいんだから…」
アーシアを抱きしめるレイナーレ
その様子を青田は微笑ましく見ていた
「こういう友情っていいなぁ…」
小猫の方をチラっと見る
「な、なんですか…私をジロジロ見て…気持ち悪いです」
少し冷たげな態度で返す
「白音ったら、ホントは隆三のこと、好きなんでしょ」
核心をつこうとする黒歌
「ね、ねえさま…何を言ってるんです、私は…」
顔が赤くなる小猫
「ほ、本当か黒歌!小猫が俺のことを好きだって思ってるのは」
話題に食いつく青田
「ホントだにゃ~、時々私に電話してくるんだけど其の時に隆三のことを好きだって口からこぼしてるにゃ~」
「ね、ねえさま…そのことは内緒にする約束なんじゃ…」
青田と黒歌と小猫は恋話に花を咲かせていた
その時、部室の方から異様な気配がし、双方の部長に異常事態が発生したと思った一同はオカルト研究部部室へ向かった
「キョウマ君!大丈夫ですか?」
「キョウマ…」
ノエルとオーフィスはキョウマの方に
「部長!」
「リアス部長…大丈夫ですの?」
姫島とイッセーはリアスの方に駆け寄る
「だ、大丈夫よ…やっぱり来たわね」
「リアスさん、あの人のご知り合いで?」
キョウマはホスト風の男をリアスの知り合いと思いリアスに聞く
その男が部室に現れたとき、部室はサウナと同じくらいの暑さであった
その男は『炎の中』から現れた
「ふぅ、人間界は久しぶりだ。
会いに来たぜ、愛しのリアス。」
男は『炎の中』から出てきてすぐにリアスに近づき結婚式の日程進行などの話し合いを一方的に彼女の意見も聞かずに押し進めていた
その様子を見てもいられなくなったキョウマはついに吼えた!
「おい!そこのストーブ野郎、出しゃばるのも大概にしろよ!この女性は『俺』と用事をこなしていたんだ!その邪魔をするんじゃねぇ!」
「誰だお前?よく見てみればここ最近レーティングゲームチームを立ち上げたクソガキじゃねぇか、お前のジジイがレーティングゲームスクールを立ち上げたからって悪魔以外の種族を集めて上級悪魔の遊びに徒党を組んで参加しようなんて調子に乗ってんじゃねぇよ
!」
男はキョウマの胸ぐらをつかみ炎でキョウマを燃やそうとした
「ライザー!その子は関係ないわ!その手を離しなさい!」
リアスはライザーにやめるように言う
「チッ、愛しのリアスの頼みなら仕方ねぇ」
ライザーはキョウマを投げ捨てた
投げ捨てられたキョウマを助けるべくワールドクルセイダーズのメンバーは急いで駆け寄った
「キョウマ…」
「キョウマ…あなたも私を一人にするの?」
「キョウマ、しっかりするにゃ…」
「キョウマ君…ひ、ひどい出血…だれか包帯を持ってきて」
「あっハイっす」
ノエルたちが駆け寄りミッテルトは急いで保健室に包帯を取りに行く
「キョウマ…しっかりしなさい」
「頼む!死なないでくれ!」
レイナーレとカラワーナも決死の看病をする
その時、ライザーの目にはSSランク級のはぐれ悪魔である黒歌とミッテルト・カラワーナ・レイナーレの堕天使3人が目に入り、精神的追い討ちをキョウマにしかけた
「お前、糞鴉3羽と主人殺しのはぐれ悪魔を入れていたとはな、堕天使とはぐれ悪魔を匿っていると上の奴らが知ったらお前は死んだな」
仲間を侮辱するかたちで精神攻撃を仕掛けるライザー
キョウマは動けるわけがなくかわりに青田がキレた
「ボスを馬鹿にするだけでは飽き足らず、我らの仲間を貶めるかオドレは!」
青田は自制心をなくしライザーに殴りかかろうとする
しかし、その時、大魔法陣からライザーの部下らしき女性総勢15人が現れ
その中でもパワーに自信のある部下が青田の一撃を止めた
「紹介しようリアス、これが俺の可愛い下僕たちだ」
「やはり、結婚を拒否する以上はライザーとのレーティングゲームは避けられないようね」
グレモリー眷属とライザー眷属の結婚をかけたレーティングゲームの開催が決まった
その後、キョウマは救急車で病院に搬送され1週間は静養ということになった