グレモリー眷属とライザー眷属のレーティングゲームが行われた
その様子を家のビデオで見ることしかキョウマ達はできなかった
奴良邸 会議室にて
キョウマ達ワールドクルセイダーズ一同はグレモリー眷属VSライザー眷属の試合のビデオを見るために会議室に集まっていた
「キョウマ…本当に見るの?」
オーフィスが本当にビデオを見るかどうか確認してくる
「見るも見ないもこんな大掛かりで派手な封筒で送られてきたら見ろって言われてるも同じだぜ」
見るということをオーフィスに伝える
「いいか、黒歌たちもはっきり見ておけよ、ライザーやグレモリーは俺たちが魔界で頂点を取るにあたっていずれ当たらなければならない宿敵、このビデオも研究材料になるってことよ」
説明をしつつセッティングをして試合のビデオを再生した
試合内容は以下のとおりであった
くぐった修羅場の数も、自らの配下の数もかなり劣っていたリアス達は十分健闘できただろうが、ただ、兵藤が『洋服崩壊』とかいうおふざけにも程がある技を使ってた
少ない兵力ながらも倍以上の差があるライザー眷属を限界まで削りきっていたのだが
兵藤とライザーの一騎打ちは一見、兵藤がライザーを吹っ飛ばし勝利したかのように思えたがライザーの力である不死能力により兵藤の連撃は水の泡となり兵藤に反撃し兵藤を吹っ飛ばし、戦闘不能にしたことによりグレモリー眷属の王であるリアスは心に大きな穴が空き、絶望を味わい投了したことにより決着がついた
ビデオは四時間にわたって再生された
「小猫があんなにやられるなんて…しんじられないにゃ…」
「ドライグ…」
圧倒的すぎる実力に失望するオーフィス、黒歌
「あ、あの、ビデオが入ってた封筒の中からこんな紙が入ってました」
封筒から落ちた紙を拾ってキョウマに渡すノエル
「こ、この紙って、あの焼鳥野郎、腹いせに結婚の様子を見せびらかすつもりだな…」
結婚式場への招待状である魔法陣が描かれた10枚の紙のようである
「キョウマ~どうする?行くの~?」
ジャンヌが行くかどうか聞いてくる
「行くしかないだろ、ついでに今日の夕飯も式場で済ませるとしよう」
結婚を見るのではなくあくまでも料理目当てで行くことになった
「キョウマ~ウチは結婚式の衣装はそのままでいいと思うっすけどほかのみんなはどうするんスか~?」
結婚式の衣装について聞いてくるミッテルト
「「「「「「「「「あっ…」」」」」」」」」
ミッテルトの発言に総員が固まった
「と、とにかく、スーツかドレスみたいなもの着ていればいいんだし、さっさと着替えて式場へ乗り込むぞ!」
キョウマが適当にドレスやスーツを着るように指示を出すとほかのメンバーは急いで着替えに行き10分後には全員式場に向かっていた
フェニックス家結婚式場にて
結婚式場ではリアスとライザーによる歪んだ結婚を祝福する上級悪魔たちでいっぱいであった
そこにキョウマ率いるワールドクルセイダーズ一行は入ろうとしたが口のきけない門番に足止めされていた
「何だァ貴様?ライザー様の結婚式に貴様らを招待した覚えはねぇぞ!」
門番の男は槍をキョウマ達の方につきつけて威嚇する
「そうです、そういうことですので早々とお引き取りください」
もうひとりの女の門番がお引取りを願う
その態度に青田は吠えて殴りかかりそうになっていた
「お゛い゛、雑魚がいきがってんじゃねえぞ!」
「お、落ち着くっス!青田っチ!」
「そうです、青田さん、落ち着いてください」
ノエルとミッテルトが制止しようとする
「ねぇ、キョウマ、この雑魚、切り刻んでもいいんだよね?」
ジャンヌも別のスイッチが入ってしまっている
「あーあ、こりゃァダメだ…青田!ジャンヌ!死なねぇ程度にボコボコにしてやりな!」
キョウマが許可を出すと青田とジャンヌは門番の二人をタコ殴りにした
「青田~ジャンヌ~早めに戻ってこいよ~そうせんと飯がなくなるぞ~」
「おう!」
「はーい」
門番のことは二人に任せて残りの一行は結婚式場に入っていった
「キョウマ、本当に良かったの?あの二人に任せて、あの二人今にも殺し得ない勢いだったけど」
レイナーレがなにげに門番のことを心配している
「いいんだよ、ああいうわからず屋にはこうしてでも教えるしかないんだ」
「そ、そうね…」
レイナーレはキョウマの発言にゾッとしている
「お、おーいキョウマ!」
後ろから誰かが追いかけてきている
「イ、 イッセー、お前、やはり主様を取り戻しに来たんだな」
追いかけてきている人物がイッセーだと気づく
「お、おう!」
「では、俺たちについて来い、俺たちも今から飯をいただきに同じところに殴り込むところなんだ」
キョウマたちはイッセーをメンバーに加え結婚式場に乗り込んだ
「あらぁ、遅いじゃないですのキョウマさんたち」
「姫島先輩、どうもです、ご無沙汰させていただいとります」
キョウマたちが来ていることに気づく
「さぁ、行け兵藤!貴様の花嫁を取り戻しに!」
「お、おう!行ってくるぜ!」
兵藤が自分の主を取り戻しに行こうとするがライザー眷属の兵士の双子の姉妹が立ちはだかった
「「ライザー様のところには行かせないよ!だから今から解体しまーす」」
イル&ネルがチェーンソーで兵藤を倒しにかかるがそこにノエルが助太刀に入った
「貴方たちに兵藤さんをやらせるワケにはいきません!」
ノエルはイル&ネルのチェーンソーを銃撃しその銃弾が動力部に当たり、チェーンソーは爆発する
その爆風でイル&ネルは気絶する
「ありがとう!ノエル!」
兵藤は決闘場に乗り込んだ
その後、兵藤はライザーと死闘を繰り広げ、危うくも勝利し主を取り戻すことが出来た
その様子を影である老人がこっそり見ていた
「あの小童、まだまだじゃの、あんなに苦戦をしているようでは我らには勝てまいて、行くかの、皆の衆、我らも動き出す時が来たようじゃ」
謎の老人とその仲間たちは戦いが終わるのを確認したあと、ひっそりと帰っていった