ヤーナム憑依転生   作:蓬莱鈍足

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せっかく10話まで投稿したので通常投稿しようかなと考えてみたけれど、習作だから細々とやりたいという厄介な考えもありどうしようかと悩んでいました。

そこで、ハーメルンについていろいろ調べました。
チラ裏投稿が約2000件の投稿、通常が約10万件。

これなら通常投稿しても他作品に埋もれるな!チラ裏と変わらんな!

ということで通常投稿に変えます。何かあったらもとに戻せばいいし。

一番書きたいところは赤い月あたりとEDなのでモチベはある。不定期投稿だけど……


10話 時間帯:夜

病で床に伏しているノア。彼女は無事だろうか。

ヤーナムが夜になると大体のNPCはおかしくなってしまう。何の影響も受けていないといいが……

 

大聖堂から家まで走る。家の近くにいる教会の大男は夜になったからなのか動かない。簡単に通り抜けることができた。

 

家に着きドアを勢いよく開く。

 

『ノア!!ただいま!!』

「うわ!何!?」

 

ノアの声だ!声に理性を感じる。家を出た時はしゃべるのも辛そうだったが今は平気なのだろうか?

まあ、ノアが辛くないならいいや。

 

『大丈夫か?何かおかしなことは起きてない!?』

「大丈夫だけど、もう少し静かに入ってきてよ。獣かと思った」

 

冗談交じりにいうノアだが、相変わらずベットで寝ておりよく見ると顔色は夕方と変わらない。

やはり早く夜を終わらせないといけない。

 

ミルチアと話しているとドタバタと音をたてながら狩人さんが入って来た。狩人さんをそのままにして家に帰ってしまったからな、申し訳ない。

ノアは入ってきた狩人さんを警戒していた。警戒を解かないと。

 

『この人は私と一緒に行動をともにしてくれている狩人さん』

「フーン」

 

すごい値踏みというか品定めというか、すごい狩人さんのことを探っている。

 

『狩人さんはすごく強くてたよりになる人なんだ。この人がいなかったら何回死んでいたことやら』

 

ちなみに、これまでの全ての死因はこの狩人さんからのものだったりするが、それは言わない。

ノアが狩人さんに尋ねる。

 

「あなたは医療教会の関係者?」

 

狩人さんは首を振る。

 

「ただの狩人か。ならどうしてミルチアと一緒にいるの?ミルチアが普通じゃないことはわかるでしょう?一体何が目的なの?」

 

そんな本人がいる前で言わないでほしい、傷つくから。

でも普通ではないのは認める。世間知らずの引きこもり憑依転生者だし。

少し落ち込む俺をしり目に、狩人さんはマスクごしでも分かるムッとした表情でノアの質問に答えた。

 

「私にとってこの方は神様で、私の唯一の存在だ。私はただ一緒にいたいだけでそこに目的などはありはしない」

 

狩人さんはまっすぐな目で答える。

すごく嬉しいことを言ってくれたが、ノアの前で神様発言は恥ずかしいから本当にやめてほしい。

 

「神様……」

 

ほら、ノアが俺を見ながら神妙な顔をしてる。勘弁してくれ。

 

「貴方の神様はいったいどの意味で……いや、その自信のありようは両方か」

 

神様に意味の違いなんてあるのか?それに何の自信?

困惑している俺を見ながらノアは言う。

 

「ミルチアのことをよろしくお願いします」

 

狩人さんが許された!やったぜ!

 

***

 

 

上機嫌で狩人さんとオドン教会へ進む。

 

これで獣狩りの夜の後でも狩人さんに大手を振って会うことができる。

むしろ一緒に暮らしてもいいかもしれないな。

 

狩人さんはヤーナムの外からやってきた家なし記憶なし。これからヤーナムで暮らすなら俺とノアとの3人で暮らすのは悪くないと思うのだ。

 

狩人さんも俺と一緒にいたいと言っていたし、ノアも狩人さんを悪く思っていないみたいだ。ノアは病人なので外で働ける人が増えるのは生活の点から大歓迎なはずだ。

 

輝かしい未来設計のおかげで薄汚いヤーナムの街が素晴らしいものに見える。壁に張り付いているアメンドーズもかわいく見える。

 

……ん?アメンドーズの向こう側に人影がある。あの人はもしかしてアイリーンさんか!?

アイリーンさんはブラボのNPCで主人公狩人に激励を送ってくれる数少ない人である。

夜になったからヤーナム市街から移動したのか。

 

「あの狩人が気になりますか?」

 

狩人さんが俺の視線の先にいるアイリーンさんに気が付いたようだ。

 

「会おうなどという考えはお止めになったほうがよろしいかと」

『えぇ!?なんで?』

「先ほどのアルフレートのように武器を向けられて警戒されますよ」

 

俺はそんなに不審者丸出しなのか。でもアルフレートの時のようになるなら会わないほうがいいな。

敵は増やさないのが一番だ。戦いでもそうだが、これからの日常に影響を出したくない。

 

仕方がない、灯に寄り夢でいろいろ準備をしたらそのまま禁域の森に行こう。

この悲しみは人形ちゃんにいやしてもらう。

 

「あんたかい。あたしをジロジロ見ていたのは」

 

うわあぁぁ!!

 

アイリーンさん!何故ここにいる!?

しかも武器持ってる!

ここでは聞こえないはずの声と姿を見て、慌ててその場から離れようとした。

だが、焦りで足がもつれて間抜けにも 尻餅をついてしまった。とても痛い。戦いなら死んでいた。

 

狩人さんは戦闘態勢だ。いつでも武器を振るえるようにしている。

そして、アイリーンさんは武器を手に持ってはいるものの、何もせず起き上がる俺を見ている。

 

「どんな輩かとおもったが、まさかこんなどんくさい………」

「何か用か」

 

狩人さんがすごい喧嘩腰だ。落ち着け、どうどう。

狩人さんが攻撃しないように服をつかむ。

アイリーンさんに向ける殺気が増えた。違う!縋ってない、止めているんだよ!

 

まずい、戦闘になったら困る。アイリーンさんから離れるために前世からの特技である愛想笑いを浮かべながら口を開く。

 

『この人、こんな夜だから気が立っているんです。気分を害してごめんなさい。それでは失礼します~』

「待ちな」

『あっ はい』

 

アイリーンさんはボロボロの紙のようなモノを差し出してきた。

「狩人の確かな徴」だ!

くれるのか。

 

「あんたはちぐはぐな子だね。ガワはあれだが中身はこの町にいる誰よりもまともに見える」

 

けなされているのか褒められているのか分からん。

 

このあとは激励の言葉とオドン教会の地下墓について話を聞いた。

ファーストコンタクトは問題があったがアルフレートのときのような居心地の悪さはなかった。

狩人さんも話すうちに警戒をといてくれてし。

 

一通り話が終わり、アイリーンさんを残して先に進もうとした時だ。

アイリーンさんに呼び止められた。

 

振り返るとかなりの距離にアイリーンさんがいた。

近くの狩人さんに聞こえない小声で言う。

 

「あんたが消えたらあの狩人は壊れるよ。気を付けることだね」

 

狩人狩りの視点からの言葉か。狩人さんは危うく見えるのか。

確かにエミーリア戦であんなことがあったからな。

 

わかったといい、俺たちはアイリーンさんと別れ灯に向かう。

次は禁域の森だ。長くなるぞ。

 




アイリーンさんの移動について

わけのわからない存在が自分のことをジロジロ見ていたらそりゃ気になるよね。
普段とは違う獣狩りの夜だからなおさら。

ジロジロ見てきた異常存在の正体は、聖歌隊エリートに憑依したクソ雑魚平和ボケ一般転生者というヤーナムで生きていけなさそうな弱者という……

そんな訳の分からん存在に餞別の「狩人の確かな徴」をくれるアイリーンさん。かっこいい……

*

アイリーンさんとの会話部分は加筆したいですね。
アイリーンさんはブラボで上位に入る好きなキャラです。
原作内容を踏襲した文章を書きたいですが無理でした。正しい口調もわからん。助けて。

あと話の内容をあとがきで解説したいが、こういうのってあまりよくないらしいし、ネタバレになるし。むずかしいな。

考えていたりはするんですよ。クソザコ一般人の俺さんが獣狩りの夜を止めようなんてむちゃな事しだしたり、言動がおかしくなったりしたのも。
発覚とかそういうのは後半に出す予定だからガバみたくなってる。相当先だけど。


でも10話まで来たので簡単なキャラ解説

・ミルチア(俺さん)
聖歌隊のエリートさんに憑依してしまった転生者。
恩人ノアを助けるために獣狩りの夜に繰り出し、自分が前世に遊んでいた自キャラと出会い狩人になる。
やっと狩人として血みどろになる覚悟が決まった。

・狩人さん
前世の俺さんに操作されていたキャラ。
俺さんとともに朝を迎えたが、いなくなってしまったので周回して探していた。
今回の夜でミルチア(俺さん)と再会できた。
これからはずっと一緒にいたいです。

「再録」マルチプレイ時、単体ボス(渇けも・エミーリアみたいな)に対してどう戦ってますか?

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