ヤーナム憑依転生   作:蓬莱鈍足

11 / 19
禁域の森に行くはずが、なぜこんなことに?

NPCイベントとかヘムイックとか色々すっ飛んでいますが余裕ができたら書きます。



11話 禁域の森に行く前に

禁域の森に行く前に狩人の夢によった。

 

そこで準備と休息だ。狩人さんが準備をし、俺は休息……人形ちゃんとおしゃべりだ。

俺も準備を手伝おうとはしたのだが、そもそも何を準備するのか分からなかったため狩人さんに全てを任せた。ごめんな役立たずで。

 

狩人さんが準備している間に、人形ちゃんに”小さな髪飾り”をプレゼントした。

渡した後のぽろぽろと涙を流す人形ちゃんはとても美しかった。

狩人さんがいないときに渡すんじゃなかった。狩人さんには申し訳ないことをしてしまった。

罪悪感があるので、狩人さんの功績を伝える。

 

「この髪飾りは狩人さんがいなければ取りに行けなかったんだ。

だから私だけじゃなくて狩人さんからの贈り物でもあるんだ」

 

そう伝えると、人形ちゃんは視線を俺に向けて話始める。

 

「幾人かの狩人様から、教会の話を聞きました。神と、神の愛のお話」

 

人形ちゃんとのお話で一番好きな会話だ。

 

人形ちゃんのお話を聞く。

ただ、ゲームの時と違い、問いが俺に向いているような気がした。

人形ちゃんが口を開く。

 

「狩人様も、あの方を……」

「準備が終わりました」

 

ありゃ、タイミングが悪い。

でも狩人さんに面倒なことを任せてしまったのだ。待たせるわけにはいかない。

お話ならまた違うときにできるだろう。楽しみはとっておこう。

 

『話の途中だけどごめんよ人形ちゃん、また今度話そう』

「わかりました、いってらっしゃい狩人様」

 

ちなみに狩人さんは、地面に落ちていた人形ちゃんの涙石を拾い、俺にくれた。

 

しかし、人形ちゃんはいったい何を言おうとしたのだろうか。気になる。

神と神の愛のお話関係だろうか?

 

何でだろう?俺は何かそういったものを作ったっけ?

 

……分からん、俺は神でもないし上位者でもない、ただの一般人だからそんなたいそうなものは作っていないだろう。

 

作ったものといえば……

俺は狩人さんに話しかけた。

 

『狩人さんに私の作った輸血液をあげる。ただラベルを貼っただけだけど』

 

内職で作っていた輸血液だ。街に流通している一般的なものなので回復量は変わらないだろう。

 

本当は俺が持っていたほうがいいのだろうが、元々持っていたコレを使うということはほかのすべての輸血液を全て使い切った後、つまりボロボロということなので、だったら狩人さんに頑張ってもらおうという魂胆だ。

 

さて、輸血液を渡した狩人さんだが固まっていた。手渡した瓶をガン見している。

 

そしてボロボロと涙を流し始めた。

 

何故!?

 

「ごめんなさい、とても嬉しくて」

 

そんな泣く程の物じゃない。

 

『そんな紙を貼っただけの瓶に喜ばないくれ。夜が終わったらもっといいものを作るから』

 

そのまま狩人さんは大事に輸血液をポケットに入れた。

何も言うまい。

 

***

 

禁域の森に行く前に狩人さんが行きたいところがあるとこなのでついていくことになった。

 

聖堂街のアリアンナさんに会いに行くそう。

アリアンナさんか、娼婦でもなんでもエッチなお姉さんはいい。

 

彼女を安全な場所としてオドン教会に案内したいが最後が悲惨すぎる。

だからといってそのままにしても家の中で悲惨なことになっているのだろう。ヨセフカの診療所は論外だ。

 

狩人さんはアリアンナさんのイベントをどう進めるのだろうか。狩人さんを見守っていると

 

「誰かいるの?」

 

扉から声が聞こえた。アリアンナさんだ。何で分かった?

 

「おかしな香りの人ともう一人、とても不思議な人ね。とても不気味で恐ろしいのに親しみやすさを感じるわ」

 

恐ろしさは知らないけど親しみやすさを感じてくれてうれしい。

 

狩人さんとアリアンナさんの会話を少し離れた場所から聞く。狩人さんはアリアンナさんをオドン教会に案内するようだ。

あの選択肢の中では一番ましな選択肢だな。でもどうして狩人さんはアリアンナさんを助けたのだろうか?推しなのか?

 

狩人さんとアリアンナさんの会話が終わりその場から離れようとする。

 

「おい、そこの化け物」

 

近くの窓から声がした。位置的に偏屈な男の家か。

しかし、初対面の人間に失礼な奴だ。

 

「こんな化け物が外を歩き回るようになるなんてな」

 

気づかないふりをしていたが、やっぱりミルチアの体にこの世界の異物である俺が入ってしまったから、恐れられたり化け物扱いされたりするのだろうか。

 

「化け物め、今は人間のふりをしているがその醜い正体があらわになるだろうよ。俺は知っているんだ」

 

初対面の人間に失礼だな。

狩人さんが俺の近くに来た。ものすごく怒っている。

 

「よそ者か?まさかこの化け物を呼び込んだのはお前か?」

「私の神を侮辱するのは止めろ」

「神だと?気狂いめ。今日の夜もこの化け物がひどくしたんだろ!消えろ!俺んちのまえから!ヤーナムから消えろ!」

 

男が窓を中からたたく。

ハイハイ、お前の前から消えますよ。

 

その場から離れようとするが、狩人さんは動かない。

あれ、さっきよりも怒っている。

 

狩人さんは窓に向かって武器を振るった。

何やっているの!?

 

「ほら見たことか!お前らは碌な奴らじゃなかった!」

「私の神を侮辱するな!主に謝れ!」

『狩人さん、落ち着け!』

 

狩人さんを羽交い絞めにして家から遠ざけようとしたが、狩人さんの力が強すぎる。

こんな不毛なことは止めさせないと……

 

羽交い絞めをやめる。

 

『そんなにそいつを殺したいなら一人でやってろ!私は一人で禁域の森に行ってるからな!』

 

そのまま狩人さんを置いて元の道をゆっくり進む。

狩人さんの動きが止まり、俺のほうに走ってきた。ムスッとした顔をしている。

 

はあ、疲れた。

 

***

 

聖堂街から森に向かう途中に脳喰らいと戦った。

脳喰らいは脳を吸ってくる恐怖の敵である。ゲームで大事にためた啓蒙を何回吸われたことか。

 

狩人さんが脳喰らいを見つけた時は、まるで親の仇を見つけた時のような勢いで攻撃していた。

脳喰らいも俺を見向きもせずに狩人さんに一直線だった。

結果は狩人さんのノーダメ勝利である。

 

道を進むとアルフレートがいた。アルフレートを視認した時にびくついてしまったが彼もびくついていたのでセーフ。

 

ひきつった愛想笑いを浮かべながら彼の横を通り過ぎ、ブラボのホラーポイントである門番がいる場所についた。

 

この門番に合言葉である"かねて血を恐れたまえ"を伝える。

さっきまで笑いながら合言葉がどうこう言っていた男だが、扉が開くと男がすでに死んでいるのだ。

 

ほんと何なの?風圧で一瞬で死んで一瞬で風化したのか?

怖いので茶化してごまかす。

 

階段を下り禁域の森に到着。

このエリアは長いし、迷うし面倒くさい。

 

そういえば、ここは禁域の森にはアレができる場所があるじゃないか!

 

 




次こそ禁域の森攻略!

「再録」マルチプレイ時、単体ボス(渇けも・エミーリアみたいな)に対してどう戦ってますか?

  • とりあえずタコ殴り
  • 攻撃係と囮
  • 部位破壊
  • ボスごとに決まった戦い方がある
  • 何も考えていない
  • その他
  • 結果だけ見る
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。