ヤーナム憑依転生   作:蓬莱鈍足

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自分の考えるbloodborneの世界設定と小説内の設定が違う……
出来るだけ近づけようとしているけどなかなか難しい。

獣狩りの夜はメルゴーの泣き声を止めて終わるけど、他の夜でも繰り返しているんだよね?
そうだよね?
↑さすがにゲーム内と同じことは毎回起きてないみたいですね。そりゃそうだ。(4/30)



3話 獣狩りの夜

ここ最近、獣の病にかかり獣になってしまう人々が増えているようで、近々に獣狩りの夜が始まるだろうとノアが話していた。その影響かノアがピリピリしている。

俺がミルチアに憑依してから初めて迎える「獣狩りの夜」。原作ストーリーはいつだか知らないが、それ以外の夜なら家で待っていれば終わるだろう。

 

しかし獣か。ノアの仕事は普通の人より獣に会う確率が高いのだろう。身を守るためのすべがないと危ないのではないだろうか。

俺の心配を知っているのか、ノアは一本の杖を見せてきた。金属製で頑丈そうだ。

あれ?もしかして……

 

「これは仕込み杖なのよ。」

 

そういうと、杖を一振りする。機構が作用したのかまっすぐだった杖が、刃のたくさん付いたギザギザしたものへ変化していた。

ノアは杖の先の部分を引っ張った。杖身が伸びている。また、杖先を勢いよく刺すように当てる。まっすぐの杖身になっている。

本物の仕込み杖だ!かっこいい!

 

テンションの上がっている俺にノアが仕込み杖を貸してくれた。

まっすぐの杖を振る。杖はギザギザになっている。俺でも使える!

流石に室内で鞭を振り回すことはできないので、元に戻して返そう。杖先を勢いよく刺すように床に当てる。

しかし、元に戻らない。なんで!?

何回も杖先を床に当てる。3回目でどうにか元に戻った。えぇ、なんでぇ。

 

ノアは杖が壊れていないか確認していた。不器用でごめん。

 

+++

 

内職の仕事量が増えてきた。そして外で悲鳴やら怒号などが聞こえるようになってきた。獣狩りの夜に近づくにつれ外は獣が増えているのか、どんどん治安が悪くなっているようだ。

確かにゲームでは死体やら荷物やらがあちこちに転がっていた。自分の生活圏でこんなことになるなんてすごい嫌だ。

 

そんな中、ノアは体調が悪くなり家にこもるようになった。獣狩りの夜が近づくにつれノアの病状は日に日に悪化し、今ではベッドの住民になっている。

 

家には輸血液や食料がたくさんあったので家から出ないで済んでいる。

 

そして獣狩りの夜になった。ノアはいつにも増して辛そうだ。

ノアは体がぞわぞわする、頭もいたいと今までとは異なる症状で苦しんでいた。輸血液を使いどうにか今は落ち着いている。

 

ノアの体調不良は獣狩りの夜が原因だと考える。獣狩りの夜の当日とそれまでの日々で症状が違うのは上位者のせいだろう。

きっとそのまま家にこもっていれば夜は終わるだろう。だが、今までのように暮らせる保証もない。ノアもこのまま長引けば死んでしまうかもしれない。

 

ブラボの知識はある。夜は俺にしか終わらせられないわけではないが、メルゴーの泣き声を誰よりも早く止めることが出来るかもしれない。

 

ヤーナムの土地勘は全くないが、ゲームとは異なる道でヤハグルの再誕の広場に行けるだろう。もしかしたら夕方にはミコラーシュの亡骸に触れて悪夢に行けるかもしれない。

ボス戦は不安しかないが、道中は走り抜ければ大丈夫だろう。

 

「ノア、私は外に出るよ。夜を終わらせてくる。」

 

ノアはしゃべることが出来ないのか、俺の服をつかんで引き留めようとする。

 

「ごめん。本当は一緒にいてあげた方がいいのはわかる。でもノアが苦しんでいる原因がわかっているのにそれをそのままにはできない。」

 

俺の言葉を聞いたノアははっとした顔をした後に部屋の一角を指さした。そこにはノアの仕事道具がしまってある棚があった。

仕込み杖をはじめ、短銃、火炎瓶や投げナイフはもちろん。白い丸薬や鎮静剤、骨髄の灰が所狭しと並んでいた。

まあ、聖歌隊に所属していたからある程度の戦う心得はあったんだろうけど、相当危ない仕事をしていたようだ。

 

ノアはこの道具を貸してくれるようだ。

 

「ありがとう。必ず戻ってくる。

私が帰ってきたら“おかえり”って言ってほしい。いつもは私が言っているからたまには言われてみたい。」

 

俺の言葉がおかしかったのか、ノアはクスクスと笑いながら見送ってくれた。

 

+++

 

とりあえずオドン教会に行こう。今はどういう状況なのかを知る必要がある。ブラボの癒しキャラの赤ローブさんがいれば話を聞けるかもしれない。

 

夜を終わらせればノアの体調も良くなるだろう。

近くにアメンドーズがいるからあまり行きたくないが仕方がない。

俺には啓蒙が無いはずなのに何故かはっきりとアメンドーズが見えるのだ。

 

装備は聖歌隊装備だ。部屋着で獣狩りはできないし聖歌隊装備はゲームでも防具の一つだから着ないわけにはいかない。

頭装備はつけない。目隠しが邪魔なのだ。

 

持ち物は普通の斧とノアから借りた仕込み杖だ。

相変わらず鞭から杖への戻し方が不安定で、ただの杖として運用している。仕掛け武器は難しい。

メインは家の横に落ちていた普通の斧だ。

ただの斧でも侮るなかれ。ゲームでは序盤で斧持ちホワイ兄貴に何回も殺された。

ちゃんとした武器はよそで手に入るだろう。

 

聖堂街を走り抜ける。途中にデカ物の教会男がいたが気づかれることはなかった。

オドン教会に隣接する井戸のある場所に出る。相変わらず壁にアメンドーズが見える。

そんな広場に人影があった。

教会の男ではない。教会の男は皆死んでいた。

では誰なのか。

 

枯れた羽が特徴的な帽子

カッコいいデザインのコート

片手にノコ鉈

片手に短銃

そして月の香り。

 

もしかして主人公じゃね?

 




俺さんは上位者があまり好きではないようですが、作者はとてもすこです。
星界の使者や冒涜アメさんはターン性。
メルゴーの乳母はかっこいい。メンシスの脳みそはカレル文字を落としてくれる。
遺子は戦うときの死闘感がいい。月の魔物は戦いやすい。
エブタソは一周目で何十回も会瀬を交わした仲です。(ザイオンス効果)

……ロマ?あの小さな子蜘蛛でしょ?


・話の補填

ノアが俺さんを引き留めたのに、はっとした顔になって送り出した理由は俺さんを上位者であると思い出したからです。
ノアは俺さんが外に出る理由を、上位者同士の縄張り争い的なものと思っています。勝てば元々いる上位者の力(獣狩りの夜の影響)をかき消す……みたいな。

上手く文章中に組み込めなかった。難しいな。

「再録」マルチプレイ時、単体ボス(渇けも・エミーリアみたいな)に対してどう戦ってますか?

  • とりあえずタコ殴り
  • 攻撃係と囮
  • 部位破壊
  • ボスごとに決まった戦い方がある
  • 何も考えていない
  • その他
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