ヤーナム憑依転生   作:蓬莱鈍足

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戦闘シーンって難しいね。

関係ない話ですが、作者が嫌いな狩人NPCは大聖堂横のルド長銃・銃槍持ちです。
遠くから無限銃弾でバカスカ撃ってひるませてくる。まったく、嫌な敵ですよ。



4話 月の香り

主人公らしき狩人がいる。

 

原作の獣狩りの夜は今日だったか。なら家で待っていれば夜が終わるってことか?赤い月はどうしよう。考えることが増えた。

 

しかしあの主人公みたいな狩人、佇まいが歴戦の猛者のソレだ。

隙がない。下手に動いたら見つかってしまう。もしかしたら気が付いているかもしれん。

 

どうしたものかと考えていたら襲いかかってきた。

いきなりか!!こっちの武器はただの斧と杖を持った一般人だぞ!!

 

主人公はノコ鉈のノコ攻撃を繰り出す。

ノコ攻撃は出が早いがリーチがない。バックステップで避ける。しかし、返しで変形攻撃を繰り出してきた。

すかさず斧の柄でガードする。相手の力が強く柄が曲がってしまった。強い。

狩人の顔が視線に入る。顔の半分が隠れて詳細はわからない。

だがわかったことがある。

 

目が完全にイっちゃっていた。

夕方の時点で力が強くて、目がイっちゃっている。こいつ二周目以降の狩人だろ!

し、死ぬ!!無理無理無理!!敵スルーをしない狩人は目の前から敵が消えるまで止まらない!!俺がそうだったから!!

 

狩人の右手が動いた。とっさに横に避ける。

ワンテンポ遅れて銃声。

 

ゼロ距離銃撃か。怖い。

とにかく距離を取る。背中を向けたら撃たれる。

元日本人の俺は銃が怖い。

 

ともかく今は狩人の水銀弾を減らそう。NPCの水銀弾は無限だが、月の香りの狩人こと主人公は増やして多くても25発。

道中にカレル文字で25発まで増やすことは基本ないから20発だろう。武器のリーチ外まで離れて銃弾を避ける。そして壊れた斧を投げて目くらまし。そして逃げる。

素晴らしい作戦……うっわ!!ルドウイークの長銃を出してきた!!

 

+++

 

何とか20回ほど避けることができた。少し弾丸が当たったが一発の威力が低いことが幸いした。そこまで体力が減らされた感じはない。水銀で良かった。鉛なら死んでいたかもしれない。

狩人は余裕があったのだろう。太ももあたりに注射針をさしていた。まあ、倒そうなんて考えていないので全く問題ない。

 

よし、壊れた斧を投げて目くらましだ。斧を振りかぶる。

狩人は避けるか何かの行動を取るだろう。

 

狩人が持ち替えた短銃を向けて発砲した。強い衝撃で大きく体勢が崩れる。

 

え?

 

狩人はそのまま俺の、ミルチアの体に手刀をぶち込んだ。内蔵攻撃ことパリイだ。

 

忘れてた!!!!体力で水銀弾を補充できたことをすっかり忘れてた!!!!

腕を突っ込まれただけで痛い。終わった。

 

走馬灯が流れる。ミルチアの思い出ではなく俺の思い出だけだが。

思い出はブラボのゲームのことばかり。ほとんどが死んでる記憶だ。俺が死にそうだからってプレーした自機が死んでる思い出は走馬灯としてどうなの?

それでもやっぱり主人公は強い。きっと……

 

「私の自機もこんな感じだったのか。」

 

心なしか自分のプレーした自機に似ている気がする。

しかし悔しいな。ノアは助けられず、ミルチアを死なせてしまった。

 

体から手が引き抜かれる。

俺は仰向けで倒れた。

体に穴が開いている。血がドバドバと体から流れ地面を濡らす。力が入らん。

 

仰向けで倒れる俺に狩人が近づいてきた。腹の痛みで声が出ない。

殺すなら早く殺してくれ……。

 

……あれ?なんで俺は生きている?高レベルの内蔵攻撃は俺みたいな雑魚は一発だろうに。

そういえば、内蔵攻撃されたのに内臓がぶちまけられていない。手が引き抜かれただけだ。

 

狩人は俺の隣にしゃがみ込み、輸血液を俺に使った。

普通の輸血液の他にも、狩人は自分の太ももあたりから自分の血を注射器で抜き、そのまま俺に刺し使ってくる。

汚い。衛生観念もクソもない。でもリゲインで回復するから針の使いまわしなんて今更なのだろうか。

 

しかし、俺を回復させる理由がわからん。

もしかしてミルチアの可愛い顔に惚れたのか!? 下品で同人的な展開は止めてくれ。

ミルチアの体はそんな安いものではないし。俺の精神にも悪い。肉体面で女性であることを受け入れたが精神はまだまだ男なのだ。ユリでもBLでも受けにまわるのはごめんだ。

 

すこしでも抵抗するために体を動かそうとするが、痛みで身をよじる程度の動きにしかならなかった。

 

狩人が口を開く。

 

「あぁ、神様。やっと会えましたね。」

 

??????

 

何言ってんだこいつ?

混乱している俺の前で狩人が手袋を外した。手首から血を出してビンに注いでいる。リストカットだ。

何をしているんだ?

 

狩人は血をあらかた注ぎ終わると、痛みと混乱から開けたままの俺の口へ狩人が自分の血が入った瓶を突っ込んだ。

クソまずい!!!まずくて吹き出しそうになるが、狩人がビンを口から出してくれない。

限界まで減った体力と血のまずさで意識がどんどん遠のいていく……

 

+++

 

おかしな夢を見ている。これが明晰夢か。

今さっき殺されかけたオドン教会の井戸のある広場で地面から身を起こし立ち上がる。

辺りを見渡したが主人公狩人はいない。代わりに人間ほどの大柄な獣がいた。大橋にいるあの狼だ。ゲームで下水道に行くとき追いかけられて何回も死んだ思い出がある。

 

武器は無く素手だ。だが明晰夢、どうにでもなるだろう。交戦するために身構えるが全く寄ってこない。

獣は何か困惑している様子だった。なんだこいつ。

とりあえず、足元の石を投げる。石に当たった狼はいきなり燃え上がった。そのまま燃えて灰になっていく。何だったんだこいつ。

 

困惑していると後ろからささやき声が聞こえた。振り向く。

するとそこには白色の小人が……知ってる!マスコットの使者君じゃないか!

しかし、彼らも俺の姿をみて困惑していた。えぇ。

なんで俺も含めてこの夢の登場人物はみんな困っているんだ。誰か説明してくれ。

 

何も分からない状況の中で視界がチカチカする。起床の時間か。

 

目が覚めるとそこは「狩人の夢」だった。

なぜ!?

 




本格的に不定期になります。
ネタとかプロットらしきものはあるのに中々うまく進められん。

+++

考察のような妄想

ブラボで初めの方で見るあの悪夢は、狩人の夢につながる狩人(月の香りの狩人)を選別するための通過儀礼的なものと考えています。

「再録」マルチプレイ時、単体ボス(渇けも・エミーリアみたいな)に対してどう戦ってますか?

  • とりあえずタコ殴り
  • 攻撃係と囮
  • 部位破壊
  • ボスごとに決まった戦い方がある
  • 何も考えていない
  • その他
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