それにしてもBloodborneでは周回プレイというメタをどういう感じに世界観に取り入れているのだろうか。
入れていないと言われたらそれまでだけど……夢オチ?
【狩人視点】
「青ざめた血」を頭中の声と共に求めてヤーナムの地を巡り分かったことがある。
頭中の声は上位者と呼ばれるモノであるということだ。だがヤーナムの地に巣食う不気味な上位者とは全く違う。
人と同じような価値観を持ち、人が忌避するものを理解する。悲しみを理解し怒りを覚える。私とは一切の交流もなく、その感情の流れは一方的であった。それでも私にとってはともに困難を乗り越え心の支えであったのだ。
頭中の声は神様なのだ。私のもとに降りてきてくれた私だけの神様。このヤーナムの地で私を導いてくれる唯一の存在。
聖職者は神を唯一の存在としているらしい。私も頭中の声を「主」として崇め、狩りから離れて共に生きる。そんな穏やかな道を進むのもいいかもしれない。
その時の私は「青ざめた血」の存在を忘れ、ただ夜明けを迎えたヤーナムで主と共に暮らす未来のことしか考えていなかったのだ。
夢の中でゲールマンの介錯により目を覚ます。ヤーナムの街は朝日によって美しく照らされていた。
夜には感じることができない暖かな日差しの中で気が付いてしまった。
私は一人になってしまったということに。
ヨセフカの診療所で初めて目覚めた時よりも強い不安と焦燥が襲う。それらは絶望となって体をむしばんでいく。
視界はどんどんと闇に覆われてゆき……
気がつくと固い診察台に横たわっていた。
傾いた暗い陽光が入り込む薄暗い部屋。ここはヨセフカの診療所だ。
そして当然ながら私の中には誰もいなかった。
どうしてだ。どうしてなんだ。ただ私は神様と…主と共に生きたかっただけだ。
だが時間が巻き戻っているのかヨセフカの診療所にいた。
なら主を取り戻すまでこの夜を繰り返すだけだ。
前回はゲールマンにそのまま首を落とされた。今回はゲールマンを殺そう。
主との戦いの経験を生かして敵を殺し、ゲールマンを殺した。
殺したら月の魔物が出てきて抱擁されて夢に囚われた。ゲールマンの役割を、遺志を受け継いだ。
主とは会えなかった。
気が付くとまたヨセフカの診療所に戻っていた。
月の魔物を殺せば主に会えるのか?
私は「3本目のへその緒」を集めた。主と共にいた時に何個か集めたのだ。この「3本目のへその緒」を学長ウィレームは上位者の思考を得るためにあるいは、人として上位者に伍するために求めたという。
上位者の力を得ることが出来れば、いや上位者になれば月の魔物を殺してまた主と会うことが出来るかもしれない。
「3本目のへその緒」を集めて力を手に入れて月の魔物を殺し、上位者になった。
主とは会えなかった。
ヤーナムの地下にある遺跡を潜ればまた主と会うことが出来るかもしれない。
トゥメルの女王ヤーナムを殺し、血晶を集めて力を付けた
主とは会えなかった。
なら回数だろうか。何度も夜明けを迎え、遺志を受け継ぎ、上位者になった。
それでも会えない。
それでも繰り返していけばいつか主と会えるはずだ。
何度も何度も何度も何度も繰り返し、考えることを放棄しながらただ獣狩りの夜を繰り返した。
そしてある夜、私の神様が人の体をまとって目の前に現れた。
**********
アルフレートと別れ建物の地下へ進む。
そこには医療教会に焼かれ見捨てられた街「旧市街」へ続いていた。この街には昔にあったであろう栄華は感じられない。
さて、ここにはガトリングおじさんことデュラがいる。罹患した獣を人として扱い、狩人から守っている。
守るのは勝手だが、旧市街に入ってくる狩人を見境なく殺すのはいかがなものか。全くもって困る。
旧市街の攻略法は敵を無視して全力で走り抜けることがベストだ。
だが悲しいかな、俺と狩人さんには大きなステータスの差がある。全力で狩人さんに走られてしまったら俺は遅れてしまう。
そんな感じで街中で狩人1人とくそ雑魚一般人が2人でゾロゾロと旧市街を進んでみろ。後ろを走る俺が蜂の巣にされる。
張り紙のついた扉を開ける。旧市街に響くデュラの声を聞きながら、どうしたものかと思案する。すると狩人さんが何か思いついたのか口を開く。
「主はここでお待ちください」
そう言い残し、扉から左手の道を走って行った。そしてすぐさまガトリングの弾丸の閃光が塔上部から見てとれた。狙いは狩人さんだろう。
少し時間が経った後にガトリングの閃光が止み狩人さんが扉から見て右側……ショートカットがある道から出てきた。
「では行きましょう」
そう言って狩人さんは先ほどの戻ってきたショートカットの道に足を進めた。
しかし意外だった。てっきりガトリングの弾幕の中で狩人さんと旧市街ツアーでもするかと思ったが、まさかショートカットを開けてくれるなんて思ってもいなかった。
『ありがとう。ショートカットを開けてくれたんだな』
「本当は旧市街も一緒に巡りたかったのですが、ガトリングの弾が飛んでくるような場所ですから。流石にそこで主を連れて行くわけにはいきませんから」
お前意外と優しいな。
「あとでデュラや獣を皆殺しにしますから、そしたらゆっくり見て回りましょう!」
やっぱり頭が狩人だった。
・・・
聖杯教会こと「血に渇いた獣」のボス戦場に来た。
こいつの怖いところは「毒」だ。後半近づいただけで毒値がたまる。低レベル帯の時はできるだけ早くこいつを倒すかが肝だった。
早く倒すために必要なのが「発火ヤスリ」と「獣血の丸薬」だ。
弱点とドーピングでさっさと終わらせよう。
ただ不安なのが「獣血の丸薬」だ。「獣血の丸薬」は獣血を固めたものであることだ。体に悪そうだし味は絶対に血の味がするだろう。
だが食べないという選択肢はない。仕方なしに手にとって口に入れようとしたが、
「ダメです」
狩人さんに「獣血の丸薬」を取られてしまった。なんでだ。早く倒すには食べたほうが早く倒せるのに。
狩人さんに抗議をしたところ、
「どこの獣だか知らない血なんて、主の体に入れるわけにはいきません。変な影響が出たらどうするのですか!?」
俺も体に変な影響が出そうだとは思う。でもこの体に俺が憑依をしてしまった時点で変な影響もくそもない気がする。
「血は精神に影響を与えます。口に入れるのであれば私の血を使ってください」
狩人さんはそう言い、血がなみなみと入った瓶を渡された。発狂しそうになったら使うことにする。
とりあえずお礼を言い、廃墟になった教会に足を踏み入れる。
廃墟の中にたたずむは「血に渇いた獣」。
うーん、翻った皮が気持ち悪い。
狩人さんが血の酒を壁に向かって投げる。酒瓶が壁に当たり割れると同時に強烈なにおいがあたりに広がる。
どこかで嗅いだことがある気がする匂いだ。
狩人さんが「獣血の丸薬」を食べ、武器をヤスリで発火させ「血に渇いた獣」……渇けもにノコ鉈を振るう。
あとは二人でタコ殴りだ。俺はできるだけ渇けもの後ろに陣取ろう。タゲ取りは狩人さんに任せる。
発火ヤスリで武器に火をつける。そして後ろに移動して武器を振り下ろそうとした瞬間に渇けもが死んだ。
狩人さんが俺のほうを向きマスク越しでもわかるドヤ顔をする。
すごいよ、うん。すごいけど早すぎないか?俺何もしてない……。
そんなRTAを想起させるような速さで渇けもを撃破した。
俺は何もせず全て狩人さんが終わらした。
……もしかしたら、俺はついていくだけで何もせずに狩人さんに任せる寄生プレイが可能なのだろうか?
最高かよ。これで心配する点は道中だけだ。血の遺志は全部スタミナに振ってしまおうか。勝ったな、ガハハ。
そんな上手くいくわけがないんだな、これが。
ちなみに、渇けも数秒撃破は実体験です。
初めてのマルチで丸薬食ってヤスリを使って、渇けもの後ろに移動していたら渇けもが死んでた。
〇補足みたいな設定
Q.俺さんは上位者に転生していたの?
A.転生したら上位者だった!という設定ではないです。そこはフワフワしてる。
でもヤーナムを第四の壁の向こう側から観察し、操作し、主人公狩人をキャラメイクという体で創造している我々は見方によっては上位者なのかもしれない……
Q.ボス戦でアルフレートをよばなかったのね。
A.狩人さんさんが反対したか、俺さんがアルフレートに露骨に警戒されてビビって止めたと思われます。
〇本当にどうでもいい戯言
エルデンリング楽しい。エルデンリングの二次もかきたい。
頭にぼんやり浮かんでいる設定の精査も何もしていないネタが浮かんでる。
狭間の体がでかいの敵(夜の騎兵とかカイデンとか)で小さく生まれた主人公の話とか……
例えば「夜の騎兵」として生まれる(または仕える)ものの、体が小さいので碌な仕事をもらえず各地を夜騎兵装備+馬で放浪する主人公が褪せ人さんに付け狙われる。そしてなんだかんだで一緒に旅をすることになって王の右腕だか左腕かなんかになる話が作り……いや読みたい。
主人公以外の「夜の騎兵」の騎兵さんは主人公のことを気にかけていたり、かわいがっていた過去があるとよき。そうすれば「夜の騎兵」の戦技が使えるし、正気を失った仲間を殺すといううま味な裏骨が生まれる。
それ以上に褪せ人さんに分からせられる主人公が見たい(もちろん戦闘でも性的にでも)
ネジがどこか外れているようなやつに執着される話っていいよね。
「再録」マルチプレイ時、単体ボス(渇けも・エミーリアみたいな)に対してどう戦ってますか?
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とりあえずタコ殴り
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攻撃係と囮
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部位破壊
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ボスごとに決まった戦い方がある
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何も考えていない
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その他
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